
イメージ:日本クレジット協会
クレジットカードの2016年のショッピング支払い額が50兆円を突破。そんなニュースが日本経済新聞に掲載されました。
利用額増加の背景には、Amazonや楽天市場などのネット通販の拡大に加えて、税金、医療費のクレジットカード払いの利用拡大があるようです。
日本クレジット協会(東京・中央)によると、16年のカードの利用金額をさす「信用供与額」は前年比8.2%増の53兆9265億円だった。
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三井住友カードは前年比毎月2割増
ネット通販では、代金引換やコンビニエンス払いなど多種の支払い方法が選択できるようになってますが、その場ですぐに支払いが完了して発送手続きに移るクレジットカード決済がダントツで増えているため、三井住友カードでは「前年比で毎月2割近く電子商取引(EC)が伸びている」ということです。
クレジットカード払い対象の増加
また、最近ではクレジットカードで支払いの出来る対象がどんどん増えています。
クレディセゾンでは2016年の利用額のうち、ふるさと納税や自動車税など税金関連の利用が前年度比で40%増え、医療関連も25%増加。
いままでは、医療機関ではクレジットカードが使えなくて不便を感じる事が多かったですが、徐々にサービスの一環としてクレジットカード払いを利用できる医療機関は増えていますね。
そうなると、利用者としてはクレジットカード払いのできる医療機関に自然に足が向くことになるのは当然でしょう。
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新たな決済手法も登場
今回の日本クレジット協会のデータではApplePayが10月から始まっているため、2ヶ月分のデータしか含まれていないため、2017年のデータでApplePayの影響がどれくらいあるのかも気になるところ。
ApplePayのような新たな決済手法は増えていくと思いますので、今後は年を追うごとにクレジットカードの取扱い量は増えていくでしょうね。
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