JCBのクレジットカードの中で、申込で手に入るカードの中では最高ランクのJCBプラチナ。
高いステータス性と充実したサービスにも関わらず、プラチナカードにしてはリーズナブルな年会費とあって、コスパは抜群です。
一度は手にしてみたいプラチナカード。どうやったら手に入るのでしょうか?
この記事では誰にでも分かりやすくJCBプラチナの魅力や審査難易度について解説します。
2023年現在の情報になり、お申込みの際はご自身でご判断ください。
※本ページにはPRが含まれます。
JCBプラチナの基本スペック
まずはJCBプラチナの基本情報から押さえましょう。
JCBプラチナの年会費は27,500円(税込)です。
一般的なプラチナカードは年会費55,000円(税込)以上するものが多いことから、JCBプラチナはコスパに優れるカードとされています。
また家族カードが1名まで無料なため、夫婦で持つことで実質1枚13,750円(税込)で持つことが可能。
2枚目以降の家族カードは、年会費3,300円(税込)で作ることができます。
貯まるポイントはOkiDokiポイント。基本還元率は0.5%と決して高くはないのですが、ガッカリする必要はありません。
プラチナカードだけあって提携企業での利用、グルメや旅行関連の決済の場で、魅力的な優待や特典がたっぷり受けられます。
実は年会費回収のハードルは高くない・・・そこもコスパ優秀と言える理由なのです。
■JCBプラチナの基本情報 | |
年会費 | 27,500円(税込) |
発行スピード | 最短3営業日~約1週間 |
国際ブランド | |
電子マネー | QUICPay・ Apple pay・Google Pay・Suica |
旅行保険 | 海外:最高1億円(自動付帯) 国内:最高1億円(自動付帯) |
ポイント | Oki Dokiポイント |
JCBプラチナの審査難易度は?
もちろん、いくらコスパが優秀なクレジットカードでも、カード会社の審査に通らなければ検討する意味がありません。
そこでJCBプラチナの申し込み対象者について、公式サイトを見てみましょう。
25歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方。
学生の方はお申し込みになれません。
年齢は25歳以上となっており、他ブランドのプラチナカードは「20歳~30歳」のものが多いので、平均的な条件です。
気になる年収要件に具体的な金額が提示されていませんが、口コミ情報や、審査通過者の声から、年収400万円~500万円が目安となっています。これも他ブランドと同レベルです。
つまりJCBプラチナの審査は、ごく平均的な難易度と言えそうです。
ちなみに国税庁の『民間給与実態統計調査』によれば、2019年の会社員(給与所得者)の平均年収は約436万円。
つまり正社員として一定期間安定して働いていれば、JCBプラチナを発行できる可能性が十分にある、と考えていいでしょう。
アップグレードでもJCBプラチナは手に入る
「JCBプラチナの審査に落ちてしまった・・・」
悲しいですが、まだ諦める必要はありません。JCBプラチナを手に入れる方法は、新規申込だけではないからです。
JCBからのJCBプラチナへのインビテーション(招待)や、JCBゴールドからのアップグレードで手に入れることができます。
- JCBの一般カードやJCBゴールドカードを利用することでJCBプラチナへのインビテーション(招待)が貰える
- JCBゴールドカードからJCBプラチナへアップグレード申請をする
JCBからの信用を積み上げることで、上級カードであるJCBプラチナへの道が開けます。
新規で申し込むよりも、利用実績が信用となり、審査に通りやすくなるようです。
どうしてもJCBプラチナを手に入れたければ、JCB一般カードやJCBゴールドカードから始めるのも一つの方法です。
実は、JCBプラチナを新規に申し込む時に、JCBゴールドと同時に申し込むことができます。
もしJCBプラチナの審査に落ちたとしても、JCBゴールドの審査に通ればJCBゴールドが発行されます。
JCBプラチナの5つの大きなメリットとは?・
ではJCBプラチナの具体的なメリット、他ブランドにはない魅力はどこにあるのでしょう?
JCBプラチナの基本的なメリットは5つ!
ただ買い物をする、旅をするといったカードの使い方の幅を広げ、保険関係も最高レベルで充実している、まさに大満足のラインナップです。
JCBプラチナのおすすめポイント
- 24時間365日利用できる「プラチナ・コンシェルジュデスク」
- 厳選レストランでコース料理が1名無料になる「グルメベネフィット」
- 最高1億円の国内・海外旅行傷害保険が自動付帯
- 年間最高500万円まで補償できるショッピングガード保険
- 世界中の空港ラウンジを無料で利用できる
ここからは、JCBプラチナの魅力的なサービスについて詳しく解説します。
ぜひ参考にしてみて下さいね!
秘書のような「プラチナ・コンシェルジュデスク」
「プラチナ・コンシェルジュデスク」とは、自分に専属の執事・秘書がついたような、便利なサービスです。
旅行の手配・予約、ゴルフ場・チケット・レストランの案内等、様々な相談を、24時間365日いつでも専任スタッフが受けてくれます。
旅行やゴルフ等の手配を自分でするのは、時間もかかり、ともすれば精神的な負担もかかります。
プラチナ・コンシェルジュにまかせることで、時間と労力を自分にとって有意義な事に使うことができれば、日頃多忙な方ほど助かるでしょう。
「グルメベネフィット」でコース料理が1名無料に
「グルメ・ベネフィット」というサービスでは、有名レストランの所定のコースメニューを2名以上で予約すると1名分の料理が無料になります。
国内の厳選されたレストランで利用できるため、プライベートで大切な人との会食や、ビジネスでの接待で非常に役立つサービスです。
このサービスを年に数回利用することで、簡単にJCBプラチナの年会費の元をとることが可能です。
JCBプラチナの実力を発揮させるサービスですね。
最高1億円の「国内・海外旅行傷害保険」が自動付帯
年会費が安いカードの場合は、旅行傷害保険も海外のみである場合がほとんどですが、JCBプラチナは国内・海外とも対象で最高1億円の補償が自動付帯で付いています。
ポイントは「自動付帯」という部分。これはJCBプラチナで旅行代金を支払っていなくても補償されるということを意味します。
旅行代金の支払いを行うことを条件に補償される「利用付帯」と比べて、非常に手厚い補償となっています。
カード会員の家族も対象となっており、補償内容もこの種の保険では万全の内容と言えます。
保険内容 | カード会員 | 家族会員 | |
国内旅行傷害保険 | 死亡・後遺障害 | 最高1億円(自動付帯) | |
入院日額 | 5,000円 | ||
手術 | 最高20万円 | ||
通院日額 | 2,000円 | ||
海外旅行傷害保険 | 死亡・後遺障害 | 最高1億円(自動付帯) | 最高1,000万円 |
治療費用 | 1,000万円 | 200万円 | |
賠償責任 | 1億円 | 2,000万円 | |
携行品損害 | 年間最大100万円 1旅行中最大100万円 |
年間最高100万円 1旅行中最大50万円 |
|
救援者費用等 | 1,000万円 | 200万円 |
更に嬉しいことに、JCBプラチナには旅行傷害保険の他にも、乗り継ぎなどで航空機が遅れてしまったり、手荷物が紛失した場合などに補償してくれる航空機遅延保険もついています。
まさに旅行好きな人にうってつけの内容ではないでしょうか?
補償内容 | 保険金額 | 保険金支払いケース |
---|---|---|
乗継遅延費用保険金 (客室料・食事代) |
2万円限度 | 遅延した航空便の実際の到着時刻から4時間以内に代替便を利用できなかった場合 |
出航遅延費用等保険金 (食事代) |
2万円限度 | 出航予定時刻から4時間以内に代替便を利用できなかった場合 |
寄託手荷物遅延費用保険金 (衣料購入費等) |
2万円限度 | 到着後6時間以内に手荷物が届かなかった場合で、到着後48時間以内に購入した場合 |
寄託手荷物紛失費用保険金 (衣料購入費等) |
4万円限度 | 到着後48時間以内に手荷物が届かなかった場合を紛失とみなし、到着後96時間以内に購入した場合 |
年間最高500万円まで補償してくれる「ショッピングガード保険」
JCBプラチナで購入した商品の破損や盗難などの被害にあった場合にも、国内・海外での利用を問わず年間500万円まで補償されます。
商品の破損や盗難による損害なら、購入日から90日間補償してくれます。
1事故3,000円の自己負担が発生しますが、高額商品を購入する際はJCBプラチナで決済しておけば安心です。
「プライオリティパス」で世界中の空港ラウンジが無料に
JCBプラチナを持ったなら絶対に使いたいサービスがプライオリティパスです。
プライオリティパスは、世界約140の国の約500都市で、約1,200カ所の空港のラウンジが無料で利用できます。ワンランク上の空港ラウンジを利用できるため、長い待ち時間をゆったりと過ごすことができます。
プライオリティパスは別途申し込みが必要なサービスですが、年会費・1回ごとの利用料金はJCBが負担してくれるので、何回でも無料で利用することができます。
プライオリティパスが無くても、日本国内の主要な空港のラウンジは無料で利用できます。
国内外問わず、本会員様のラウンジ利用が無料で、同伴者利用料は1名につき2,200円(税込)
その他優待サービスで、旅行・レジャーを満喫!
JCBプラチナなら、他にも多くの魅力的なサービスを受けることができます。
ホテル・旅館の宿泊料金の割引優待から、ゴルフ場やレストランでの優待まで、旅とレジャーの場面で満足度がアップするサービスばかりです。
すべてプラチナ会員専用サイトやプラチナ・コンシェルジュで手配できますので、積極的に活用してください。
「JCBプレミアムステイプラン」で国内旅行をグレードアップ
JCBプラチナには、JCBが選んだ日本各地のホテルや旅館をお得に利用できる「JCBプレミアムステイプラン」というサービスがあります。
日本各地の高級ホテル・旅館が厳選されており、お得な会員限定価格で宿泊できます。
中には大手の予約サイトよりもリーズナブルな価格となっているプランもあり、ビジネスでもプライベートでも使いがいのあるサービスとなっています。
国外なら「海外ラグジュアリー・ホテル・プラン」を活用
海外旅行には「海外ラグジュアリー・ホテル・プラン」というサービスが用意されています。
ザ・ペニンシュラ、リッツ、グランドハイアットといった世界各地のハイグレードホテルに、さまざまな優待付きで宿泊できるサービスです。
主な優待としては朝食無料サービス、客室グレードアップ、館内施設での付加サービスなどが用意されているようです。
もちろんホテルやシーズンごとに内容も変わりますので、予約前にしっかり内容をチェックして活用しましょう。
JCB Lounge 京都
JCBプラチナでは、空港ラウンジ以外にもJCBの用意したプラチナ会員専用の「JCB Lounge 京都」を、同伴者1名まで無料で利用できます。
JR京都駅中央改札口近くにあるのでアクセスの良さは抜群です!
フリードリンクサービスや荷物の預かりサービス、情報誌の閲覧や電源付きPC用スペースが用意されています。
観光・ビジネスで京都を訪れた際の、ちょっとした待ち時間に利用するのにちょうど良さそうですね。
ユニバーサルスタジオジャパンの JCB LoungeもOK
ユニバーサールスタジオジャパン内にあるJCBラウンジも利用可能です。
このラウンジはプラチナカード以上を持っていないと利用できない特別なラウンジになっています。
ラウンジは「ザ・フライング・ダイナソー」の施設内に設置してあります。
ラウンジでは休憩や雑誌の閲覧、ドリンクサービスや、アトラクションの「ザ・フライング・ダイナソー」に優先的に搭乗できるといった優待が受けられます。
「ポイント」は優待店とネットで増やす
最後に、JCBプラチナのポイント制度をご紹介します。
カード利用時のOki Dokiポイント還元率は、通常のJCBカード各種と同じ、1,000円で1ポイントが貰えます。
1ポイントは5円相当ですので還元率は0.5%となります。
これだけを見ると「なんだ、普通だね」となりそうですが…実際には提携企業の利用で倍率が跳ね上がる仕組みになっています。
JCBオリジナルシリーズパートナーで最大10倍のポイントを獲得できる
基本還元率は0.5%と、決して高還元率とは言えないJCBプラチナ。
ただし、JCB ORIGINAL SERIESパートナーというさまざまなジャンルの優待店で利用すると、2倍~10倍のポイントが貯まります。
人気のお店でいうと・・・
- Amazonでポイント3倍!
- セブンイレブンでポイント3倍!
- スターバックスカードへのオンラインチャージでポイント10倍!
他にもモスバーガー、ドミノ・ピザ、ビックカメラ、Timesパーキングなどで常時ポイント2倍。紳士服のAOKIと青山なら常時5倍など。
優待店は多彩に揃っていますから、日常使いのカードとしての魅力も十分に備わっていると言えるでしょう。
Oki Dokiランド経由のネットショッピングで還元率アップ!
JCBの運営するポイントモールに「Oki Dokiランド」があります。
JCBプラチナでもOkiDokiランドを経由してネットショッピングをすることで、通常の2倍~20倍のポイントを獲得可能です。
対象となるショップには、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなど有名どころが名を連ねます。
利用方法も、OkiDokiランドにログインして、目的のショップへアクセスしてショッピングするだけとすこぶる簡単。
日頃からネットショッピングを活用している人ほどメリットを受けられるカードとなっています。
年間利用金額に応じてポイント還元率がアップする
JCB STAR MEMBARSという、年間の利用金額に応じてポイント還元率がアップするサービスがあります。
JCBプラチナの場合、年間利用額が300万円以上で、最大還元率0.85%まで上がります。
年間利用額100万円以上のラインでも還元率0.80%としっかりメリットが出ていますので、やはり高額な買い物はJCBプラチナに絞るのが賢明なやり方になります。
年間利用額/ステージ名 | 還元率 |
30万円以上 スターePLUS |
0.60% |
50万円以上 スターβPLUS |
0.65% |
100万円以上 スターαPLUS |
0.80% |
300万円以上 ロイヤルαPLUS |
0.85% |
JCBカードの最高峰「JCB THE CLASS」を目指せる
JCBプラチナをメインに使っていけば、JCBの最高峰カード「JCB THE CLASS」入手への道が開くことになるでしょう。
JCB THE CLASSは、ブラックカードというJCBの最高ランクに位置するカードです。
申込みでは入会できず、JCBからのインビテーション(招待)でのみ手に入れることが可能です。
JCB THE CLASSの年会費は55,000円(税込)と、ブラックカードの中ではリーズナブルな年会費となっています。
JCBプラチナを入手したらしっかりと日常的に活用し、最高峰のブラックカードである「JCB THE CLASS」を目指してみたいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
JCBプラチナは、プラチナカードに相応しい、コンシェルジュデスク、最高1億円の旅行傷害保険、プレミアムなサービス等が充実しています。
充実したサービスにも関わらず、リーズナブルな年会費も大きな魅力です。
また、JCBプラチナは、プラチナカードの中でも、比較的に入手しやすいカードとも言えます。
この機会に、ぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
JCBプラチナの詳細なスペック表を掲載します。参考にしてみてくださいね。
カード名称 | JCBプラチナ | |
カードデザイン | ||
入会方法 | WEB/申込書 | |
入会基準(年齢) | 25歳以上 | |
年会費(税込) | 本会員 | 27,500円(税込) |
家族会員 | 1名無料、2名以降 3,300円(税込)/1人 | |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険 | 最高1 億円(カード利用条件無)※家族特約有 |
国内旅行傷害保険 | 最高1 億円(カード利用条件無) | |
ショッピングガード保険 (国内・海外) |
年間最高500 万円 | |
JCBオリジナルシリーズ パートナーサービス |
<ポイント優待店> JCB ORIGINAL SERIES パートナーでのカード利用でさらにポイント優遇あり |
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ゴールドサービス | 空港ラウンジ | 対象※同伴者1 名無料 |
Gold Basic Service | 対象 | |
その他の付帯サービス | プライオリティ・パス グルメ・ベネフィット JCB プレミアムステイプラン ユニバーサル・スタジオ・ジャパン JCB LOUNGE(*) JCB Lounge 京都 等 |
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コールセンター | お問合せ | プラチナ・メンバーズデスク |
旅行手配・レストラン予約など | プラチナ・コンシェルジュデスク |