「中学生になったからもっとお金の大切さを知ってほしい」
「正しいお金の使い方を学んで欲しい」
このように悩んでいる方も多いでしょう。
中学生ともなると、自分の判断でお金を使う機会が増えていきます。
早い段階でお金の大切さを教えることで、将来金銭的なトラブルに巻き込まれるリスクも回避できるでしょう。
本記事では、中学生にお金の大切さを教えるポイントや注意点をまとめていきます。
合わせておすすめの講座もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
このページで分かること
- 中学生にお金の大切さを教えるポイント
- 中学生にお金の大切さを教える注意点
- 中学生の子供を持つ家庭のお金に関する悩みの事例
- 中学生にお金の大切さを教える方法
※当記事は2024年現在の情報になります。
※本ページにはPRが含まれます。
中学生の子供を持つ家庭のお金に関する悩みの事例
まずは、中学生の子供を持つ家庭のお金に関する実際の悩みを見ていきましょう。
お金に関する悩みの対処法も合わせてまとめていくので、参考にしてください。
お小遣いを無駄遣いしている
お小遣いを無駄遣いしていると頭を抱えている家庭も多いです。
例えば安いからといってゲームや洋服を買ったのに一切使っていなかったり、アプリやゲームにお小遣いをつぎ込んでいたりなどです。
無駄遣いしているのは、お金の大切さや稼ぐ大変さをしっかり理解していないからでしょう。
ただ、お金の大切さを学ばせるためには、無駄遣いにも経験の1つだと言えるでしょう。
ただし、無駄遣いしているからといって、むやみに叱るのはNGです。
ただ叱ってばかりいると、子供の反抗心に火がついたり、萎縮したりして、普段は使わない場所にお金を使ってしまう可能性も。
なぜ使わないものにお金を使ったのか、課金の金額が増えているのはなぜかなど、まずは子供の話を聞くことが大切です。
学校に関するものを買うと聞いたのに別のことに使っている
中学生になると思春期に入り、親に嘘をつくこともあるでしょう。
この時期に多いのが、学校の教材や学用品を買うと言ったのに、別のものにお金を使っているというトラブルです。
自分に嘘をついて別のところでお金を使っているとすれば、思わずカッとしてしまうかもしれません。
しかし、ここで厳しく叱るのもNGです。
特に思春期は親に叱られると反抗心に火がついて、余計に行動が悪化してしまうかもしれません。
反抗心に火がつかないためにも、子供が答えやすいように聞き出すのがポイントです。
「なんで嘘をついたの?」「どうしてこんなことにお金を使ったの?」と聞くと、子供から反抗される可能性が高いので注意してください。
聞く際は、yesかNoで答えられる質問を投げると良いです。
そして嘘をついたことが確認できれば、その理由や気持ちを最初に聞いてあげてください。
その後に叱るのがポイントです。
叱るといってもくどくど同じことを何回も繰り返すのはNG。
なぜ起こっているのか簡潔にまとめて叱るのが効果的です。
友達にお金を貸している
いくら大切な友達と言えど、お金の貸し借りは大きなトラブルにつながりかねません。
むしろ大切な友達だからこそ、小さな金額でもお金の貸し借りは避けた方が良いのです。
どうしても貸すのであれば、「あげるつもりでお金を渡しなさい」と教えると良いでしょう。
そのように教えれば、お金が返って来なくても「自分があげるつもりでお金を渡したから仕方ない」と割り切れるはず。
また、お金の貸し借りがいかに人間関係を複雑にするのかもあらかじめ伝えておくことが大切です。
中学生にお金の大切さを教える方法
具体的に、中学生にどのようにお金の大切さを教えれば良いのかについて紹介します。
お小遣い制を導入する
中学生になると、子供たちだけで遊ぶ機会が増えるかもしれません。
また、周りでお小遣い制を導入している家庭も増えてくるでしょう。
お小遣い制を導入することで、自分でお金を使う感覚を養えます。
どのように使えば節約できるのか、より効率よくものを買うにはどうすれば良いのかなどを自然に考えるようになります。
ただし、お小遣い制を導入する際はルールを決めることが大切です。
例えばアプリやスマホゲームに課金する際はお小遣いの何割までと決めたり、スマホ代や娯楽代全て合わせての金額にしたりなどルールを決めましょう。
ルールを決めることでメリハリがつくので、子供もお小遣いの中でなんとかしようと考えるようになります。
お小遣い帳をつけさせる
お小遣い制を導入する際は、お小遣い帳をつけさせるのもポイントです。
お小遣い帳をつけることで、子供がどのようにお金を使っているか、貯めたお金をどう管理しているかを確認できます。
同時に、子供もお金のやりくりの仕方を自然に学べるため、お金の勉強につながるでしょう。
例えば欲しいものがあったときに、どの支出を減らせばお金を貯められるのかがすぐにわかります。
お小遣い帳をつけることは金銭感覚を養うことにもつながるのです。
世の中に甘い話は無いと教え込む
思春期になると、子供同士で行動することも多くなり、保護者にも言いたくないことが増えてきます。
次第に自分だけで抱え込むようになり、金銭トラブルに巻き込まれやすくなることも。
このような子供たちをカモにして悪いことを企んでいる業者も多く潜んでいます。
特に中学生の場合は、自分でお金を稼ぐ手段が限られています。
アルバイトでも年齢制限が設けられているため、金銭トラブルに巻き込まれるとどのように解決すればよいか頭を抱えてしまうのです。
そのような子供たちに甘い話を持ち掛けて、犯罪行為に巻き込もうとしている業者も少なくありません。
子供を守るためにも、世の中に甘い話は無いと徹底的に教え込みましょう。
たとえ甘い話を持ちかけられたとしても、その場ですぐに断ること、絶対に大人に相談することを約束させることが大切です。
中学生に最低限4つの金融リテラシーを身に付けさせるべき
実際にお金の大切さを教えるときに、何を学ばせれば良いか迷ってしまうでしょう。
そのような時は、金融庁が示している「最低限身に付けるべき金融リテラシー」を参考にしてください。
金融庁が示している「最低限身に付けるべき金融リテラシー」
- 家計管理
- 生活設計
- 金融知識及び金融経済事情の理解と適切な金融商品の利用選択
- 外部の知見の適切な活用b
それぞれのカテゴリを詳しくまとめていきます。
家計管理
家計管理を学ばせる際は、赤字と黒字の概念を伝えるのがポイントです。
欲しいと思ったものは何でも購入できるのではなく、買える限度があることを学ばせましょう。
例えば、毎月お小遣いを5,000円あげているとします。
1ヶ月5,000円でやりくりする場合は、どうすれば赤字にならないかを考えさせるのです。
一方で、すべて使わなくて良いことも教えましょう。
余った分は貯蓄に回し、将来買いたいと思ったものに使えるということも学ばせるべきです。
生活設計
生活設計とは、いわゆるライフプランのことです。
目先のお金だけではなく、将来のために貯蓄しておくことも教えてあげましょう。
例えば、将来欲しいゲームがあったときに、貯蓄しておいたお金があればすぐに購入できると具体例を挙げながら説明するのがポイントです。
金融知識及び金融経済事情の理解と適切な金融商品の利用選択
金融知識は「お金を預ける」ことをメインで教えてあげてください。
親に預けるだけではなく、金融機関に預ける方法もあるのだと教えることがポイントです。
お金を預けることで利息がもらえると示し、資金運用についても簡単に説明すると良いでしょう。
お金を預けるだけで利息がもらえて貯蓄が増えるのですが、甘い話では無いことも説明するのが大切です。
外部の知見の適切な活用
最後に、お金に対して不安を感じたり、トラブルに巻き込まれたりした場合は、どこに相談すれば良いのかも教えてあげましょう。
もちろん最初は親に相談することを前提とします。
その後に、消費者センターや弁護士など、お金に関する相談先を教えることが大切です。
何かトラブルにあった時でも、相談先を覚えていれば迅速に行動できるかもしれません。
子供にお金の大切さを学ばせたいなら独学ではなく講座に参加するのもおすすめ
子供にお金の大切さを学ばせたいのであれば、講座に参加するのもおすすめです。
近年では、幼稚園からお金について学べる講座を用意しているスクールが多くあります。
お金の勉強と言えば難しく感じて、子供も講座に参加するのを嫌がるかもしれません。
しかし、子供向けの講座は難しいお金の事でも楽しく学べるように工夫されているので、面白くお金の知識を身に付けられるでしょう。
特に、お金に関する知識は早めに学ばせることが大切です。
近年ではスマホ関連のトラブルが増えています。
内閣府が公開している調査によれば、中学生の7割程度の子供がスマホや携帯電話を持っていることがわかっています。
スマホや携帯電話は自由に連絡が取れますし、とても便利なものなのですが、ネット犯罪に巻き込まれるリスクが高いです。
実際にネット犯罪の被害に遭っている中学生も多くいます。
そのようなネット犯罪から子供を守るためにも、講座を受講してスマホや携帯電話を扱うリスクも学ばせることが大切です。
お金に関する勉強ならキッズ・マネー・ステーションがおすすめ
中学生の子供にお金のことを学ばせたいなら、キッズ・マネー・ステーションがおすすめです。
キッズ・マネー・ステーションでは豊富なプログラムが揃っているだけではなく、中学生向けの講座も用意されています。
中学生の頭脳に合わせてプログラムが組まれているため、わかりやすく学べるでしょう。
また、親子で参加できる講座もあります。
家庭でお金の大切さを共有するためにもお子さんと一緒に参加するのもいいかもしれません。
キッズ・マネー・ステーションには同じ世代の子供も参加しているので、自然と友達ができる可能性もあります。
人脈を広げるきっかけにもなるので、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか?
まとめ
今回は中学生の子供にお金の大切さを学ばせる方法をご紹介しました。
中学生になると反抗期を迎える時期にもなるので、お金の大切さを教えるのにも苦労するかもしれません。
そのような場合は、ぜひキッズ・マネー・ステーションに参加してみてください。
キッズ・マネー・ステーションには実際に子育て経験のある講師も在籍しているので、反抗期を迎えている子供の接し方を熟知しています。
子供としっかり向き合いながらも、お金の大切さを学ばせてくれるでしょう。