クレジットカードは、キャッシュレス化が進む現代において、必須アイテムのひとつ。会計時に現金を出す必要がなく、カードを提示するだけで買い物を済ませられます。
また、使用するたびにポイントが貯まるため、お得なキャッシュレスライフを楽しめます。
そんなクレジットカードを選ぶにあたり気になるのは「還元率」。どれくらいの利用額でどれほどのポイントが貯まるのか、気になる方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、クレジットカードの「還元率」にフォーカスし、高還元率のメリットや還元率の高いクレジットカードの選び方についてご紹介します。
あわせて、おすすめの高還元率のクレジットカードもご紹介しているので、ぜひご参考ください。
2023年現在の情報になり、お申込みの際はご自身でご判断ください。
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そもそも「還元率」って何?
還元率とは、「クレジットカードで決済した金額に対して還元されるポイントの割合」を指します。
仮に還元率が0.5%だとすると、1,000円の商品を購入した場合には5ポイントが還元されます。還元率はクレジットカードによって異なるため、あらかじめ確認しておくことが大切です。
なお、クレジットカードの平均還元率は「0.5%」といわれているため、「1%」以上だと高還元率と判断できます。
高還元率のクレジットカードのメリット
高還元率のクレジットカードには、「多くのポイントが還元される」というメリットがあります。
前述した例をもとに考えると、1,000円の商品を還元率0.5%のクレジットカードで購入した場合は「5ポイント」を獲得できますが、これが還元率1%のクレジットカードになると「10ポイント」も獲得できるのです。
貯まったポイントは、特典と交換できたり、次回の買い物時に現金代わりに利用できたりします。
つまり、高還元率なクレジットカードであるほどお得さが増すのです。
還元率の高いクレジットカードの選び方
高還元率のクレジットカードと一言でいっても、年会費やポイントの有効期限はそれぞれのカードで異なります。
より使いやすいクレジットカードを選ぶためにも、以下でご紹介する4つのポイントを欠かさず確認するようにしましょう。
用途
高還元率のクレジットカードを選ぶ際は、「カードの用途」を明確にすることが大切です。
たとえば「普段の買い物をすべてクレジットカードで済ませたい」という場合は、よく利用する店舗でポイント優待を受けられるカードを選ぶのが吉。
コンビニやショッピングセンター、ドラッグストアなど、複数の店舗にてクレジットカードを使うことでポイントがどんどん貯まるため、いつも以上にお得な生活を送れます。
このように、「クレジットカードをどう使用するか」という点を明確にすると、自分に合ったカードを見つけやすくなります。
年会費
用途を明確にしたら、クレジットカードの「年会費」をチェックしましょう。
年会費の有無はカードによって異なります。
仮に年会費が2,000円で1ポイントに1円の価値があるとすると、年間で貯めたポイントが2,000ポイント未満だった場合、結果的にマイナスになってしまいます。
つまり、還元率が高くても利用額が低いとお得なキャッシュレスライフを送れなくなるのです。
そのため、高還元率のクレジットカードは「年会費を支払ってもお得に利用できるか」をよく考えて選ぶようにしましょう。
ポイントの有効期限
「ポイントの有効期限の長さ」も、高還元率のクレジットカードを選ぶ際に確認すべきポイントのひとつです。
ポイントには有効期限が設けられていることが多く、期限内に使用しなかった場合、ポイントは失効してしまいます。
せっかく貯めたポイントを無駄にしてしまうのは、何としても避けたいもの。そのため、高還元率のクレジットカード選びに悩んだときは「有効期限の長さ」で比較するのも一案といえます。
このほか、「貯めたポイントの使いやすさ」も一緒に確認しておくようにしましょう。
せっかくポイントを貯めても使い道が少ないと期限内に使いきれず、失効してしまう恐れがあります。
無駄にしないためにも、「よく利用する店舗でポイントを使えるか」「ほかのポイントと交換できるか」などを確認しておくことが大切です。
利用可能な店舗
クレジットカードの利用シーンはさまざまですが、「街にある店舗」で使うことが多いと考えられます。
そのため、高還元率のクレジットカードを選ぶ際は「利用可能な店舗」も確認しておきましょう。
よく利用するコンビニや帰宅時に立ち寄ることが多いスーパーなど、なじみのある店舗に対応しているクレジットカードなら自然と利用回数が増えるため、よりポイントを貯めやすくなります。
おすすめはコレ!高還元率のクレジットカード12選
では、還元率の高いクレジットカードには具体的にどのようなものがあるのでしょうか。
以下で、おすすめのクレジットカードを12枚ご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
JCB CARD W
\ JCB CARD W /
「JCB CARD W」は、株式会社JCBが発行しているクレジットカードです。
年会費
年会費は永年無料です。また、家族カードも年会費無料で発行できます。
還元率
1%~5.5%
申し込み対象
申し込み対象は「申込者本人もしくは家族に安定した収入がある18歳以上39歳以下の方」です。
くわえて、18歳以上39歳以下の高校生を除く学生の方も対象となります。
ほかの支払方法との連携
「Apple Pay」「Google Pay」と連携することが可能です。
ポイントのマイレージ交換
貯まったポイントは、以下の航空系マイル・クーポンに交換することができます。
- JALマイレージバンク(JMB)【マイル】
- ANAマイレージクラブ【マイル】
- ANAマイレージクラブ【ANA SKY コイン】
- デルタ航空 スカイマイル
ポイントが倍になる提携会社(店舗)
「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」に含まれる店舗にてクレジットカードを利用すると、いつでもポイントが2倍〜10倍になります。
なお、JCB ORIGINAL SERIESパートナーには以下のような店舗・サービスがあげられます。
- セブン-イレブン
- 洋服の青山
- ビックカメラ/ビックドラッグ
- Amazon
- U-NEXT
\ JCB CARD W /
オリコカード THE POINT
「オリコカード THE POINT」は、株式会社オリエントコーポレーションが発行しているクレジットカードです。
年会費
年会費は無料です。また、家族カードも年会費無料で発行できます。
還元率
1%
申し込み対象
申し込み対象は「申込者本人もしくは家族に安定した収入がある18歳以上の方(※高校生を除く)」です。
ほかの支払方法との連携
「iD」「QUICPay」「Apple Pay」と連携することが可能です。
ポイントのマイレージ交換
貯まったポイントは、以下の航空系マイルに交換することができます。
- ANAマイレージクラブ
- JALマイレージクラブ
ポイントが倍になる提携会社(店舗)
「オリコモール」を経由してネットショッピングをすると、通常の買い物で貯まるポイントとは別にオリコモールの利用に付随したポイント(0.5%以上)が貯まります。
なお、オリコモールには以下のような店舗・サービスがあります。
- H&M
- TOWER RECORDS
- Amazon
- Yahoo!ショッピング
- じゃらんnet
dカード
「dカード」は、株式会社NTTドコモが発行しているクレジットカードです。
年会費
年会費は永年無料です。また、家族カードも年会費無料で発行できます。
還元率
1%
申し込み対象
申し込み対象は、「満18歳以上の方(※高校生を除く)」です。
くわえて、個人名義であり(法人名義は申し込み不可)、かつ本人名義の口座をお支払い口座として設定する必要があります。
ほかの支払方法との連携
「d払い」「iD」「Visaのタッチ決済」と連携することが可能です。
ポイントのマイレージ交換
貯まったポイントは、「JALマイレージクラブ」に交換することができます。
ポイントが倍になる提携会社(店舗)
「dカード特約店」を利用すると、通常の買い物で貯まるポイントとは別に特約店ポイントが貯まります。
なお、dカード特約店には以下のような店舗・サービスがあります。
- オリックスレンタカー
- マツモトキヨシ
- ビッグエコー
- サカイ引越センター
三井住友カード
「三井住友カード」は、三井住友カード株式会社が発行しているクレジットカードです。
年会費
年会費はオンライン入会で初年度無料。
還元率
0.5%
申し込み対象
申し込み対象は、「満18歳以上の方(※高校生を除く)」です。
ほかの支払方法との連携
「iD」「Apple Pay」「Google Pay」「PiTaPa」「WAON」と連携することが可能です。
ポイントのマイレージ交換
貯まったポイントは、以下の航空系マイルに交換することができます。
- ANAマイレージ
- ミッレミリアマイレージ
- クリスフライヤーマイレージ
- ブリティッシュ・エアウェイズエグゼクティブクラブAvios
- フライングブルーマイレージ
ポイントが倍になる提携会社(店舗)
「ポイントUPモール」を経由してネットショッピングをすると、ポイント還元率が+0.5~9.5%になります。
※ポイント還元率は予告なく変更となる場合がございます。
なお、ポイントUPモールには以下のような店舗・サービスがあります。
- 高島屋
- ユニクロ
- マツモトキヨシ
- BookLive!
- スカパー!
リクルートカード
「リクルートカード」は、株式会社リクルートホールディングスが発行しているクレジットカードです。
年会費
年会費は永年無料です。また、家族カードも年会費無料で発行できます。
還元率
1.2%
お申し込み対象
申し込み対象は、「申込者本人もしくは家族に安定した収入がある18歳以上の方(※高校生を除く)」です。未成年者の場合は親権者の同意が必須になります。
ほかの支払方法との連携
「Apple Pay」「Google Pay」「楽天ペイ」と連携することが可能です。
ポイントのマイレージ交換
貯まったポイントはPontaポイントに交換でき、そこからさらに「JALマイレージバンク」に交換することができます。
ポイントが倍になる提携会社(店舗)
リクルートのネットサービスを利用することで、倍以上のポイントが貯まります。
なお、リクルートのネットサービスには以下のような店舗・サービスがあります。
- じゃらんnet
- ポンパレモール
- Hot Pepper Beauty
- Hot Pepper グルメ
ビックカメラSuicaカード
「ビックカメラSuicaカード」は、東日本旅客鉄道株式会社と株式会社ビックカメラが提携して発行しているクレジットカードです。
年会費
初年度の年会費は無料です。2年目以降は、524円(税込)の年会費が発生します。
ただし、前年1年間においてクレジットカードの利用が確認できた場合は無料になります。
申し込み対象
申し込み対象は、「日本在住で電話連絡が可能な18歳以上の方(※高校生は除く)」です。
未成年者の場合は親権者の同意が必須になります。
ほかの支払方法との連携
「モバイルSuica」と連携することが可能です。
ポイントが倍になる提携会社(店舗)
JR東日本のみどりの窓口や券売機にて定期券を購入したり、カードにオートチャージをしたりするとポイントが3倍になります。
このほか、「ENEOS」の利用や東日本エリアのレンタカーの活用で、ポイントが2倍になります。
エポスカード
「エポスカード」は、株式会社エポスカードが発行しているクレジットカードです。
年会費
年会費は永年無料です。
還元率
0.5%
申し込み対象
申し込み対象は、「日本国内在住の満18歳以上の方(※高校生を除く)」です。
未成年者の場合は親権者の同意が必須になります。
ほかの支払方法との連携
「モバイルSuica」「楽天Edy」「ApplePay」と連携することが可能です。
ポイントのマイレージ交換
貯まったポイントは、以下の航空系マイルに交換することができます。
- ANAマイレージクラブ
- JALマイレージバンク
ポイントが倍になる提携会社(店舗)
「たまるマーケット」を経由してネットショッピングをすると、ポイントが2倍~30倍も貯まります。
なお、たまるマーケットには以下のような店舗・サービスがあります。
- 成城石井
- WORLD ONLINE STORE
- ヤマダ電機
- Amazon
- 楽天トラベル
イオンカード
「イオンカード」は、イオンクレジットサービス株式会社が発行しているクレジットカードです。
年会費
年会費は無料です。また、家族カードも年会費無料で発行できます。
還元率
0.5%
申し込み対象
申し込み対象は「電話連絡可能な18歳以上の方(※高校生は除きますが、卒業年度の1月1日以降であれば申し込み可能)」です。
未成年者の場合は親権者の同意が必須になります。
ほかの支払方法との連携
「イオンウォレット」「イオンiD」「WAON」「Apple Pay」と連携することが可能です。
ポイントのマイレージ交換
イオンカードの利用で貯まる「WAON POINT」は、「JALマイレージバンク」に交換することができます。
WAON POINT2ポイントが1マイルになります。
ポイントが倍になる提携会社(店舗)
全国のイオンをはじめとするイオングループの対象店舗で買い物をすると、いつでもポイントが2倍になります。
また、毎月10日はイオングループの対象店舗以外での買い物しても、WAON POINTが2倍になります。
くわえて、イオンカードポイントモールを経由して、Yahoo!ショッピングや楽天で買い物をすると、最大10%ものWAON POINTが還元されます。
ライフカード
「ライフカード」は、ライフカード株式会社が発行しているクレジットカードです。
年会費
年会費は無料です。また、家族カードも年会費無料で発行できます。
還元率
0.5%
申し込み対象
申し込み対象は「日本国内に在住している電話連絡が可能な18歳以上の方(※高校生は除く)」です。
未成年者の場合は親権者の同意が必須になります。
ほかの支払方法との連携
「iD」「楽天Edy」「モバイルSuica」「nanaco」と連携することが可能です。
ポイントのマイレージ交換
貯まったポイントは、「ANAマイレージクラブ」に交換することができます。
ポイントが倍になる提携会社(店舗)
「L-Mall」を経由してネットショッピングをすると、ポイントが最大25倍になります。
なお、L-Mallには以下のような店舗・サービスがあります。
- 成城石井
- NEW ERA
- DHC
- Uber Eats
- Yahoo!ショッピング
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード
「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード」は、株式会社クレディセゾンが発行しているクレジットカードです。
年会費
初年度の年会費は無料です。2年目以降は、1,100円(税込)の年会費が発生します。
ただし、前年1年間においてクレジットカードの利用が確認できた場合は無料になります。
還元率
0.5%
申し込み対象
申し込み対象は「連絡が取れる18歳以上の方(※高校生は除く)」です。
ほかの支払方法との連携
「Apple Pay」「Google Pay」「iD」「QUICPay」と連携することが可能です。
ポイントのマイレージ交換
貯まったポイントは、以下の航空系マイルに交換することが可能です。
- ANAマイレージクラブ
- JALマイレージバンク
ポイントが倍になる提携会社(店舗)
「セゾンポイントモール」を経由してネットショッピングをすると、ポイントが最大30倍になります。
なお、セゾンポイントモールには以下のような店舗・サービスがあります。
- BEAMS
- Zoff
- 日比谷花壇
- Amazon
- じゃらん
au PAY カード
「au PAY カード」は、auフィナンシャルサービス株式会社が発行しているクレジットカードです。
年会費
年会費は無料です。ただし、au PAY カードに登録しているau IDに紐づいたau携帯電話、auひかり、auひかり ちゅら、UQ mobileの契約がない場合、かつカード会社所定の基準日から1年間カードを利用しなかった場合は、翌年度から1,375円(税込)かかります。
申し込み対象
申し込み対象は「申込者本人もしくは家族に安定した収入があり、かつau IDを持っている満18歳以上の個人(※高校生は除く)」です。
法人契約をすることはできません。学生の場合は、定期収入の有無を問わず申し込むことができます。
ただし、未成年者の場合は親権者の同意が必須になります。
ほかの支払方法との連携
「au PAY」「Apple Pay」と連携することが可能です。
ポイントが倍になる提携会社(店舗)
「au PAY ポイントアップ店」で買い物をすると、通常時よりもさらにポイントが貯まります。
なお、au PAY ポイントアップ店には以下のような店舗があります。
- セブン-イレブン
- 紀伊國屋書店
- かっぱ寿司
- ドミノ・ピザ
- ビッグエコー
楽天カード
「楽天カード」は、楽天カード株式会社が発行しているクレジットカードです。
年会費
年会費は永年無料です。また、家族カードも年会費無料で発行できます。
還元率
1%
お申し込み対象
申し込み対象は、「日本在住の18歳以上の方(※高校生を除く)」です。
未成年者の場合は親権者の同意が必須になります。
ほかの支払方法との連携
「楽天ペイ」「楽天Edy」「Apple Pay」「Google Pay」と連携することが可能です。
ポイントのマイレージ交換
貯まったポイントは「ANAマイレージクラブ」に交換することができます。
ポイントが倍になる提携会社(店舗)
「楽天市場」で買い物をするとポイントが最大3倍に、そして「楽天トラベル」を利用するとポイントが最大2倍になります。
効率よくポイントを貯める方法
高還元率のクレジットカードをただ買い物時に利用するのはもったいないこと。
以下でご紹介する2つのコツを押さえれば、より効率的にポイントを貯められます。
提携のお店を意識する
多くのクレジットカードには「提携店舗」が設けられており、そこで買い物をすると通常よりも多くのポイントを獲得できる場合があります。
そのため、高還元率のクレジットカードはなるべく提携店舗で利用するのがおすすめです。
提携店舗の種類や数はクレジットカードによって異なるため、あらかじめ確認して、効率よくポイントを貯めましょう。
イベント・キャンペーンに参加する
カード会社によっては、定期的にイベントやキャンペーンを開催しています。
たとえば、「○○カード(クレジットカード名)の紹介でポイントをプレゼント」「キャッシングのご利用で最大○○ポイントを贈呈」などがあげられます。
これらのイベント・キャンペーンでは参加特典としてポイントを贈呈することが多いため、積極的に取り組むことで効率よくポイントを獲得することが可能です。
まとめ
高還元率のクレジットカードを持っておけば、お得なキャッシュレスライフを送ることができます。
なぜなら、カードの利用で貯まったポイントは特典と交換できたり、次回の買い物時に現金代わりに利用できたり、航空系マイルに交換できたりするためです。
今回ご紹介した12枚のクレジットカードには、それぞれ異なる特徴があります。
「キャッシュレス化に合わせてクレジットカードを発行しようと思っている」という方は、この機会に自分に合ったカードを探してみてください。
※こちらのページからアクセスしたクレディセゾン公式ページに記載のないキャンペーンは対象外となります。 あらかじめご了承ください。