先日、「au PAY」と「Ponta」のポイントが統合されることが発表されました。
ますます便利で使いやすくなる「Ponta」、年間のポイント付与総額が2000億円に達するとも言われており、これからの発展に期待がかかります。
そんな、共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティングが、消費者の意識とポイントの利用意向を把握するため、「第38回 Ponta消費意識調査」を「Pontaリサーチ」にて2019年11月29日(金)~ 12月5日(木)に実施しました。
※「Pontaリサーチ」調べ
🙂 この記事では「第38回 Ponta消費意識調査」について詳しく解説します。
キャッシュレス決済利用の現状はどうなっている?
消費税増税に伴ってはじまったポイント還元制度。
このポイント還元制度をきっかけに、キャッシュレス決済の利用状況はどうかわったのでしょうか?
ポイント還元制度の開始によってキャッシュレス決済の利用頻度が「増えた」と答えた人の割合は全体で50.6%となっています。
年代別でみると、20代が最も高く59.8%となり、反対に50代では「利用頻度は変わらない」と答えた割合が45.7%となりました。
キャッシュレス決済手段として、ポイント還元以前から利用しているのは「クレジットカード」で、86.5%に達しています。
やはり、他のキャッシュレス決済手段と比べて、利用可能店舗が多いというのが理由と考えられます。
続いて「電子マネー」、「交通系電子マネー」となります。
- クレジットカード:86.5%
- 電子マネー:59.4%
- 交通系電子マネー:56.6%
ただ、ポイント還元をきっかけに利用し始めた決済手段としては、スマホ決済(コード型)が21.5%と一番多くなっています。
スマホの画面にバーコードを表示させるだけという、機種を選ばず利用可能な手軽さが理由と考えられます。
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ポイント還元終了後のキャッシュレス決済を利用する?
2020年6月にポイント還元制度が終了しますが、その後キャッシュレス決済の利用頻度が変わりそうかという質問を行ったところ、全体としては、決済手段に関わらず「変わらない」という回答が多くなっています。
また、「増える」の回答が最も高かったのがは、「スマホ決済(コード型)」で18.6%、「減る」の回答が最も高かったのも「スマホ決済(コード型)」で16.6%となっており、同じ決済手段でも2極化しています。
ポイント還元のお得さで、「スマホ決済(コード型)」を利用している人は、ポイント還元終了後には、利用する魅力が無くなってしまうので、利用頻度が下がると考えられます。
逆に、「スマホ決済(コード型)」の利便性に魅力を感じている人にとっては、ポイント還元が無くなっても利用を続けると考えられ、今後はどれだけ利便性を高めることができるかが、「スマホ決済(コード型)」の普及のカギとなると考えられます。
キャッシュレス決済を利用しない理由
キャッシュレス決済を利用しない理由で最も多かったのは「現金の方が便利」となっており、続いて「キャッシュレス決済は利用手続きが面倒」、「使いすぎが怖い」と続きます。
🙂 キャッシュレス決済を利用しない理由
- 現金の方が便利 33.5%
- 利用手続きが面倒 31.8%
- 使いすぎが怖い 28.1%
年代別に見てみると、20代では「使いすぎが怖い」、30代では「利用手続きが面倒」、40代以上では「現金の方が便利」となっています。
また、20代では「情報漏えいが怖い」31.4%、「不正利用が怖い」29.4%と、セキュリティ面での不安でキャッシュレス決済の利用を躊躇している割合が多くなっています。
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まとめ
消費税増税に伴ってはじまったポイント還元制度によって、キャッシュレス決済は確実に普及してることが分かりました。
決済に利用できる店舗数が最も多いクレジットカードがもっとも利用されるキャッシュレス決済手段となってます。
ただ、政府の行うポイント還元制度の他にも、キャッシュレス決済業者の各社が魅力的なポイント還元キャンペーンを行っていることもあり、「スマホ決済(コード型)」の普及も急速に進んでいます。
消費税の増税に伴うポイント還元キャンペーンは、2020年6月末で終了予定となっていますが、その後もキャッシュレス決済を利用し続けるかという質問に対しては、過半数の人が、変わらず使い続けるだろうと回答しています。
ただ、利用頻度が減ると答える人も多く、ポイント還元のお得さも大切ですが、長く利用してもらうためには、利便性の向上といった施策も大切です。
キャッシュレスを利用しない理由として、セキュリティ面の不安を上げる人が多く、安心して利用できるシステム整備が必要です。
今後は、ポイント還元も大事ですが、利便性の向上や、セキュリティ面を強化して、手軽に安心して利用できるようにすることが大事です。
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