アメリカへの旅行や出張を計画しているなら、アメリカ利用可能なクレジットカードは持っておくべきです。
クレジットカードを持っていると、現金に両替する手間が省けたり、海外旅行の際の保険が付いていたりとお得な特典が受けられます。
万が一のトラブルにも対応できるため、アメリカ旅行の際にはぜひ作っておくことをおすすめします。
しかし、どんなクレジットカードがあるのか、MastercardとVISAどちらがアメリカ滞在時に有利になるのか分からない方も多いでしょう。
今回はクレジットカードを選ぶポイントや、アメリカ利用におすすめのクレジットカードを厳選してご紹介します。
※当記事は2024年現在の情報になります。
※本ページにはPRが含まれます。
アメリカではなぜクレジットカードが普及している?
アメリカでは現在、主な決済手段としてクレジットカードが普及しています。
その理由は、大きく分けて2つあります。
アメリカでクレジットカードが普及している理由
- 偽札や盗難対策
- ローン対策
偽札や盗難対策
アメリカでは偽札の流通や盗難が深刻な問題となっており、現金の持ち歩きにはリスクが伴うことがあります。
偽札や盗難の対策として、クレジットカードが使われるようになりました。
クレジットカードであれば、もし盗まれても停止させられます。
犯罪などのトラブルに巻き込まれる確率が減るため、旅行でもクレジットカードを使うと安心です。
ローン対策
アメリカの金融システムにおいて、クレジットヒストリーは非常に重要な役割を果たしています。
住宅や車の購入時、お店側がクレジットカードの取引内容をチェックして、支払い能力があるかどうかチェックするためです。
多くのアメリカ人が社会的信用を増やすために積極的にクレジットカードを利用しており、それがクレジットカードの普及に繋がっています。
アメリカ利用可能なクレジットカードを持つメリット
アメリカへの旅行や出張を計画している場合は、クレジットを作っておきましょう。
アメリカ利用可能なクレジットカードを持つことで、以下のようなメリットがあります。
アメリカ滞在の際にクレジットカードを持つメリット
- 現金を持ち歩かなくて良い
- 海外旅行傷害保険が利用可能
- 身分証の代わりになる
- 現地の交通機関をスムーズに利用できる
- クレジットの種類によって色々な特徴がある
①現金を持ち歩かなくて良い
アメリカでは、クレジットカードが現金に次ぐ主要な決済手段として普及しています。
ショッピングや食事、観光スポットのチケット購入など、さまざまな場面でクレジットカードの利用が可能です。
クレジットカードがあれば大抵の支払いが可能になるため、現金を持ち歩く必要がなくなりますよ。
現金を持ち歩くことによるトラブルなども回避できるのがメリットです。
また、通貨の両替を頻繁に行う手間が省けるため、旅行中の時間を有効に使うことができますよ。
医療費の支払いにも対応
さらに、突然の体調不良になったときも、クレジットカードがあれば安心です。
アメリカの医療機関では、クレジットカードで医療費を支払うことができますよ。
日本と比べて医療費が高額なアメリカで、クレジットカードを持っておくメリットは非常に大きいといえるでしょう。
②海外旅行傷害保険が利用可能
多くのクレジットカードには、海外旅行傷害保険が無料で付帯されています。
海外旅行傷害保険は、旅行先での治療費や救急輸送費、さらに滞在先で誰かに怪我をさせてしまった時など、様々な場面に対応してくれます。
突然の体調不良になったときも、保険がついたクレジットカードがあれば安心です。
さらに、アメリカの医療機関は、クレジットカードで医療費を支払うことができますよ。
日本と比べて医療費が高額なアメリカで、クレジットカードを持っておくメリットは非常に大きいといえるでしょう。
③身分証の代わりになる
アメリカでは、クレジットカードを身分証として利用することができます。
ホテルや車のレンタルなどの際にクレジットカードを提示すれば、他の身分証明書を出す手間が省ける場合も多いですよ。
ホテルのデポジットがいらなくなることも
アメリカのホテルでは、ホテル利用時にデポジットを求められることがあります。
デポジットとは、ホテル滞在時に宿泊以外の費用が発生した時の保証金のことです。
しかし、クレジットカードを提示すれば、デポジットが不要になることもあります。
クレジットカードの所持が信用の証とされ、万が一支払いが発生した時も時もクレジットカードで支払えるためです。
旅行時の手間を大幅に削減してくれますよ。
④現地の交通機関をスムーズに利用できる
ニューヨークなどの大都市では、タッチ決済が進んでいます。
特に地下鉄の自動改札機では、専用の切符を購入することなくクレジットカードをタッチするだけで乗車できることも多いです。
タッチ決済が可能なクレジットカードがあれば、現地の交通機関をスムーズに使えますよ。
⑤クレジットの種類によって色々な特徴がある
クレジットカードには色々な種類があり、それぞれに特徴が異なります。
例えば、タッチ決済に対応したものや、空港ラウンジを無料で利用できるもの、優待やポイントが付くクレジットカードなどがあります。
空港ラウンジなどを利用できる
グレードの高いクレジットカードを所持していると、空港ラウンジに無料で入ることができるものも多いです。
ラウンジ内ではWi-Fiやドリンク、軽食などが提供され、快適な休憩時間を過ごせます。
長時間のフライト前や、乗継ぎの間に一息つくのに非常に便利ですよ。
お得な優待・ポイントがある
クレジットカード特有の優待やポイント制度もあります。
海外旅行保険に加え、海外旅行のホテル代・ショッピング代などの割引を受けられますよ。
サービスはクレジットカードによって異なるので、クレジットカードを作る前によく確認してくださいね。
アメリカ利用可能なクレジットカードの注意点
アメリカ利用可能なクレジットカードを利用する際には、以下の点に注意しましょう。
アメリカ利用可能なクレジットカードの注意点
- 日本円ではなく現地通貨での支払いを選ぶ
- 明細をしっかり確認する
- 手数料に注意
①日本円ではなく現地通貨での支払いを選ぶ
アメリカでカードを利用すると、支払い方法が「現地通貨」と「日本円」から選べる場合もあります。
しかし、日本円での支払いを選ぶと、為替レートに応じて高額な手数料がかかる可能性があるため注意してください。
どちらが良いか聞かれたら、日本円ではなく「現地通貨」を選びましょう。
また、現地のATM利用時にも手数料が発生するかどうかも確認してくださいね。
②明細をしっかり確認する
クレジットカードの利用明細は必ず確認しましょう。
チップが自動的に加算されていないかなど、重複して料金が請求されていないかもチェックすることが重要です。
不正利用のリスクを減らすためにも、定期的にオンラインの利用明細を確認しましょう。
③緊急時の連絡先を把握しておく
旅行中のトラブルは予期せず発生するものです。
クレジットカードの紛失や盗難に備え、カード会社の緊急連絡先を予め控えておくことをおすすめします。
万が一クレジットカードの紛失や盗難に遭った場合は、すぐにカード会社に連絡しましょう。
財布とともにスマホも一緒に盗まれた場合も想定して、紙や手帳にもメモして持っておくと安心ですよ。
トラブルが発生しても迅速に連絡がとれるように、事前準備を怠らないようにしましょう。
アメリカ利用可能なおすすめのクレジットカード
アメリカで利用可能なおすすめのクレジットカードを厳選しました。
以下のカードは、様々な海外旅行中の補償やサポートが受けられます。
アメリカへの旅行や出張のためにクレジットカードを発行したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
アメリカ利用可能なおすすめのクレジットカード
- JCB CARD W
- 三井住友カード(NL)
- ライフカード
- dカード
- VIASOカード
JCB CARD W
年会費 | 永年無料 |
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還元率 | 1.0%~5.5% |
申し込み可能年齢 | 満18歳~39歳 |
国際ブランド | JCB |
旅行保険 | 最大2,000万円(海外) |
タッチ決済 | 可能 |
\ JCB CARD W /
JCB CARD Wは、18歳から39歳までの若年層を対象としたクレジットカードです。
ポイント還元のメリットが大きく、通常のJCBカードと比べ2倍の還元率を誇ります。
セキュリティ面も強化されており、24時間365日の不正検知システムが採用されていますよ。
紛失や盗難時の補償、インターネットショッピング時の本人確認機能も整っているため、安心して利用できます。
さらに、収入の有無を問わず申し込みが可能で、使い過ぎ防止のアラート設定もあるので初めてクレジットカードを作る方や学生にもおすすめです。
ただし選べるブランドが日本発の「JCB」のみなので、海外で使えるお店は限られています。
しかし、日本人が旅行する場所で使えるお店は増えているので、ニューヨークやハワイなどの旅行なら使用できるでしょう。
三井住友カード ゴールド(NL)
年会費 | 5,500円※条件付きで永年無料 |
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還元率 | 0.50%~7.00% |
申し込み可能年齢 | 満20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方 |
国際ブランド | Mastercard、VISA |
旅行保険 | 最大2,000万円(海外) |
タッチ決済 | 可能 |
三井住友カード ゴールド(NL)は満20歳以上の方が申し込み可能で、VISA・Mastercardどちらも選択できます。
ナンバーレス仕様になっており、券面にカード番号・有効期限・セキュリティコードが表記されていません。
カード情報はアプリからのみ確認できるため不正使用のリスクが低減しますよ。
さらに三井住友カード ゴールド(NL)なら年間利用額に応じたポイント還元があり、条件をクリアすると年会費が永年無料になったりと特典も豊富です。
旅行費用などを事前にクレジット決済すると、海外旅行傷害保険が付きますよ。
国内の主要空港とハワイの空港内にあるラウンジを無料で使えるのも、ゴールド以上のカードの特典です。
また、海外旅行中のサポートデスクも使えて、現地のレストランやホテルの予約等の予約のサポートをしてくれます。
「英語に自信がないけどアメリカ旅行を楽しみたい」という方にも最適です。
ライフカードゴールド
年会費 | 本会員:11,000 円 家族会員:無料 |
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還元率 | 0.50%~1.50% |
申し込み可能年齢 | 23歳以上で、安定した継続収入のある方 |
国際ブランド | Mastercard、VISA |
旅行保険 | 最大1億円(海外) |
タッチ決済 | VISAのみ可能 |
ライフカードゴールドは、海外旅行傷害保険が最大1億円で自動付帯となるのが特徴です。
家族会員の場合も、最大1,000万円の補償が付いていますよ。
また、ライフガードゴールドには、海外旅行時にサポートしてくれる「LIFE DESK」が用意されています。
旅行先で言葉が通じず困ったことがあっても、連絡すれば代わりに対応してもらえるので安心です。
また、空港のラウンジが34箇所も無料で使える特典が付いているため、飛行機に乗る前にゆったり過ごせますよ。
海外旅行の特典が豊富なクレジットカードですが、国内の旅行でも色々な補償がつくので旅行が好きな人におすすめです。
23歳以下の方向けには学生向けのライフカードもありますので、気になる方は以下のリンクをチェックしてみてください。
関連記事
学生専用ライフカードの限度額は5万円~30万円?学生専用ライフカードの活用ポイントとは
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dカード GOLD
年会費 | 11,000円 |
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還元率 | 1.0%~10% |
申し込み可能年齢 | 満18歳以上で安定した継続収入があること |
国際ブランド | Mastercard、VISA |
旅行保険 | 最大1億円(海外) |
タッチ決済 | 可能 |
dカード GOLDは、dポイントを利用している方やドコモユーザーにおすすめのクレジットカードです。
毎月のドコモのケータイやドコモ光の利用料金の10%が、dポイントで還元されます。
さらにケータイ補償があり、万が一壊れてしまっても、購入から3年間は最大10万円の保証がつきますよ。
アメリカ旅行中にドコモのスマホを盗難されたり水に濡れて壊れてしまっても、買い替え後に補償金が貰えます。
また、国内・ハワイの主要空港のラウンジが無料で使えるのもメリットです。
最大1億円の海外旅行保険も付いていますから、dカードで作成を検討している方はぜひ「dカード GOLD」に申し込みましょう。
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VIASOカード
年会費 | 無料 |
---|---|
還元率 | 0.5% |
申し込み可能年齢 | 18歳以上 |
国際ブランド | Mastercard、VISA |
旅行保険 | 最大2,000億円(海外) |
タッチ決済 | 可能 |
VIASOカードの年会費は完全無料となっています。
家族カードを作ったとしても年会費はかかりませんから、家族分のクレジットカードが欲しい方におすすめです。
そんなVIASOカードの最大のメリットは「オートキャッシュバック」です。
オートキャッシュバックは還元されるポイントを1ポイント1円として、その月の請求金額に充てられるサービス。
もし請求がなかった場合は口座に振り込まれます。
ただし還元されるのは1,000ポイントからとなり、ポイントを貯められる期間は1年間なので気をつけてください。
また、VIASOカードには条件付きで海外旅行傷害保険がついています。
VIASOカードで海外旅行の費用を支払うと、最高2,000万円の補償が付くためアメリカ旅行でも安心です。
アメリカで利用可能なクレジットカードに関してよくある質問
最後に、アメリカで利用可能なクレジットカードに関してよくある質問に回答します。
よくある質問
- Q1. アメリカで主流のクレジットカードブランドは?
- Q2. アメリカ滞在中、現金は必要?
- Q3.VISAとMastercard、アメリカではどっちが良い?
- Q4. タクシー・病院でも使える?
Q1. アメリカで主流のクレジットカードブランドは?
A.アメリカで主流のクレジットカードブランドは、VISA、Mastercard、AMEX、Diners Club、JCBです。
ただし、場所によって使えるものが異なるので注意してください。
Q2. アメリカ滞在中、現金は必要?
A.アメリカはクレジットカードでの支払いが主流ですから、ほとんど現金を使う場面は無いでしょう。
ただし、チップや緊急時のための現金は用意しておくと安心です。
レストランなどのチップはクレジットカード払いに含められる場合が多いですが、少額のチップは現金で手渡しする事もあります。
20ドル札、5ドル札、1ドル札を組み合わせて、合計100ドル程度用意しておくと良いでしょう。
Q3.VISAとMastercard、アメリカではどっちが良い?
A.アメリカではVISA・Mastercardの普及率は非常に高いです。
VISAはアメリカ国内でもトップシェアなのに加え、世界でシェア率1位なのがメリット。
ホテルなどでの特典や優待も豊富なので、アメリカだけでなく世界中で使いやすいカードと言えます。
一方、MastercardはVISAに続くシェア率を誇るため、アメリカでも問題なく使えるでしょう。
また、コストコで唯一使えるクレジットカードとしても有名です。
どちらもタッチ決済に対応していますから、どちらを持っていてもアメリカの買い物で困ることは少ないでしょう。
ただし、お店によっては1つのクレジットカードしか使えない場合もあるため、VISA・Mastercardの2種類とも持っておくのが安全です。
Q4. タクシー・病院でも使える?
A.アメリカのタクシーや病院では、主要なクレジットカードブランドが広く受け入れられています。
特に、都市部のタクシーでは、VISAやMastercardを始めとする主要なクレジットカードが利用可能です。
病院に関しても、治療費の支払いや薬の購入時はクレジットカードでの決済が一般的ですよ。
アメリカの医療費は高額になりやすいため、現金よりもクレジットカードの方が緊急時にも使いやすいでしょう。
アメリカ利用可能なクレジットカードは持っておくべき!
今回は、アメリカ利用可能なクレジットカードについてまとめました。
アメリカでの買い物はキャッシュレスが主流ですので、旅行や出張の際はクレジットカードを持っておくことをおすすめします。
特におすすめなのは、VISA・Mastercardのカードを2枚持ちすることです。
キャッシュレスが主流と言ってもVISAだけ使えたり、反対にMastercardしか使えないお店もあります。
安心してアメリカ旅をしたいなら、両方持っておくと安心ですよ。
クレジットカードはアメリカでは身分証の代わりになることもあるため、ぜひアメリカ利用可能なクレジットカードを作ってみてくださいね。