クレジットカードの名義変更が必要な理由！名義変更方法を解説！

結婚や離婚、養子縁組などで名字が変わることもあります。

性が変わることで名義変更の手続きが必要になってきます。クレジットカードの名義変更もその中の一つです。

「クレジットカードの名義変更はいつまでにすればいいの？」など、クレジットカードの名義変更にまつわる疑問も多いと思います。

この記事では、クレジットカードの名義変更をする方法は？について詳しく解説します。

2023年現在の情報になり、お申込みの際はご自身でご判断ください。

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名義変更をしないとどうなる？

クレジットカードの名義変更をし忘れることで、クレジットカードが突然使えなくなった！などのトラブルが起きることはありませんが、以下のように様々なトラブルが起きる可能性もあります。

クレジットカードが更新されない

有効期限が近づいてるクレジットカードは、クレジットカード会社から新しいクレジットカードが郵送されてきます。

しかし名義変更をしていないことで新しいクレジットカードが届かないトラブルもあるので、有効期限が迫っているクレジットカードの場合は早めの手続きが必要です。

口座の引落しがストップする

銀行口座の名義変更はしたものの、クレジットカードの名義変更を忘れている場合にカードの請求代金の引落しができなくなります。

銀行口座の名義とクレジットカードの名義が異なり、口座引き落としができなくなった場合、最悪クレジットカードの利用停止につながることもあります。

その際、延滞損害金も発生します。

今後のクレジットカード発行の際の審査等にも影響してくる可能性があるため、引落口座に指定している銀行口座の名義変更をした際はクレジットカードの名義変更も忘れないようにしましょう。

海外で利用できない

海外ではクレジットカードが身分証明書になるほどクレジットカードの信用度が高くなっています。

そのため、クレジットカードとパスポートの名前が異なることで様々なトラブルになることが多くなります。

また、クレジットカードに付帯している旅行保険等も補償対象外になる可能もあるため、海外旅行を計画している方はパスポート同様クレジットカードの名義変更も必ず必要です。

名義変更の手続き方法と審査について

名義変更の手続き方法

名義変更の手続きはWEB（公式サイト）か郵送で行います。

手続き方法は各社クレジットカード会社で異なりますが、名義変更の場合は書面での手続きが多いようです。

名義変更をするにあたり変更後の名前の支払い口座が必要になるため、クレジットカードの名義変更前に銀行口座の名義変更を済ませておきましょう。

公式サイトイオンカード：よくある質問 氏名変更

公式サイト楽天カード：よくある質問 名前が変わったのですが、どうしたらよいですか？

公式サイト三井住友カード：よくある質問 改姓したのですが、どのような手続きが必要ですか？

公式サイトJCBカード：よくある質問 名前（カード名義）の変更方法を教えてください。

名義変更時の再審査は？

名義変更時の審査基準はクレジットカード会社によって異なります。

あくまで個人信用情報が重視されるため、クレジットカードが発行、利用できている時点で再審査で落とされる可能性は低いでしょう。

結婚を機に仕事を辞め専業主婦になる場合に「自身の収入がなくなるので再発行されるのか心配…」という方も多いかと思います。

結婚前に支払いの延滞やトラブルなどを繰り返していない限り、名義変更して専業主婦になっても個人信用情報が重視されるため全く影響はありません。

結婚前に作った本人名義のクレジットカードや、専業主婦または結婚後仕事をしていて作ったクレジットカードは名義変更することで利用できます。

ただし、離婚後に仕事に就いていることが条件になります。

離婚後仕事に就いていないと無職扱いになるためクレジットカードの再発行自体が困難になるためです。

家族カードの利用停止の手続きは本会員の方が行わなければなりません。

本会員（自分）の家族カードがある場合は利用停止の手続きを行いましょう。元パートナーの方が本会員の家族カードの場合は手続きの必要はありません。

家族カードに対する責任や管理は全て本会員が行うことになります。

結婚前のブラック情報はどうなる？

結婚前に支払い延滞を繰り返したなどの金融トラブルを起こし、個人信用情報に事故情報が登録されることをブラックリストと呼びます。

支払いの延滞や自己破産・任意整理・代理弁済などの債務整理をすることで個人信用情報は信用情報機関にて5年間は情報を共有されます。

結婚して名字が変わっても個人信用情報（クレジットヒストリー）は引き継がれます。

🙂 個人信用情報は本人開示をすることで確認もできます。

クレジットカードを申し込んでも発行されない方や、支払いの延滞など身に覚えがある方は一度調べてみるのも良いでしょう。

公式サイト全国銀行個人信用情報センター/本人開示の手続き

公式サイトJICC 日本信用情報機構/情報開示手続き等のご案内

公式サイトCIC シー・アイ・シー/情報開示とは（自分の信用情報を確認）

大抵のクレジットカード会社はCICに加盟しています。本人開示の際はCICから確認する事をおすすめします。

本人開示に必要な本人確認書類と手数料

信用情報を開示するにあたり身分証明証と手数料が必要になります。

本人開示の登録情報は郵送のみの受付になります。

本人確認書類は、氏名、生年月日が確認できる2種類が必要になります。うち1種類は現住所を確認できるものに限ります。

手数料は、1,000円(消費税・送料込み）です。ゆうちょ銀行発行の定額小為替証書を、郵便局またはゆうちょ銀行直営店で購入できます。

※戸籍謄本または抄本・住民票（個人番号の記載のないもの）・印鑑登録証明書は発行から3か月以内の原本

※運転免許証・パスポート・住民基本台帳カード・個人番号カード・各種健康保険証は有効期限以内のものをコピー（氏名、生年月日、住所がわかるようにコピーしてください。）

信用情報開示の手続きは、スマートフォン・郵送・窓口での方法があります。

 🙂 スマートフォン

• スマートフォン開示受付サービスのiPhone・Android専用アプリを利用します。
• 手数料：1,000円（税込）
• 手数料支払方法：クレジットカード（1回払いのみ）・コンビニエンスストア・金融機関（ペイジー対応ATMに限る）・オンラインバンキング（ペイジー対応ATMに限る）

※上記（２）、（３）、（４）は開示手数料とは別に支払手数料がかかります 。

 🙂 郵送

• 開示申込書作成フォームより必要事項を入力し、QRコード付きの開示申込書（PDF）を印刷し、本人確認書類と手数料と共に郵送します。
• 手数料：1,000円（税込）
• 手数料支払方法：クレジットカード（1回払いのみ）・定額小為替証書（ゆうちょ銀行または郵便局発行）

 🙂 窓口

• 東京開示センター・大阪開示センターにて受付できます。
• 時間：月～金(祝日・年末年始を除く)10時～16時
• 手数料：500円（税込）現金のみ

信用情報開示の手続きは、パソコン・スマートフォン・郵送・窓口での方法があります。

 🙂 パソコン・スマートフォン

• 時間：8:00～21:45　（年末年始も利用可）
• 手数料：1,000円（税込）※初回開示から96時間以内に再開示を行った場合、手数料は無料。
• 手数料支払方法：クレジットカード（1回払いのみ）

 🙂 郵送

• 申込書作成フォームより必要事項を入力、印刷し、本人確認書類と手数料と共に郵送します。
• 手数料：1,000円（税込）
• 手数料支払方法：定額小為替証書（ゆうちょ銀行）

 🙂 窓口

• 窓口一覧 ※受付順になります。
• 時間：月～金(祝日・年末年始を除く) 10:00 ～12:00 / 13:00～16:00
• 手数料：500円（税込）現金のみ

まとめ

「クレジットカードが利用できなくなった！」などのトラブルを避けるためにも名義変更は早めの手続きを心がけましょう。

結婚で性が変わる場合は家族カードもおすすめです。利用明細が一元化でき管理がしやすくなります。またポイントも合算できるので貯まるスピードも速くなるので節約の手助けにもなります。

クレジットカードの名義変更をする際は、運転免許証、銀行口座の名義変更を先に済ませることをお忘れなく！