クレジットカードをこれから作ろうと思っている方や、一度審査落ちした方にとっては、審査に不安な方も多いでしょう。
できれば審査がゆるくて作りやすいクレジットカードに申し込みたいものですよね。
この記事では作りやすいクレジットカードを紹介するとともに、クレジットカードの審査について詳しく解説します。
審査がないクレジットカードや、必ず審査に通るクレジットカードがあるのかなどを知りたい方もぜひ参考にしてみてください。
このページで学べること
- 作りやすいとされるクレジットカードの特徴
- 作りやすいクレジットカード12選
- クレジットカードの審査でよく見られる項目
- クレジットカードの審査に落ちた理由や防ぐコツ
※当記事は2024年現在の情報になります。
※本ページにはPRが含まれます。
作りやすいとされるクレジットカードの特徴は?
はじめに、作りやすいとされるクレジットカードの特徴をお伝えします。
作りやすいとされるクレジットカードの特徴は?
- 審査完了までのスピードが早い
- 一般カード
- クレジットカードの種類が流通系や消費者金融系
- 申し込み条件に収入に関する記載がない
審査が心配な方は、このような特徴を持つクレジットカードを選ぶと良いでしょう。
また、上記の条件を全て満たす必要はありません。
この条件を持つクレジットカードがなぜ作りやすいとされるのか、理由を解説します。
審査完了までのスピードが早い
審査完了までの速さは、クレジットカードを作りやすいかどうかの大きな指標となります。
特に急ぎでカードが必要な場合や、スムーズな手続きを望む場合は、即日審査対応のカードを選ぶと良いでしょう。
審査が速いカードはオンライン申し込みに対応していることも多く、手続きも簡単です。
【即日審査・即日受け取りに対応しているクレジットカード一例】
- 三井住友カード(NL)
- JCB CARD W
- エポスカード
- ACマスターカード
- Amazon Mastercard
- ビックカメラSuicaカード
一般カード
ゴールドやプラチナなどの高ランクカードに比べ、一般カードは審査基準が比較的緩やかとされています。
基本的には「一般カード<ゴールドカード<プラチナカード<ブラックカード」の順で審査が難しくなっていくでしょう。
一般カードなら年齢や収入の制限が少なく、多くの方が申し込みやすい傾向にあります。
審査が心配な場合や初めてクレジットカードを作る方には、一般カードがおすすめです。
クレジットカードの種類が流通系や消費者金融系
流通系や消費者金融系のクレジットカードは、審査が比較的緩やかと言われています。
これらのカードは、特定の企業が顧客囲い込みの一環として発行しているため、幅広い顧客層に対応していることが多いのです。
これらのカードは、審査通過率を上げたい方に特に適しています。
【流通系のクレジットカード一例】
- イオンカード
- PayPayカード
- 楽天カード
- エポスカード
【消費者金融系のクレジットカード一例】
- ACマスターカード
- ライフカード
- Tカード プラス
申し込み条件に収入に関する記載がない
申し込み条件に収入に関する具体的な記載がないクレジットカードは、学生やパート、アルバイトの方でも申し込みやすくなっています。これは、審査基準が広範にわたる顧客層をカバーしていることを示しており、さまざまな収入層の方が審査に通りやすくなっています。
【申し込み条件に収入に関する記載がないクレジットカード一例】
- 三井住友カード(NL)
- ライフカード
- Tカード プラス
- dカード
- エポスカード
- 楽天カード
- イオンカードセレクト
- Amazon Mastercard
- ビックカメラSuicaカード
作りやすいクレジットカード12選
これまでに紹介した作りやすいクレジットカードの特徴を踏まえて、おすすめのクレジットカードを12個ピックアップしました。
三井住友カード(NL) | JCB CARD W | エポスカード | Amazon Mastercard | PayPayカード | ビックカメラSuicaカード | ACマスターカード | Tカード プラス | ライフカード | 楽天カード | イオンカードセレクト | dカード | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
券面 | ||||||||||||
カードの種類 | 銀行系 | 信販系 | 流通系 | 流通・銀行系 | 流通系 | 鉄道・交通系 | 消費者金融系 | 消費者金融系 | 消費者金融系 | 流通系 | 流通系 | ネット・通信系 |
年会費 | 永年無料 | 永年無料 | 永年無料 | 年会費永年無料 | 永年無料 | 524円(初年度無料) ※年1回以上利用で翌年度無料 | 永年無料 | 永年無料 | 永年無料 (※スタンダードのみ) |
永年無料 | 永年無料 | 永年無料 |
還元率 | 0.50~7.00% | 1.00%~5.50% | 0.50% | 1.0%〜2.5% | 1.00% | 0.50%~11.5% | 0.25%(キャッシュバック) | 0.50%~2.00% | 0.50%~1.50% | 1.00%~3.00% | 0.50%~1.33% | 1.00%〜4.50% |
審査~発行 の時間 |
最短10秒 (※カード番号のみの発行) |
最短即日 (※デジタルカードのみ) |
最短即日 (※エポスカードセンターでの手続きのみ) |
最短10分 (※利用枠3万円の仮カード) |
申し込み&審査で最短5分 | 最短即日 (※仮カードのみ) |
最短60分 | 最短5営業日 | 最短2営業日 | 最短3営業日 | 最短1~2週間 | 最短1〜3週間 |
申込対象者 | 満18歳以上の方 | ・満18歳以上かつ39歳以下で本人または配偶者に安定継続した収入がある方 ・または満18歳以上39歳以下で学生の方 |
・満18歳以上の方 ・日本国内にお住まいの方 |
・満18歳以上の方 ・Amazon.co.jpのアカウントを持っている方 |
・満18歳以上かつ本人または配偶者に安定継続した収入がある方 ・日本国内にお住まいの方 ・本人認証が可能な携帯電話をお持ちの方 |
・満18歳以上かつ連絡が可能な方 ・日本国内にお住まいの方 |
満20歳以上で、本人に安定継続収入のある方 | 満18歳以上の方 | ・満18歳以上かつ電話連絡が可能な方 ・日本国内にお住まいの方 |
満18歳以上の方 | 満18歳以上かつ電話連絡が可能な方 | ・満18歳以上の方 ・個人名義である ・本人名義の口座をお支払い口座として設定すること ・その他会社が定める条件を満たすこと |
家族カード | ◎ | ◎ | ✕ | ◎ | ◎ | ✕ | ✕ | ✕ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
最初の6つのクレジットカードは審査やカード番号の発行が早く、使い勝手がいいものを集めています。
その次の「ACマスターカード」「Tカード プラス」「ライフカード」の3つは消費者金融系のクレジットカードです。
大学生や専業主婦でも作りやすいのですが、他のクレジットカードにはない特徴もあるためよく確認しておきましょう。
「楽天カード」「イオンカードセレクト」「dカード」は流通系や通信系のカードで、申し込み条件に収入に関する記載がありません。
ポイント還元率が高いので、毎日の生活で使用しやすいものを選びました。
それぞれ特徴が異なるので、以下から1つずつ解説していきます。
三井住友カード(NL)
年会費 | 永年無料 |
---|---|
還元率 | 0.50~7.00% |
審査~発行 の時間 |
最短10秒 (※カード番号のみの発行) |
申込対象者 | 満18歳以上の方 |
家族カード | ◎ |
国際ブランド | Mastercard・VISA |
旅行傷害保険 | 【海外】ー 【国内】ー |
三井住友カード(NL)は、カード番号発行までのスピードが最も早いクレジットカードです。
クレジットカードの審査に通れば、すぐにネットショッピングなどで利用可能になります。
銀行系のカードですが、申し込み条件に収入の記載がありません。
アプリと連携して対象のコンビニなどでタッチ決済すると、最大7%還元が受けられるのが大きなメリットでもあります。
JCB CARD W
年会費 | 永年無料 |
---|---|
還元率 | 1.00%~5.50% |
審査~発行 の時間 |
最短即日 (※デジタルカードのみ) |
申込対象者 | ・満18歳以上かつ39歳以下で本人または配偶者に安定継続した収入がある方 ・または満18歳以上39歳以下で学生の方 |
家族カード | ◎ |
国際ブランド | JCB |
旅行傷害保険 | 【海外】最高2,000万円補償 【国内】ー |
JCB CARD Wは39歳以下の方が限定で作れるクレジットカードです。
39歳以下で発行できれば、40歳以降も引き続き利用できます。
JJCB CARD Wの最大の特徴は、他のJCBシリーズと比べて常にポイントが2倍以上になっているところです。
即日発行にも対応していますが、学生以外の方は「安定継続した収入」が申し込み条件に加わるので注意してください。
学生の方はアルバイトしていなくても申し込み可能です。
\ JCB CARD W /
エポスカード
年会費 | 永年無料 |
---|---|
還元率 | 0.50% |
審査~発行 の時間 |
最短即日 (※エポスカードセンターでの手続きのみ) |
申込対象者 | ・満18歳以上の方 ・日本国内にお住まいの方 |
家族カード | ✕ |
国際ブランド | VISA |
旅行傷害保険 | 【海外】最高3,000万円補償 【国内】最高1,000万円補償 |
エポスカードはマルイのクレジットカードになります。
「流通系カード」で「最短即日発行」でき「申し込み条件に収入の記載がない」一般カードなので、作りやすいクレジットカードと言えるでしょう。
マルイ店舗内のエポスカードセンターで申し込むと、最短30分でカードを発行できます。
カードの絵柄がかなり豊富なので、キャラクターやアニメ、ゲームが好きな方にもおすすめです。
Amazon Mastercard
年会費 | 年会費永年無料 |
---|---|
還元率 | 1.0%〜2.5% |
審査~発行 の時間 |
最短10分 (※利用枠3万円の仮カード) |
申込対象者 | ・満18歳以上の方 ・Amazon.co.jpのアカウントを持っている方 |
家族カード | 3枚まで◎ |
国際ブランド | Mastercard |
旅行傷害保険 | 【海外】最高2,000万円補償 【国内】ー |
Amazon Mastercardの審査は三井住友信託が行うため、銀行系のクレジットカードになります。
しかし、Amazonのカードでもあるため流通系の側面もあり、通常の銀行系クレジットカードとは審査項目が異なるでしょう。
さらに最短10分でカード番号発行でき、お買い物もスムーズに行えます。
Amazonでカードを使用するとポイント還元率1.5%になり、プライム会員になっていれば2.0%還元になるので会員の方におすすめです。
PayPayカード
年会費 | 永年無料 |
---|---|
還元率 | 1.00% |
審査~発行 の時間 |
申し込み&審査で最短5分 |
申込対象者 | ・満18歳以上かつ本人または配偶者に安定継続した収入がある方 ・日本国内にお住まいの方 ・本人認証が可能な携帯電話をお持ちの方 |
家族カード | ◎ |
国際ブランド | Mastercard・VISA・JCB |
旅行傷害保険 | 【海外】ー 【国内】ー |
PayPayカードの申し込み条件には収入の記載がありますが、カードの種類は流通系に当たります。
申し込み&審査で最短5分でカードが発行されるため、すぐにお買い物したい方にもぴったりです。
カード表面には番号が書かれておらず、シンプルなデザインとなっています。
PayPayの買い物で使うとポイントが貯めやすいだけでなく、豊富な特典があるのも嬉しいポイントです。
ビックカメラSuicaカード
年会費 | 524円(初年度無料) ※年1回以上利用で翌年度無料 |
---|---|
還元率 | 0.50%~11.5% |
審査~発行 の時間 |
最短即日 (※仮カードのみ) |
申込対象者 | ・満18歳以上かつ連絡が可能な方 ・日本国内にお住まいの方 |
家族カード | ✕ |
国際ブランド | VISA・JCB |
旅行傷害保険 | 【海外】最高1,000万円補償 【国内】最高500万円補償 |
ビックカメラSuicaカードは鉄道系のクレジットカードです。
審査難易度が高そうに思えますが、ビックカメラと提携していることで流通系の側面もあり、特典も多いのに敷居が高くないのが大きな特徴です。
仮カードの最短即日発行も可能で、年1回でも利用していれば年会費は実質無料になります。
ビックカメラやJR東日本の買い物でポイントがたくさん貯まるので、お得に利用したい方にぜひおすすめです。
ACマスターカード
年会費 | 永年無料 |
---|---|
還元率 | 0.25%(キャッシュバック) |
審査~発行 の時間 |
最短60分 |
申込対象者 | 満20歳以上で、本人に安定継続収入のある方 |
家族カード | ✕ |
国際ブランド | Mastercard |
旅行傷害保険 | 【海外】ー 【国内】ー |
ACマスターカードは消費者金融系のクレジットカードで、アコム店舗で即日発行可能です。
作りやすさはありますが、申し込み条件に「満20歳以上」「本人に安定継続収入のある方」と記載されているため注意してください。
家族カードもなく、申し込む場合は本人の収入が必要になります。
独自の審査基準があるため、他のクレジットカードで落ちた方でも審査に通る可能性もあるでしょう。
また、通常のクレジットカードと異なり、リボ払い専用のカードである点が特徴です。
何もしなければリボ払いになりますが、月の支払い金額を工夫すると通常のクレジットカード一括払いのように使えます。
Tカード プラス
年会費 | 永年無料 |
---|---|
還元率 | 0.50%~2.00% |
審査~発行 の時間 |
最短5営業日 |
申込対象者 | 満18歳以上の方 |
家族カード | ✕ |
国際ブランド | JCB |
旅行傷害保険 | 【海外】ー 【国内】ー |
TカードプラスはTSUTAYAのクレジットカードで、Tポイントが貯まります。
特徴としてはクレジットカード・カードローン・Tポイントカードの3つが1枚になっており、使い勝手が良い点でしょう。
しかもカードローン機能が入っていることにより、消費者金融系のクレジットカードとなり申し込み条件も年齢のみです。
TSUTAYA利用でポイントが最大4倍となり、TSUTAYAのレンタル更新手続きもこの1枚があれば不要になるのもメリット。
普段TSUTAYAを利用していたり、Tポイントが貯まるお店によく行く方におすすめです。
ライフカード
年会費 | 永年無料 (※スタンダードのみ) |
---|---|
還元率 | 0.50%~1.50% |
審査~発行 の時間 |
最短2営業日 |
申込対象者 | ・満18歳以上かつ電話連絡が可能な方 ・日本国内にお住まいの方 |
家族カード | ◎ |
国際ブランド | Mastercard・VISA・JCB |
旅行傷害保険 | 【海外】ー 【国内】ー |
ライフカードは、アイフルの子会社が発行するクレジットカードなので消費者金融系となります。
申し込み条件に収入の記載が無く、高校生以上であれば学生・専業主婦でも申し込みやすいでしょう。
発行スピードも早く、ETCカードや家族カードが無料で作れるのも魅力です。
年間利用金額に応じたポイント還元率アップがあり、最大で2倍まで引き上げられてポイ活が捗ります。
また、初年度は常にポイント1.5倍、誕生日月はポイント3倍となるので使い方次第でお得に利用可能です。
楽天カード
年会費 | 永年無料 |
---|---|
還元率 | 1.00%~3.00% |
審査~発行 の時間 |
最短3営業日 |
申込対象者 | 満18歳以上の方 |
家族カード | ◎ |
国際ブランド | Mastercard・VISA・JCB・American Express |
旅行傷害保険 | 【海外】最高2,000万円補償 【国内】ー |
楽天カードは、楽天グループの利用でポイントが3倍になるクレジットカードです。
基本還元率も1.00%と高めなので、楽天以外の買い物でもポイントが貯めやすいのが大きなメリットでしょう。
流通系のクレジットカードであり、申し込み条件も年齢のみとなっています。
高校生以外の学生や専業主婦など、どなたでも作りやすいクレジットカードです。
イオンカードセレクト
年会費 | 永年無料 |
---|---|
還元率 | 0.50%~1.33% |
審査~発行 の時間 |
最短1~2週間 |
申込対象者 | 満18歳以上かつ電話連絡が可能な方 |
家族カード | ◎ |
国際ブランド | Mastercard・VISA・JCB |
旅行傷害保険 | 【海外】ー 【国内】ー |
イオンカードセレクトは、イオングループの流通系カードです。
イオン系列のお店で割引やポイント優遇があります。
イオンマークつきのお店での買い物なら、毎月10日はポイント5倍、20・30日は買い物料金から5%割引が受けられますよ。
申し込み基準も年齢のみですから、学生や主婦の方が作りやすく毎日の生活でも使いやすいでしょう。
クレジットカード・電子マネーWAON・キャッシュカードが一体となっており、財布の中をスッキリさせられます。
dカード
カード名 | dカード |
---|---|
年会費 | 永年無料 |
還元率 | 1.00%〜4.50% |
審査~発行 の時間 |
最短1〜3週間 |
申込対象者 | ・満18歳以上の方 ・個人名義である ・本人名義の口座をお支払い口座として設定すること ・その他会社が定める条件を満たすこと |
家族カード | ◎ |
国際ブランド | Mastercard・VISA |
旅行傷害保険 | 【海外】最高2,000万円補償 【国内】最高1,000万円補償 ※どちらも29歳以下限定 |
dカードはドコモのクレジットカードで、種類はネット・通信系に当たります。
消費者金融系・流通系と同じく比較的作りやすいカードで、申し込み条件に収入に関する記載がありません。
dカードケータイ保険などがついており、ドコモユーザーであればメリットも多いです。
dポイントが使えて貯められるお店が多いため、ドコモユーザーでなくても使い勝手が良いクレジットカードと言えます。
d払いにdカードを連携させると、ポイントの2重取りも可能です。
クレジットカードの審査でよく見られる項目
これまでに紹介したクレジットカードは、比較的作りやすいという声が多いカードになります。
そうは言っても審査のポイントを知らなければ、審査に通過できない可能性もあるでしょう。
クレジットカードの審査項目は各会社によって異なり、明記もされていません。
しかし、ある程度見られやすいポイントが3つありますので、以下から詳しく解説します。
クレジットカードの審査でよく見られる項目
- 信用情報
- 属性情報
- 他社借入金額
信用情報
信用情報は過去の借入れやクレジットカードの使用履歴、返済状況などが記録される情報です。
カード会社は信用情報をチェックし、申し込み者の信用力を判断します。
特に遅延や滞納の記録がある場合は、審査に悪影響を及ぼす可能性が高いです。
これまでの記録が記された信用情報は、信用情報機関に問い合わせることで閲覧できるので嘘をついているとバレてしまいます。
属性情報
属性情報とは、申込者の年齢、職業、年収、勤務先、勤続年数、家の形態、家族構成などの個人情報のことを指します。
これらの情報から、申し込み者の経済的な安定性や返済能力が見られます。
特に、持ち家がある方や居住年数が多い方は、生活が安定していると判断され有利になります。
他社借入金額
他社からの借入れ状況も、クレジットカードの審査に影響を与えます。
申し込み時点で多額の借入れがある場合、カード会社は支払い能力に疑問を持ち慎重になるでしょう。
借入金がある場合は、返済がある程度落ち着いてからの方が安心して申し込めます。
審査なしのクレジットカードはある?
審査なしでクレジットカードを手に入れることはできません。
全てのクレジットカード会社は、カード発行前に申し込み者の信用力を評価するための審査を実施しています。
カード会社が貸し倒れのリスクを避け、適切な顧客にクレジットカードを提供するために審査は不可欠なものです。
審査項目はクレジットカードによって異なりますから、1つの審査に落ちたとしても、別のクレジットカードなら同じ条件でも審査に通過する可能性はあります。
審査なしで利用可能なカードの種類
クレジットカードでなければ、審査が必要ないカードもあります。
- プリペイドカード
- デビットカード
上記2点はクレジットカードのように後払いができませんが、買い物でカードを使いたい方におすすめです。
プリペイドカードはあらかじめチャージした金額の範囲内でのみ使用可能で、デビットカードは使用すると口座からすぐに引き落とされます。
買い物のたびに現金を引き出す手間が省けて便利で、クレジットカードのような審査を受けなくても入手できる可能性が高いです。
クレジットカード審査の流れ
クレジットカードの審査は、おおよそ以下の手順で行われます。
クレジットカード審査の流れ
- クレジットカードの申し込みが行われる
- 申し込み者が本人確認書類を提出
- 審査会社が信用情報機関に問い合わせて照会
- 勤務先に在籍確認を行う
- 審査結果を送付
クレジットカードの申し込み内容と、本人確認書類などを参考にして審査が行われます。
信用情報機関の情報を閲覧して申し込み者の信用をチェックされるため、虚偽申告があればここでバレるでしょう。
虚偽申告やミスがあれば審査に通りにくくなるため、情報は正しく記入してください。
その後、申し込み者の勤め先に電話をかけて、会社に在籍しているかを確認されます。
信用情報のチェック・在籍確認を無事に終えて、カード会社の条件に合っていると判断されると審査通過です。
審査結果はメールや電話で来るため、申し込みを終えたらこまめにチェックしましょう。
クレジットカードの審査に落ちた理由や防ぐコツ
クレジットカードに申し込んだものの、落ちてしまった方には理由があります。
しかし、具体的な理由は教えてもらえません。
ここでは、審査落ちで考えられる理由とともに、審査落ちを防ぐコツなどを紹介していきます。
クレジットカードの審査に落ちた理由
- 申し込み条件に合っていなかった
- 退職・転職してすぐだった
- クレヒスが悪い
- 借入金がある
- スーパーホワイトである
- 申し込み情報に誤りがある
- 本人確認・在籍確認ができなかった
- キャッシング枠を0以外にした
申し込み条件に合っていなかった
クレジットカード審査に落ちる主な理由のひとつに、申し込み条件に合っていないことがあります。
例えば、年収の不足や申込み年齢制限などが挙げられます。
カード会社は申し込み者の安定収入や年齢を重視するため、条件を満たさないと審査に通る可能性は極めて低いです。
クレジットカードの申し込みの前に、条件を必ず確認しましょう。
退職・転職してすぐだった
退職や転職直後に申し込むと、審査に落ちる可能性が高いです。
新しい職場での安定した収入が確認できず、カード会社は返済能力に疑問を持つ可能性があります。
安定した収入があると判断されるまで、少し時間を置いてから申し込むのが良いでしょう。
クレヒスが悪い
クレヒスとはクレジットカードの利用履歴のことです。
これまでに利用したクレジットカードの信用情報にマイナスの記録があると、審査に落ちやすくなります。
過去に支払の遅延や滞納がある場合は、信用情報がクリアになってから再度申し込むことをおすすめします。
借入金がある
他社からの多額の借入れがある場合、審査に通りにくくなります。
特に、複数の金融機関からの借入れがあると、返済能力に疑問を持たれがちです。
借入金がある場合は、なるべく返済してから申し込むと良いでしょう。
スーパーホワイトである
クレジットカードやローンの利用歴が一切ない状態をスーパーホワイトと言います。
スーパーホワイトは何も問題が無いように思えますが、審査に落ちる原因になり得るので注意しましょう。
クレジットカードの利用歴がない場合、返済能力を判断しにくいとされるからです。
今まで一度もクレジットカードを持っていない方が、いきなりゴールドカード以上のステータスカードの申し込みを行うと落ちやすいでしょう。
申し込み情報に誤りがある
申し込み情報に誤りがあると、審査に落ちることがあります。
誤った情報が提供されると虚偽申告とみなされることもあり、カード会社は申し込み者の信用に疑問を抱く可能性もあるでしょう。
申し込む際には、提供する情報に誤りがないか慎重に確認しましょう。
本人確認・在籍確認ができなかった
カード会社は申し込み時には本人確認や在籍確認が行われることもあります。
特に在籍確認が必須のカードなら、確認が取れなければ審査に通過できません。
申し込む際には必要書類をしっかり確認し、申し込み後は連絡が取れるようにしておきましょう。
キャッシング枠を0以外にした
キャッシング枠とは、お金を借りられる限度額のことです。
クレジットカードの申し込みの際に記入できますが、キャッシング枠を設定するとクレジットカードとは別の審査も行われます。
特にキャッシング枠が大きいと、返済リスクが高いと判断されてしまう可能性が高いので注意してください。
審査に自信がない場合は、キャッシング枠を0にしておくことをおすすめします。
クレジットカード審査に落ちた場合の対処方法
クレジットカードの審査に落ちたものの、どうしてもカードが欲しいという方のために対処方法をまとめました。
状況に応じた対処方法をご紹介しますので、審査に落ちて困っている方はぜひ参考にしてみてください。
クレジットカード審査に落ちた場合の対処方法
- 半年経ってから別のカードに申し込む
- 学生・主婦におすすめのクレジットカードを選ぶ
- アルバイト・パートを始める
- 家族カードを申請する
- クレジットカード以外も検討する
半年経ってから別のカードに申し込む
クレジットカードの審査に落ちた際は、焦らずに半年待ってから別のカードに申し込むことが効果的です。
審査に落ちた記録は約6ヶ月間保持されるため、半年間空けることで次の審査へのリスクを減らせます。
また、この期間内に落ちた原因を考えて審査のためにできることをしておくのも大切です。
学生・主婦におすすめのクレジットカードを選ぶ
学生や主婦の方は、収入がなくても申し込めるクレジットカードを選ぶと良いでしょう。
申し込み条件を確認して収入に関する記載がないカードにするか、公式サイトなどに「学生・専業主婦におすすめ」などと書いてあるものを選んでください。
アルバイト・パートを始める
収入が問題で審査に落ちたと考えられる場合は、思いきって収入を増やすのも手です。
安定した収入がない場合、アルバイトやパートを始めることで審査に落ちるリスクを減らせます。
たくさんのお金を稼ぐのではなく、定期的に一定額の収入があるということが証明できるとよいでしょう。
この場合も働きはじめてすぐではなく、給料があることが証明できるようになってからクレジットカードの申し込みを行ってください。
家族カードを申請する
家族にクレジットカードを持っている方がいれば、その方に家族カードを発行してもらうのもおすすめです。
家族カードの審査は、元のクレジットカード所持者が対象となります。
このため、家族カードを持ちたい方が収入がなくても、元のクレジットカード所持者に収入があれば支払い能力があると判断されるのです。
既に一度審査に通過してクレジットカードを持っている方が審査対象なら、審査落ちのリスクも低いでしょう。
家族カードは基本的に元となるクレジットカードと機能が同じですから、買い物などで問題なく利用できます。
クレジットカード以外も検討する
クレジットカードの審査に通らない場合は、クレジットカード以外のカードも視野にいれてみてください。
デビットカードなら申し込み条件がクレジットカードよりもゆるく、プリペイドカードなら審査なども必要ない場合が多いです。
オンラインショッピングなどでの利便性もありながら、作りやすいのでおすすめです。
作りやすいクレジットカードの特徴は主に4つ!
作りやすいクレジットカードを探す時は、以下を参考にしてみてください。
- 審査完了までのスピードが早い
- ゴールド・プラチナなどのステータスカードを選ばない
- クレジットカードの種類が流通系や消費者金融系
- 申し込み条件に収入に関する記載がない
今回ご紹介したクレジットカードはこれらの特徴を含むものばかりです。
しかしそれぞれ審査基準は異なるため、作りやすいクレジットカードに申し込んでも必ず審査に通るとは限りません。
また、審査のないクレジットカードは存在しませんので注意してください。
申し込み条件やクレジットカードの特徴を比較して、自分にぴったりのカードを見つけてみてくださいね。