「家計管理をしたいけどやり方がわからない」
「家計管理はどうすれば成功するの?」
近年では多くの物が値上がりしており、家計を助けるために節約しようと考えている方も多いでしょう。
しかし、いざ家計管理を始めてもやり方がわからず、結局やめてしまうケースも少なくありません。
このページでは、家計管理を始めるポイントや成功させるコツを解説していきます。
はじめての家計管理でもポイントと注意点を踏まえた上で実践することで、管理しやすくなるでしょう。
※当記事は2023年現在の情報になります。
家計管理は何から始めるべきか分からないときは”管理方法”から決めていこう
はじめての家計管理で何からすればよいかわからない場合は、「管理方法」から決めていくのがポイントです。
管理方法には大きく分けて以下の3種類があります。
- 家計簿で管理する
- 袋分けで管理する
- 共有口座を用意して管理する
それぞれの管理方法を詳しく見ていきましょう。
家計簿で管理する
家計管理と言えば、多くの方が家計簿に記入する形式を思い浮かべるのではないでしょうか。
お金の動きをノートや手帳などに書き起こすことで視覚化しやすくなり、何に使っているのかなどを把握しやすくなります。
購入した商品の名前なども書いておくことで、節約できる部分も見つけやすくなるでしょう。
しかし、家計簿管理をする上で重要なのは、毎日書く習慣を身に付けることです。
1日でも家計簿の記入を怠ると、面倒になり、続かなくなるケースも少なくありません。
近年ではアプリで家計簿がつけられるものも誕生しています。
毎日手書きで家計簿をつけるのが面倒だと感じる場合は、アプリを活用するのもおすすめです。
袋分けで管理する
袋分け管理とは、家賃や光熱費、食費などそれぞれの予算を決めた上で、項目ごとに袋に分けて管理する方法のことです。
袋に入れてあるお金だけでやりくりをすることになるので、無駄な出費を減らせるでしょう。
袋分けをするタイミングは給料日です。
給料日にお金をまとめて下ろし、項目ごとの袋に予算を入れたら、余ったお金は貯蓄にまわします。
それぞれの項目ごとに予算を決めなければいけないため、最初は大変かもしれません。
しかし、お金を入れた後はその範囲内でやりくりをするだけなので、家計簿をつけるのが面倒に感じる方にも向いているでしょう。
共有口座を用意して管理する
夫婦の共有口座を用意して管理するのも効果的です。
共有口座に生活費を入れ、家賃や光熱費、食費などの生活費用をそこから捻出します。
共有口座なのでお互いが残高を確認できますし、必要な時にのみお金を使えるので、協力しながら節約ができます。
ただし、夫婦トラブルを避けるためにも、お金をおろす際は何に使用するのかなどを事前に報告しておきましょう。
家計管理は何から始めるべきか分からないときの対処法3つ
何から手をつければいいか分からず、闇雲に家計管理を始めても失敗してしまうケースが多いです。
はじめての挑戦で失敗してしまうと、その後の家計管理の意欲もなくなってしまうでしょう。
家計管理で何から始めるべきかわからない場合は、以下の対処法を試してみてください。
箇条書きデザインのタイトル
- 1カ月あたりの支出を把握する
- 家計の中での節約項目を決める
- 家計簿アプリを使ってみる
それぞれの対処法を以下で詳しく解説していきます。
①1カ月あたりの支出を把握する
まずは、1カ月あたりの支出を把握することが大切です。
固定費や変動費など、すべての支出を計算してみましょう。
その上で何に使っているのか、どの費用が高いのかなどを確認するのが大切です。
何にお金を使っているのか把握できていないと、無駄遣いしている項目を見つけるのが困難になるため、節約も難しいでしょう。
まずはお金の流れを把握し、必要な支出と無駄な支出を見極めることが重要なポイントです。
②家計のなかでの節約項目を決める
次に家計の中でどの費用を節約できるのかを考えてみましょう。
家計の中で節約しやすい項目なのが、食費と日用品代の2種類です。
特に食費に関しては、あらかじめ献立を決めて必要な食材のみを購入する方法と、スーパーに行ってから特売の野菜を軸に献立を決める方法があります。
必要なものだけを購入する方法も、安い食材をメインに購入する方法も、どちらも節約効果が期待できるでしょう。
しかし、家族構成やライフスタイルによって削れない項目も出てきます。
家庭によって節約できる項目は異なるため、支出を把握した上で決めるのがポイントです。
③家計簿アプリを使ってみる
家計簿を毎日書き続けるのが困難な方は、家計簿アプリを活用してみてください。
近年では様々な種類の家計簿アプリが誕生しており、中には銀行口座やクレジットカード情報をあらかじめ登録しておくことで、自動的にお金の流れを登録できるものもあります。
毎日スマホで金額を打ち込まなくても自動的に反映されるため、面倒な手間を減らせるでしょう。
家計管理を成功させるポイント3つ
家計管理を始めても、最初から効果を得るのは難しいです。
自分なりのやり方を見つけて行うことで、家計管理が成功しやすくなるでしょう。
家計管理を成功させるポイントは以下の3つです。
家計管理を成功させるポイント
- 支出を細かく管理しすぎない
- 講座を目的別で分けて用意しておく
- 目標通りに貯金できなかったときの対処法を用意しておく
以下では家計管理を成功させるポイントを詳しく解説していきます。
①収支を細かく管理しすぎない
家計管理をして節約しようと、張り切りすぎる方も少なくないでしょう。
しかし、最初から切り詰めすぎると、ストレスが溜まって節約生活が続かなくなります。
家計管理で節約効果を得るためには、無理せず・あせらずが重要なポイントです。
毎月何万円もの節約をしようと思っても、そう簡単にできるものではありません。
家計管理での節約は長い目で見て効果が得られるものなので、短期間ではなく長期間計画で進めることが重要なポイントです。
②口座を目的別で分けて用意しておく
生活費用、貯蓄用、自分用など、口座を目的別で分けて用意しておくのも効果的です。
それぞれの項目毎に口座を分けておくことで、お金の管理がしやすくなります。
どの項目にどれだけのお金を使ったのかも把握しやすくなるため、支出の可視化もしやすいでしょう。
また、できるだけ口座からこまめにお金を引き出さないようにしましょう。
こまめにお金を引き出すと手数料がかかり、無駄な出費につながります。
たかが数百円と思うかもしれませんが、回数を重ねれば数千円、数万円にもなります。
さらに、こまめにお金を引き出すと「足りなくなったらお金を下ろせばいいや」と考えるようになるので、無駄遣いしやすい状況を自分で作ってしまうことにもなるのです。
こまめに引き出すのではなく、1カ月に必要な生活費を一気に下ろし、その中からやりくりをすることで、無駄遣いできる環境をなくせるでしょう。
③目標通りに貯金できなかったときの対処法を用意しておく
目標通りに貯金できなかったときの対処法を用意しておきましょう。
例えば目標を達成できなかった月の翌月は、自分の趣味に費やせる予算を減らすなどですね。
対処法を決めておかなければ、「目標達成できなかったけどいいや」となあなあな気持ちになってしまいます。
対処法を決めておけば「次は頑張ろう」というモチベーションにもつながるため、目標も達成しやすくなるでしょう。
上手な家計管理について学びたいときは「キッズ・マネー・ステーション」の講座に参加してみよう!
家計管理には様々な種類があり、それぞれ人によって向き不向きがあります。
「いろいろな家計管理方法があるけど、結局どれが自分に合っているのかわからない…。」と思っていませんか?
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まとめ~家計管理で何から始めるべきか分からないときのポイントを押さえよう~
このページでは家計管理のポイントや注意点について解説しました。
いきなり家計管理を始めようとしても、ポイントや注意点を把握しておかなければ成功させるのは難しいでしょう。
家計管理を成功させるために注意すべきポイントを、改めてまとめておきます。
家計管理を成功させるための注意点
- 最初から大きな節約をしようと張り切りすぎない
- 目標を達成できなかったときの対処法を考えておく
- 項目ごとの予算を大まかにしない
- 共有口座で家計管理する場合は報連相が重要
- 家計簿は毎日記入する習慣をつけることが大切
家計管理にはいろいろな種類があるため、自分に合った方法を実践することが大切です。
自分に合った方法を見つけるためにも、それぞれの家計管理方法を実際に試してみると良いでしょう。
1カ月ずつ試してみて、一番自分に合っている方法を見つけることで、家計管理がしやすくなります。
もっと家計管理について学びたい場合は、キッズ・マネー・ステーションで講座を受けてみることをおすすめします。
様々なプログラムやコンテンツが充実しているため、難しく感じるお金の知識もスムーズに学べるでしょう。