「dカードの審査は甘い?厳しい?」
「dカードの審査に落ちたらどうしよう…」
などなど、クレジットカードの利用を考えている方のなかには、こうお思いの方もいますよね。
dカードの審査が通りやすいのかを知ったうえで、安心して発行したいことでしょう。
この記事では、dカードの申し込み条件や審査までの流れをご紹介します。
dカードは2種類ありますから、「一方は申し込めないけどもう一方は申し込める」という可能性もあるのです。
2種類のdカードの特徴なども、詳しく解説していきます。
記事後半では、dカードの審査に関するよくある質問もまとめていますので、ぜひ最後までお読みください。
このページで分かること
- dカードの特徴とdカードGOLDとの違い
- dカードの審査難易度について
- dカードの審査・カード発行までの時間
- dカードの審査に落ちたときの対策
- dカードの申し込み~発行までの流れ
※本ページにはPRが含まれます。
目次
dカードの特徴
株式会社NTTドコモが展開しているクレジットカードが「dカード」です。
ドコモユーザーはもちろんのこと、dポイントを効率よく貯めたい方にもおすすめ。
dカードは2種類ありますので、まずはそれぞれの特徴をご紹介します。
- dカード(一般カード)
- dカード GOLD(ワンランク上のゴールドカード)
dカードの特徴
年会費 | 永年無料 |
---|---|
申し込み条件 |
|
ポイント還元率 | 1.0%〜4.5% |
国際ブランド | VISA/Mastercard |
追加カード | 家族カード/ETCカード |
貯まるポイント | d POINT |
年会費が無料で誰でも利用しやすいのが、一般カードである「dカード」です。
【dカードの特典】
- 年会費が永年無料
- 買い物で必ず1%ポイント還元、ポイントアップ店もあり
- d払いを併用でさらにポイント還元
- 対象のケータイ料金を割引
dカードでは、100円のお買い物で1%のポイント還元が受けられます。
さらに、dカード特約店やdポイント加盟店などのポイントアップ店では、2%以上の還元率に設定されているお店も多数です。
貯めたポイントはドコモのケータイ料金の支払いや、お買い物などで利用できます。
さらに、対象のケータイ料金をdカードで支払うと、毎月187円の割引が受けられるのもメリットです。
dカードGOLDの特徴
年会費 | 11,000円 |
---|---|
申し込み条件 |
|
ポイント還元率 | 1.0%〜10% |
国際ブランド | VISA/Mastercard |
追加カード | 家族カード/ETCカード |
貯まるポイント | d POINT |
dカードの特典に加え、ワンランク上の特典が受けられるのが「dカードGOLD」です。
【dカードGOLDだけの特典】
- 毎月のドコモのケータイ・ドコモ光の料金から10%ポイント還元
- 安心のケータイ補償が最大10万円まで
- 国内やハワイの主要空港ラウンジが無料で利用可能
毎月のドコモのケータイ・ドコモ光の料金から10%ポイント還元
dカードGOLDは、年会費を支払うことで様々な特典を受けられます。
毎年11,000円を支払うのは高い…と思うかもしれませんが、年会費を払ってもお得になる場合もあるのです。
ドコモのケータイやドコモ光の利用料金を、dカードGOLDでお支払いをすると1,000円につき100ポイント還元されます。
例えば、ドコモの通信料が毎月10,000円ある方は、1年で12,000円のポイント還元が受けられる計算になるわけです。
つまり、年会費11,000円を支払っても損をすることはありません。
安心のケータイ補償が最大10万円まで
dカードGOLDを利用している方には、スマホやケータイの購入から3年間の最大10万円補償が付きます。
もし10万円のスマホを買ってすぐに無くしても、dカードGOLDで同じ機種を購入すれば後日全額返金になるのがメリットです。
盗難や水濡れ・全損による修理不能のスマホでも補償対象になります。
国内やハワイの主要空港ラウンジが無料で利用可能
dカードGOLDと、当日利用する飛行機チケットの半券を空港ラウンジに持っていくと、無料利用できる特典もついています。
多数の国内空港とハワイの主要空港のラウンジで利用できるため、飛行機の待ち時間をゆったり過ごせますよ。
dカードの審査は厳しい?甘い?
クレジットカードの審査が「甘い」か「厳しい」かというのは、そのカード会社の審査ポリシーや審査基準、さらには申し込む個々の状況により変わるため一概には言えません。
そんななかdカードはNTTドコモが発行しているクレジットカードで、ドコモの携帯電話契約者である場合、審査が通りやすいという傾向が一部で指摘されています。
しかしそれはあくまで傾向の一つであり、たとえば信用情報に問題があったり収入が不安定だったりすると、審査に落ちる可能性もあります。
したがって「審査が甘い」と一概に言うのは難しいです。
審査の結果は申し込み時に提供した情報や個々の信用状況によるため、審査に通るためには、正確な申請情報の提供と信用情報の適切な管理が重要です。
dカードの審査基準は?
dカードの申し込み条件をまとめました。
dカード | dカードGOLD |
---|---|
|
|
dカードGOLDは通常のdカードより審査が厳しい
クレジットカードは通常、ランクが上がるごとに審査が厳しくなっていきます。
ゴールドカードとなると、収入・年齢の条件が一般カードより限定されている可能性が高いです。
dカードGOLDの申し込み条件を見ると、年齢制限はdカードと同じであるものの「安定継続した収入があること」が条件として追加されています。
学生・フリーター・専業主婦・専業主夫がdカードGOLDに申し込んだ場合は、審査に落ちる可能性が高いと言えるでしょう。
dカードの審査やカード発行までにかかる時間・日数
dカードの審査時間と、実際にカードが発行されるまでの時間は異なります。
かかる時間の目安は次の通りです。
審査完了まで | カード発行まで |
---|---|
最短5分 ※郵送で申し込みや、審査時間外の申し込みの場合は翌日以降 |
最短5日 ※1~3週間かかる場合もあり |
dカードの審査にかかる時間・日数
dカードの審査対応時間は営業時間である9:00~19:50です。
審査対応時間外に申し込んだり、郵送で申し込んだ場合は審査が遅れる可能性が高いので注意してください。
早くdカードの審査を受けたい場合は、Web経由での申し込みが最も早いです。
営業時間内であれば、最短5分でdカードの審査を完了することができます。
また、キャッシング機能などの付帯を希望する場合は審査にかかる時間が多くなるので、キャッシング機能を希望しないことでdカードの審査時間を短縮することができます。
dカードの発行にかかる時間・日数
dカードの発行は「最短5日」で行う事が可能です。
ただし、離島や農村部では発行後に手元に届くまでに時間がかかってしまう場合もあるので、余裕をもって1~3週間程を目安としましょう。
dカードの審査で見られるポイント
審査基準が非公開となると、具体的にはどういったところが審査で見られやすくなるのか具体的には以下のとおりです。
dカードの審査で見られやすいポイント
- 信用情報
- 収入情報
- 勤務先情報
- 申し込み内容の正確さ
- 借入状況
それぞれを詳しく見ていきましょう。
信用情報
信用情報は、申し込み者の過去の返済履歴やクレジットスコアを通して金融機関が信頼できる借り手であるかどうかを判断する上で非常に重要です。
これには過去のローンの返済状況、滞納があるかどうか、延滞回数や総額、信用情報機関に登録されている情報などが含まれます。
クレジットカード会社が申し込み者の返済能力や信用度を評価するのに不可欠ですね。
収入情報
収入情報もクレジットカードの審査において重要な要素です。
これは申し込み者が借りたお金を返済する能力があるかどうかを示すためです。
年収、雇用形態(例えば、正社員、パートタイム、契約社員など)、または勤続年数などの情報は、審査において収入の安定性を確認するのに使用されます。
勤務先情報
勤務先情報は収入源の安定性と、その収入が将来的に続く可能性を示すために考慮されます。
たとえば大企業での正社員や公務員などは、比較的安定した収入が見込まれますので、審査に有利になることがあります。
申し込み内容の正確さ
申し込み書の記入内容が正確かどうかも審査の一部です。
虚偽の記入があると、それだけで審査落ちの原因となることもあります。
また記入漏れや誤記も問題となることがあります。
申し込み書は、事実を正確に、そして完全に記入することが重要です。
借入状況
借入状況とは、申し込み者が現在他の金融機関からどれだけの借入があるか、またその返済状況はどうかを指します。
複数のクレジットカードやローンを抱えていて、特に返済に問題がある場合はそれを信用リスクと見なされ、審査に悪影響を及ぼす可能性があります。
dカードの審査に落ちた時の対象法
いざdカードの発行を試みたは良いものの、審査落ちとなって結局利用に至らないケースもあります。
ではdカードの審査に落ちたらどうすれば良いのか、掘り下げてみましょう。
dカードの審査に落ちたときの対策
- 再申請を検討する
- 他のカードを申し込む
- 信用情報を改善する
- カードの種類を見直す
再申請を検討する
一度審査に落ちたからといって必ずしも次回も落ちるとは限りません。
ただし何度も短期間で申し込みを繰り返すと、それ自体が信用情報に記録されてマイナスに働く場合もあります。
そのため、一定期間(通常は3~6ヶ月)を空けてから再申請を検討するのが良いでしょう。
他のカードを申し込む
クレジットカードの審査基準は、発行元の金融機関により異なります。
審査基準がより緩やかなクレジットカードを選ぶことで、審査に通りやすくなる場合があります。
信用情報を改善する
クレジットカードの審査には信用情報が大きく影響します。
遅延払いや未払いがあれば、まずはそれらを改善することが重要です。
信用情報は数年ごとに更新されますので、時間とともに改善されます。
カードの種類を見直す
クレジットカードにはさまざまな種類があり、それぞれに異なる審査基準があります。
たとえば、学生専用カードや主婦専用カード、プリペイドカードなどは審査基準が異なることが多いです。
dカードの申し込みから発行までの流れ
実際にdカードに申し込むとなったとき、どんな流れで発行できるのか見ていきましょう。
dカードの入会・発行方法は、「Webサイト」「ドコモショップ」「郵送」の3通りから選べます。
申し込み方法が分からない方はドコモショップで教えてもらいながら申し込むのがおすすめです。
なるべく早くカードを発行したい方は、Webサイトから申し込んでください。
ここでは、Webサイトから申し込んだ際のdカード発行までの流れをご紹介します。
dカードの申し込み~発行までの流れ
- まずは申し込み
- 審査を受ける
- カードの発行
STEP①まずは申し込み
dカードの申し込みにあたって、まずは下記3点を用意しておきましょう。
dカードの申し込みで必要なもの
-
- 支払いに指定する口座情報を確認できるもの(キャッシュカード、口座通帳など)
- 本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)
- 勤務先情報(勤務先社名、住所、電話番号など)
上記を用意できたら、下記から申し込みを済ませてくださいね。
STEP②審査を受ける
申し込みが済んだら、dカードの入会審査を受けます。
審査結果は最短5分でメールに届きますので、見逃さないようにしておきましょう。
メールが届いたら、お持ちのdアカウントでログインしてくださいね。
dアカウントがない場合は画面の案内に従って、dアカウントの発行をしましょう。
STEP③カードの発行
dカードの場合、最短5日でお手元に到着します。
カードが届いたら、案内に従って利用手続きをしてください。
dカードに関するよくある質問
ここでは、dカードに関するよくある質問をまとめて紹介します。
-
dカードは即日で受け取れるか?
-
即日での受け取りは不可能です。
dカードの審査は最短5分で完了するものの、発送に1~3週間ほどかかるため即日の受け取りはできません。
-
dカードを少しでも早く受け取る方法は?
-
Webサイトを使用して申し込み手続きを行うのがおすすめです。
dカードは店頭や郵送でも申し込みを行えますが、書類でのやり取りに時間がかかるのがデメリットです。Webサイトであればスムーズにやり取りできるため、他の方法よりも早く受け取ることが可能です。
まとめ~dカードの審査は「甘い」とも「厳しい」ともいえない~
今回はdカードの審査について、詳しく解説してきました。
冒頭から触れたとおり、dカードの審査は甘いとも厳しいとも言い切れません。
まずは申し込み条件に合致しているかどうかをチェックしましょう。
【dカードの申し込み条件】
- 満18歳以上であること(高校生を除く)
- 個人名義であること
- 本人名義の口座をお支払い口座として設定すること
- その他NTTドコモが定める条件を満たすこと
dカードGOLDのカードを発行したい方は、上記条件に加えて「安定・継続した収入」が必要です。
申し込み条件に当てはまらない場合は、審査に通ることはありませんのでよく確認してください。
今回ご紹介した「審査で見られやすいポイント」なども参考にしながら申し込んでみてくださいね。