
画像:ASCII.JP
日経新聞によると、日本在住の米国籍の男が、他人名義のクレジットカード情報を不正に使用したとして逮捕されました。
この男は自宅パソコンに、ダークウェブで購入したと思われる約1000件のカード情報を保管していたとの事。現在、カード情報の入手経路を調べているようです。
男は職業不詳のティモー・ディカ・ワー容疑者(36)。2016年11月と今年1月に他人名義のカード情報を使ってバンコク―東京間などの航空券5枚(計71万円分)を不正に購入したとして、同課が7日までに電子計算機使用詐欺容疑で再逮捕した。逮捕は3回目。
捜査関係者によると、ワー容疑者は航空券をネット上で転売して収益を得る目的だったとみられる。ほかにも他人名義のカード情報を使って高級ホテルに宿泊したり、予約した部屋を売ったりしていたという。
他人のカード情報1000件保管 闇サイトで購入か :日本経済新聞 https://t.co/soJcd7V3cJ
今年3月時点で日本のクレジットカード会社の利用者10万人分以上の情報がダークウェブ上で売買されていた。
— らふぁ (@PremiumVirgin) 2017年6月7日
今回の事件では実際に他人名義のカード情報が使って利益を得ています。こういった犯罪から身を守るためにもクレジットカードの利用明細は細かくチェックした方がいいですね。
ダークウェブとは
ページのアドレス(URL)を知っていても通常のブラウザではアクセスの出来ないサイトの事で、アクセスした情報も匿名化されるため追跡が困難。非合法なコンテンツが蔓延していて今回のようなクレジットカード情報など非合法なコンテンツが売買などされている。
参考リンク:普通のブラウザーではアクセスできない「ダークウェブ」とは?
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