JNB(ジャパンネット銀行) Visaデビットカードは、日本最初のインターネットバンクであるジャパンネット銀行が発行するデビットカードです。
クレジットカードとは違い、ジャパンネット銀行の口座を開設するとキャッシュカードにVisaデビットがついてきます。
最短5日で発行され、発行手数料と年会費は無料で15歳以上であれば審査なしで誰でも持つことが出来ます!
Visaデビットカードを利用した場合、使ったその場でジャパンネット銀行の口座から代金を引き落とされるので使いすぎの心配もありません。
ジャパンネット銀行が提供するJNBスターというポイントが500円につき1ポイント貯まる「Visaデビット付キャッシュカード」を発行することができます!
国際ブランドは世界中でも加盟店が多いVISAになり、クレジットカードと同じように世界中のVISAマークがあるお店で使えるのでお買い物も安心ですね。
日本ではクレジットカードが主流なのでデビットカードになじみがないかもしれませんが、海外では圧倒的にデビットカードの方が利用されているんです。
🙂 この記事ではJNB Visaデビットカードの特徴を解説しています。
JNB Visaデビットカードの申込み条件は?
デビットカードには、クレジットカードのような審査はありません。
JNB Visaデビットカードの申込み条件は、「15歳以上でジャパンネット銀行の口座を開設すること」となります。
銀行口座を開設するとキャッシュカードが発行されるかと思いますが、そのキャッシュカードにVisaデビット機能が搭載された一体型のカードとなります。
15歳以上であれば審査不要で申し込むかとができるので、お子さんに持たせることもできますよ。
デビットカードは、口座の残高イコール利用限度額となるため、使いすぎることはないので将来のクレジットカードを持つための練習にもなりますよ!
JNB Visaデビットカードの年会費は?
JNB Visaデビットカードの年会費は無料です。
ジャパンネット銀行のキャッシュカード一体型となっていますので、口座開設すると発行手数料も無料で発行されます。
年会費、発行手数料ともに無料ですので、VISAブランドのデビットカードが欲しい方にはいいですね!
残念ながら、ETCカードは発行できないため年会費無料のクレジットカードを作成しETCカードを発行してはいかがでしょうか?
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ETCカードを無料で持てるおすすめのクレジットカード7枚の審査を解説!
また、PayPayを利用している店舗の方の場合は、ジャパンネット銀行ならば売上金の入金手数料がすっと0円と利用しやすくなっていますよ!
PayPayの導入については次の記事で詳しく解説していますので参考にしてみてくださいね!
利用できる場所や使い方は?
JNB Visaデビットカードは、VISAデビットとなりますので、VISA加盟店であれば利用可能です。
店頭で、利用できるクレジットカードの記載に「VISA」があればJNB Visaデビットカードは利用可能となります。
クレジットカードが使えるお店でVISAが使えないということは滅多にないと思います。
また、利用の際は「デビットで」とは伝えずに「カードで」「VISAで」と伝えたほうがスムーズです。
支払い回数を聞かれることもあるかと思いますが、「1回払いで」と伝えればOKです!
Amazonや楽天市場などのネットショッピングの支払いにもお使いいただけます。
クレジットカード払いを選択し、カード番号を入力すればお買い物完了です。
ただし、高速道路料金、航空機の機内販売などでは利用できないので注意が必要です。
デビットカードでは珍しくガソリンスタンドで利用可能ですが、3,000円以上の普通預金残高がない場合、利用金額にかかわらず使うことが出来ません。
また、利用日から引落日まで1~2週間またはそれ以上かかる場合があるそうです。
JNB Visaデビットカードは利用限度額が決められており、初期設定では1日あたり30万円で設定可能額は最大500万円となります。
もちろん、預金残高の範囲内となりますので、残高がなくなれば利用限度額内であっても利用できなくなります。
利用可能なATM
ジャパンネット銀行はネット銀行になりますので、利用可能なATMと手数料は重要ですよね。
ジャパンネット銀行の提携ATMには、セブン銀行や三井住友銀行などがあります。
入金や出金にかかる手数料は、毎月最初の1回だけ0円になります。
2回目からも3万円以上であれば無料ですが、3万円未満は162円~324円かかります。
提携ATM | 利用金額 | |
3万円以上 | 3万円未満 | |
セブン銀行 | いつでも0円 | 162円 |
コンビニATM Enet | ||
ローソン銀行ATM | ||
三井住友銀行 | ||
ゆうちょ銀行 | 324円 |
この手数料、もったいないですよね。
そこで、日常の買い物をJNB Visaデビットカードで行うようにすると、ATMでお金をおろす機会が減り手数料を支払うことも少なくなります。
また、定額自動入金サービスもありますので、毎月指定された金額をお客さま名義の各金融機関の口座からジャパンネット銀行の口座へ自動的に入金することもできます。
デビットカードは預金残高を超えた支払いができないので、使い過ぎの防止にもなりますね。
また、三井住友銀行のATMではジャパンネット銀行のキャッシュカードを使って振り込みができます。
ただし手数料は、提携ATM出金手数料(162円)+三井住友銀行の振込手数料になります。
提携ATM出金手数料は利用金額3万円以上で無料になるのですが、キャッシュカードを使った振り込みの場合は振込金額がいくらでも提携ATM出金手数料がかかります。
ただ、その月に一度もキャッシュカードによる振り込みやATMでの出金を行っていなければ、提携ATM出金手数料が毎月1回目は無料となりますので三井住友銀行の振込手数料だけで振込み可能です。
なので、振込が必要な場合は、ATMから行わずインターネットバンキングで行ったほうが手数料は断然お得です!
ATMは給料日と重なると、とんでもない行列になることもあるので、インターネットバンキングのほうが、わざわざATMに行かず外にも行かず、並ぶことなくできるので楽ですよ!
海外で現地通貨が引き出せる!
「VISA」もしくは「PLUS」マークがある海外のATMでは、現地通貨でお金を引き出すことが出来ます。
ショッピングのご利用金額と合わせて、1日あたり最大500万円まで設定可能です。
嬉しいことに出金手数料は無料となります!ただし、ATM設置会社により利用手数料が必要になる場合があります。
現在トラベラーズチェックの販売が行われていないため、留学やワーキングホリデー等で長期間海外に行くときにデビットカードはおすすめです。
ワーキングホリデーの場合、「現地で働くから大丈夫!」と思っている方もいると思いますが、そんなに簡単に見つからない上に、思った以上に貯金は減っていくんですよね・・・。
そんな時、親に入金をお願いすることになっても、日本の口座に入金してもらったら現地で引き出しできるので安心です。
ちなみに、円換算レートはVISAが指定するレートに海外取引に関わるコスト等として3.02%(税込)を加えたものになっています。
「VISA」もしくは「PLUS」マークがある海外ATMは、銀行だけでなく空港やショッピングセンターなどにも設置されています。
ポイント還元率は?
ジャパンネット銀行が発行するデビットカードは2種類あります。
1つがVisaデビット付キャッシュカードで、ジャパンネット銀行が提供するJNBスターというポイントが500円につき1ポイント貯まるカードで還元率だと0.2%になります。
1JNBスター=1円で交換でき、現金でのキャッシュバックが受けられます。
デビットカードは、あまり還元率がよくないのが正直なところです・・・これは仕方ありません。
補償制度はあるのか?
JNB Visaデビットカードは残念ながら旅行傷害保険は付帯されていません。
海外旅行などに行く予定がある方は、年会費無料で海外旅行傷害保険が付帯されているクレジットカードがあるので、サブカードとして作成するといいと思います。
🙂 年会費無料で旅行傷害保険付きのクレジットカードについては次の記事で解説していますので参考に参考にしてみてくださいね!
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【FP監修】年会費無料のクレジットカードおすすめ7枚の特徴や審査申請基準を解説!
旅行傷害保険は付帯していませんが「ジャパンネット銀行キャッシュカード盗難保険」と「第三者不正使用保険」がついています。
ジャパンネット銀行キャッシュカード盗難保険とは、もしJNB Visaデビットカードが盗難や偽造により不正使用被害にあった場合、補償限度額50万円まで補償されるものです。
ジャパンネット銀行キャッシュカード盗難保険は、ジャパンネット銀行が指定した保険会社が補償してくれる保険となります。
第三者不正使用保険とは、第三者に口座番号や暗証番号等を盗用され実際の店舗やインターネット上で不正使用被害に遭った場合、年間500万円まで補償されるものです。
もしもカード番号が流出してしまった時にも補償があるのでネットでのお買い物も安心ですね。
カードの利用停止や再開はWebでも設定出来るので、カード利用時にメールがくる設定にしていたら不正利用にすぐに気づき対処することが出来ます。
「ジャパンネット銀行キャッシュカード盗難保険」と「第三者不正使用保険」とは別に預金者保護法をご存知ですか?
2006年2月に施行されて日が浅い法律となりますが、キャッシュカードのスキミングや盗難カードを利用した犯罪被害が多くなったために成立した法律で、被害届を提出し被害者に重過失がないと認められると預金残高すべてを補償してくれるというものです。
ただし、暗証番号が誕生日など推測しやすい番号の場合は、全額補償とならないようなので注意が必要です!
預金者保護法はジャパンネット銀行が補償する内容となります。
ネットショッピングでは別の番号発行が可能!
ニュースでもクレジットカード番号の流出など、耳をふさぎたくなくニュースが流れてきます。
そんなニュースを聞くとネットショッピングなどに不安を感じる方も多いかと思いますが、ジャパンネット銀行のVisaデビットカードだとネット専用カード番号を発行することができるんです!
ネット専用カードレスVisaデビットと呼ばれており、Webから自分でカード番号を発行することができネットショッピング専用で利用できるVisaデビットカードの番号となります。
ジャパンネット銀行のサイトにログインして簡単な手続きをすれば、すぐにカード番号が発行されます。
このカード番号をネットショッピングに使用することができるんですね。
ネット専用カードレスVisaデビットの番号は最大4つまで発行でき、発行した番号は自由に変更、停止、再開ができます。
ネット専用カードレスVisaデビットを利用すれば、もしもカード番号などが流出しても本体のデビットカードの番号は漏れないのでセキュリティも安心です!
海外のサイトや初めてのネットショッピングでいきなりカード番号を打ち込むのは不安ですが、これだと安心して利用できますよね!
キャッシュバックモールでいつでも1%キャッシュバック!
JNB Visaデビットカードでキャッシュバックモールを経由してお買い物すると、いつでも1%の現金還元がされます。
通常還元の0.2%と合わせると1.2%の還元です。
つまり、キャッシュバックモール経由で10,000円の買い物をした場合、JNB Visaデビットカードで100円分のキャッシュバックがされ追加で20JNBスターが付与されます。
つまり、キャッシュバックもポイントももらえるので2重どりということです!
クレジットカードでよくあるポイント還元率ではなく、現金還元というのが嬉しいですね!
キャッシュバックモールを経由してネットショッピングするだけなので、絶対に経由しないと損です!
セブンネットショッピング |
HMV ONLINE/エルパカBOOKS |
ビックカメラ |
タワーレコード |
ケーズデンキ |
ドミノピザ |
残高確認アプリが便利!
ジャパンネット銀行に口座を保有していると、ジャパンネット銀行が提供する残高確認アプリが無料で使えます。
残高確認アプリは、口座の残高やカードの利用履歴、利用明細などを簡単に確認することが出来ます。
JNB Visaデビットカードは原則即時払いとなっているので、お買い物の後リアルタイムで確認できるのがいいですね。
「どこで買ったかな?」「いくら使ったかな?」というのがすぐに分かるので、日々のお支払いをJNB Visaデビットカードにまとめるとお金の管理もスマートになりそうです。
また、保有JNBスター数の確認や交換もアプリで出来るようになっています。
最先端のセキュリティ
ジャパンネット銀行の口座を開設するとキャッシュカードと一緒にトークンが送られてきます。
トークンとは取引をする際に必要な本人認証として、1度だけ有効なパスワードが表示されるものです。
以前は、キーホルダー型トークンといって、ごつごつしたものでしたが、2016年11月に配布が終了しており、現在は、カード型トークンとなっています。
カード型トークンは、ネットショッピングの時などパスワードが必要な時に使います。
トークンに表示される6桁の数字で構成されたパスワードをワンタイムパスワードといい、このパスワードは一定の時間で番号が変わり、1度使ったパスワードは無効となります。
ワンタイムパスワードを使うことでカード決済時の第三者によるカードの不正利用の防止ができるので安全です。
トークンが必要な主なお手続きは次のようなものです。
- インターネット上の振り込み
- ログインパスワードの再設定時
- 口座自動振替の登録
Visaのタッチ決済とは?
Visaのタッチ決済(Visa payWave)とは、Visaのタッチ決済対応のマークがあるVisa加盟店で、専用の端末に「ピッ」とタッチするだけで支払いができる方法です。
暗証番号やサインがいらないのでスピーディーに支払いができます。
マクドナルド、ローソン、TSUTAYAなどVisaのタッチ決済が使えるシーンはどんどん拡がっています。
日本以外にも、台湾、イギリス、シンガポールなど世界71の国と地域で利用でき、ロンドンやマレーシアでは電車やバスに乗る時にも使えるそうですよ。
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お買い物をスピーディーで安全に!Visaのタッチ決済(Visa payWave)を解説!
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Yahoo!JAPANの利用が便利でPayPayにも登録できる!
ジャパンネット銀行はYahoo!JAPANでの支払いが便利、安心、お得に使うことができます!
今、話題のPayPayもJNB Visaデビットも対応しているので「クレジットカードの追加」からJNB Visaデビットカード番号を登録することができます!
もちろん、デビットなので利用後、原則即時に口座から引落されますよ!
ヤフオク!の手数料が0円!
ヤフオク!の落札金額をジャパンネット銀行口座から支払った場合ヤフオク!手数料が0円になります。
また、ヤフオク!の落札金額を預金払いで支払った場合2%分のTポイント、「インターネットバンキング」「ジャパンネット銀行支払い」で支払った場合1%分のTポイントが貯まります。
Yahoo!ウォレットの受取口座にジャパンネット銀行を登録していれば、ヤフオク!落札代金が土日や、夜間でも入金されます。
ヤフオク!でよくお買い物される方には必須のサービスです。
Yahoo!ウォレットがすぐ使える
ジャパンネット銀行ならYahoo!ウォレットの口座登録が簡単にできます。
Yahoo!ショッピングやヤフオク!はもちろん、公共料金なども支払い可能です。
ヤフオク! |
LOHACO |
自動車税・水道料金・ふるさと納税 |
Yahoo!かんたん決済 |
Yahoo!ショッピング |
有料サービス・有料コンテンツの支払い |
カードの盗難・紛失のサポートは?
カードの盗難・紛失はあってほしくはありませんが、万が一のためにサポート状況はしっかりと把握しておきたいですね!。
盗難や紛失をしてしまった場合は、Webサイトからキャッシュカードの利用停止をすることが可能となっています。
店番号や口座番号が分からずログインができない場合、すぐにWeb操作が出来ない場合は、ジャパンネット銀行の事故受付センターに連絡をしましょう!
🙂 原則24時間受付(携帯・PHSからもつながります)
- 0120-444-964
事故受付センターではカード、トークン、印鑑の紛失の届け(取引停止)のみの受付になっています。
その他の問い合わせは、営業時間内にカスタマーセンターへ問い合わせましょう。
キャッシュカードの再発行には、再発行手数料として1,080円(税込)が必要となります。
なお、カードの紛失・盗難による不正使用の場合、不正使用された損害について、不正使用保険の定めるところにより、損害の全てまたは一部に対して保険金が支払われます。
紛失・盗難の届出から30日前までさかのぼって1口座あたり年間500万円まで補償してくれるので、安心して利用可能です!
まとめ
ジャパンネット銀行のVisaデビット付キャッシュカードは、発行手数料と年会費無料で15歳以上であれば審査なしで誰でも持つことが出来るカードになっています。
世界中のVISA加盟店で利用できるほか、ネットショッピングやデビットカードでは珍しくガソリンスタンドでも使えます。
また、海外でもATMで現地通貨を引き出せるので非常に便利です。
クレジットカードのように後払いではなく、リアルタイムに口座引き落としになり、口座の残高が利用限度額なので使い過ぎの心配もありません。
現金のように使うだけでキャッシュバックやTポイントになるので、現金主義の方にもおすすめのカードとなります。
ネット銀行ということで不安もあるかもしれませんが、万が一の時の補償もしっかりついているので安心ですね。
利用明細がお小遣い帳・家計簿となり、何に一番お金を使っているのか分かりやすくなりますよ。
そして、カード利用の際は「デビットで」ではなく「カードで」「VISAで」の一言でお使いくださいね!
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