ダイナースクラブの代表的なサービスといえば、対象のレストランでおすすめのコース料理が2名利用で1名分が無料になるエグゼクティブダイニングです。
ダイナースクラブの歴史は1950年アメリカで実業家マクナマラと友人の弁護士シュナイダーによって設立されました。
ある日、レストランで財布を忘れ支払うことが出来なかったことがありツケで食事ができるクラブを発足し、クラブの名前を食事をする人という意味の「ダイナース」となりました。
ダイナースの起源がダイニング(食事)であるように、ダイナースクラブカードはダイニングに力を入れています。
ダイナースクラブが特別協賛となっている「フランスレストランウィーク2019」は今年で9年目の開催となります。
フランスレストランウィーク2019では全国709軒のフランスレストランが参加しています。
筆者はありがたいことにフランスレストランウィーク2019のレセプションに参加させて頂くことができました。
レセプションでは、全国から集まった次世代のフレンチを担うフォーカスシェフ15名とガラディナーで腕を振るうシェフ5名が集まりました。
なんとレセプションではフォーカスシェフのフィンガーフードを頂くことができ見た目も味も素晴らしく感動しました。
レセプション後も余韻が頭から離れることがなく、フォーカスシェフのお店に実際に行ってきました!
🙂 この記事では、ダイナースクラブ フランスレストランウィークについて詳しく解説します!
フォーカスシェフである小岸氏が繰り出すフレンチ
ダイナースクラブ フランスレストランウィークは、全国709件が参加し、ランチ・ディナーのどちらかでフランスレストランウィークのためのコースが用意されています。
せっかく行くのであれば、やはりフォーカスシェフのレストランと決めていたので、今回はオーグードゥジュール メルヴェイユ博多へ伺うことにしました。
ダイナースクラブ会員の特典として、フランスレストランウィークの先行予約をすることができます。
一般予約開始が2019年9月3日(火)でしたが、ダイナースクラブ会員は1週間前の2019年8月27日(火)から予約することができました。
さらにインビテーション制(招待制)であるダイナースクラブのブラックカードであるダイナースクラブプレミアムカード会員は2019年8月20日(火)から申込みができました。
筆者は審査申込み基準である27歳はクリアしているので申し込んでみたところ、無事、フランスレストランウィークの先行予約前にダイナースクラブカードを手に入れることができました!
🙂 ダイナースクラブカードへの申込みについては次の記事で詳しく解説しているのでよかったら参考にしてくださいね。
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持ちやすくなった話題のダイナースクラブカードに通過!申込みを解説
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もちろん先行予約である2019年8月27日(火)10時になったと同時に公式サイト「一休.comレストラン」のオンライン予約をしようとしたところ、目当てのオーグードゥジュール メルヴェイユ博多は予約ができない状況が発生していました。
慌ててお店に電話した所、問題なく予約できました!一瞬で満席になったのかと焦りましたが、無事、電話での予約完了となりました。
オーグードゥジュール メルヴェイユ博多は
オーグードゥジュール メルヴェイユ博多のシェフ小岸明寛氏は、1979年佐賀県生まれとなります。
大阪あべの辻料理師専門学校、大阪あべの辻調理技術研究所にてフランス料理を学び、フランス校へ留学され、フランス、東京ほか世界中の名だたる3つ星レストランで多数の経験をされて、博多でシェフをされています。
オーグードゥジュール メルヴェイユ博多は博多駅の駅ビルであるJR博多シティ「くうてん」の9Fに位置しています。
駅ビルなので少し遠方から来た方にも便利な場所にあります。
オーグードゥジュール メルヴェイユ博多の入るくうてんの9Fには、たくさんのレストランが入っているため、たくさんの方が訪れる場所のため、賑わいがあります。
ただ、オーグードゥジュール メルヴェイユ博多の入り口が近づくと、先ほどまでの喧騒が嘘かのように別の空間が待っています。
筆者は、もちろんフランスレストランウィークがスタートした2019年9月20日(金)のランチに予約しました。
なお、参加店舗に寄りますが、ディナーのみのお店とランチとディナーの両方をやっている参加店があります。
オーグードゥジュール メルヴェイユ博多はランチもやっており、ディナーと同じく8,000円(税・サービス料込)のコースをランチで頂くことができます。
🙂 ダイナースクラブエグゼクティブダイニングの記事もあるので参考にして下さい。
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【実践報告】ダイナースクラブカードをエグゼクティブダイニングで利用しました。
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ダイナースクラブ会員の特典でウェルカムドリンク!
フランスレストランウィークの魅力はダイナースクラブ会員と言うだけで特典が豊富ということです。
先行予約だけではなく、なんと食事の際に、ダイナースクラブカードの提示と決済でウェルカムドリンクが1杯サービスとなります。
ただ、どのタイミングでダイナースクラブカードを提示すればいいのか正直、ドキドキしていました!
すると、ギャルソン(男性ウェイター)の方がドリンクのメニューをもって来た時に、「ダイナースクラブ会員様でいらっしゃいますか?」と聞いてくださるので、その際に提示することでウェルカムドリンクを頂くことができます。
提示の確認方法やタイミングはお店によって異なる可能性はありますが、もし何も言われないようであれば、自ら「ダイナースクラブ会員です。」と言った方がいいかもしれません。
ウェルカムドリンクも決まっているお店もあるかもしれませんが、オーグードゥジュール メルヴェイユ博多では、どのメニューからでも好きなドリンクを提供いただけるという素敵な特典を受けることができました!
フランス料理といえば、ワインです!筆者もワインを頂きたかったのですが、もちろん仕事中ということと車で来ていたので飲むことはできませんでしたが、ノンアルコールのスパークリングがあったので、それを頂きました。
また、お店の雰囲気も素敵なんですが、座ると同時に目に引くのがナプキンリングですが、なんと博多水引で出来ています。
和とフレンチの融合で素敵な空間に酔いしれることができます。
オーグードゥジュール メルヴェイユ博多のコースは、「食材の宝庫」九州という特色を活かしたコースとなっており、通常9,000円のコースを8,000円で頂けるという魅力満載です。
まずは、Amuseである小前菜とChef KOGISHIからのプレゼントが一気に運ばれてきました。
どれもこれも美味しく、目を見開くほどです。小さなグラスに入った冷製コーンスープは、濃厚なとうもろこしを感じることができました。
続いて、前菜となる坊ちゃんカボチャに海の幸、山の幸がたくさん包まれていました。
つづいて、フォアグラ料理ですが運ばれた瞬間に柑橘の香りが漂いました。低温調理されたフォアグラとフォアグラに合うフルーツのコンポートやソースやチーズなどが添えられており、その上からライムの皮が散りばめられていました。
ライムの爽やかな香りに感動しつつ、さまざまなフルーツのコンポートやソースと頂くので今まで味わったことのないフォアグラを堪能することができました。
やっと、メイン料理です!まずは、お魚料理ですが運ばれてきた瞬間に「うわぁ」と声がこぼれてしました。その大きさと彩りに。
スズキでしたが、身がプリップリッで、こんな歯ごたえのお魚を食べたことがありません。本当にびっくりするほどの歯ごたえでスプーンとフォークで頂きましたが、あまりにも弾力がすごすぎて、ナイフが必要なほどでした。
お肉のメイン料理は鶏肉で、こちらも低温調理されており、びっくりするほどの柔らかさです。添えられたそうめんカボチャ(金糸瓜)の歯ごたえがシャキシャキとしています。
すでにお腹は一杯で、これ以上は入りません状態でしたが美味しすぎて残したくない気持ちで一心不乱で頂きました。
メインが終わったら待っていたデザートです!フランス料理のデザートは、メインのデザートの前に小さなデザートとしてアヴァンデセールであるソルベのあとに、グランデセールとしてイチジクのデザートが用意されました。
アヴァンデセールにはライムの爽やかな香りで口の中がすっきりしました。グランデセールであるイチジクのデザートは残念ながら筆者の口には合いませんでしたが、添えられていたアイスとメレンゲのサクサクとしており食感も楽しめるデザートとなります。
最後にコーヒーと小菓子となりますが、小菓子が4種類もあり、これでもかっ!というとどめの小菓子となります。
チョコレートテリーヌは、あまりの美味しさにびっくりしました。また、真ん中のジェリーは苦手なのですが、せっかくなので頂いてみたところ、ジェリーへの偏見が消え去りました。
やわらく、とろけるほどの美味しさです。
2名で頂きましたが、ダイナースクラブカード会員の特典であるウェルカムドリンクが提供されるため、8,000円(税・サービス料込)のコースでしたが、ウェルカムドリンクの他に2杯追加でドリンクをお願いしたにも火関わらず18,800円(税・サービス料込)で済みました。
🙂 ダイナースクラブ フランスレストランウィーク2019レセプション参加記事もあるので参考にして下さい!
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ダイナースクラブ フランス レストランウィーク 2019のレセプションに参加!
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気になるダイナースクラブカードとは?
ダイナースクラブカードは27歳以上の方が入会でき、カード利用枠に一律の制限が無く利用可能で年会費が24,200円(税込)のクレジットカードとなります。
ゴールドカードでない通常カードで、年齢27歳以上の方でないとまず申込が出来ないことから一般的なカードと一線を画しいるといえます。
年会費無料のクレジットカードもあるため、24,200円(税込)は高く感じかもしれませんが、付帯サービスが充実しています。
幅広い優待制度があり、対象のレストランでおすすめのコース料理が2名利用で1名分が無料になったり、国内・海外空港ラウンジが無料で使えたり、会員限定のイベントなどといったダイナースならではの魅力が沢山つまったサービスを利用できます。
また、海外旅行保険、国内旅行傷害保険もしっかりと付帯されており、海外旅行傷害保険は自動付帯で5,000万円、利用付帯で5,000万円の合計、最高1億円の付帯があります。
ダイナースクラブカードを持っているだけで、フランス レストランウィーク2019の特典でもある先行予約、ウェルカムドリンク1杯がサービスを受けれることができ考えただけでも、ダイナーズクラブカードは魅力的です。
また、2019年10月から新サービスでごほうび予約がスタートしました。
敷居の高いお店ほどコース料理は、2名からとなりますが、ごぼうび予約は、1名から利用することができ今までにないサービスとなり特に一人を満喫したい方は待ち待ったサービスになること間違えありません。
🙂 ダイナースクラブカードについて詳しく解説していますので参考にしてみて下さい。
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気になるコンパニオンカードとは?
ダイナースクラブカードは、2019年7月23日からコンパニオンカードとして決済シェアNo.2のMastercardが利用できるようになりました。
ダイナースクラブカードでMastercard加盟店で決済できるわけではありません。
ダイナースクラブカードを発行している三井住友トラストクラブがBANKカードとして発行している「TRUST CLUB プラチナ マスターカード」がコンパニオンカードとして無料で発行されます。
TRUST CLUB プラチナ マスターカードはMastercardの6段階あるランクの上から3つ目にあたるプラチナカードとなります。
年会費無料でプラチナカードが発行されるなんて、すごくないですか?
Mastercardは決済シェアNo.2が利用できるようになったことでダイナースクラブカードの一番の弱みであった海外での決済力を克服したと言えます。
コンパニオンカードとして別カードを発行するとは、かなり画期的なサービスであることは間違えなく色んな意味で注目を浴びています。
コンパニオンカードとして発行されるTRUST CLUB プラチナ マスターカードの決済だけが利用できるわけではなく、なんと付帯しているサービスも利用することができます!
世界100ヵ国、100万ヶ所以上のWi-Fiが無料で利用できます。
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ダイナースクラブにコンパニオンカードが誕生!Mastercard加盟店も利用可能に!
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まとめ
ダイナースクラブカードに入会しない限りフランスレストランウィークに参加することもありませんでした。
ダイナースクラブカードに入会するだけで新しい体験、新しい出会いが待っています。
フランスレストランウィークも食にこだわるダイナースクラブこそのイベントとなりますが、ダイナースクラブの付帯サービスにエグゼクティブダイニングがあります。
エグゼクティブダイニングは対象のレストランでおすすめのコース料理が2名利用で1名分が無料が利用することが出来ます。
筆者もエグゼクティブダイニングを利用しましたが、なかなか行くことがなかったお店に足を運ぶことができるうえに、特別な食事を頂くことができました。
🙂 エグゼクティブダイニングについては次の記事で詳しく解説しているので、よかったら参考にしてください。
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【実践報告】ダイナースクラブカードをエグゼクティブダイニングで利用しました。
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