クレジットカードを持つメリットの一つには、オンラインショッピングをもっと手軽に楽しめるという点があります。
例えば、ドコモユーザーであれば、NTTドコモが発行する通信系・IT系クレジットカード「dカード」の利用がおすすめです。
dカードを使用すれば多様な店舗でポイントが貯まり、お得に買い物できる点が魅力です。
一方、クレジットカードの作成を考えている方の中には、「学生でもクレジットカードの作成ができるのか」と疑問に思う学生の方もいるでしょう。
結論を申し上げると、dカードやdカードGOLDの作成は学生でも入会申込及びカードの所有が可能です。
クレジットカードの種類 | dカード | dカードGOLD |
---|---|---|
券面 | ||
申込条件 | ・高校生を除く満18歳以上の方 ・個人名義であること ・本人名義の口座を支払い口座に設定すること |
・満18歳以上の方 ・個人名義であること ・本人名義の口座を支払い口座に設定すること ・継続的かつ安定した収入があること |
年会費 | なし | 11,000円(税込) |
ただし、未成年者や高校生はこの申し込み条件を満たすことができないので、注意が必要です。
申し込み対象者は主に専門学校生や大学生に限られるほか、18歳以上であっても高校生は、卒業するまでカードを持つことができません。
その点を踏まえながら、この記事では、クレジットカード、特にdカードの審査に落ちる理由や、審査に通過するためのヒントや対策、そしてdカードの特徴やメリットを明確に説明しています。
このページで学べること
- dカードは学生でも申し込めるクレジットカード
- dカード・dカードGOLDの申し込み条件や特徴
- dカード申し込みの流れや必要書類
- dカードを学生から社会人に変更する方法
- dカードに申し込めない学生がキャッシュレス決済する方法
※当記事は2024年現在の情報になります。
※本ページにはPRが含まれます。
dカードは学生も申し込みができるクレジットカード
冒頭でも紹介したように、高校生を除く18歳以上の学生であれば、dカードをはじめとするクレジットカードが持てる可能性は高いです。
しかし、大学生や専門学生でも申し込み可能かどうかは、各クレジットカード会社の申し込み条件によって変わります。
またクレジットカードを所有するには、クレジットカード会社が定めた審査基準を通過しなければなりません。
ここからは、dカードの申し込み条件等について1つずつ解説して行きます。
dカードの申し込み条件等
- dカードの申し込み条件
- 家族カードも利用可能
- 未成年はdカードプリペイドがおすすめ
dカードの申し込み条件
dカードの申し込み条件は以下の通りです。
申し込み条件 | |
---|---|
dカード | dカードGOLD |
|
|
通常のdカードは、高校生を除く満18歳以上の方なら学生でも申込可能です。
ただし、dカードGOLDの場合は「安定した継続収入がある方」と収入に関する条件が追加されています。
アルバイトなどで定期収入がある18歳以上の学生であれば、dカードGOLDへの申し込みは可能と言えるでしょう。
しかし、収入を得ていない学生はdカードGOLDを申し込んでも審査通過は厳しいです。
ただし学生の場合、親に安定した継続収入があれば、申し込みできる場合もあります。
家族カードも利用可能
親がdカードGOLDを持っていれば、収入のない学生でも家族カードを発行してもらうことが可能です。
家族カード | ||
---|---|---|
dカード | dカードGOLD | |
申込条件 | dカードおよびdカード GOLD会員と生計を共にする、高校生を除く満18歳以上の子供、配偶者、両親 | |
年会費 | 永年無料 | 1枚目は年会費無料・2枚目以降は1枚あたり1,100円(税込) |
学生が家族カードを発行するメリットは、家族カードでも本会員とほぼ同様の特典が受けられる点です。
dカードGOLDの家族カードを1枚だけ発行する場合、年会費が無料になります。
2枚目以降は1,100円(税込)かかりますが、本カードの年会費が11,000円(税込)であることを考えれば高くはありません。
未成年はdカードプリペイドがおすすめ
上記の申し込み条件にある通り、dカードもdカードGOLDも高校生および18歳未満の未成年はカードを発行できません。
未成年がカードを持ちたい場合、「dカードプリペイド」がおすすめです。
dカードプリペイドはクレジットカードではありませんが、電子マネーのiD決済とdポイントカードが一体となったカードになります。
申し込み条件は「小学生を除く12歳以上でdアカウントを持っている方」ですから、中学生・高校生でも申し込み可能です。
プリペイド式なので、利用できるのは予めチャージした分だけ。
使いすぎる心配がないため、キャッシュレス決済を利用したい子供に持たせるのに最適です。
dカードが学生におすすめな理由
カード名 | dカード |
---|---|
年会費 | 永年無料 |
還元率 | 1.00%〜4.50% |
審査~発行 の時間 |
最短1〜3週間 |
申込対象者 | ・満18歳以上の方 ・個人名義である ・本人名義の口座を支払い口座として設定すること ・その他会社が定める条件を満たすこと |
家族カード | ◎ |
国際ブランド | Mastercard・VISA |
旅行傷害保険 | 【海外】最高2,000万円補償 【国内】最高1,000万円補償 ※どちらも29歳以下限定 |
「dカード」は年会費無料なので、アルバイトをしていない学生でも申し込みやすいのが特徴です。
dカードを持つことで、以下のメリットが得られます。
dカード(一般カード)のメリット
- お得にポイントを貯められる
- ETCカード無料
- dポイントの使い道がたくさんある
- 「dカードケータイ補償」で1万円までカバー
- 旅行・留学の際に安心のトラベルデスクを利用可能
お得にポイントを貯められる
dカードは、ポイントカードとクレジットカードの二重の役割を果たす便利なカードです。
賢く活用することで、利用者はポイントを二重に獲得できます。
ポイントを二重で獲得する具体的な手順は以下の通りです。
- 購入時にdカードをポイントカードとして提示する
- 初めに基本のポイントを受け取る
- 支払いに同じdカードを使用する
- クレジットカードの利用特典として追加のポイントが付与される
dカードで支払った場合、通常のポイント還元率は0.50%です。
しかし、d払いの支払い方法としてdカードを設定したうえでd払いすることで、さらに0.50%のポイントが追加で付与されます。
また、特約店舗を利用すれば、獲得できるポイントがアップします。
特約店 | ポイント数 | 支払い方法 |
---|---|---|
droppin | 200円(税込)ごとに5% | d払い |
SOLATO | 100円(税込)ごとに2% | dカード |
JAF | 100円(税込)ごとに2% | dカード |
JAL | 100円(税込)ごとに2% | dカード |
髙島屋 | 200円(税込)ごとに1.5% | dカード |
ドコモオンラインショップ | 100円(税込)ごとに2% | dカード |
スターバックス カード | 100円(税込)ごとに4% | dカード |
Starbucks eGift | 100円(税込)ごとに7% | dカード |
サカイ引っ越しセンター | 100円(税込)ごとに4% | dカード |
dカードとd払いを組み合わせることで、最大限のポイントを獲得し、日常の買い物から特別な購入まで、あらゆるシーンでお得に利用できるのです。
ETCカードを無料で発行できる
dカードGOLDの場合、ETCカードは年会費無料です。
しかしdカードの場合、ETCカードの年会費は初年度無料ですが、翌年以降は年会費550円(税込)が発生します。
ただし、年に1度でもETCカードの利用があれば翌年も年会費無料となります。
ETCカード | 年会費(税込み) |
---|---|
初年度及び年1回以上の使用 | 基本無料 |
2年目以降及び年1回以上の使用がない場合 | 550円(税込) |
さらに、ETCカードを使うことでポイントが貯まる点もメリットです。
dポイントの使い道がたくさんある
dポイントの使い道がたくさんあり、誰でも使いやすい点もメリットです。
以下に使い道の一例を挙げてみました。
- 商品交換(ドコモ商品・ポインコグッズなど)
- ポイントをチャージ(dカードプリペイド・スターバックスカード・JALマイルなど)
- 支払いに充当(dマーケット・d払い・ケータイ代やドコモ光代・iDにキャッシュバックなど)
- ケータイの通信量を追加
- 投資
普段使っているケータイの支払いに充当したり、通信量をアップさせることもできるのは通信会社のクレジットカードならではの特典です。
「dカードケータイ補償」で1万円までカバー
「dカードケータイ補償」がついているのも嬉しいポイントです。
dカードでスマートフォン(スマホ)を購入すると、紛失・盗難・故障した時に補償してもらえます。
通常のdカード会員なら最大1万円まで貰えて、新端末の購入金額などに利用可能です。
29歳以下限定で国内・海外の旅行傷害保険が利用付帯
dカードには通常、旅行保険が付帯されていません。
しかし、29歳以下の方のみ、国内・海外どちらにも旅行傷害保険が利用付帯されています。
以下は、国内旅行保険の補償条件になります。
国内旅行保険 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
補償の対象者 | dカードをご契約中の29歳以下の本人会員様・家族会員様 | ― |
補償期間 | dカード会員として登録された日の翌日以降の会員期間 | ― |
保険の対象 | 【国内旅行傷害保険】 1. 公共交通乗用具※に乗客として搭乗中に被った傷害 2. 旅館、ホテルなどに宿泊客として滞在中に火災・破裂・爆発によって被った傷害 3. 宿泊を伴う主催旅行※に参加している間に被った傷害 【国内航空便遅延費用特約】 4. 国内航空便の遅延・欠航や、手荷物配達の遅延・紛失などで負担した一定の費用 |
※dカードの会員ご本人様が参加する募集型企画旅行(パック旅行)を示します。 |
補償の条件 | 1. 公共交通乗用具に乗客として搭乗中に被った傷害 2. 旅館、ホテルなどに宿泊客として滞在中に火災・破裂・爆発によって被った傷害※1. 3. 宿泊を伴う主催旅行に参加している間に被った傷害※2 4. 国内航空便の遅延・欠航や、手荷物配達の遅延・紛失などで負担した一定の費用※3 |
※1.以下のものが該当すること ・カード加盟店で、旅行業者(旅行業者代理業者を含みます)が提供するノークーポンシステム※4を利用してdカードで支払いいただくこととして 宿泊施設のご予約をいただいた場合。 ・カード加盟店で、ノークーポンシステム※4によらずに宿泊施設の予約を行い、かつその代金をチェックイン前にdカードで支払いいただいた場合。 ※2.あらかじめdカードで主催旅行参加費用を支払いすること ※3.あらかじめdカードで航空便の搭乗費用を支払いすること ※4.ノークーポンシステムとは、カード加盟店である旅行業者に対して (旅行業者代理業者を含みます) dカード GOLD会員であることおよびdカード GOLDにより宿泊施設の代金を支払うことを告知して、宿泊施設の予約を行うシステム |
国内旅行傷害保険 | ・傷害死亡保険金:1,000万円 ・傷害後遺障がい保険金:程度により40万円~1,000万円など |
― |
国内航空便 遅延費用特約 |
・乗継遅延による宿泊・食事費用:2万円 ・手荷物遅延による衣類・生活必需品購入費用:1万円 |
― |
また、海外旅行保険の補償内容は以下の通りです。
海外旅行保険 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
補償の対象者 | dカードをご契約中の29歳以下の本人会員様・家族会員様 | ― |
補償期間 | dカード会員として登録された日の翌日以降の会員期間 | ― |
保険の対象となる 旅行期間 |
海外旅行の目的を持って住居を出発した時から住居に帰着するまで。※ ただし、日本国を出国した翌日から起算して90日目の午後12時までを限度とします。 |
※日本を出国する日の前日午前0時から日本に入国した日の翌日午後12時までの間となります。 |
補償の条件 | カードでの海外旅行費用のお支払いがある場合に限り、補償対象となります。※ | ※海外旅行費用とは:日本発着の国際線航空機、もしくは日本発着の国際線船舶の料金。または、dカードをご契約のお客さまが参加する募集型企画旅行(パック旅行)の料金をいいます。 |
海外旅行傷害保険 | ・傷害死亡保険金:2,000万円 ・傷害後遺障がい保険金:程度により80万円~2,000万円など |
― |
旅行代金をdカードで支払っていれば、旅先でのトラブルが起こった際に利用可能です。
旅行・留学の際に安心のトラベルデスクを利用可能
海外旅行や留学に行きたい方にもdカードはおすすめです。
トラベルデスクが利用でき、海外旅行や留学のお手伝いをしてくれます。
海外向けのサービス | 内容 |
---|---|
インフォメーションサービス | 現地でおすすめのレストランやホテル、移動手段などを相談できる |
リザベーションサービス | レストラン・レンタカー・チケットの予約や手配 |
アシスタンスサービス | 現地でのガイド・通訳の手配 |
エマージェンシーサービス | 海外旅行中のdカードやパスポートの紛失・盗難時にサポート |
現地の言葉が分からず不安な方も、上記サービスが利用できれば安心して海外旅行や留学を楽しめます。
学生がdカードGOLDを申し込むメリット
カード名 | dカードGOLD |
---|---|
年会費 | 11,000円(税込) |
還元率 | 1.00%〜10.0% |
審査~発行 の時間 |
最短1〜3週間 |
申込対象者 | ・満18歳以上で、安定した継続収入がある方 ・個人名義である ・本人名義の口座を支払い口座として設定すること ・その他会社が定める条件を満たすこと |
家族カード | ◯ ※1枚目は年会費無料・2枚目以降は1,100円(税込) |
国際ブランド | Mastercard・VISA |
旅行傷害保険 | 【海外】最高1億円補償 【国内】最高5,000万円補償 |
dカードGOLDは、2023年7月以前は満20歳以上の方しか申し込みできませんでした。
現在では申し込み条件が変更され「高校生を除く満18歳以上かつ安定した継続収入がある方」なら申し込み可能となっています。
つまり定収入を得ていれば、アルバイトをしている学生でも申し込みできるわけです。
dカードGOLDは年会費がかかるものの、一般カードよりも以下の通り特典が充実しているのがメリットです。
dカードGOLDのメリット
- ドコモの利用料金がお得になる
- 「dカードケータイ補償」で10万円までカバー
- 対象のケータイなら割引料金になる
- 国内・海外の旅行傷害保険が利用付帯される
- 空港ラウンジを無料利用できる
ドコモの利用料金がお得になる
dカードGOLDはドコモケータイを利用している方に特におすすめです。
ドコモのケータイ・ドコモ光の毎月の代金をdカードGOLDで支払うと、10%ポイント還元が受けられます。
1,000円(税抜)につき100ポイント還元されるため、ドコモを利用している方は毎月ポイントが安定して貯まります。
「dカードケータイ補償」で10万円までカバー
一般カードに「dカードケータイ補償」がありましたが、dカードGOLDは最大補償金額が高くなっています。
dカードGOLDであれば最大10万円まで補償となるので、スマホを壊してしまったとしても自己負担が少なくなるのがメリットです。
対象のケータイなら割引料金になる
定期契約のない以下のプランでケータイを契約している方は、特別割引を受けられます。
- eximo
- irumo(「irumo(0.5GB)」「ahamo」以外)
- 5Gギガホプレミア
- 5Gギガホ
- 5Gギガライト
- ギガホプレミア
- ギガホ
- ギガライト
- ケータイプラン
- はじめてスマホプラン
- U15はじめてスマホプラン
これらの料金をdカードGOLDで支払うと、毎月187円の割引になります。
国内・海外の旅行傷害保険が利用付帯される
dカードGOLDの旅行傷害保険は年齢制限がありませんので、30歳以上の方でも保険が利用できます。
しかも補償金額が通常のdカードよりも多いのがメリット。
海外旅行なら最高1億円、国内旅行なら最高5,000万円まで補償されます。
ただし「自動付帯」ではないので、旅行費用をdカードで払った時のみ適用となる点に注意してください。
空港ラウンジを無料利用できる
国内やハワイの主要空港ラウンジが利用できるのは、ステータスカードならではの特典と言えるでしょう。
国内主要空港の約30のラウンジ、ハワイの「ダニエル・K・イノウエ国際空港 IASS HAWAII LOUNGE」が利用可能です。
対象の空港ラウンジの受付で、dカードGOLDと飛行機チケットの半券を提示すると無料で利用できます。
dカードを学生が申し込む際の流れ
dカードを申し込む時の流れを見ていきましょう。
申し込み手順は以下の3ステップです。
dカードの申し込み手順
- Webから申し込む
- 審査結果を待つ
- dカードが届く
①Webから申し込む
dカードの申し込みはWebから行います。
パソコン・スマホから以下のサイトにアクセスし、画面に従って入力してください。
本人確認のために書類が必要になるので、申し込み前に用意しておくとスムーズです。
②審査結果を待つ
審査結果は最短5分でメールで通知されます。
申し込み内容に問題がなければ結果が届くまでかなりスピーディーなので、見逃さないように注意して下さい。
dアカウントを持っていない場合は、画面表示に従って登録しましょう。
③dカードが届く
無事審査に通過すると、最短5日で自宅にクレジットカードが届きます。
審査は最短5分で完了しますが、実際にクレジットカードを使えるのは申し込みから数日後になる点に注意してください。
クレジットカードが手元に届いたら案内に従って利用手続きを進め、早速利用を開始しましょう。
dカードを学生が申し込む際に用意する書類
学生がdカードを申し込む時に必要な書類は以下の通りです。
学生がdカード申し込みに必要な書類
- キャッシュカードまたは通帳
- 本人確認書類
- 勤務先情報(※あれば)
- 現住所が確認できる書類(※必要な方のみ)
キャッシュカードや通帳は、dカードの利用代金を引き落とす口座を設定するために使います。
本人確認書類は、以下から2点提出が必要です。
■本人確認書類
- 運転免許証・運転経歴証明書(※持っている方は必ず提出)
- マイナンバーカード(※通知カードは不可)
- 健康保険被保険者証
- 日本国パスポート
- 住民票写し(※発行から3ヶ月以内のもの)
- 在留カード・特別永住者証明書
運転免許証がある方は、必須で提出になります。
また、本人確認書類に記載の住所と現住所が異なる場合は、本人確認書類1点+現住所が確認できる書類を提出してください。
■現住所が確認できる書類一例
- 公共料金の領収書
- 社会保険料の領収証書
- 国税・地方税の領収証書または納税証明書
学生が利用できるdカードの利用限度額
dカードの利用限度額は、カード会社の審査結果に基づいて決定されます。
利用限度額の目安は以下の通り、クレジットカードのランクによって異なります。
- dカード・・・最大100万円
- dカードGOLD・・・最大300万円
審査の結果次第で利用限度額は増減します。
さらにキャッシングサービスについても、利用枠は年収の1/3以内かつ90万円以内、dカード GOLDにおいては100万円以内という制限を設けています。
また、学生や高齢の方も安心して利用できるよう、以下の通り年齢に応じてキャッシング枠の上限が設定されている点も特徴です。
対象年齢 | カードの限度額 |
---|---|
20歳以上の学生 | 最大5万円まで |
65歳以上の高齢者 | 最大10万円まで |
dカードを学生から社会人に変更する方法
学生の頃にdカードを作成し、社会人へと移行する方は、今後のライフステージに合わせてカードの利用内容を更新しましょう。
学生から社会人に属性情報を更新する方法を解説します。
手続きにクレジットカード情報は以下の通りです。
【dカードの属性情報更新に必要なクレジットカード情報】
- クレジットカード番号
- 有効期限
- セキュリティコード
属性情報を更新する場合、手元に対象のクレジットカードを用意した状態で手続きに入ります。
更新手順は以下の通りです。
【更新手順】
- NTTドコモの公式サイトにアクセスする
- ステータス変更を選択する
- 確認のメールもしくは連絡が入る
NTTドコモの公式サイトにアクセスする
まず、NTTドコモの公式サイトにアクセスし、dカードの会員サービスページにログインします。
ログイン後、「カード情報の変更」や「契約内容の変更」のセクションを探します。
ステータス変更を選択する
次に、学生から社会人へのステータス変更を選択し、画面の案内に従って必要な情報を入力してください。
ここで、新しい職業や収入に関する情報の提供を求められることがあります。
【提出が求められる情報】
- 勤務先名称
- 所属部署名(出向先・派遣先名)
- 勤務先電話番号
- 年収
情報の更新が完了した後、変更内容を確認し、送信ボタンをクリックします。
確認のメールもしくは連絡が入る
変更の申請が受理されると、通常、dカードから書面またはメールにて確認の連絡があり、属性情報の更新が完了します。
情報を更新することで、以下のようにカードの利用条件が変わる可能性があります。
- 利用限度額の見直される
- キャッシング機能の利用条件などが更新される
学生がdカードを申し込む時の注意点
dカードは多くの学生に人気のあるクレジットカードです。
ただし、申し込む際にいくつかの重要な注意点があるので、チェックしておきましょう。
学生がdカードに申し込む時の注意点
- 親のクレジットヒストリー(クレヒス)が重要になる
- 通信料金の滞納・延滞に気をつける
- 同時期に複数枚申し込まない
- キャッシング枠0円で申し込む
親のクレジットヒストリー(クレヒス)が重要になる
学生がdカードを申し込む際、親のクレジットヒストリー(クレヒス)が重要になることがあります。
特にアルバイトをしていない学生の場合、親のクレヒスや収入によって信用できるか(返済能力)をチェックする場合が多いです。
もし親がdカードで滞納していた場合、申し込んでも審査に通過しにくい可能性が高いでしょう。
通信料金の滞納・延滞に気をつける
dカードはドコモと関連があるクレジットカードです。
審査の際には、ドコモの通信料金の滞納や延滞が審査結果に影響を与える可能性もあります。
同時期に複数枚申し込まない
クレジットカードの審査において、同時期に複数のカードに申し込む「申し込みブラック」は避けるべきです。
同時申し込みをすると、返済能力を疑われて審査に通過しにくくなる可能性があります。
目安として、1か月に3枚以上の申し込みは避けましょう。
クレジットカードの審査に不利にならないよう、新しくクレジットカードを申し込む際は前回の申し込みから6ヵ月以上期間を空けると良いです。
キャッシング枠0円で申し込む
学生がdカードを申し込む際、キャッシング枠は0円で設定することをおすすめします。
dカードはキャッシングを利用可能です。
ただしキャッシング枠があると返済のリスクが上がり、審査が厳しくなる傾向があります。
そのため、キャッシング枠を0円にすることで返済リスクを下げ、審査に通過する可能性を高められます。
学生でも作れるdカードに関して質問
学生でも作れるdカードに関してよくある質問をまとめました。
学生でも作れるdカードに関してよくある質問
- Q1.dカードは高校生でも申し込める?
- Q2.dカードは学生でも申し込める?
- Q3.dカードGOLDは学生でも申し込める?
- Q4.高校生以下の学生でもキャッシュレス決済を使いたい場合は?
- Q5.家族カードは高校生以下でも申し込める?
Q1.dカードは高校生でも申し込める?
A.申し込めません。
クレジットカードの申し込み条件は「高校生を除く満18歳以上の方」となります。
Q2.dカードは学生でも申し込める?
A.申し込みできます。
通常のdカードであれば「高校生を除く満18歳以上の方」であれば申し込み可能です。
Q3.dカードGOLDは学生でも申し込める?
A.申し込みできますが、通常のdカードよりも申込条件が厳しいです。
「高校生を除く満18歳以上の方」という条件に加えて「安定した継続収入」が必要になります。
学生であれば、アルバイトで定収入を得ていることが望ましいでしょう。
Q4.高校生以下の学生でもキャッシュレス決済を使いたい場合は?
A.「dカードプリペイド」がおすすめです。
チャージ式なので使いすぎる心配が無く、買い物でdポイントが貯まります。
対象年齢が満12歳以上かつ中学生以上となっているため、中学・高校生でも申し込み可能です。
Q5.家族カードは高校生以下でも申し込める?
A.申し込めません。
家族カードの申し込み条件は「dカードおよびdカード GOLD会員と生計を共にする、高校生を除く満18歳以上の子供、配偶者、両親」となっています。
dカードは学生でも申し込めるがdカード GOLDの場合は条件がある!
高校生を除く満18歳以上であれば、dカードの申し込みが可能です。
dカードGOLDの場合も対象年齢は同じですが「安定した継続収入」が必要になるため、アルバイトをしている方がよいでしょう。
家族カードなら収入がない学生でも発行できるので、家族がdカードGOLDを持っていれば持てる可能性が高いです。
また、学生であれば親の収入やクレヒスが審査対象になることもあるため、収入がない学生でも新規申し込み可能な場合もあります。
ただしその場合は、親がドコモの支払いを滞納していたり、dカードのクレヒスがきれいな状態でないと審査に悪影響を及ぼすこともあるため注意が必要です。
dカードはポイ活に最適なクレジットカードなので、上手く活用すればかなりお得になるのがメリット。
使うかどうか分からない学生でも、一般カードであれば年会費無料ですから興味のある方はぜひ活用してみてください。
dカードの基本情報
dカードはドコモのクレジットカードで、以下の2種類あります。
dカード | dカードGOLD | |
---|---|---|
券面 | ||
年会費 | 永年無料 | 11,000円 |
還元率 | 1.00%〜4.50% | 1.00%〜10.0% |
特徴 | いつものお買い物でもポイントが貯まりやすい | ドコモユーザーに嬉しい特典が満載 |
dカードは色々なお店で貯めて使える「dポイント」が貯まります。
基本のポイント還元率が高く、いつでもどこでも利用料金の1.00%のポイントが貰えるのがメリットです。
dカードの使い方によっては、さらにポイント還元を受けることができます。
ドコモユーザーに嬉しい特典があるのはもちろんのこと、ドコモユーザー以外の方も使いやすいクレジットカードです。