「子供のお金の貸し借りでのトラブルを防ぐにはどうしたらいい?」
「子供にお金のマナーやルールについて、どう教育したらいいだろう」
大人でも難しいお金のマナーやルール。
子供となると、お金の大事さやルールなどまだまだ理解できないことが多く、特に友達とのお金の貸し借りは、不要なトラブルを招きかねません。
お金の利用マナーについて子供にどう教えたらいいか、お悩みの方はいませんか?
この記事では、子供同士のお金の貸し借りでのトラブルを防ぐためにできることを紹介します!
記事の後半では子供へのマネー教育についてのアドバイスも記載していますので、最後までお読みいただき参考にしてください。
※当記事は2024年現在の情報になります。
※本ページにはPRが含まれます。
なぜ友達とのお金の貸し借りはトラブルになる可能性があるのか
子供に「お金の貸し借りはダメ」と伝える前に、なぜダメなのかを言えるようにしましょう。
お金の貸し借りで、子供同士で上下関係が生まれてしまう可能性があります。
お金を返した、返していないで友達との関係が悪くなってしまうこともありますし、それがいじめに発展してしまう可能性もあるでしょう。一度貸し借りが発生してしまうと、相手にお金を当てにするクセがついてしまうことも考えられます。
友達の機嫌をとるためにお金を使うようになってしまったり、お金で友達との関係性を作れると子供が認識してしまったりすることを、何よりも避けるべきではないでしょうか。
友達との関係は、お金の介在なしで成立させるべきものです。
お金は使い方を間違えると、人間関係を簡単に壊してしまうこともある怖いものです。
大人でもお金の貸し借りはトラブルを引き起こしかねません。気軽にお金の貸し借りはしてはいけないと、しっかり子供に伝えましょう。
友達とのお金の貸し借りのトラブルを防ぐにはルールを決めておくこと
友達とのお金の貸し借りのトラブルを防ぐために、親子でお金のルールを決めておくとよいでしょう。
小学校高学年になると、子供同士で遊びや買い物にでかける機会も増えていきます。
親の目の届かないところでの子供の行動は、不安もありますよね。お金の使い方は、
- 自分の費用は自分のお金でどうにかすること
- 自分で払えないときは断る勇気を持つ
などの約束を親子で必ずしましょう。
また、自分が断られた側になっても、友達を咎めたり上下関係を作らないことも、子供に伝えておくとよいですね。
お金の計画をたてさせる
子供同士で出かける前に、お金をどのように使うか、子供に計画をたてさせましょう。
お金の使い方を親子でシミュレーションすることで、子供にお金の使い方や管理の仕方を伝えることができます。
限りあるなかで何にお金を使うべきか、自由にできるお金を何に使うのか、優先順位をたてて計画的にお金を使うことを教えましょう。
お金の貸し借りが発生するやむを得ない状況もある
自分の費用は自分のお金でどうにかすることが第一ルールですが、友達にお金を貸すやむを得ない状況もあるでしょう。
例えば、帰りの交通費が足りない、など友達が本当に目の前で困っている状況です。
友達を助けるため等「絶対にお金の貸し借りはダメ」と言い切れないケースもでてきます。
やむを得ずお金の貸し借りが発生した場合は、貸し借りがいくら発生したのか、お互いの親に家に帰ったときに必ず報告し合うなどのルールを決めるようにしましょう。
そして自分の子供がお金を借りてしまった場合は、友達から「お金を返して」と言われる前に、自分からしっかり返すことも話しておきましょう。
子供にお金の大切さを教えるポイント3つ
友達とのお金のトラブルが発生する前に、お金のマナーや大切さ、ルールについて日頃から子供に教育することが大事です。
子供にお金の大切さを教える3つのポイントを解説していきます。
- お金は有限である
- お金は働かないと手に入らない
- お金では買えない大切なモノもある
お金は有限である
お金は有限です。無限に出てくるものではありません。
お金という等価価値があることで、わたしたちの生活は成り立っています。そのためわたしたちは物を買うためにお金が必要なのです。
日常生活のなかで、子供にお金を使うときの考え方を教えてみましょう。
「なぜそれを選ぶのか」「欲しくてもなぜ買わないのか」など、会話をしながら買い物をするのもいいでしょう。子供にお小遣いを渡して、自分で欲しい物を買えるようにやりくりさせるのもいい練習です。
お金は限りあるものだということ、また使うべき優先順位を決め、自分の持っているお金のなかでやりくりをしていかなければならないということを子供に教えましょう。
お金は働かないと手に入らないものである
お金は親が一生懸命働いてくれるから手に入る、ということを伝えましょう。
お金はどこからともなく湧いてくるものではありません。
お金はどうやって作られてどうやって手元にきているのか、どうやって自分たちが生活できているのか、お金を得られる経緯を子供に認識させましょう。
家庭でお手伝いをしてもらい、お金を稼ぐ大変さを体験させるのもいいですね。その際にはお小遣いをお手伝いの理由にしないようにし、お金がないと動かない、ということが子供にないよう、親も対応に注意が必要です。
お金では買えない大切なモノもある
お金の使い方を子供に伝えると同時に、お金では買えないモノもあると教えることも大切です。
人に何かしてもらえたことに対する感謝や嬉しい気持ち、人に何かできたことで感じる嬉しい気持ちや役に立ったという誇らしさなどがあります。
人と関わりながら成功体験を重ねることで、子供の情操教育にもなり、お金以外の大切なモノを理解しやすくなるでしょう。
ただし、この時の親の価値観を押し付けないことが重要です。
常識的な金銭感覚やお金の知識、お金の意義を子供に教えることを心がけましょう。
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【まとめ】友達とのお金の貸し借りは、お金の大切さを伝えてトラブルを避けよう
大人でも難しいお金の貸し借りに関する悩みは、価値観や倫理観を構築していく世代の子供に伝えるとなると、余計に難しく感じてしまいます。
友達とのお金の貸し借りのトラブルを防ぐには、親子でお金の使い方のルールを決めておくことが大事です。
また、日頃からマネー教育を取り入れ、お金の大切さやお金に関する正しい判断力を子供に養ってもらうことも重要ですね。
お金の教育については、現在は子供向けの教材やゲーム、またインターネットでも学べますので、親子で一緒に学べるものを探してみるのもいいでしょう。
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