「一人暮らしの家計管理って、なにをすれば良いの?」
「そんなにお金は使ってないはずなのに、お金が貯まらないのはなんで?」
「面倒くさくない家計簿アプリはある?」
一人暮らしで「貯金が思うようにすすまない!」と悩んでいる人は多いです。
このページでは、一人暮らしの人が家計管理をすべき理由を解説します。
まずはなぜ家計管理が必要なのか、これまでなかなかお金が貯まらなかったのか、その理由を把握しましょう。
あわせて一人暮らしの人でも取り組みやすい、家計管理の秘訣6選も紹介していきます!
家計管理の秘訣を押さえることで、無駄な支出を減らし、貯金を増やせますよ。
記事後半では、使いやすくておすすめの家計簿アプリを紹介します。
家計簿をつけるのが面倒な人も、家計簿アプリを使いこなしてやりくり上手になりましょう!
一人暮らししている今のうちから効率的に貯金して、将来のライフイベントに備えていきましょう!
このページで分かること
- 一人暮らしの家計管理が必要な理由
- 一人暮らしの家計管理でお金を貯める秘訣6選
- 使い勝手抜群のおすすめ家計簿アプリ3選
*2024年現在の情報になります。
自らの一人暮らし体験を元に取材や研究を重ね、2001年からWebを中心に各種メディアで暮らしに関する情報を発信。料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを作る、はじめるためのライフスタイル提案を行う。流行や思い込みにとらわれずに、無理なく持続可能で快適な、自分らしい暮らしづくりを応援している。また、2016年4月より『料理教室つづくらす食堂』を主宰している。著書に『ひとり暮らしの季節ごよみ』(祥伝社)、監修本に『人生が整う
家事の習慣(西東社)』『ひとり暮らしで知りたいことが全部のってる本(主婦の友社)』『きほんから新発想まで
家事ずかん750(朝日新聞出版)』などがある。河野真希オフィシャルサイト http://kawano-maki.net/
料理教室つづくらす食堂サイト https://www.tudukurasu.jp/
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目次
一人暮らしでも家計管理をすべき?
「一人暮らしでも家計管理はすべきなの?」
はい、すべきです。
それはなぜなのか、その理由は次の3つです。
一人暮らしの家計管理が必要な理由3つ
- 収支の「見える化」で無駄な支出が減らせる
- お金を計画的に使えるようになる
- 効率良く貯金ができる
まずは家計管理が必要な理由を理解してから実践していきましょう。
特に「一人暮らしでお金が貯まらない!」という人は要チェックですよ!
①収支の「見える化」で無駄な支出が減らせる
一人暮らしでも家計管理をすべき理由の一つ目が、収支の「見える化」のためです。
収支の「見える化」で家計状況を正確に把握することで、「こんなことにお金を使っていたの…?!」と自分の無駄遣いに気づけます。
特に一人暮らしの場合、ちょっとした買い物・ついでの買い物・無意識の買い物など、無駄な支出が増える傾向にあります。
しかし収支をきちんと見えるようにすることで、「お金を使っていないのに、お金が貯まらない」現象の原因が理解できます。
無駄な支出を自覚するだけで、お金の使い方が変わってきますよ。
②お金を計画的に使えるようになる
収支の「見える化」によってお金を計画的に使えるようになり、自分の収支や家計状況が把握できます。
すると、使える予算が明確になり、買い物の際は、手に取った商品が「本当に必要なものなのか」「ただ欲しいだけのものなのか」を考える習慣がつきます。
必要なもの・欲しいものの区別がつけられるようになると、お金の使い方が次のように変わってきます。
- 買い物にメリハリができる
- 衝動買いを減らせる
- 記憶にない支出を減らせる
- 欲求をコントロールできる
- 効率良く貯金できる
③効率良く貯金ができる
家計状況を正確に把握し、支出をコントロールできれば、無駄な支出を減らして貯金に回せるのはもちろん、固定費の見直しにも役立ちます。
固定費とは毎月の支出が決まっている費用を指し、主に家賃・水道光熱費・携帯代・サブスク代などがあります。
例えば携帯を格安スマホに乗り換えたり、使っていないサブスクを解約したりすると、大幅に支出を削減でき、効率良く貯金できるようになりますよ!
固定費は見直しやすい項目でもありますよ。
一人暮らしの家計管理でお金を貯める秘訣6選
家計管理をすることで、効率良くお金を貯めていけます。
一人暮らしだと、ついつい外食や趣味などにお金を費やしてしまいがち…。
しかし次の家計管理の秘訣を押さえておくことで、無理なくお金を貯めていけます。
一人暮らしの家計管理でお金を貯める秘訣6選
- 家計管理は継続することが大切
- 家計管理の項目はとにかくシンプルにする
- 自分にマッチする家計簿ツールを選ぶ
- 週予算/月予算を決めておく
- 貯金の目標額を決めてモチベーションを維持する
- 複数の口座を使い分ける
まだ試したことがないものがあれば早速実践していきましょう!
①家計管理は継続することが大切
家計管理は継続することで効果が表れます。
継続して家計の状況を把握することで、節約や貯金の効果は実感できます。
家計状況を継続して把握して、下記の点を分析・改善すると効果的です。
- 無駄遣いをしていないか
- 何にお金を使っているか
- 大きな買い物の後は支出を抑えられているか
- キャッシュレス決済でお金を使いすぎていないか
家計管理は、「家計状況の把握」「収支の分析」「家計の見直し」のサイクルを継続するのが基本です。
②家計管理の項目はとにかくシンプルにする
家計管理は継続することがポイントです。
より継続しやすくするためにも、家計管理の項目はシンプルにしておくよう意識してください。
家計管理は基本的に固定費と変動費の2種類あります。
【固定費】
家賃・水道光熱費・通信費・保険料など
【変動費】
食費・日用品費・交際費・美容費・衣服費・交通費・特別費など
家計管理を始めたての人ほど項目を細かく分けようとする傾向にありますが、継続しにくくなります。
複雑にすると管理が面倒になり、家計管理自体をやめてしまう人が多いです。
家計管理の項目は必要最低限に絞り、分かりやすく続けやすいように心がけましょう!
③自分にマッチする家計簿ツールを選ぶ
家計管理をスムーズにすすめるには、自分の性格に合う家計簿ツールを活用するのがおすすめです。
家計簿ツールは、主に下記の3種類です。
家計簿ツール3種類
- 家計簿ノート
- エクセル
- 家計簿アプリ
それぞれの特徴を紹介するので、自分にぴったりのツールを選ぶ参考にしてください。
家計簿ノート
デジタルが苦手な人は、家計簿ノートがおすすめ!
お気に入りのデザインのノートを買えば、モチベーションがアップします。
また手作りが好きな人は、家計簿ノートを自作するのもいいでしょう。
ただし、あまりにこだわって作り込みすぎると、あとあと面倒くさくなって続かなくなるリスクもあるので、注意が必要です。
エクセル
エクセルの自動計算機能を利用すれば、データが増えても簡単にまとめられます。
また過去のデータの蓄積・管理がしやすいのも、エクセルのメリットです。
家計の把握・分析・改善に役立ちます。
独自の集計や分析もできるので、自分好みの家計簿が作れる楽しみもあります。
ただし、家計簿ノートと同様に作り込みすぎて面倒になる可能性には注意しましょう!
家計簿アプリ
近年ユーザーが急増しているのが、家計簿アプリです。
スマホ一つあれば「いつでも・どこでも・すぐに」、記入したり収支を確認できるのが強み。
家計簿アプリは使い勝手抜群なので、記録や管理が苦手な人でも続けやすいというメリットがあります。
またアプリによってはクレジットカードや銀行口座と連携したり、レシート読み取り機能があるなど、便利機能が満載!
おすすめのアプリは後述で紹介するので、ぜひチェックしてみてください!
キャッシュレス決済など現金以外の見えにくい支出も、家計簿アプリだと管理しやすいので、おすすめですよ!
④週予算/月予算を決めておく
一人暮らしの家計管理は、週と月でそれぞれ予算を決めておきましょう。
まずは生活費に必要な月の予算を決め、週予算は月予算を4で割った金額を目安におおまかに決めてください。
それぞれ予算を決めておくことで、支出を調整しやすくなります。
お金を使いすぎた翌週(翌月)は支出を抑えるなど、柔軟に調整しやすいのは一人暮らしならではのメリットです。
⑤貯金の目標額を決めてモチベーションを維持する
貯金は家計管理のモチベーション維持につながります。
目標額を設定して、できれば目標達成の期間も決めておきましょう。
定期的に目標達成率を確認することで、モチベーションアップにつながりますよ!
ある程度の貯金があると生活にも安心感を持てると同時に、気持ちにもゆとりができます。
⑥複数の口座を使い分ける
「生活費用」「貯金用」「給料振込用」など、複数の口座を使いわけると家計管理がスムーズになりますよ!
生活費と貯金を分けることで、使うお金と貯めるお金を区別できるのがメリット。
毎月給料をもらったらすぐに一定額を貯金口座に回せば、確実に貯金できますね。
生活費の残金を貯金するスタイルよりも、確実かつ効率良くお金が貯まります!
お金の目的によって口座を分けることで、それぞれのお金を管理しやすくなります。
家計簿アプリによっては銀行口座と連携できる便利な機能がついてるものがありますので、うまく活用していきましょう。
おすすめは後述で紹介しています。
使い勝手抜群のおすすめ家計簿アプリ3選
おすすめの家計簿アプリを紹介していきます。
シンプルな使いやすさ・便利機能・操作感を徹底比較し、使い勝手抜群のおすすめを厳選しました。
お金の管理が苦手な人・継続できるか不安な人・機械が苦手でも、スムーズに使えるアプリです。
自分に合うアプリを選んで、日常に取り入れてみてください。
おすすめ家計簿アプリ3選
- マネーフォワード ME
- MoneyNote(マネーノート)
- Zaim(ザイム)
スマホアプリの利便性を活かして、家計管理を習慣化していきましょう!
①マネーフォワード ME
マネーフォワード MEは、銀行口座やクレジットカードと連携できるのが強み。
銀行口座やクレジットカードと連携することで、収支管理を一元化できます。
家計管理で特に面倒なのが、クレジットカード決済の仕訳です。
しかしマネーフォワード MEを使えば、クレジットカードの利用明細書をもとに自動で支出項目を振り分けてくれます!
家計・資産の分析・改善案の提示をしてくれる機能もあるので、家計の見直しにも役立つアプリですよ。
②MoneyNote(マネーノート)
「便利機能はいらないから、とにかくシンプルに家計管理だけできれば良い!」という人は、MoneyNote(マネーノート)がぴったり!
銀行口座やクレジットカードとの連携機能・レシート読み取り機能などは付いていません。
シンプルなデザインを徹底しているので、分かりやすい・簡単さを求めている人におすすめの家計簿アプリです。
便利機能が搭載されていないものの、自由度が高いのが強み。
家計管理の項目を、自分のライフスタイルに合わせて設定できますよ。
③Zaim(ザイム)
「家計簿アプリと言えばこれ!」といわれるほど、定番である「Zaim(ザイム)」もおすすめ!
レシートの読み取り機能が便利で、買い物後にすぐにアプリに支出を入力できるのが特徴です。
一日の終わりにお財布にためていたレシートをまとめて家計簿に記入するタイプの人も、レシート読み取り機能を使えばすぐに作業が完了します。
一人暮らしで仕事や家事・遊びで忙しい人に、ぴったりですよ。
銀行口座やクレジットカードとの連携機能もついているので、管理がしやすいですね!
【まとめ】一人暮らしの家計管理はポイントを押さえれば効率良く貯金できる!
このページでは一人暮らしが家計管理をすべき理由・秘訣を解説しました。
家計管理の秘訣を、下記で改めて確認しておきましょう!
家計管理の秘訣6選
- 家計管理は継続することが大切
- 家計管理の項目はとにかくシンプルにする
- 自分にマッチする家計簿ツールを選ぶ
- 週予算/月予算を決めておく
- 貯金の目標額を決めてモチベーションを維持する
- 複数の口座を使い分ける
ポイントを押さえて家計管理することで、お金を確実に貯めていけますよ!
家計管理について詳しく学びたい人や将来のお金に備えたい人は、マネーセミナーの参加を検討してみてください。
お金の不安を解消して、これからのライフイベントを安心して迎えましょう!