フィッシング対策協議会は、2019年10月30日、全日本空輸(ANA)をかたるフィシングサイトへ誘導するメールの報告があったことから、注意を呼びかけています。
メールの件名は「ANA Airways Refund: Customer ID JP(数字).」、「ANA, All Nippon Airways Refund :(日付)」のいずれかなので注意しましょう
偽のウェブサイトに誘導され、ANAマイレージクラブのお客様番号、クレジットカード番号、有効期限、カードセキュリティコード、パスワードなどの入力を求められます。
🙂 この記事ではANAをかたり、還付金を受け取れるという内容のフィッシング詐欺について解説します。
フィッシング詐欺の概要
送られてくるメールには「ANAエアウェイズからオンラインで20,000円の払い戻しを受ける権利があることをお知らせします。」と虚偽の情報が書いてあります。
画面全体にフィッシングサイトへのリンクが張ってあるので、むやみにクリックしないようにしましょう。
サイトでは、本人確認と称してANAマイレージクラブお客様番号や、クレジットカードの番号等の入力を求められます。
何で還付するためにクレジットカードの情報が必要なのかと思いますが、ANAの公式サイトと信じている場合は、つい入力してしまう可能性があります。
くれぐれも入力しないように気をつけてください。
サイトのURL
メール内のURLも、いかにもANAの公式ページであるかのように、「airways」「ANAairways」というキーワードが入っており、紛らわしいものになっています。
転送先のURLも最後が「ana.co.jp/」となっていますが、この用な偽装は可能なので、アドレスに公式サイトのようなキーワードが入っているからと言って安易に信用しないようにしましょう。
何か変だな?といったメールが来たときは
何か変だな?といったメールがきたときは「フィッシング対策協議会」というHPで調べてみると、フィッシングの被害を未然に防げるかも知れません。
「緊急情報」には、直近のフィッシング詐欺の情報が記載されています。
公式サイトフィッシング対策協議会公式サイト
🙂 クレジットカードの不正利用の被害について解説しているので参考にしてくださいね
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日本クレジットカード協会がクレジットカード不正利用被害の集計結果を発表
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まとめ
最近ではQRコード決済利用でのキャッシュバックや、消費税ポイント還元制度で、何かと還元を受けるケースが多くなっています。
そのため、還付を受けられるという言葉を、なんの疑いも持たずに信じてしまいがちです。
詐欺集団はそのような心理を利用するので、「還元」という言葉を安易に信じることが無いように、日頃からの注意が必要です。
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