2019年11月5日、KDDIとソフトバンクは規約を改定して、キャリア決済利用時の不正利用に対する補償制度を導入しました。
NTTドコモはすでに導入済みなので、これで携帯大手3社ともに、キャリア決済利用時の不正利用に対する補償制度が整ったことになりました。
🙂 キャリア決済とは
キャリア決済とは、ドコモ、au、ソフトバンクのスマートフォンや、パソコンの画面から、ID、パスワード、暗証番号を入力することにより、簡単に決済できるサービスです。
利用代金は、携帯電話の利用料金とまとめて支払う、後払い方式になります。
クレジットカードを持っていなくても、後払いが利用できるため、とっても便利で人気の高いサービスです。
🙂 この記事では、ドコモに続き、auとソフトバンクも「キャリア決済」の不正利用に対する補償制度を導入したことに付いて解説します。
補償内容は?
規約が代わり、どのような補償が受けられるようになったのか気になりますね。
auとソフトバンクそれぞれの改定内容を見てみましょう。
KDDI(au)の場合
対象サービス:「au PAY」「au WALLET プリペイドカード」「auかんたん決済」
補償内容:KDDIが「第三者に利用された」と判断した場合、被害額を原則全額補償
ただし、被害にあった方の、家族の故意・虚偽または重大な過失、法律に違反している行為の場合は、補償されない場合があります。
また補償に対してはKDDIの審査や所定の手続きが必要となります。
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ソフトバンクの場合
対象サービス:ソフトバンクまとめて支払い
補償内容:My SoftBankパスワード等が、フィッシングなどによって第三者に盗取され、不正に利用されたとソフトバンクが判断した場合、不正利用によって生じた被害全額を補償
なお補償にあたっては不正調査への協力や、所定の手続きが必要となります。
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まとめ
クレジットカードが無くても、ネットでショッピングに利用できるキャリア決済はとても便利です。
ただ、今まではフィッシング詐欺にあった場合、偽のサイトに誘導されたあと、IDやパスワードを自分で入力した場合は、損害が補償されないといった問題がありました。
今回のauとソフトバンクの規約改定による、キャリア決済時の補償制度が充実したことにより、クレジットカード並の補償制度になったといえます。
携帯大手3者のキャリア決済は、ますます便利に、さらに安心して利用できるようになりました!
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