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年間100億円超の被害!クレジットカードのスキミング(磁気データ盗難被害)に気をつけよう!

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年間100億円の被害

カードの不正使用被害は年間100億円超

クレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済の比率を今後10年で40%まで高めると金融庁と経済産業省が主導で決済端末の普及に乗り出しました。

日本も欧米のように本格的な「カード社会」に突入しようとしています。カードは大変便利な決済手段ですが、デメリットも持ち合わせています。

近年、様々な手口でカード情報を抜き取られて不正に偽造カードを作成し、悪用される被害が多発している状況です。クレジットカードの不正使用の被害額は2014年だけで106億円に上っています。

スキミングの手口

従来のスキミングは、カード裏面の磁気ストライプ部分に記録されている情報をスキマー(スキミングマシン)と呼ばれるカード情報読み取り装置に通す事でデータ盗み取ったり、カード決済が利用可能な店舗に夜間に侵入し、CAT(信用情報照会端末)に仕掛けを行いデータを盗み取るなどの手法が取られています。

スキマーによって抜き取られたデータは、情報の入っていカードに書き込まれ偽造カードとして高額な商品の購入などに悪用されます。

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ICカードへの切り替えが進んでいます

スキミング被害に遭った人の多くは、自分のカード情報が読み取られたことに誰一人気が付いていません。気が付いたら悪用される前に対応しているはずですから当然でしょうが、それほど気づかれにくい事も事実です。

特に危険なのがクレジットカードで、スキミングされた情報がダークウェブ上で取引されていることも少なくありません。

最近はスキミング防止のために磁気ストライプからICカードに変更している場合も多くなりました。万が一データを抜き取られても、暗証番号などを解読することは事実上不可能だと言われています。

ICカードは従来の磁気テープタイプのカードとは異なり、データを記録するための集積回路(ICチップ)を組み込んだカードで、データを暗号化して保存するため内部データを読みだされたり寒山されたりするリスクが極めて少なく、磁気カードに比べると格段に偽造が困難とされています。

日本国内でもICカードへ切り替える動きになっていて、経済産業省は現在70%程度の普及率のIC対応端末の普及率を2020年までに100%まで引き上げる方針です。(参考:クレジットカード取引におけるセキュリティ対策の強化に向けた実行計画-経済産業省

ICカード対応端末を導入している店舗では、カード利用時に原則サインではなく暗証番号を入力することになります。

ICカードでの決済

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ATMに取り付けられている

最近は銀行が対策をしているため少なくなりましたが、一時期ATMのカード挿入口に堂々とスキミングの端末を取りつけられていたことがあります。

他のATMマシンと比較すればおかしいと思うはずですが、周囲の色と一致させているため、気が付かないのです。

磁気ストライプ型のため端末とカードが接触しなければならず、挿入口は通常よりかなり狭くなっています。

カードを通しにくくなっているためか、おかしいと思った人が銀行に連絡をして発覚したようです。

こんな時に盗まれる

スキミング被害は財布などをなくした事で被害にあうことも多いのですが、それ以外にも巧妙な手口が多数存在します。

  • エステやゴルフ場、スポーツクラブなどでカードの入った財布を預けている時
  • 空き巣や車上盗難に合ったとき
  • 飲食店などのカード決済可能な店舗に夜間忍び込み、CAT(信用情報照会端末)に仕掛けを行いデータを盗み取る
  • カード決済時に店員が店の奥などに持っていきスキミング
  • 夜の繁華街などで財布からカードを抜いてスキミングしてカードを戻す

上記のようにスキミングの被害は日常的に起こり得る状況です。

ATMスキミングの手口動画

ICカードも狙われる

カード会社は磁気タイプのカードから積極的にICカードに切替を行っています。2016年でICカードは70%弱まで普及しています。

しかし、ICカードもスキミングに絶対合わないということではありません。スキミング犯罪の技術の向上もあり、やはり自衛の意識は大切です。

では、現在はどのような手段のスキミングの手口があるのかを解説します。

現在発行されているICカードは「接触型」と「非接触型」の2つが利用されています。この2つでそれぞれスキミングの手口が異なります。

接触型カード

接触型はカードと読み取り機の端子を直接接触させて通信を行います。カード表面にICチップが露出しており、確実な通信が行うことができます。そのため高いセキュリティが求められるクレジットカード決済やキャッシュカード・ETCカードなどに採用されています。

接触型ICカードからスキミングを行うためには、スキマー(スキミングマシン)とカードを直接接触させる必要があるため、ATM端末にスキマーを設置したり、ICカード利用可能店舗の端末にスキマーを仕掛けたりする手段になっています。

非接触型カード

非接触型にはカード内部にアンテナの役目を果たすコイルが内蔵されており、読み取り端末発生している磁界にカードをかざすと、無線通信でデータのやりとりができます。この技術はNFCと呼ばれていてWAONやEdyなどに利用されています。

非接触型の場合は、カードに直接接触しなくてもカードにスキマーを近づけるだけで情報を抜き取ることが可能です。電車やエレベーターなど人が密集した場所でスキミングが行われる可能性もあります。

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スキミングに対する防衛方法

ICカードでも確実にスキミング被害を逃れる方法というのはありません。個人単位でスキミングに対する意識をもってリスクを分散しましょう。

推測されやすい暗証番号は避ける

ICカード利用時には暗証番号が必要になります。この暗証番号は第三者に推測されない番号に設定するようにしましょう。また、暗証番号を入力する際には、手で画面を覆うなどしてスキミングのためのカメラなどへの対策を取りましょう。

仮にICカードをスキミングされてもICチップには暗証番号の情報は含まれていないため、暗証番号を知らないと利用が出来ません。ただクレジットカードの場合はサインを受け付けているところもあるのでこの限りではないので注意が必要です。

ネットを利用して利用明細を都度確認する

カード会社のネット上の個人ページからカードの利用を1週間に一度程度はチェックするようにしましょう。

通常カードに付帯している不正利用に対する補償は、被害から60日以内にカード会社に届け出を行えば補償の対象になりますが、利用明細の確認を怠ると60日気づかないことはよくあることです。

カードの利用からまだ日が浅いうちならご自身でカード利用の記憶もはっきりしていると思います。面倒でもネット上から利用明細を確認するようにしましょう。

口座を分ける

ATMを利用したスキミングは少なくなりました。しかし、スキミングの手段はいくらでもあります。いつ、新手のスキミング手段が開発されるかはわかりません。

銀行のキャッシュカードのスキミング対策としては、銀行口座の分散が挙げられます。万が一スキミングされたカード情報で預金が引き出されても、被害を最低限することが可能です。

最近はネットバンクが増えました。口座を作ることは難しくありません。また、引き出しができない定期預金に資金を預けることも一つの手段です。カード情報が流出できても、普通預金の残高がなければ引き出しはできません。

電波を防御

スマホを非接触型カードにする場合、使わないときは面倒でもロックすることをお勧めします。ロックされていると電波を出しませんから、スキミングは不可能です。

また、カード形式の非接触型カードは電波シールドを付けることで外部からのスキミングを防ぐことができます。電波シールド効果があるカードサイズのシートは家電量販店などで販売されています。

スキミング防止カードケース

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コンビニのプリペイドカードはATMでチャージできるように非接触型が多いです。ただ、スキミングされる現場としてはATM付近が多いと言われています。現金からのチャージをやめて、クレジットカードからのチャージにすれば被害防止に役立つのではないでしょうか。

使わないときは隠そう

クレジットカードなどのカードは外に出さないのが鉄則で、使わないときは隠すことが大切です。電波シールドを付けることはカードを隠すことと同じ効果があります。カードを隠すことでスキミング被害を防ぐことが可能です。

スキミングの手法の中には「のぞき見」もあります。クレジットカードは表面だけで買い物ができる情報がすべて詰まっています。通販で買い物をした際、クレジットカード情報をメールでやり取りするだけでスキミングされることもあるのです。

メールの内容なんて読めないだろうと思う人もいらっしゃるでしょうが、どこかで読み取られていることがあります。

クレジットカードもキャッシュカードも人前に出して自慢するものではありません。使わないとき財布に隠し、カバンの内側に入れることが大切です。

スキミングは磁気ストライプの場合は当然のこと、非接触型のカードであっても完全に防ぐことはできません。そのためリスクを落すためには情報を外に出す機会を少なくすることが大切です。これだけでかなり被害を防ぐことができます。

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