電子マネーの多くはプリペイド型です。
💡 これに対し、iDはクレジットカードと組み合わせた後払い方式の電子マネーです。チャージの必要がないため非常に便利です。
スマホに登録で便利
ドコモが主体となってできた電子マネーのiDは、全国のコンビニのみでなく、スーパーなどでも利用できます。
クレジットカードと一体化しているケースもありますが、iDのメリットをフル活用するならおサイフケータイとして利用するのがお勧めです。
コンビニの支払をスマホタッチで終わらせる快感を一度味わったら後戻りできません。
朝の通勤時間帯は気分的に焦っています。特に慌てる必要がなくても、ちょっとしたことでイライラします。
財布を出そうとして「どこにしまったっけ」とわからなくなるとイライラは最高潮になります。朝からイライラすると一日がブルーですよね・・・
これに対し、スマホは手に取りやすい場所にいつもしまっているはずです。どちらがお勧めかは言うまでないでしょう。
スマホタッチで支払終了
スマホの裏面は一種のアンテナになっています。アンドロイドスマホはおサイフケータイに対応しているため、主に背面上部がアンテナになっています。
おサイフケータイはこの部分を読み取り機にタッチさせることで支払が終了します。
お店の人に「iDで」と言うだけで支払はスマホタッチで終了です。後払いの電子マネーなので、残額不足ということはあり得ません。
利用可能額オーバーには注意が必要ですが、それは通常通りクレジットカードを利用していても同じことです。
ApplePay対応
また、iDはApplePayに対応しています。
iPhone7以降のiPhoneはアンドロイドスマホ同様におサイフケータイに対応しています。電子マネーとして便利に利用することができます。
ApplePayに対応している電子マネーはiDとQUICPay、そして前払電子マネーのSuicaの3つだけです。
iPhoneユーザーの利便性が飛躍的にアップしたと言えるのではないでしょうか。
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どこでも使えます
iDが利用できる店舗は現在も増え続けています。
QUICPayはJCBの電子マネーなので、読み取り機の設置も限られがちです。
しかし、VISA系のカードで後払いとしているiDは利用可能店舗を増やすことが容易です。
飲食店などはQUICPayの読み取り機だけを設置していることが多いのですが、他の業種ではiDが利用できる店舗が増えています。もちろん飲食店でもiDが利用できる店舗は増えつつあります。
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決済手段としての割り切り
ドコモは信販会社も兼ねており、スマホの分割払いを取り扱っています。同時にクレジットカードの発行もしています。
昔はDCMXというちょっといかついイメージのカードでしたが、今はdカードという気軽なイメージのカードです。
dカードはありますが…
ただ、dカードは電子マネーで競合するJCBとは比較になりません。
世界を対象とする国際決済ブランドとしての地位を確立しているJCBと競うのは無理がありますが、iDはdカードだけにこだわった電子マネーではありません。
どちらかというとどんなクレジットカードでもウェルカムという対応です。
そのため、三井住友カードのような大手と組むことでiDを拡大させています。
また、オリコカードのようにiDとQUICPayを競わせているような両刀使いのカードにも対応しています。
ちなみに日本の大手信販会社であるMUFGは基本的にiDもQUICPayにも対応していません。
わずかにUFJ JCBカードだけはQUICPayに対応していますが、基本的に前払タイプの電子マネーにしか対応していません。
スマホだけでお出かけできる安心感
🙂 後払い形式の電子マネーはチャージの必要がないという点で優れています。
同時にそのおかげで支払の心配をせずに利用できるメリットが生まれます。これによって外出の際にスマホだけ持って出かけることが可能になります。
宿泊が伴うような外出の場合は無理がありますが、それ以外であれば買い物のほとんどはコンビニで用が足ります。スマホだけでお出かけ可能な理由です。
💡 ちなみにiDはドコモが開発した電子マネーなので他社のスマホでは利用できません。
ドコモを利用するメリットの一つと言ってもいいのではないでしょうか。
QUICPayとどちらがいいのか?
同じ後払いの電子マネーであるQUICPayとiDは競合関係にあります。
機能としては全く同じですから、加盟店の多さが決め手になります。
コンビニについては互角です。どちらかしか利用できないコンビニはありません。
しかし、先ほど述べた通り飲食店の利用ではQUICPayの方が有利かなと思われます。
ただし、iDは三井住友カードに多く採用されていることからわかる通りVISA系列のカードに強みがあります。
つまり、JCBに比べて圧倒的に加盟店が多いVISA陣営を味方にすることができるのです。
将来性を考えたら、あえてJCBのQUICPayにする理由はあまりありません。それより加盟店が圧倒的に多いVISAカードを利用した方が賢明です。
iDを付けることができる信販会社は少なくありません。もちろんdカードである必要性は全くありません。
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