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リボ払いは便利だけど、やっぱり怖い?リボ払いに対する意識を変えよう!

リボ払いは便利だけど、やっぱり怖い?リボ払いに対する意識を変えよう!

リボ払いは便利な支払手段ですが、危険が潜む支払手段でもあります。信販会社にとっては「おいしい」商売なのでキャンペーンも盛んです。

リボ払いも注意して利用していれば問題は生じません。困っているときには力強い助っ人になります。

2023年現在の情報になり、お申込みの際はご自身でご判断ください。

※本ページにはPRが含まれます。

リボ払いは助かる

高額商品を購入する際、リボ払いでなければ支払えないことがあります。

どうしても必要だけど、毎月の給料では買えないという経験は誰にでもあるでしょう。大手家電量販店であれば提携ローンもあるでしょうが、審査があり面倒です。それなら、リボ払いを選択したほうが賢明です。

最近はリボ払いの選択を店頭でする必要はありません。

とりあえず一括払いで決済をして、後でリボ払いに選択できます。

支払日の10日前くらいまでは変更可能です。自分の資金繰りを考えながら選択する余裕はあります。

できる限り一括払い

とはいえ、リボ払いはあまり気軽に利用する支払方法ではありません。

できる限り一括払いで決済するのがクレジットカード利用の鉄則です。ただ、金額が大きすぎて支払えなければ仕方ありません。

とはいえ、ブランドバッグなどはきちんと手元に資金があることを確認して一括払いで購入すべきです。ブランドバッグは「必要不可欠」なものではありません。

リボ払いは便利な支払方法ですが、その「発動」は慎重にしなければいけません。また、できるだけ早く残高をゼロにする努力も欠かせません。

消費者金融のカードローン同様に、追加支払も可能なクレジットカードもあるのです。

夏にエアコンが壊れたら仕方がない

夏の熱帯夜はエアコンがなければ寝れませんよね。つけっぱなしは体によくありませんが、寝る前に寝室がきりっと冷えていると寝つきもいいです。

でも、そんな夏の暑い日にエアコンが壊れたらどうしましょうか。

次のボーナスは冬だからとエアコン購入時期を延ばすのは現実的ではありません。

人によっては生命の危険性だってあります。そんな危険を冒してまで購入を引き延ばす必要はないでしょう。

こんな時にリボ払いは助かります。

分割払いで購入できますから、多少高いものでも購入できます。思い切って省エネ型のエアコンを購入すれば、水道光熱費の節約にもなります。

支払はお早めに

とはいえ、リボ払いは借金と同じです。できるだけ早く支払を済ませることが必須です。

手数料と言う名前ですが、年利15%の利息を支払ってることと何ら違いはありません。

また、リボ払いの支払期間はどうしても長くなります。毎月の支払額が少なければ手数料支払が優先され、肝心なリボ払いの残高は減りません。

先ほど述べた通り毎月の支払額以上の支払を継続する必要があります。又は毎月の支払額を増やすことも一つの選択肢でしょう。

いずれにせよ、少しでも早く完済することが大切です。

必要最低限

リボ払いが原因で債務整理にまで追い込まれる人が実際に存在します。その理由はリボ払いの残額が多くなってしまったことです。

何枚かのクレジットカードを持っている人は、すべてのカードでリボ払いが可能です。そのため、一つのカードで限度オーバーになっても他のカードでリボ払いの買い物が可能です。

特に意識せずにリボ払いを利用していると、すべてのカードでリボ払いの支払を毎月することになります。

毎月、すべて信販会社からリボ払いの請求が来ると、自分の生活資金にも苦労することになりかねません。結局、どうしようもなくなって債務整理のお世話になるのです。

安易に使わない

このような事態にならないようにするためには、リボ払いを安易に利用しないことが必要です。

先ほどエアコンの話をしましたが、それがないと生活できないというほどのモノだけに限定するのです。

エアコンに限らず、洗濯機や冷蔵庫が壊れたら毎日の生活に困るでしょう。でも、ブランドバッグを買わなくても自分がいま利用しているバッグで十分ではないでしょうか。

ブランドバッグは、確かにモノがいいです。誇らしい気分にもなるでしょう。

でも、別のもので代用できますよね。今すぐ必要ではないはずです。そのようなモノをリボ払いで買ってはいけないということなのです。

無理は厳禁

リボ払いを無意識のうちに使いすぎてしまうことがあります。リボ払い専用カードを利用しているとその傾向が高いです。

もし、リボ払い専用カードを利用しているなら、毎月の支払上限をMAXにすべきです。

こうすることで、一括払いカードと変わらなくなります。

もし先ほど述べたような生活必需品の購入が必要になったら、自動的にリボ払いになります。リボ払い専用カードは、自分が支払できる最大限以上の金額をリボ払いにするカードなのです。

リボ払い専用カードはうまく利用するとかなり大きなメリットがあります。しかし、利用額の管理ができていない人は使うべきではありません。無理をしてはいけないのです。

支払ができなければ意味がない

リボ払い専用カードであれ、リボ払いを選択した場合であれ、請求があれば支払をしなければいけません。

支払が滞れば、信用情報機関に登録されます。

将来、何かの理由で銀行などからお金を借りたい時に不利になります。また、そのカード発行した信販会社からの信用も地に落ちます。

引落不能になると、自分で信販会社に代金振込をする必要があります。その手続きもちょっと面倒です。

リボ払いは買い物代金の支払を引き延ばすことしかできません。引き延ばせば利息が必要です。

支払ができなければ、手数料と言う名前の利息がドンドン膨れ上がります。

キャンペーン

とはいえ、冒頭に述べた通り信販会社はリボ払いのキャンペーンを盛んにしています。ポイントを多く提供するサービスは日常茶飯事です。

しかし、ポイントを倍付けしても、0.5%の還元率が1%になるだけです。信販会社は年利15%の手数料収入がありますから、問題はないのです。

しかし、カード利用者は、この「キャンペーン」という文字に弱いです。10万円のヴィトンのバッグが11万5千円になりかねなくても関係ありません。

そのような「不都合な真実」を信販会社は上手に隠します。リボ払いの残額管理を自分でしっかりしないとリボ払いの罠にハマります。

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専用カードに注意

先ほど述べたリボ払い専用カードは信販会社のキャンペーンが強化されています。そのため、安易に乗ってしまうと支払額のすべてがリボ払いになります。

申込書を作製する際にも「支払が楽」だからと最低額の支払額を選択するといつまで経っても返済が終わりません。

リボ払いもうまく利用すれば「使い倒す」ことが可能です。

支払額を自分が毎月支払える最高額にするのです。そうすれば、ほとんどの月は一括払いカードになります。

そして、どうしても必要なモノを購入した月は自動的にリボ払いになるのです。

もちろんリボ払いになった金額を自分で把握し、毎月返済資金を捻出して残額をゼロにする努力は必須です。

キャンペーンに乗ることはいいですが・・・

信販会社が実行するキャンペーンは一種の「おまけ」です。おまけ目当てにモノを買うことは少ないでしょうが、リボ払いも同様です。

もちろん、必要だから利用するリボ払いであれば、このようなキャンペーンはチャンスです。

エアコンの買い替えを強いられるのは不幸なことですが、キャンペーンでその不幸を少しはリカバーできるためです。

ただし、キャンペーンがあるからリボ払いは割がいいと考えるのは大きな間違いです。

しかも、割がいいからドンドンリボ払いを利用しようというようなキャンペーンに乗ってしまうのは自殺行為と言って過言ではありません。

自分の判断で決めるリボ払い

リボ払いにするかどうかの判断は自分でするものです。

キャンペーンの有無で決めるものではありません。

また、リボ払いをしたら、少しでも早期に返済することが大切照す。返済方法はいろいろとありますが、信販会社によってはコンビニATMでの入金でできる場合もあります。

リボ払いをするクレジットカードを選ぶ際は、キャンペーンの有無ではなく、このような観点で選んだ方が賢明です。

支払不能の危険性

リボ払いで絶対避けたいのは支払不能です。

いざとなったら消費者金融に頼ればいいという考えが危険なことはここまでで述べた通りです。だからこそリボ払いを選択したら残高確認が絶対に必要になるのです。

リボ払いの利用額が増加すると、他のカードを利用することになります。しかし、それは支払不能の第一歩です。自分のメインカードのリボ払い利用可能額が少なくなったら、利用を控えることは必須です。

二枚三枚とリボ払いに手を出すと、毎月の支払も2件3件と膨らみます。

利用額が増加すれば、毎月の支払額も増加しますし、完済見込み時期もいつになるかわからなくなります。

ジワジワ増える支払額

リボ払いの支払は急に増加しません。だからこそ負担が軽いと言われるのですが、同時に危機に気が付くタイミングも遅れます。

一枚のカードで利用できるリボ払いの金額はマチマチでしょうが、利用額が増えると手数料支払額が多くなります。つまり、残額が増加する一方です。

この状態がいくつものカードで発生するとどんなことになるかはお判りでしょう。真綿で首を絞められるという物騒な話ではありませんが、ジワジワと支払額が増加するのです。

支払義務は続く

このように支払額がジワジワ増加するとともに、完済見込時期も先に繰り延べられます。支払先が増加して、支払期間も長くなるわけですから、どこかで無理が生じます。

支払をずっと継続できれば問題ないと思われるかもしれません。

しかし、昨今の社会情勢で昇給が続くという保証はどこにもありません。これに対し、年を取るとともに支出は増加する傾向にあります。

この矛盾をどこかで解消しなければいけないのです。

督促が来たら緊急事態

支払遅延になっても最初は督促の電話もソフトです。遅れつつも支払ができていればさほど問題視されません。

しかし、支払が遅れ始めたら黄信号です。

そして、本格的に支払が遅れると督促状が届きます。赤い字で書かれた督促状が届いたら緊急事態です。

いつ給料の差押の準備が始まるかわかりません。

このような事態になったら債務整理を決断するしかありません。しかし、このような事態になる前にリボ払いをストップして完済に向けた努力をすることが大切です。

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