クレジットカードは申込み書にたくさんの項目を記入しなければいけません。
クレジットカード会社はこの項目を基にカードの発行を決めたり、ショッピング枠の限度額を審査しています。
クレジットカードの審査を通過するには、申込み欄をきちんと埋める必要があります。
この記事では、クレジットカードの審査を通過するためのコツや知っておきたい知識を詳しく解説していきます。
このページで学べること
- クレジットカードの審査は必須か
- クレジットカードの審査に必要な「3C」
- クレジットカード審査申込みのコツ
- クレジットカードの審査に落ちる理由
※当記事は2024年現在の情報になります。
2024年現在の情報になり、お申込みの際はご自身でご判断ください。
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目次
審査なしで発行できるクレジットカードは存在しない
結論から言えば、審査なしで発行できるクレジットカードはありません。
クレジットカードは基本的に後払いとなるため、きちんと支払いできる見込みが無かったり信用に疑問がある方には発行できないのです。
そのためクレジットカードを手に入れるには、会社が定める審査に通過する必要があります。
クレジットカードの更新時にも審査がある
無事に審査を通過してクレジットカードを発行した後にも、審査が実施されることがあります。
クレジットカードには有効期限があり、期限を迎えると自動的に更新されて新しいカードが発行される仕組みです。
この更新時にも、信用情報が変わっていないかチェックするために審査が行われます。
カードを発行できたら安心ではなく、クレジットカード発行後の使い方にも気をつけなければなりません。
クレジットカードの審査難易度
クレジットカードの審査基準は、会社によって異なります。
審査基準は明確にされていないため「〇〇のような方なら審査に通過する」などと断言することはできません。
しかし、以下の2点から審査難易度をある程度推測することは可能です。
- クレジットカードのランク
- クレジットカードの種類
クレジットカードのランク
クレジットカードにはランクがあり、一般カード<ゴールドカード<プラチナカード<ブラックカードの順で審査難易度が上がります。
ゴールドから上のランクの場合は、一般カードのように申込むことができない場合もあるでしょう。
一般カードを数年使い、その使い方が優良であればランクアップ可能になるものもあります。
クレジットカードの種類
クレジットカードは、発行元などによる種類もたくさんあります。
消費者金融系<ネット系<流通系<信販系<鉄道・交通系<銀行系<外資系の順で審査難易度が厳しくなるのが一般的です。
クレジットカードを選ぶ際は、申込みたいカードの種類も調べてみると良いでしょう。
クレジットカードの審査で確認される3つの信用情報
クレジットカードの審査では、Capacity(返済力・資力)、Character(性格)、Capital(資産や財産)の3つの信用情報を重要視しており、各情報の頭文字をとって「3C」と呼ばれています。
クレジットカード会社はこれらの信用力を独自の統計情報に基づいてコンピューターで自動的に評価する「スコアリングシステム」を使って点数付けし、審査を行っています。
Capacity(返済力・資力)
まず申込み者に定期的に安定した収入を得ているかどうかを審査します。
クレジットカードを使った決済はいったんクレジットカード会社が支払いを肩代わりし、翌月以降にカード利用者に返済してもらうという形となるのが通常です。
利用者に安定した収入があり確実な返済資金があるかという点が審査の条件になります。
安定した収入がある=確実な返済に繋がりますのでクレジット会社は定期集をチェックする事になるんです。
Character(性格)
カード会社はこの貸倒れリスクを回避するためには「約定日になれば利用限度額に見合った返済を必ず行ってもらえる」申込者を獲得する必要があります。
約定日通りに必ず返済できるということは、性格的に几帳面な人です。
つまりCharacter(性格)が信用力に足りる必要があるということになります。
チェックには信用情報機関に照会を行い、過去の返済状況や現在の借金の有無等を調査し、判断します。
個人信用情報機関に事故情報が残ってしまい、ブラックリスト入りすると個人信用情報機関から記録が消えるまでの5年間は審査通過できなくなります。
過去にカードローンやクレジットカード支払いを2~3ヶ月程度の延滞・滞納をした方は、金融事故として信用情報に登録され、以後5年間は情報が消えないブラック扱いになります。
Capital(資産や財産)
資産を表し、負債の担保として不動産や車・有価証券・貯蓄があるかをみるもの。
さらに申込み時の現在の居住形態も重要な審査項目です。
この点では賃貸よりも持ち家の方が有利です。
持ち家の方が、それだけ多くの資産を持っていると判断され、融資を受けていれば銀行の審査を通過したということで、それが客観的な返済能力の証明になり信用力が高くなります。
持ち家で住宅ローンがまだ残っている場合でも大丈夫です。
住宅ローン住宅自体を担保にして行う契約のためクレジットカードの与信枠と別物のため審査では不利にならず、きちんと住宅ローンを返済することで信用力は高くなります。
また居住年数は長いほど信用が高くなって審査に通りやすくなります。
クレジットカードの審査で確認される「クレジットヒストリー(クレヒス)」とは?
クレジットヒストリーとは、いままでクレジットカードを利用した分の返済がきちんとできているかのの実績になります。
毎月に支払いをきちんと返済しているとその点が実績として認識されて信用力が高くなります。
別のカードでの支払い実績が残っていれば2枚目以降のカード審査にも通りやすくなるため、このクレジットヒストリーを育てていくことは重要です。
クレジットヒストリーは個人信用情報センターに蓄積されています。
それをセンターの会員である銀行、クレジット会社、消費者金融会社は自由に閲覧できるのですが、申込者であり利用者である私たちも閲覧することができます。
具体的には、契約を開始した年月や、直近の請求額、過去24ヶ月分の入金状況(延滞が無い限りは任意登録)などです。
契約しているクレジットの数だけ、それぞれの発行会社が登録・更新するのです。
これらの情報は、どのクレジット会社が登録したということにも関係無く、加盟している全クレジット会社から閲覧できます。
したがって、この個人信用情報機関に優良なクレヒスがあれば、新規クレジットカード申込時に、どこの会社に申し込みをしたとしても、有利に働くのです。
クレジットカードの入会審査を受ける前に確認すること
クレジットカードの審査では様々な項目がチェックされるため注意が必要です。
ここからは、審査をスムーズに進めるための申込みのコツをご紹介します。
クレジットカードの入会審査を受ける前に確認すること
- 審査の仕組み
- 現在の年収額
- 選択できる国際ブランド
- 家族構成
- 現在の居住状況
- クレジット・ローンの借入金額
- 現在の勤務状況
- 入社時期から現在までの勤続年数
- 在籍確認の有無
①審査の仕組み
クレジットカードの審査申込みに記入する項目はかなりたくさんありますが、この項目に記入してもらうことでクレジットカード会社は「支払見込額」というものを計算しています。
この「支払見込額」は経済産業省が定めていて、支払見込額×0.9がクレジットカードの限度額になります。
これを超える場合はクレジットカード会社はカードの発行・増額が出来なくなっています。
支払見込額は、「年収-生活維持費-クレジット債務」で計算するようになっています。
各項目については後ほど詳しく解説します。
- クレジットカードの限度額=支払見込額×0.9
クレジットカード審査のコツとして、まずはこの支払見込額を頭に入れておきましょう。
②現在の年収額
クレジットカードの審査申込みで必ず記入が必要なものの一つに「年収」の欄があります。
正確な年収が分からないという方は多いと思いますが、この「年収」は自己申告制になっていて、源泉徴収票や収入証明書等は必要ないので、だいたいの年収を記入して大丈夫です。
- 年収は自己申告制
- 源泉徴収票や収入証明書等は必要ありません
この年収は非常に重要な項目で、審査の仕組みのコツで説明しました「支払見込額」を計算する際に使われます。
年収から生活に必要な経費と借入金の残額を差し引いたものが支払い見込額になります。
- 支払見込額=年収-生活維持費-クレジット債務
年収は手取りではなく総支給額
年収の欄に記入する金額は、税引き前の収入になりますので、会社員の方であれば総支給額を記載します。
手取りではなく総支給額です。ボーナスも含みます。
- 年収は手取りではなく、総支給額を記入
仕事を始めたばかりなら見込み年収を記入
また、就職や転職をしたばかりで年収が分からない場合は、見込みの年収を記入して大丈夫です。
- 見込年収=1ヶ月分の総支給額×12+見込ボーナス
自営業の場合は税引き前の所得を記入
自営業者の場合は昨年の収入から必要経費を差し引いた所得を記入します。
税引き前の金額を記入してください。
- 税引き前の所得を記入
年収103万円以下の場合は扶養家族
主婦の方は、パートなどで収入があった場合でも年間の収入が103万円以下の場合は「扶養家族」になります。
この場合の年収欄には、夫婦の年収を合算した金額を記入することになっています。
間違って自分の収入だけを記入しないようにしましょう。
- 年収103万円以下の場合は夫婦の収入を合算して記入
③選択できる国際ブランド
クレジットカードの申込み欄にVISA・Mastercard・JCBなどの「国際ブランド」の選択項目がある場合、どのような違いがあるのでしょうか。
審査自体に違いがあるわけではないのですが、例えば楽天カードのJCBブランドを選んだ場合などはVISA・Mastercardを選んだ場合よりも審査に時間がかかる場合があります。
これはVISA・Mastercardなら楽天カード側のみの審査で終わるところが、JCBブランドを選んだ場合はJCB側の審査も加わるためだと思われます。
そうなると審査難易度としては上がってしまうので、年収が200万円位の方などはJCBブランドは避けた方が無難です。
また、Mastercardブランド限定でキャンペーン等を行っている場合は、キャンペーンを行っているブランドは顧客獲得に力を入れているとみて間違いないので審査に若干の緩さが出る可能性があります。
- 審査に自信がない場合はJCBブランドを避ける
- キャンペーン中の国際ブランドを狙う
④家族構成
💡 クレジットカード審査申込みでは、現在の家族構成を詳しく記入しなければいけません。
この部分は審査の仕組みのコツで説明しました「生活維持費」を算定するための重要な項目になっています。
生活維持費とは、生活に絶対必要な経費のことになり、家族構成や居住状況から計算します。
- 家族構成も自己申告制で証明書等は必要ありません。
計算方法は簡単で下記の表に当てはまる部分の金額が生活維持費になります。
居住形態 | 収入・生計を同一とする方の人数(本人・別居者も含む) | |||
1人 | 2人 | 3人 | 4人 | |
持家かつ住宅ローンなし または 持家無かつ賃貸負担なし |
90万円 | 136万円 | 169万円 | 200万円 |
持家かつ住宅ローンあり または 持家無かつ賃貸負担あり |
116万円 | 177万円 | 209万円 | 240万 |
💡 例えば、楽天カードの申込みでは、家族構成を以下の選択肢から選ぶようになっています。
- 配偶者有 子供有
- 配偶者有 子供無
- 配偶者無 子供有
- 独身(家族別居)
- 独身(家族同居)
また、同一生計で生活をしている人数を選択する必要があります。この項目は同居・別居は関係ありません。
💡 正直に記入しなければいけませんが、この部分は自己申告制で証明などは必要ありません。
間違って多めの家族構成を選択しないように細心の注意をしましょう。
⑤現在の居住状況
生活維持の計算のために、現在の住まいについても詳しく記入しなければいけません。
- 現在の住まいの状況も自己申告制で証明等は必要ありません
例として、楽天カードの場合は以下の選択肢から現在の住まいの状況を選びます。
また居住年数や住宅ローンや家賃の支払いがあるかを入力しなければいけません。
具体的な金額は記入しなくても大丈夫です。
居住年数については生活維持費の表にはないのですが、居住年数が長い方がクレジットカードの審査では有利に働きます。
💡 現在の住まいの状況を選択します。選択項目は下記になります。
- 持家(自己所有)
- 持家(配偶者所有)
- 持家(配偶者以外所有)
- 賃貸マンション
- アパート
- 借家
- 社宅・官舎
- 寮
- 下宿・間借
- その他
クレジットカードの審査では、これらの家族構成や居住状況から「生活維持費」を計算しています。
クレジットカード会社としては、生活維持費と年収が分かれば、あとはクレジット債務が分かれば審査の仕組みのコツで説明しました「支払見込額」が計算できます。
支払見込額がわかればカードの発行が可能かどうかと、発行した場合の限度額を決めることができますね。
残りの「クレジット債務」はクレジットカード会社が提携している「信用情報機関」に照会して調べることになっています。
⑥クレジット・ローンの借入金額
クレジット債務は信用情報機関に照会されるので、クレジットカードの申込み者には関係のない部分ですが、クレジットカード申込みの際には必ず「他社からの借入額」という項目を記入しなければいけません。
💡 この「他社からの借入額」には、住宅ローン・銀行カードローン・クレジットカードの一括払いは含まなくて大丈夫です。
例えば、他のクレジットカードでのリボ払い・ボーナス払い・分割払い・キャッシングの残りの金額や消費者金融などからの借入れがあればその金額を入力します。正直に記入しましょう。
他社からの借入額に含めない | 住宅ローン・銀行カードローン・クレジットカードの一括払いでまだ請求が来ていないもの |
他社からの借入額に含める | リボ払いの残金・ボーナス払いの残金・分割払いの残金・キャッシングの残金・消費者金融などからの借入金の残額 |
⑦現在の勤務状況
クレジットカードの審査では勤務先の情報の入力が必要です。
正社員であれば審査において安定性があると言事で有利に働きますが、昨今は非正規の職員も多くなっているため、特に正社員でなくても問題ありません。
正直に現在の勤務先と雇用体系を記入しましょう。
⑧入社時期から現在までの勤続年数
勤続年数は長い方が信用度があがるので審査に有利に働きます。
この勤続年数ももちろん自己申告制ですので証明等は必要ありません。
勤続年数の最低ラインは勤続1年と言われていますが、就職や転職をしたばかり方もいますので、ゴールドカードでなければ実際は半年や10ヶ月程度でも十分に審査には通ります。
- ゴールドカードでなければ勤続年数が短くても審査に影響はほとんどありません。
⑨在籍確認の有無
クレジットカード会社から勤務先に確認の電話がかかってくる場合がありますが、プライバシーは守られており、カード会社名を出さずに「◯◯さんはいらっしゃいますか?」といった感じでかかってきます。
その際、本人は外出中などで電話に直接出れなくても在籍確認は完了します。
ちなみに在籍確認に出られた場合は、クレジットカードの審査は通過しているとみてOKですよ。
また、最近は在籍確認の電話自体が行われない場合も多いです。
どうしても在籍確認が嫌だという方は、在籍確認電話がないと言われているクレジットカードに申込みをしましょう。
クレジットカード審査の流れ
クレジットカード審査に通過するコツをお伝えする前に、まずは審査の流れをチェックしておきましょう。
クレジットカードを受け取るまでは以下のような手順を踏んでいきます。
クレジットカード審査の流れ
- クレジットカードを選ぶ
- サイトなどから申込み
- 書類を提出
- 審査・在籍確認
- 審査結果の通知
- クレジットカードの受け取り
クレジットカードを選ぶ
クレジットカードには色々な種類があります。
それぞれ特徴が異なりますから、色々なクレジットカードのメリット・デメリットを比較してみましょう。
クレジットカードの利用シーンを考えると選びやすくなります。
サイトなどから申込み
自分に合うクレジットカードが見つかったら、公式サイトから申込みを行います。
画面に従ってPCやスマホから情報を入力してください。
クレジットカードによっては、電話や実店舗の機械での申込みも可能な場合があります。
書類を提出
クレジットカードを作るには本人確認書類が必要で、場合によっては収入証明書の提出を求められることもあります。
本人確認書類として使えるのは以下のようなものです。
- 運転免許証
- マイナンバーカード(通知カードは不可)
- パスポート
基本的には顔写真と現住所が載っている書類が望ましいです。
健康保険証や住民票の写しでも本人確認書類として認められることがありますが、多くの場合は複数の書類提出が必要になります。
収入証明書は、以下のような書類が求められるでしょう。
- 源泉徴収票
- 確定申告書
- 納税通知書
- 所得証明書
- 給与支払明細書
- 年金通知書・年金証書
収入を証明する書類は、直近2ヶ月以内のものを求められる可能性が高いです。
クレジットカード会社によって必要書類が異なりますから、申し込み前によく確認しておきましょう。
審査・在籍確認
申込みや書類提出が終わると審査が始まります。
審査の1つとして「在籍確認」が行われる可能性も高いです。
在籍確認とは申告した就業先に本当に在籍しているのかを確認するもので、クレジットカード会社によって実施の有無が異なります。
担当者が会社に直接電話で確認しますが、個人名を名乗ってくれるのでクレジットカードの審査だとバレることは少ないでしょう。
在籍確認を必須としているクレジットカード会社は、確認が取れないと審査通過できません。
審査結果の通知
審査が終了すると結果が通知されます。
メールや電話での通知となるため、連絡が来るのを待ちましょう。
無事に審査に通過していれば、契約書を記入することでクレジットカードの受け取りが可能となります。
クレジットカードの受け取り
クレジットカードの受け取り方法は、郵送・店舗受け取りの2通りあります。
郵送で発送される場合は、申込みから約1週間程度で手元に届くことが多いです。
店舗受け取りを実施している場合は、即日発行に対応していることもあります。
カードを受け取ったら、指示通りに手続きを進めることでカードを使えるようになるでしょう。
クレジットカードの審査に落ちる理由
クレジットカードの審査に落ちる理由は様々です。
主な理由としては以下の5つが挙げられます。
クレジットカードの審査に落ちる理由
- クレヒスが良くない
- 申込み条件に合わない
- クレジットカードを同時申し込みしている
- 虚偽申告をした
- 在籍確認が取れなかった
クレヒスが良くない
過去にクレジットカードやローンの支払いで遅延や延滞があった場合は要注意です。
クレジットヒストリーに悪い情報が記録されていると、クレジットカードの審査に悪影響を与えます。
特に、債務整理や自己破産などの金融事故が記録されていると、カード発行会社はリスクが高いと判断し審査を通過するのが難しくなるでしょう。
申込み条件に合わない
各クレジットカード会社は年齢や収入など、特定の申し込み条件を設けています。
申込み条件を満たしていない場合、申し込み自体できないので注意しましょう。
特に収入についての記載がある場合は、学生や専業主婦・主夫の方の審査に通りにくい場合があります。
クレジットカードを同時申し込みしている
短期間に複数のクレジットカードやローンに申し込む「多重申込み」は、カード会社による審査でネガティブに評価されます。
申込者が金融機関から多額の借入を計画している可能性があると判断されるためです。
クレジットカードの申し込みは、1枚ずつで行いましょう。
虚偽申告をした
申込書に虚偽の情報を記入し、カード会社が発見した場合は審査が不合格となるのが一般的です。
収入や勤務先などの重要な情報を偽ると信用に不安感を持たれ、今後のクレジットカードの申込みにも影響を及ぼすでしょう。
書き間違いでも虚偽申告とみなされる場合があるので、申込みの際は十分注意してください。
在籍確認が取れなかった
カード会社は申込者が記入した勤務先に在籍しているかどうかを確認します。
在籍確認が必須のクレジットカードの申込みで在籍確認が取れなかった場合、審査に通過することは難しいです。
会社に電話が通じる時期に申込むことをおすすめします。
即日発行・審査に対応しているおすすめのクレジットカード
クレジットカードによって発行スピードは異なります。
早めに欲しい方は申込み前にチェックしましょう。
一般的には申し込みから1週間程度でカードが手元に届く場合が多いですが、即日発行が可能なクレジットカードもあります。
ここでは、即日発行可能なおすすめのクレジットカードを2点紹介します。
- 三井住友カード(NL)
- JCB CARD W
三井住友カード(NL)
カード名 | 三井住友カード(NL) |
---|---|
年会費 | 永年無料 |
還元率 | 0.50~7.00% |
審査~発行 の時間 |
最短10秒 (※カード番号のみの発行) |
申込対象者 | 満18歳以上の方 |
家族カード | ◎ |
国際ブランド | Mastercard・VISA |
旅行傷害保険 | 【海外】ー 【国内】ー |
三井住友カード(NL)は、最短10秒でクレジット機能が使えるのがメリットです。
ただしすぐに貰えるのはカード番号のみで、実際のカードが自宅に届くまでは1週間程度かかる点に注意してください。
カード番号があればネットショッピングができますし、専用アプリをスマホに入れれば実際のお店でも使える場合があります。
また、三井住友カード(NL)の魅力は、対象店舗で最大7.00%還元が受けられることです。
通常クレジットカードのポイント還元率は0.50~1.00%であることが一般的ですから、最大7.00%というのはかなり高還元率ですよ。
JCB CARD W
カード名 | JCBカードW |
---|---|
年会費 | 永年無料 |
還元率 | 1.00%~5.50% |
審査~発行 の時間 |
最短即日 (※デジタルカードのみ) |
申込対象者 | ・満18歳以上かつ39歳以下で本人または配偶者に安定継続した収入がある方 ・または満18歳以上39歳以下で学生の方 |
家族カード | ◎ |
国際ブランド | JCB |
旅行傷害保険 | 【海外】最高2,000万円補償 【国内】ー |
JCB CARD Wも即日発行にも対応しているクレジットカードですが、特有の年齢制限があります。
満18歳以上39歳以下の方のみが申込めるのですが、この期間にカードを作成できれば40歳以上になっても利用可能です。
JCB CARD Wもポイント還元率がよく、他のJCBカードと比較するといつでもポイントが2倍となっています。
さらに、専用サイトからよく使うお店を登録することで、さらにたくさんのポイント還元が受けられる可能性も高いです。
ポイントの使い道もたくさんあるので、非常に使いやすいクレジットカードと言えるでしょう。
\ JCB CARD W /
学生・主婦におすすめのクレジットカード
収入が少ない学生や専業主婦は、クレジットカードの審査で不利になる可能性があります。
申込み条件に収入に関する記載があれば、専業主婦やアルバイトをしていない学生は申し込みすらできません。
ここでは、学生や主婦でも申し込み可能なクレジットカードをご紹介します。
- dカード
- ライフカード
上記2点のクレジットカードは、申込み条件に収入に関する記載がありません。
審査に通過するかどうかは他の状況にもよりますが、学生・主婦でも申込みやすいのでおすすめです。
dカード
カード名 | dカード |
---|---|
年会費 | 永年無料 |
還元率 | 1.00%〜4.50% |
審査~発行 の時間 |
最短1〜3週間 |
申込対象者 | ・満18歳以上の方 ・個人名義である ・本人名義の口座をお支払い口座として設定すること ・その他会社が定める条件を満たすこと |
家族カード | ◎ |
国際ブランド | Mastercard・VISA |
旅行傷害保険 | 【海外】最高2,000万円補償 【国内】最高1,000万円補償 ※どちらも29歳以下限定 |
dカードはドコモのクレジットカードで、dポイントが貯まるのが特徴です。
dポイントが貯められて使えるお店はたくさんありますから、日常生活でポイ活しやすいですよ。
通常のポイント還元率は1.0%ですが、d払いの支払い方法をdカードに設定すればポイントの2重取りもできてしまいます。
ドコモケータイの補償もついており、ドコモユーザーにもおすすめのクレジットカードです。
ライフカード
カード名 | ライフカード |
---|---|
年会費 | 永年無料 (※スタンダードのみ) |
還元率 | 0.50%~1.50% |
審査~発行 の時間 |
最短2営業日 |
申込対象者 | ・満18歳以上かつ電話連絡が可能な方 ・日本国内にお住まいの方 |
家族カード | ◎ |
国際ブランド | Mastercard・VISA・JCB |
旅行傷害保険 | 【海外】ー 【国内】ー |
ライフカードも学生・専業主婦におすすめのクレジットカードです。
通常のポイント還元率は低めですが、初年度はポイントが1.5倍貰える特典がついています。
さらに、誕生日の月はポイント3倍となるのもメリットです。
また、年間のクレジット利用金額に応じて次年度のポイント還元率がアップします。
固定費の支払いをライフカードに設定すれば、ポイント還元率を高くすることも難しくありません。
使い方を工夫するとポイントがたくさん貯まるのがライフカードの特徴と言えるでしょう。
審査なしで発行するならデビットカードがおすすめ
クレジットカードには審査があり、各カード会社が定める条件に合わない場合はクレジットカードが発行できません。
収入が低い方や年齢制限に引っかかってしまう方は、クレジットカードが作りにくいという場合もあるでしょう。
そんな方におすすめしたいのが「デビットカード」です。
デビットカードはクレジットカードのように後払いができませんが、審査の条件が厳しくないのが一般的。
15歳以上なら申込めたり、収入に関する条件が無いデビットカードもあります。
JNB(ジャパンネット銀行) Visaデビットは口座開設審査だけ!
公式サイトジャパンネット銀行が発行するJNB VisaデビットはVISAブランドなのに年会費無料!JNB VISAデビットカード公式サイト
JNB Visaデビットは、日本最初のネット銀行のであるジャパンネット銀行が発行するデビットカードです。
ジャパンネット銀行のキャッシュカードと一体型になっています。またファミマTカードも一体となったデビットカードも発行しています。
JNB Visaデビットは他のデビットカードに比べると発行が早く5日程度で届くようになっています。
年会費は無料なので、VISAブランドのデビットカードが欲しい方はJNB Visaデビットがいいかもです。
申込みの条件は?
JNB Visaデビットは、ジャパンネット銀行の口座を持っていないと作れないので、口座を持っていない場合はカードの申込みと同時に口座の開設が必要です。
JNB Visaデビットは、満15歳以上で申し込むことができるので子供さんに持たせることができますよ。
口座開設ができる方であれば持つことができるカードとなります!
クレジットカードと違って審査がないのでカードの発行5日程度と早くなっています。
公式サイトジャパンネット銀行が発行するJNB VisaデビットはVISAブランドなのに年会費無料!JNB VISAデビットカード公式サイト
クレジットカードの特集記事やカード情報を簡単に検索できます。
クレジットカードの審査はランクと種類によって確認ポイントが異なる
クレジットカードの審査難易度は各会社によって様々です。
審査内容は明確にされていませんので、申込みの際には今回ご紹介したコツや審査に落ちる理由などを参考にしてみてくださいね。
また、クレジットカードには申込み条件があります。
条件に合致していない場合は申込みすらできない可能性も高いので、初めにチェックしておきましょう。
クレジットカードは更新時にも審査が行われるため、作ったら終わりではなく普段の使い方にも気をつける必要があります。
使いすぎには気をつけて利用してくださいね。