「奨学金の申請理由の書き方が知りたい」
「具体的にどのように書けば良いか分からないので、例文を参考にしたい」
このように考えている方もいるでしょう。
奨学金は大学にかかる費用を支援してもらえる画期的な制度です。
しかし、申請したすべての人が奨学金を受給できるわけではありません。
奨学金を申請する際には理由を説明する必要があります。
本記事では奨学金の申請理由の書き方について詳しく解説します。
審査員に良い印象を与えられる例文もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
※当記事は2024年現在の情報になります。
このページで分かること
- 奨学金の申請理由の書き方
- 奨学金の申請理由の例文
- 奨学金の申請理由を書く際の注意点
- 奨学金の申請理由にはどのような種類があるのか
※本ページにはPRが含まれます。
奨学金の申請理由の基本的な構成
まずは奨学金の申請理由を伝えるための、基本的な文章構成を見ていきましょう。
家庭の収入や支出について説明する
奨学金申請文を執筆する際は以下のポイントを意識してみてください。
家庭の収入の説明
家庭の主な収入源とその金額を具体的に記載します。
具体的な家庭状況を説明することで、経済的な背景を審査員に理解してもらえるでしょう。
支出の詳細な記述
家庭の支出や固定費を明確に説明します。
生活費や住居費、教育費などの項目を挙げ、具体的な金額を示すことで、家計が厳しい状態であることをアピールできるでしょう。
経済的な問題
収入と支出のバランスや経済的な問題に触れ、奨学金の支援がなぜ必要なのかを説明します。
将来の学業やキャリアへの影響についても触れるとより効果的でしょう。
家庭の収入の変化で支払いが困難であることを伝える
家庭の収入や支出に変化があった場合や困難な状況にある場合は、それがどのように学業に影響を及ぼす可能性があるかをアピールしましょう。
上記のポイントを丁寧に記述することで、審査委員に自身の状況や奨学金の必要性を理解してもらえる可能性が高いです。
お金がないけど勉強したいという熱意を伝える
奨学金申請文を書く際には、お金が限られている状況でも自身の学業への熱意を表現するのが重要です。
学ぶことへの情熱や成長への強い願望を率直に伝え、将来の目標や夢を具体的に説明しましょう。
また、奨学金を受けることで、どのような社会貢献やキャリアの成長に繋げるかという意向も示すとよいです。
同時に、経済的な困難さを伝え、奨学金の支援がなぜ必要なのかを説明します。
締めに奨学金を受給したいと伝える
奨学金申請文を締めくくる際には、以下のポイントを意識してみてください。
自身の強い意欲や熱意をまとめ、奨学金の受給を切望していることを明確に述べましょう。
自分の学業やキャリアに対する情熱を再度強調し、その成就に向けての支援がどれほど重要であるかを説明すると効果的です。
奨学金の申請理由の文字数は200文字以内
奨学金の申請理由を書く欄の文字数は200文字と決まっています。
200文字以内で、上記の構成に習いながら文章を考えていきましょう。
できれば、190文字以上200文字以内に抑えるのがポイントです。
申請理由の欄をギリギリまで埋めることで審査員に熱意が伝わりやすくなり、審査に受かる可能性が高まるかもしれません。
とは言え、ただ単に文章を羅列するだけでは熱意が伝わりません。
奨学金が必要な理由を具体的に説明しつつ、最後に「奨学金を受給したい」という熱意を伝えましょう。
ちなみに基本的な文章構成は、結論→理由→具体例→結論です。
初めに結論から伝えたいところですが、奨学金の申請理由の場合は文字数が決まっているので、最後に結論を回しましょう。
最初と最後に結論を入れると文字数が足りずに、申請理由や申請が必要な背景などを十分に説明できないかもしれません。
奨学金の申請理由に関して文章を作成する場合は、理由→ 具体例→結論でまとめましょう。
奨学金の申請理由の代表的な12個のパターン
奨学金の申請理由の代表的なパターンは、以下の12通りです。
奨学金の申請理由の代表的な12個のパターン
- 親の収入が少ない
- 親の借金で家庭の経済状況が悪い
- 親が働けない状態になった
- 家族の病気・障害・介護が理由でお金がかかる
- 一人暮らしのため費用がかかる
- 親から生活費・学費の援助をしてもらえない
- アルバイトができない
- 兄弟が多い
- 母子家庭・父子家庭である
- 将来の夢を叶えたい
- 学業関連でお金がかかる
- 留学をしたい
いろいろな理由がありますが、それぞれ最適な文章は異なります。
ここからは、代表的な申請理由をもとに例文をご紹介します。
どのような文章を作成すれば良いか分からないと悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
ただし、例文をそのまま使用するのはやめましょう。
あくまでも例文なので、自分の言葉で伝えることが大切です。
親の収入が少ない
「私の両親は正社員として企業に勤めていますが、決して収入は高くなく、家庭の経済状況は芳しくありません。それでも両親は学費を工面すると言っていますが、経済状況を考えると学費を負担できるとは考えづらいです。私は将来、これまでお世話になった両親を支えられるように、大学で〇〇を学び、〇〇の職につきたいと考えています。しかし現在の状況では学費が支払えず、高卒で就職するしかないので、奨学金の貸与を希望します。」
199文字
記載する際のポイント
記載する際は、「両親に負担をかけたくない」気持ちをアピールするのがポイントです。
また、これまでお世話になった両親のために、大学で勉強して希望の職につきたいというでも伝えると良いでしょう。
親を支えたいという一心から、大学で学びたい、夢を実現したいという姿勢をアピールすることで、審査に受かる可能性を高められるかもしれません。
親の借金で家庭の経済状況が悪い
「私は、〇〇大学の〇〇学科に進学した場合にかかる費用を自分で負担できるように、高校生の頃からアルバイトをしてきました。しかし、大学費用を計算すると年間100万円以上がかかるとわかり、自分では工面しきれないことが予想されます。両親に何とか学費を工面できないかと相談しましたが、家庭には500万円の借金があります。進学して自分の夢を実現できるように勉学に励みたいので、奨学金の貸与を希望します。」
194文字
記載する際のポイント
記載する際は親の借金で学費の工面が難しいことを伝えましょう。
具体的な借金の金額がわかれば、合わせて記載しておくと良いです。
具体的な金額がわかれば、より生活が困窮している状態が伝わりやすくなるので、審査に受かる可能性が高まるかもしれません。
親が働けない状態になった
「私の父親は大病を患い、長期入院を余儀なくされています。そのため働くことができず、収入を著しく減少し、家計が大変苦しい状態です。私が進学する場合の学費や家賃、生活費、交通費などを家計から捻出するのは厳しいといえます。それでも奨学金を借りて、大学で〇〇について学び、将来両親を支えていけるように〇〇の職につきたいと考えています。お世話になった両親に恩返しをすべく、奨学金の貸与を希望します。」
193文字
記載する際のポイント
記載する際は親が病気や怪我などで働けず、家計状況が苦しいことを伝えましょう。
病気や怪我をして克服しても、長時間働けず収入が激減すると考えられることや両親にこれ以上無理をしてほしくないという気持ちを込めると効果的かもしれません。
家族の病気・障害・介護が理由でお金がかかる
「現在、私の家族は父方の祖父母と同居しています。祖父は肺がんを患っており、介護や病院にかかる費用を全て両親が負担しています。そのような状況下なので、大学にかかる費用を両親に負担してもらうことができません。私は大学で医学を学び、病気で苦しんでいる人を助ける為にも医者になりたいと思っています。アルバイトだけでは学費を負担できないばかりか、勉学に集中できないことが想定されるので、奨学金の貸与を希望します。」
200文字
記載する際のポイント
記載する際は、介護によって両親からの経済的支援が期待できないことを伝えましょう。
なぜ経済的支援が期待できないのか、両親がすべての介護費用や入院費用などを負担していることなども合わせて伝えると良いです。
一人暮らしのため費用がかかる
「私は〇〇大学に進学するために、東京で一人暮らしを考えています。しかし、私が住む物件は家賃が高く、その他の生活費や勉学にかかる費用などを合わせて計算すると、月々〇〇万円がかかると想定されます。アルバイトをする予定ではありますが、お金を工面することに集中しすぎて勉学に支障が出てしまうのではないかと懸念しております。将来の夢を叶えるための十分な学習時間を確保するためにも、奨学金の貸与を希望します。」
197文字
記載する際のポイント
記載する際は、なぜ一人暮らしをするのかを伝えると良いでしょう。
例えば県外の大学に進学するため、勉学に集中するためなどです。
家賃や生活費を稼ぐためにアルバイトに集中すると、本分である勉学がおろそかになってしまうのではないかという不安点を伝えます。
その上で、奨学金がなければ勉学に集中できないと訴求しましょう。
親から生活費・学費の援助をしてもらえない
「私は私立の大学に進学する予定です。両親ともに正社員として企業に勤めていますが、収入が高くなく、生活費や学費の援助をしてもらうことができません。この状況下ですと、学費はおろか、生活費すら支払えないため、大学生活を断念せざるを得ない可能性があります。しかし、親から援助をしてもらえないことを理由に大学進学や将来の夢を諦めたくはありません。自分の夢を実現するためにも、奨学金の貸与を希望します。」
194文字
記載する際のポイント
記載する際は、奨学金を借りられなければ断念しなければいけないとアピールしましょう。
親からの援助は期待できないけれど、それでも大学で勉強したい、叶えたい夢があると熱意を伝えることが大切です。
素直に援助を受けられなくても大学に進学したい気持ちを伝えることで、審査員に熱意をアピールできるでしょう。
アルバイトができない
「私の両親はともに正社員として企業で働いていますが、経済的に豊かとは言えません。私がアルバイトをして学費や生活費を補っていく必要があります。しかし、私が進学したい学部は偏差値が高く、多くの課題の提出が求められています。講義の受講に加えて予習や復習の徹底、課題の作成などを行う必要があり、アルバイトに時間を割くのは難しい状況です。そこで、勉学や課題の作成に集中できるように、奨学金の貸与を希望します。」
198文字
記載する際のポイント
記載する際は、アルバイトできないことをアピールするのがポイントです。
なぜアルバイトできないのかも具体的に伝えましょう。
例えば課題が多くて時間が足りない、他の学部よりも偏差値が高く、家でも勉強しなければ試験の合格が難しくなるなどです。
奨学金に頼らなければ、本文である勉学がおろそかになってしまうという点を伝えましょう。
兄弟が多い
「私は4人兄弟の長男です。父親は〇〇会社に勤めており、母親は妹たちの世話をしつつ、パートで働いています。共働きではありますが両親の年収は決して高いとは言えず、弟たちの養育費や生活費が家計を圧迫している状態です。私は大学に進学して〇〇について学びたいのですが、進学する上で必要となる費用を家計から捻出することができません。それでも将来の夢をあきらめたくないので、奨学金の貸与を希望します。」
192文字
記載する際のポイント
記載する際は何人兄弟なのか、兄弟が多いことでなぜ学費の援助が期待できないのかを詳しくまとめましょう。
兄弟や姉妹の養育費が関係において大きな割合を占めていることをアピールすると、効果的かもしれません。
母子家庭・父子家庭である
「私の両親は小学生の頃に離婚をし、母親に引き取られました。母親は仕事をしながら女手一つでここまで育ててくれました。しかし、大学進学となると多額の費用がかかり、母親の収入だけでは負担するのが極めて困難な状況です。父親からの援助も期待できず、私も高校生の頃からアルバイトをしてお金を貯めていますが、それでも足りません。私は勉学に励み、これまで支えてくれた母親を助けたいので、奨学金の貸与を希望します。」
197文字
記載する際のポイント
記載する際は、父親、母親の片方の収入だけでは大学進学にかかる費用を賄えないことを伝えるのがポイントです。
父親からの養育費が少ないこと、父親から養育費を支払ってもらえないこと、自分もアルバイトをしているが足りないことなどにも触れることで、より家庭の厳しさを表現できるでしょう。
将来の夢を叶えたい
「私の将来の夢は医者になることです。両親ともに正社員として働いていますが、収入が低く、とても私の学費や生活費を負担してもらうことができません。学校では立派な医師になれるように、内科に特化した知識や技術を身に付けようと考えています。しかし、医学部に進学するとなると教材費や研修費など多額の費用がかかるため実現は困難な状況です。将来多くの人々の役に立てるような医者になりたいので、奨学金の貸与を希望します。」
200文字
記載する際のポイント
記載する際は、お金が足りないけれど将来の夢を叶えるためにどうしても大学に通いたいことを伝えましょう。
なぜその夢を持ったのか、大学で具体的にどのようなことについて学びたいのかも触れると良いです。
しかし、夢を持った理由や学びたいことなどを詳しく触れると家庭状況を説明する文字数が足りなくなる可能性があるので、バランスを考えながら記載していきましょう。
学業関連でお金がかかる
「私の両親はともに中小企業に勤めていますが、年収が低く経済的な余裕はありません。そのため、学費はおろか、年間50万円以上かかる教材費や研修費、交通費などを家計でまかなうのは極めて難しい状況にあります。しかし、そのような状況下でも、大学に進学して医者になりたいという夢をあきらめたくはありません。これまで支えてくれた両親のためにも、多くの人々の役に立つためにも、奨学金の貸与を希望します。」
192文字
記載する際のポイント
記載する際は、学費だけではなく教材費や研修費、生活費などの負担が難しいことを触れましょう。
年間どれだけの金額がかかるのかも具体的に記載することで、より厳しい状況下にあることを伝えられます。
留学をしたい
「私は将来、海外の企業に勤めたいと考えております。そのためにも海外進出を視野に入れたスキルや言語を学ぼうと思い、留学を予定しています。留学する際は多額の資金が必要ですが、私の家庭は経済的に余裕がなく、留学するのが極めて難しい状況です。しかし、そのような状況下でも将来の夢を諦めたくはありません。海外の企業に勤めて外から日本を支えられるように留学してスキルや言語を学びたいので、奨学金の貸与を希望します。」
200文字
記載する際のポイント
記載する際はなぜ留学したいのかについて詳しく触れましょう。
留学する意味や留学することで何を学びたいのかを伝えることで、合理性があると判断されて、奨学金の審査に受かる可能性が高まるかもしれません。
コロナの影響で奨学金が必要になったと書くときの例文
近年ではコロナウイルスが大きな猛威をふるっていました。
人々の健康に悪影響をもたらすだけではなく、家庭環境にも影響を与えることになりました。
コロナウイルスのせいで失業したり、仕事が減って収入が大きく減少したりなど、多くの方が家庭環境の悪化に頭を悩ませているのです。
ここからは、コロナウイルスの影響で奨学金が必要になったと書くときの例文をご紹介します。
こちらもあくまで例文なので、まるまる写すのはやめておきましょう。
また、コロナの影響で申請理由を書く際は、「コロナ」と記載しないでください。
コロナは正式名称ではありません。
奨学金の申請理由を書く際は、「新型コロナウイルス」もしくは「新型コロナウイルス感染症」と記載するのがポイントです。
コロナの影響で親が失業した
「新型コロナウィルスの影響を受けて、父親の会社が倒産し、失業してしまいました。母親も父親の会社を手伝っていたため、両親ともに職を失うことになり、学生生活を継続するのが難しい状況です。現在父親も母親も職探しをしていますが、生活費もあるので貯金で学費を負担してもらう事はできません。苦しい状況下ではありますが、勉学に励んで、両親を支えられる立派な社会人になりたいと思いますので、奨学金の貸与を希望します。」
199文字
コロナの影響で親の収入が激減した
「新型コロナウィルスの影響により、両親が勤める企業の業績が著しく悪化し、それに伴い両親の収入が大きく激減しました。今までは学費や生活費などを全て負担してもらっていましたが、今後は大学進学に必要な費用を負担できない見通しです。そんな状況下ではありますが、学業に専念し、幼い頃からの夢である医師になりたいと考えています。そこで、大学生活を問題なく送れるように、奨学金の対応を希望します。」
190文字
コロナの影響で家業が倒産した
「新型コロナウィルスの影響で、代々受け継がれた家業が倒産しました。両親は職探しをしていますが、どこの企業も新たな人材を雇う余裕がなく難航している状態です。このままでは学費を負担してもらうのが難しくなり、学校を中退せざるをえなくなるかもしれません。私もアルバイトをしていますが、その収入だけで学費を賄うのは難しい状況です。新型コロナウィルスを理由に夢を諦めたくありませんので、奨学金の貸与を希望します。」
198文字
奨学金の申請理由を書くときの注意点
奨学金の申請理由を書くときは、注意しなければいけないポイントがあります。
奨学金の申請理由を書くときの注意点
- 親が書くのではなく本人が書く
- 嘘はつかない
- 具体的な数字を入れる
それぞれの注意点を詳しく解説していきます。
親が書くのではなく本人が書く
奨学金の申請理由は、親が書くのではなく自分自身で書くことが重要です。
奨学金を受給するのはあくまでも本人であり、親ではありません。
親に文章を考えてもらっても、審査員に本人が書いていないことがばれる可能性は高いです。
なぜなら家庭状況が詳しく書いてあるのに、勉強したいという熱意が伝わりづらいからです。
勉強したいと強く熱望しているのは本人なので、親がその思いを代弁するのはとても難しいもの。
申請理由がわからず、親に頼ってしまう方もいるかもしれませんが、自分自身の言葉で伝えることが大切です。
少し文章が稚拙でも、本人の熱意が伝わっていれば、審査員に良い印象を与えられるかもしれません。
もし家庭状況がわからない場合は、家族で話し合うことが大切です。
家庭状況が分からなければ、申請理由をうまく書けないかもしれません。
なぜ家庭状況が悪化してしまったのか、奨学金を必要とせざるを得ない状況になってしまったのかをきちんと話し合いましょう。
嘘はつかない
奨学金の申請理由を書くときは、絶対に嘘をつかないようにしましょう。
嘘をついても、すぐに審査員にばれてしまいます。
申請理由で嘘を書いても、後々日本学生支援機構から説明を求められれば、うまく説明できないからです。
嘘を嘘で固めても、後から説明を求められた時にちぐはぐな印象になってしまうだけです。
嘘をついているとばれてしまえば、審査員に悪い印象を与えてしまいます。
「この子は嘘をつく人だ」「この子の信用性は期待できない」と審査員に思われてしまい、奨学金の審査に落ちる可能性が高くなります。
どのような家庭状況であっても、嘘をつかず説明することが大切です。
具体的な数字を入れる
申請理由を書く際は、具体的な数字を入れてみると良いでしょう。
数字が入るだけで家庭状況がより明確になるので、奨学金が必要な理由が審査員に伝わりやすくなります。
例えば親の年収や、減った年収の金額などです。
具体的な数字がわからない場合は、両親に聞いてみましょう。
両親が具体的な数字を書いて欲しくないと望むのであれば、おおまかな数字で構いません。
両親が申請理由に記載しても良いというのであれば、具体的な数字を用いて説明すると効果的です。
奨学金について詳しく学びたい方は、キッズ・マネー・ステーションに参加してみよう
奨学金について詳しく学びたい方は、ぜひキッズ・マネー・ステーションに参加してみてください。
キッズ・マネー・ステーションでは豊富なプログラムが用意されており、奨学金に関すること、教育資金に関することなど幅広い知識が学べます。
また、プログラムによっては、小学校向け、中高生向け、大学生向けなど年齢ごとに分けられているので、自分に合った講座を受講できるのが特徴です。
奨学金を申請しようか迷っている方もいるでしょう。
キッズ・マネー・ステーションでは、実際にどのように申請すれば良いのか、申請理由をどのように説明すれば良いのかのアドバイスももらえます。
あらかじめ奨学金に関する知識を身に付けておくことで、審査に受かりやすくなるポイントも熟知できるかもしれません。
奨学金にもいろいろな種類がありますが、自分に合った奨学金についても学べるので、奨学金制度をしっかり活用できるようになるでしょう。
まとめ
今回は奨学金の申請理由の書き方について学びました。
奨学金の申請理由には、代表的な以下の12通りがあります。
- 親の収入が少ない
- 親の借金で家庭の経済状況が悪い
- 親が働けない状態になった
- 家族の病気・障害・介護が理由でお金がかかる
- 一人暮らしのため費用がかかる
- 親から生活費・学費の援助をしてもらえない
- アルバイトができない
- 兄弟が多い
- 母子家庭・父子家庭である
- 将来の夢を叶えたい
- 学業関連でお金がかかる
- 留学をしたい
それぞれの理由に合わせて、200文字以内で熱意を伝えることが大切です。
今回は申請理由の例文もご紹介しました。
すべて同じ文章で書くのはおすすめしませんが、あくまで参考として活用していただければ幸いです。
また、新型コロナウィルスによる影響で奨学金の申請をしたい場合にも、いくつか注意したいポイントがあります。
ポイントや注意点も確認した上で、申請理由を書きましょう。