dカードは即日発行してもらえない！？審査や発行にかかる期間を解説

即日の発行に対応しているクレジットカードもありますが、dカードは即日発行してもらえるのでしょうか。

残念ながら、dカードは即日発行に対応していません。

申し込みからdカードが手元に届くまでは、それなりに時間が必要で、即日でのdカード利用はできません。

しかし、スムーズにdカードを発行してもらうためのポイントはあります。

即日発行は無理でも、少しでも早くdカードを使い始めたいですよね。

今回はdカードの発行や審査にかかる時間や、少しでも早くdカードを使い始めるためのポイントなどを解説します。

最後まで読んで、dカードが即日発行できない点をカバーしてください。

※当記事は2024年現在の情報になります。

※本ページにはPRが含まれます。

ｄカードは即日発行できる？

冒頭でも触れた通り、dカードは即日発行に対応していません。

申し込んだその日に利用が始められるクレジットカードもなかにはありますが、dカードの場合は申し込みからクレジットカードが手元に届き利用が始められるまで、数日待たなければなりません。

すぐにでもクレジットカードを使い始めたい方や、即日発行してもらえるクレジットカードを探している方は、別のクレジットカードを探しましょう。

こちらの記事では、即日発行に対応しているクレジットカードのなかでも特におすすめな10枚を厳選して紹介しています。

ぜひチェックしてください。

dカードの発行にかかる期間

dカードの発行には最低でも5営業日はかかるというのが一般的なスケジュールです。

この期間は、正式なカードが手元に届くまでの日数ではなく、カードが発行されるまでの時間です。

つまり、実際にカードを受け取るには発行日からさらに時間が必要となり、多くの場合申し込みから手元に届くまでの全体で約10日程度は見積もる必要があります。

さらに、申込の際の手続き方法や提出情報の内容によって、この期間がさらに長引く可能性もあります。

不備や誤記があると修正や再提出の必要が生じ、余計な時間がかかりかねないので、記入内容の正確性や、必要書類の完全な準備が重要です。

また、次でも触れる通りdカードの審査自体は迅速で、最短で5分で完了しますがそれでもカードの発行は即日というわけにはいきません。

審査が終わった後も、実際の発行プロセスには一定の時間が必要とされ、その後郵送などでカードが送られてくる流れになります。

dカードの審査自体は最短即日で完了する

たびたび触れているように、dカードは即日発行ができないクレジットカードです。

一方で、審査自体は最短即日で完了します。

ただし、dカードの審査を即日で完了させるには、最低でも以下の条件を満たす必要があります。

しかし、これらの条件をクリアしていても審査の状況によっては、結果が出るまでに通常よりも時間がかかる場合があるので気をつけましょう。

例えば申し込みが多い時期や、個別の審査に不明瞭な点がある場合などは、追加の情報を求められるケースがあり、結果として審査時間が長引く場合があります。

ｄカードの審査結果を待つ際は、これらの点を考慮に入れ、いくらかの余裕をもって手続きを済ませましょう。

dカードゴールドも即日発行には対応していない

dカードの上位ランクである「dカードゴールド」も、即日発行には対応していません。

dカード、dカードゴールド、どちらも発行にあたっては時間やスケジュールに余裕を持ちましょう。

ｄカードをスピーディに発行するポイント7選

即日発行に対応していないdカードですが、発行までの期間を少しでも短縮するためのポイントもあります。

ここではそんなポイントを、以下に7つ厳選しました。

①キャッシング枠を設定せずに申し込む

少しでも早くdカードを手に入れたい場合、どうしても必要な場合でもない限り、キャッシング枠を設定にせずに申し込みましょう。

通常、キャッシング枠とは、カード所有者が緊急の資金を必要とした際に利用できる、便利な機能です。

一方でキャッシング枠を設定すると、金融機関は顧客の信用状況を詳細に分析し、返済能力があるかを確かめるため、キャッシング枠の設定に伴う審査が追加で必要になります。

キャッシング枠に関する審査は、カードが手元に届いた後でも追加で申請できます。

キャッシング枠の金額は自分の生活スタイルに合わせて、必要な金額を慎重に設定すればよいので、まずはキャッシング枠を設定せずに申し込み、少しでも審査にかかる時間を短縮しましょう。

②オンラインで申し込む

dカードの申し込みをする際には、オンラインでの手続きが便利で迅速です。

伝統的な店頭での申し込みや郵送では、多くの時間が無駄になりがちです。

紙の書類では記入ミスが発生する可能性も高いうえ、郵送物の到着を待つ日数も無視できない要素です。

一方オンラインでの申し込みならば、自宅や外出先からでも24時間いつでも申し込みが可能で、即座に処理が始まります。

また、時にはオンライン申込限定のキャンペーンや特典も用意されていることがあるなど、発行スピード短縮以外でのメリットも狙えます。

デジタル化が進む現代において、インターネットを利用した申し込みは、dカード入手の効率化に欠かせないステップです。

画面の指示に従って入力をすればよいので、難しい操作も必要ありません。

③あらかじめdアカウントを作っておく

dカード申請のプロセスを加速するには、あらかじめdアカウントの作成がおすすめです。

dアカウントはドコモのサービスをより便利に利用するためのもので、ドコモユーザーではない方でも、事前にメールアドレスを用意しておけば簡単に取得できます。

Yahoo!メールやGoogleメール、さらにはSNSのアカウントを使っても登録できます。

事前にdアカウントを取得しておくことで、dカードの申請時に必要な情報をスムーズに入力でき、全体の手続きを迅速に進められるので、スピーディーな発行を狙う場合はぜひ作成しておきましょう。

➃多重申し込みをしない

dカードの発行をスムーズにするために、多重申し込みは避けましょう。

多重申し込みとは、同時期に複数の金融機関やサービスへクレジットカードの申し込む行為を指します。

一見、選択肢を増やし成功率を上げるように思えますが、実際には審査過程において不利に働く要因となりやすいです。

これは、新たな負債を抱え込むリスクが高い、あるいは金融問題を抱えていると判断され、結果として信用スコアに影響を与える恐れがあるからです。

そのため、審査時間の長期化や、最悪の場合、審査に通らない可能性があります。

また、多重申し込みは個人の金融管理能力にもネガティブな印象を与えかねません。

多重申し込みはdカードが手元に届くまでの期間を長引かせるだけでなく、審査に落ちる可能性を高めてしまう危険があるのでやめましょう。

⑤利用限度額を30万円以下に設定する

dカードの発行を加速させるためには、利用限度額を30万円以下に設定しましょう。

高い利用限度額は、より厳格な審査が必要となるため、審査期間の延長や、不承認のリスクを高める原因となり得ます。

利用限度額を低く設定することで、金融機関は借り手のリスクを抑えられると判断し、審査が迅速に進みやすいです。

また、カードの管理も容易になり、予期せぬ支出による返済の負担を避けられます。

カード発行後に安定した収入や支出パターンが確立してから、必要に応じて利用限度額の見直しをすれば、初期のスムーズな審査通過と、将来の柔軟な利用拡大を両立できます。

⑥必要書類を用意しておく

dカードを迅速に受け取るためには、必要書類を事前に準備しておきましょう。

dカードの発行には本人確認が求められるため、運転免許証、パスポート、顔写真付きのマイナンバーカードなどの公的書類が必要となります。

これらの書類を用意しておかないと、カードの受け取り時に支障をきたしやすいので注意してください。

必要書類の準備は、カード発行プロセスをスムーズに進め、カードを速やかに手元に届けるために不可欠なステップです。確実な受け取りを実現するためにも、事前の適切な準備が欠かせません。

➆虚偽や誤りが無いように注意する

dカードの発行を迅速に進める上で重要なのは、申し込み内容の正確性の確保です。

これには、個人情報や金融情報、そして連絡先情報が含まれ、特に電話番号や住所、借り入れ状況などが審査の重要なポイントとなります。

申し込みフォームに記載する情報に虚偽があると、審査プロセスに大きな遅延が生じる原因となります。

さらに間違いや誤解を招く情報は、審査担当者が確認作業に追加の時間を要するだけでなく、不誠実さや信頼性の欠如と解釈されかねません。

審査に不合格となるとその記録は6ヶ月間残るため、再申し込みが一層困難になります。

また、間違った情報が提供された場合、それが単なるミスであっても、申込者の信用性を疑わせ、将来的に金融機関との信頼関係に影響を及ぼす可能性があります。

この結果、クレジットカードの入手が遅れ、さらには金融取引全般にわたる信頼を損なう事態も考えられるので、記入した内容に誤りがないか必ずチェックしてください。

ｄカード発行前でも「iD」は利用できる

dカードは即日発行には対応していないものの、審査に通過した後であれば物理的なカードが手元にない状況でも、電子マネー「iD」の利用を開始できます。

カードが届く前からスマートフォンを使ってキャッシュレス決済ができるので、便利です。

ただし、iDへの申し込み手順は、使用しているスマートフォンがiPhoneであるかAndroidであるかによって異なります。

スムーズにiDを使い始められるよう、大まかなステップを把握しておきましょう。

androidの場合

おサイフケータイ機能を備えたAndroidユーザーは、iD決済の設定を迅速かつ容易に進められます。

以下のステップを見てください。

以上で設定は完了です。

実際のクレジットカード番号やセキュリティコードを把握していなくても、ｄカードの暗証番号さえあれば、即座にキャッシュレス決済を利用できるのは嬉しいですね。

iPhoneの場合

iPhoneを使っている方の場合、おサイフケータイに対応していないために、androidの場合と少しステップが違います。

以下のステップを見てください。

以上で完了です。

煩雑な手続きではないので、すぐにでも利用を始められます。

スピーディーな発行ができるおすすめのクレジットカード3選

dカードは即日発行に対応していないものの、クレジットカードの中には申し込んだその日に利用が始められるものもあります。

ここではそんなクレジットカードのなかから、おすすめなものを3枚厳選して紹介します。

クレジットカード名	JCBカードW	ライフカード	三井住友カード NL
還元率	1.00%～5.00%	0.50％～1.50％	0.50％～5.00％
年会費	永年無料	無料	永年無料
ポイントの種類	OkiDokiポイント	サンクスポイント	Vポイント
国際ブランド	JCB	Mastercard JCB Visa	VISA Mastercard
海外旅行保険	最大2,000万円	–	最大2,000万円
国内旅行保険	なし	–	なし
申し込める年齢	高校生を除く18歳～39歳	18歳以上の電話連絡が可能な方	高校生を除く18歳以上
発行までの期間目安	最短即日	最短3営業日	最短即日

①JCBカードW

JCBカードWは、JCBが発行しているクレジットカードで、ポイント還元率の高さが人気を集めています。

通常のJCB一般カードが提供する0.50%の還元率と比較して、JCB カード Wは1.00%と、実質的には2倍のポイントが獲得できる計算になります。

カードの名称に「W」が付けられているのは、この2倍の高還元率を強調するためです。

特筆すべきは、スターバックスでの利用に特に適している点です。

頻繁にスターバックスを利用する人は効率よくポイントを貯められるので、ぜひ

さらに、モバ即を通じた申し込みを選択すると、最短で5分という速さでカードの利用を開始できるのも大きな利点です。また、年会費無料というコスト面でのメリットも魅力的です。

②ライフカード

ライフカードは、その汎用性の高さが特長のクレジットカードです。

スーパーマーケットやコンビニでの支払いに便利で、日用品が割引価格で購入できるため、物価の上昇が懸念される現在、家計にやさしいカードといえます。

さらに、ライフカードが提供するポイントプログラムは多岐にわたり、会員それぞれのライフスタイルに合わせた特典をうけられます。

提携店での買い物ではボーナスポイントが付与され、ポイントをより効率的に集めたい人におすすめなカードです。

また、ライフカード専用のモバイルアプリは、利用明細のチェックやポイント管理をスマートフォン一つで手軽にできるため、管理もラクです。

上手にアプリを駆使することにより、個人の支出をより簡単に把握し、ポイント使用も最適化できます。

③三井住友カード NL

三井住友カード(NL)は、高度なセキュリティと優れた利便性を併せ持つクレジットカードです。

このカードの最大の特徴は「ナンバーレス」設計です。

従来のカードにあるようなカード番号の表記が一切ないため、情報流出のリスクを削減し、カードの紛失や盗難があった場合でもカード情報が第三者に知られ恐れはありません。

また、200円の利用ごとに1ポイントが加算される「Vポイント」制度は、特定の提携店では最大7％という高いポイント還元率を誇ります。

即時発行サービスの導入により、カード申し込み後、わずか30秒でスマートフォン上にデジタルカードが表示され、Apple Payなどの電子決済サービスをすぐに開始できるのも大きな特長です。

dカードの審査状況を調べる方法

dカードへの申し込みが済んだ後、審査状況を確認できれば、やきもきすることもありませんよね。

ここではdカードの審査状況を調べる方法を解説します。

確認先の電話番号は「dカード会員」と「dカードGOLD会員」で異なるので注意してください。

My docomoを使えば審査結果が早めにわかる

裏ワザとして、My docomoを使って審査結果を調べる方法も解説します。

申し込み直後、審査の状況に応じて、契約ステータスが「未契約」から「受付中」に変化します。

審査に通過した場合、この表示が「契約中」に更新され、残念ながら審査に通らなかった場合は再び「未契約」に戻ります。

この表示はリアルタイムで変動するため、審査結果細かくチェックできるので、ぜひ活用してください。

カードの受け取りプロセス

受け取り方法と本人確認のプロセスについて

審査結果の早期確認

オンラインサービス「My docomo」の利用

dカードの発行についてよくある質問

つづいては、dカードの発行について、知っておくと役立つ情報をQ&A形式で解説します。

以下の質問を見てください。

Q.dカードは即日発行できる？

A.できません。

残念ながらdカードは即日発行に対応していません。

iDであれば審査が完了すれば利用が開始できるものの、実物のクレジットカードが手元に届くまでには10日は見積もっておきましょう。

Q.dカードの申し込みで避けるべき時期はある？

A.配送が込み合いやすい時期は避けましょう。

dカードの受け取りには、通常、郵送が利用されますが、配送の遅延が起こり得るさまざまな状況があります。

特に以下の時期は配送が混雑するため、カードの到着が予定よりも遅れる可能性が高まります。

これらの時期は、全国的な配送の混雑が見込まれるので、可能な限り避けましょう。

さらに、北海道や沖縄、離島など特定の地域では、地理的な要因により配送に通常よりも時間がかかる場合もあります。

これらの状況を鑑み、カードが必要となる日に余裕をもって申し込んでください。

Q.専業主婦(夫)でもdカードを作れる？

A.作れます。

dカードは、申し込み者自身に収入がなくても、配偶者に十分な収入があれば申し込めます。

Q.ドコモユーザーだとdカードの審査が有利になる？

A.なりません。

コモユーザーであっても、dカードの申し込みに際しては、一般的な審査基準が適用されます。

長年ドコモサービスを利用しているからといって、審査に有利になるわけではありません。

Q.dカードにはドコモの使用量に優待が付く？

A.つきません。

たとえドコモユーザーであっても基本還元率は変動しないので、理解しておきましょう。

dカードの基本情報

dカードは、NTTドコモが展開する無年会費のクレジットカードで、特に提携先の店舗での利用において高いポイント還元率を誇ります。

例えば、大手ドラッグストアのマツモトキヨシでの購入時には、還元率がなんと4.0％に上昇します。

若年層のカードユーザーにも配慮があり、29歳以下のカード所有者は、国内外の旅行保険サービスを利用できるので、旅行好きな若者にとって大きなメリットです。

加えて、「d払い」のバーコード支払いシステムを用い、dカードを支払い方法として設定することで、獲得ポイントが2倍になるなど、ポイント獲得が一層促進される利点もあります。

カードの発行に即日対応はされていませんが、審査時間は最短で5分と迅速です。

審査に通れば、電子マネーサービス「iD」を直ちに利用できるので、スムーズにショッピングや各種支払いを楽しめます。

まとめ～dカードは即日発行できない～

この記事では「dカードは即日発行できるのか」といった点にフォーカスして解説しました。

残念ながら、dカードは即日発行できないクレジットカードです。

審査は最短5分で完了し、審査通過後はすぐにでもiDを使い始められるものの、dカードの実物が手に届くまでには最低でも10日間は見積もりましょう。

また、審査を可能な限り早く進めるためには、いくつかのポイントを押さえなければなりません。

即日での発行は不可能なものの、こうした点を意識して一日でも早いdカードの発行を目指してください。