「子供の課金ルールをどのように決めればいいかわからない」
「子供が無断で課金しないためにも、ルールを決めたい」
このように悩んでいる方もいるでしょう。
中には子供が無断で課金し、トラブルに巻き込まれた方も多くいます。
子供が正しくアプリやオンラインゲームなどを楽しむためにも、課金ルールを決めることが大切です。
本記事では、課金ルールのポイントや注意点を詳しく解説していきます。課金ルールの決め方で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
このページで分かること
- 課金ルールのポイント
- 課金ルールの注意点
- 課金トラブルを避けるポイント
- 大人が無断でルールを決めない
※当記事は2024年現在の情報になります。
※本ページにはPRが含まれます。
そもそも課金はあり?なし?
子供の課金がありなのか、なしなのかについては家庭によって異なります。
予算の範囲内であれば課金をありとしている家庭もありますし、一切課金禁止としている家庭もあります。
家庭の状況によってルールが異なるため、自分の家計に合わせて決めるのがポイントです。
代表的な課金ルール3つ
ここからは、代表的な課金ルールの3つについて詳しく見ていきましょう。
代表的な課金ルール3つ
- 一切課金は禁止
- 許可制を取り入れている
- お小遣いの範囲内なら自由に使っても良い
一切課金は禁止
アプリでもオンラインゲームでも、全てにおいて一切課金は禁止です。
厳しい家庭であれば、無料のアプリやゲームでもインストールを制限しているところもあります。
無料アプリやゲームでも、中には課金制度があるものもあるので、課金に対して興味を引かせないためにも一切禁止にしているのでしょう。
許可制を取り入れている
親の許可を取れれば課金を許可している家庭もあります。
アプリやオンラインゲームでも課金したい旨を伝えて、親が許可を出せば課金できる仕組みです。
ただ、家庭によって支払い方法は異なります。
親が払っている家庭もあれば、子供のお小遣いから課金分を引いている家庭もあります。
お小遣いの範囲内なら自由に使っても良い
中にはお小遣い制度を取り入れている家庭も多くあるでしょう。
お小遣いの範囲内であれば自由に使っても良いとルールを決めている家庭も多いです。
自由に課金をしても良いと許可すれば、勝手に課金されないか不安になるでしょう。
自分の知らないところで課金されて、高額な費用が請求されたとなれば、大きなトラブルになります。
お小遣いの範囲なら大丈夫など、明確な金額を示して課金ルールを決めるのも良いでしょう。
スマホで課金できるものの種類
スマホで課金できるものの種類は、主に以下の4つです。
スマホで課金できるものの種類
- 有料アプリ
- アプリ内課金
- LINE系
- 音楽・動画・本・マンガ系
有料アプリ
アプリをインストールする際に料金がかかるものです。
動画配信アプリや勉強系のアプリに多く見られる仕組みです。
有料アプリは月額支払いを設定しているところがほとんどなので、1回で支払いが進まない場合もあります。
料金体系については特に注意深く確認することが大切です。
アプリ内課金
アプリ内課金は、アプリ・ゲームの中でアイテムやガチャ、本の購入などができるシステムです。
特にオンラインゲームの場合は、時期ごとにイベントが行われたり、期間限定のキャラが現れたりするので、思わず課金したくなってしまうもの。
中には我慢できず、欲しいキャラやアイテムが出るまで課金し続けて、数万円も使った方もいます。
LINE系
LINEではスタンプや音楽など様々なサービスを提供しています。
LINE型の課金では、LINE内だけで使えるコインを購入して使う仕組みになっています。
音楽・動画・本・マンガ系
音楽や動画、漫画系などは、基本的に月額システムを取り入れていることが多いです。
中には、1冊・1曲ごとに料金を決めているところもあります。
子供と課金ルールをしっかり話し合うことが大切
後々課金トラブルに巻き込まれないためにも、ルールについてしっかり話し合うことが大切です。
ここからは課金ルールについて話し合う際のポイントや注意点をまとめていきます。
ただ禁止するのはNG
課金を禁止するにしても、理由もなしにただ子供にダメと言うのはNGです。
説得できるものがなければ、子供も納得できず、後々無断で課金するようになってしまうかもしれません。
保護者自身が課金の危険性を理解した上で、子供に伝えることが大切です。
また、他の家庭が課金を許可していれば、「なぜ他の家は良くて、家はダメなのか」と聞いてくる場合もあるでしょう。
課金を禁止にする明確な理由があるのであれば、子供が納得できるまでじっくり説明することが大切です。
例えば課金できるほど家計に余裕がない、課金しすぎると金銭トラブルに巻き込まれるなどです。
子供に危険性を示唆できる明確な理由があれば、きっと納得してくれるでしょう。
ただし、完全に課金を禁止してしまうと、見えない場所で勝手に課金してしまうこともあるかもしれません。
インターネットや友人から課金の方法についてはいくらでも聞けるため、完全に禁止する際はリスクもあります。
お小遣いの範囲内で課金させる
子供が納得できるルールとしては、お小遣いの範囲内で課金させることが挙げられるでしょう。
基本的にお小遣いは、子供が自由に使えるものです。
自由に使えるものだからこそ、「課金」に使っても問題はないのです。
ただし、課金の怖いところは引っ込みがつかなくなる場合があるところ。
例えばゲームで課金する場合は、欲しいキャラやアイテムが出なければ、出るまで課金してしまうかもしれません。
そうなるとすぐにお小遣いはなくなってしまうでしょう。
お小遣いがなくなった場合は、お小遣いを増やしてほしいとおねだりしてくるかもしれません。
お小遣いの増額を許可すると、また課金に全て費やしてしまう可能性があるので、あくまでもお小遣いの範囲内で行わせることが大切です。
範囲内で課金させなければ、お小遣いがなくなっても親に頼めば大丈夫という意識が根付いてしまいます。
お小遣いの範囲を超える場合は、我慢させるか、高校生以上であればアルバイトさせるのも1つの手です。
課金の金額や回数をルール化する
子供に正しく課金させるためにも、金額や回数をルール化すると良いでしょう。
現在子供にお小遣いを渡しているのであれば、その金額からどの程度課金に使っても良いかを決めます。
ただ単にお小遣いの範囲内でなら課金しても良いとなれば、全てを費やしてしまうかもしれません。
正しいお金の使い方を学ばせるためにも、あらかじめ課金の金額や回数を決めておくことで、使いすぎを防げるでしょう。
課金する際はあらかじめ報告するか、課金した後に報告するかなどして、課金状況を共有することが大切です。
プリペイドカードを利用するのもおすすめ
お小遣いの範囲内で課金を許可するなら、プリペイドカードを利用してみるのも良いでしょう。
プリペイドカードであれば残高分しか課金できないため、使い過ぎを防げます。
ただし慣れるまでは、保護者と一緒に支払い手続きをするようにしましょう。
無断で課金しないように対策もしておく
課金ルールを決めても、中には不満を感じで無断で課金するなんてこともあるかもしれません。
無断で課金をさせないためにも、あらかじめ対策もしておくことが大切です。
特に注意が必要なのがクレジットカードです。
子供は意外と鋭いもので、親がクレジットカードを使っている姿を見て、使い方を自然に学ぶこともあります。
クレジットカードがあれば課金できると思い、親の目を盗んで利用することも考えられます。
実際に、子供が親のクレジットカードを勝手に使って、高額課金したという事例も少なくないのです。
そのようなトラブルを防ぐためにも、クレジットカードは子供の手の届かない場所もしくはわからない場所に管理しましょう。
通常は財布の中に入れておくことがほとんどですが、財布ごと隠してしまってもかまいません。
また、子供が小さいうちはできるだけクレジットカードを使っている姿を見せないのも1つの手です。
クレジットカードの使い方はある程度大きくなってから学んでも損はありません。
課金用のパスワードを設定するのも良いでしょう。
課金する際に親が決めたパスワードを入力しなければ次に進めないように設定するのです。
パスワードがわからなければ、子供も勝手に課金するのを諦めてくれるでしょう。
子供に課金の重要さを学ばせたいならキッズ・マネー・ステーションに参加してみよう
子供に課金の重要さを学ばせたいなら、キッズ・マネー・ステーションに参加してみると良いでしょう。
キッズ・マネー・ステーションでは豊富なプログラムが揃っており、小学校向け、中学校向け、高校向けなど年齢に合わせた講座もあります。
お子さんと一緒にお金について学ぶことで、お金の大切さを学べるでしょう。
お金の大切さを学べば、無断で課金するようなトラブルも防げる可能性が高いです。
また、実際に子育て経験のあるプロが在籍しています。
実経験のトラブルをもとに指導してもらえるため、日常生活でも役立てられるポイントやコツなども学べるでしょう。
キッズ・マネー・ステーションでは、本当に様々なプログラムが揃っているのが大きな魅力です。
講師たちのスキルはもちろんのこと、難しく感じるお金のことも楽しく学べるようになっているので、気軽に参加できるでしょう。
まとめ
今回は課金ルールについてまとめていきました。
親に無断で課金をして高額請求が届き、大きなトラブルに巻き込まれた方も多くいます。
そのような金銭トラブルを避けるためにも、事前に子供との課金ルールを決めておくことが大切です。
ただし、子供の意見も聞かずむやみに禁止するのは逆効果です。
インターネットや友人に聞けば課金の方法はすぐにわかるので、納得できないルールを決められてしまえば、無断で課金してしまうかもしれません。
課金ルールを決める際は、子供としっかり話し合って決定することが大切です。
なぜ課金はあまりおすすめできないのか、リスクなどについても説明することで、子供の納得を得られやすくなるでしょう。