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子供にお小遣いをあげるルールは?ルール別のメリットやポイントを解説します

子供 お小遣い ルール アイキャッチ

子供にお小遣いをあげるうえで、どんなルールを設定すべきか迷ってしまう人もいることでしょう。

小学生はお金のことを考える上でも重要な時期です。

お小遣いのルールには一般的なものから新しいものまで様々ありますが、いずれのルールを採用するにしてもそれぞれの特徴をしっかり押さえましょう。

この記事では、子供へお小遣いを渡す際のルールやそれぞれの特徴、メリットなどを解説します。

記事の終わりには子供のお小遣いのルールについて親子で学べるセミナーも紹介します。

ぜひ最後まで目を通してください!

※2024年現在の情報になります。

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子供にお小遣いをあげる上でのルール4選

子供にやみくもにお小遣いを上げるのは厳禁です。

お金にかかわる大切な事なので、しっかりとしたルールにのっとってお小遣いをあげましょう。

ここでは広く用いられているお小遣いのルールを4つ紹介します。

それぞれ見ていきましょう。

①定額制

まずは「定額制」です。

定額制とは、決められた金額のお小遣いを定期的に支給する方法をいいます。

たとえば「月一回500円のお小遣いを支給する」といった具合です。

定期的にお金が入ってくることで、子供は収支の計画が立てやすくなります。

「欲しいものを買うためにはあと何か月我慢すれば良いか」と、買い物や貯金の見通しが容易になるのです。

また、お小遣いを渡すタイミングが決まっている分、親の負担も少ないといえます。

一方で毎月何もしなくても決まったお小遣いが手に入るので、お手伝いに消極的になったりお金のありがたさを教えにくかったりといったデメリットもあるので気をつけましょう。

加えて、次の支給までに毎回お金を使い切ってしまうとお金が全くたまらない点にも注意が必要です。

②報酬制

「報酬制」とは、お手伝いや肩たたきなど何らかの労働の対価としてお小遣いを支給する方法です。

労働に相当する要素はお手伝いに限りません。

テストやスポーツの成績などを設定すれば、子供自身の成長やモチベーションアップにも繋がります。

一方で、お手伝いや努力の全てに報酬を求めるようになる懸念もあるため、「お手伝いは家族が支えあうために当たり前のこと」「勉強を頑張るのは将来のために必要なこと」といった具合に、お小遣い以外の教育も必要です。

③ハイブリッド制

「ハイブリッド制」とは、さまざな方法を組み合わせてお小遣いを支給する方法を指します。

例えば上述の定額制と報酬制を組み合わせて、お小遣いを支給する家庭が多いですよ。

「固定給+歩合」のようで、さながら会社員のお給料のようですね。

ハイブリッド制を取り入れることで、お金教育だけでなくキャリア教育にもつながりますよ。

④その都度制

「その都度制」とは、子供が何かを欲しがった時にその都度お小遣いをあげるやり方です。

大人は子供がお小遣いをどんなことに使っているのかを把握しやすく、子供はなるべく出費を抑えてものを買うための知恵が身に付きます。

ただし、請求するたびにお小遣いが貰えることで子供はお金のありがたみを感じにくくなり、計画性も養われません。

こうした点をカバーするため、請求できるお小遣いの合計額をあらかじめ決めておく家庭もあります。

子供がお小遣いを使う上でのルール

子供のお小遣いのルールを考える上では、支給の場面だけを想定するのは良くありません。

子供がお小遣いを通じて学びを得るには、支給後のルールも定める必要があります。

ここでは特に重要なルールを2つ解説します。

しっかり押さえましょう。

計画的にお小遣いを使う

たとえルールにのっとってお小遣いを支給しても、計画性もなしに浪費を繰り返すのは考えものですよね。

お小遣いの支給に際しては、お金を計画的に使うことの大切さを教えましょう。

とはいえ、まだ小さな子供に難しい計画性を押し付けても実践できません。

子供の成長度合いに応じた計画性を指導してください。

たとえば毎月買っているマンガ本がある場合、優先順位の上位にマンガ本を設定すれば他の買い物を控えられます。

また家族みんなで使うもの、例えばボードゲームやトランプなどは親が買うとルールを決めておけば子供は不必要な出費を抑えられ、先々の計画も立てやすいです。

お小遣い帳をつけさせる

お小遣い帳をつけさせると、買い物の履歴や残高が目に見える形で残ります。

そのため、子供は貯金や買い物などの計画が立てやすくなりお金の運用スキルが身に付きやすいのです。

大人が家計管理のために家計簿をつけるように、子供のお小遣い帳はお金のやりくりにとても役立ちますよ。

子供にお小遣いをあげる上でのポイント

子供にお小遣いをあげる上では、子供にだけルールを設定すれば良いわけではありません。

お小遣いを支給する大人側にも、守らなければいけないルールがあるのです。

大人がお小遣いのルールをシビアに守らなければ、子供はお金のやりくりの知識が身に付きません。

ここで解説するルールをしっかり守って、お小遣いから多くのことを学ばせましょう。

お小遣いの金額

お小遣いが少なすぎると、子供が必要なものを結局親が買わなければならなくなり、お小遣いの意味がなくなります。

逆にお小遣いが高すぎると、子供には高すぎる買い物に手を出しかねません。

お小遣いは1ヵ月で少し残る程度の額を設定してください。

ルールを決めたら守らせる

子供とお小遣いのルールを取り決めたら、しっかり守らせることを意識してください。

もしルールが破られた場合にはお小遣いを減額するなど、時には厳しい指導も大切です。

「お金は大切なものである」という認識を子供の内から植え付けないと、将来大人になった時に苦労してしまいます。

大人になってからお金のルールを破ると、人間関係の破綻や逮捕など、人生に大きな支障をきたしてしまうのです。

絶対に教えよう!子供のお小遣いに関するルール違反

大人の世界には横領やわいろなど、お金に関する犯罪が山ほどあります。

子供の内からお金の扱いを教えておかないと、将来こうした犯罪に巻き込まれたり、最悪の場合巻き込んだりする恐れがあります。

とはいえ、あまりにも難解な法律の話を子供にしても意味がありません。

まずはここで解説するような、お金やお小遣いに関するルール違反を説くことから始めましょう。

お金をおもちゃにしない

まずはお金をおもちゃにしないことをしっかり教えてあげましょう。

むやみにお金をおもちゃにすると、せっかく貯めたお小遣いを失くしてしまう恐れがあります。

また、万が一貨幣を損傷すると「貨幣損傷等取締法」という法律に抵触する恐れすらあるのです。

もちろん、子供が硬い貨幣をうっかり損傷したりそれによって罰を受ける可能性は限りなく低いですが、「お金は生きるために必要なものであり、決しておもちゃではない」という点はしっかり指導してください。

友達とお小遣いの貸し借りをしない

大人でさえ神経を使うお金の貸し借りを、子供がおこなうのは厳禁です。

善意でお金を貸してあげたにもかかわらず、友達がそのことを覚えていなかったり返済を渋ったりした場合、友情に大きなヒビが入ります。

多感な時期にこうした経験をするのは危険です。

もしお金を貸してくれるよう頼まれた場合には、お金以外の解決法を一緒に探してあげるよう指導しましょう。

たとえば帰りのバス賃が足りない場合などは、スマートフォンや公衆電話で家に連絡するよう提案したり、交番の公衆接遇弁償費を利用するよう進めてみたり、といった具合です。

もちろん、こちらからお金を借りるのもやめるよう教育してください。

子供のお小遣いの平均額

では次に、子供のお小遣いの平均額を見てみましょう。

成長するにしたがってお小遣いの額が増えるのが一般的です。

ここでは「子どものくらしとお金に関する調査(第3回)2015年度」をもとに、小中高生のお小遣いそれぞれの平均を解説します。

出典:子どものくらしとお金に関する調査(第3回)2015年度

小学生の場合

月に一回お小遣いを貰っている小学生の場合、低学年が約1,000円、中学年で約860円、高学年で約1,100円がそれぞれの平均となっています。

一方で最頻値は全ての学年で500円でした。

このことから、月500円のお小遣いが小学生の平均と見ることができます。

中学生の場合

中学生の場合、ひと月当たりのお小遣いの平均値が約2,500円、最頻値が1,000円でした。

友達と外出する機会も増えることから、小学生と比べて高めです。

ちょうど小学生の2倍に当たりますね。

高校生の場合

高校生にもなると、お小遣いの額も増えます。

平均値が約5,100円、最頻値が5,000円とほとんど変わりありませんでした。

子供のお小遣いのルールに関連するQ&A

つづいては、子供のお小遣いやルールについて考える上で役立つ質問にQ&A形式で回答していきます。

それぞれ押さえて、参考にしてください。

出典:子どものくらしとお金に関する調査(第3回)2015年度

お小遣いの使い道に多いものは?

A.小学生は「おかしやジュース」中高生は「友達との外食・軽食代」が多いです。

先ほども触れた「子どものくらしとお金に関する調査(第3回)2015年度」によると、小学生は低中高学年通して、「おかしやジュース」がお小遣いの使い道第一位でした。

一方中高生のお小遣いの使い道で最も多いのが、「友達との外食・軽食代」という結果が出ています。

ちなみに2番目に多い使い道は、小学生がおもちゃ、中高生がおやつなどの飲食物でした。

子供のお年玉の相場は?

A.小学生が10,000円、中高生では10,000〜50,000円未満という回答が最多でした。

ちなみにお年玉をあげる人の割合は、1位が祖父母、2位が親戚、3位が親という結果です。

お小遣いのルールを子供に楽しく学ばせるには?

A.ゲームやアプリ、セミナーの受講がおすすめです。

最近では子供に解りやすくかつ楽しくお金について学んでもらおうと、さまざまなゲームやアプリが登場しています。

ゲームが好きな子であれば、楽しい学習が期待できますよ。

ただし、これらは用意された内容以上の学びは得にくいです。

お金やお小遣いのルールについてしっかりと学びたい場合は、次で紹介する「キッズマネーステーション」の利用をおすすめします。

子供のお小遣いのルールについて親子で学ぼう!

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キッズ・マネー・ステーションのおすすめポイント

  • 幼児から高校生まで幅広い年齢に対応
  • 子供のお小遣いのルールや上手な使い方も教えてくれる
  • 親子揃ってお小遣いの知識を得られる
  • メディアでの活躍実績も豊富

先ほども触れた通り、子供にお小遣いのルールやしくみを教える上では、いかに飽きさせず楽しみながら勉強できるかがカギになります。

また、お小遣いは受け取る側だけでなく渡す側も正しい知識を持っていなければいけません。

そこでおすすめなのが「キッズ・マネーステーション」です。

子供へのお小遣いのルールはもちろん、お金の上手な使い方や金融の仕組みなど経済に関する様々な知識を親子そろって身につけられます。

ぜひ受講してみましょう!

まとめ~子供のお小遣いのルールは特徴を押さえて決めよう~

この記事では子供のお小遣いのルールについて4つの例を挙げ、メリットやデメリットなども交えて解説してきました。

子供がお小遣いを上手にやりくりするには、しっかりとしたルールが不可欠です。

お小遣いを渡す際のルールはもちろん、渡した後どのように使うかといったルールも整備してください。

また、お小遣いのルールは受け取る側と渡す側双方が正しい知識を持つことが大切です。

アプリやゲーム、キッズ・マネーステーションなどを活用して、上手にお小遣いを扱いましょう!

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