「資産形成は20代から始めるべき?」
「効率良く資産を増やす方法が知りたい!」
「資産形成は興味があるけど、リスクが怖い…」
20代は結婚・子育て・マイホーム購入・老後の備えなど、何かと物入りです。
そのため今後の生活を確かで豊かなものにするための手段として、資産形成が注目され始めていますね。
実のところ「資産形成」と聞くと”ある程度まとまった資金が必要だからハードルが高い”というイメージを持ちがち…。
ですが資産形成は一般に浸透したイメージと違って、誰にでも気軽に始められるものなんですよ!
資産形成は、長期間継続して運用することが成功のカギ。
そのため20代という若い年齢のうちから始めることで、より確実な利益の確保に期待できます。
20代からの資産形成を効率的にすすめるために、最後まで読んで参考にしてください!
このページで分かること
- 20代から資産形成を始めるメリット5つ
- 20代におすすめの資産形成の方法9選
- 資産形成に失敗しない秘訣5つ0代から資産形成を始めるメリット5つ
※当記事は2023年現在の情報になります。
※本ページにはPRが含まれます。
20代から資産形成を始めるメリット5つ
将来に備えて多くの20代が貯蓄をしていますよね。
しかし少子高齢化やインフレ化がすすむ現代の日本では、老後資金を始めとしたさまざまな資金面を考慮すると貯蓄だけでは不安が多いです。
この局面で、20代から資産形成を始める重要性が注目されているものの、実際に資産形成に取り組んでいる20代は全体の約3割程度に留まっています。
資産形成と聞くと「リスクが高いのでは…」「大損しそうで怖い!」と躊躇してしまう人が多いからです。
しかし資産形成とは、ゼロ円からでも始められる身近なものなので安心してください。
さらに資産形成は若くから始めた分だけ、得られるメリットも大きいです。
資産形成を始めるべきか悩んでいる20代は、まず下記5つのメリットをチェックして本当に資産形成をスタートするか検討してください。
20代から資産形成を始めるメリット5つ
- 人生の三大資金に備えられる
- 長期運用で「複利」に期待できる
- 少額の積立で無理なく続けやすい
- 将来のインフレリスクに備えられる
- リスクが出てもカバーしやすい
資産形成に躊躇している人はメリットをチェックして、導入すべきか改めて検討してみましょう。
①人生の三大資金に備えられる
20代というなるべく早いうちから「教育資金」「住宅資金」「老後資金」と呼ばれる、「人生の三大資金」に備えおくべきです。
20代独身であればまだ実感がわかず、必要性を感じていない人もいるかもしれません。
しかし「人生の三大資金」に限らずとも、今後何かしらのライフイベントを経験していくうえで資金は必要になります。
現時点では具体的なプランはなくても良いのです。
20代のうちから意識して、将来に備えることが重要ですよ。
実際に資金が必要になった時でも、資金計画を無理なく立てられますね。
②長期運用で「複利」に期待できる
20代から資産形成をスタートし長期運用することで、「複利」効果に期待できます。
複利とは元本についた利子を合わせた額を再び元本とすることで、より大きな利益を出すことを指しますよ。
長期運用するほどに複利効果は大きくなっていきます。
複利を得ることは、「時間を味方にする」ということでもありますね。
20代というなるべく早い年齢から始めると複利効果を最大限活かせるので、より確実に資産が増やせます。
③少額の積立で無理なく続けやすい
20代のうちから資産形成を始めるメリット3つ目は、数千円などの少額投資でも長期運用することで十分な利益を見込める点です。
20代のうちは給料が十分ではないため、「貯蓄も投資もする余裕なんてない!」という人もいますよね。
周囲との付き合いや趣味・旅行など、自分のために使うお金もある程度欲しい年齢でもあります。
しかし40代・50代以降に始めるのと比べると、20代から資産形成を始めればその分長期での運用が可能になります。
上述の解説の通り、少額での積立資金だとしても長期運用をすることで利益に期待できます。
少額での運用ならば市場動向や世界情勢による価格変動の影響も小さくなり、リスクも軽減できるのもメリット。
無理のない少額投資であれば、貯蓄とバランス良く組み合わせた資金形成計画を立てやすいですね。
長期運用で複利を得るには、「続けること」が大事です。
資金繰りに苦しくなって運用を中断してしまうことがないよう、無理のない金額を設定して投資に回しましょう。
④将来のインフレリスクに備えられる
そもそも資金形成が注目され重要視されるようになった理由の一つは、物価上昇によるインフレ化です。
例えば現時点では100万円で購入できていた車が1年後には102万円に値上がり、お金の価値が相対的に下がってしまうことを指します。
超低金利時代の今、貯蓄だけでは資産は増えません。
そのためコツコツ貯蓄に励んだとしても、物価上昇した将来の生活を資金の不安なく遅れるか分からないですよね。
貯蓄以外の方法でも資産を増やして安定した将来に備えるため、早期からの資産形成が重要です。
⑤リスクが出てもカバーしやすい
大半の人が恐れがちなリスクも、20代から資産形成を始めることでカバーしやすいというメリットがありますよ。
資産形成や投資と聞くと「リスクが高い」「損する」などといった、ネガティブなイメージが先行して実際に始めるのをためらう人もいます。
もちろん投資なので多少のリスクはつきものですが、20代から開始することでリスクを最小限に抑えやすいです。
リスクを取った投資でも、20代から始めることで長期運用が可能なので成功確率が高まります。
現役世代なので多少損をしたとしてもカバーしやすいのが、20代ならではのメリットですね。
ただしハイリターンの投資に手を出すときは、十分に気をつけてください!
20代から始められるおすすめ資産形成の方法9選
20代におすすめの資産形成の方法を紹介します。
資産形成とは「貯蓄」「投資」「保険」を組み合わせて資産を増やしていくことを指します。
ゼロから貯蓄して貯めた資金を投資で増やし、万が一に備えて保険を掛けるのが資産形成の基本的な考え方です。
誰にでもできそうな流れですよね。
資産形成を20代から始めたい人に向けて、下記おすすめの方法9選をまとめたので順番に見ていきましょう!
20代におすすめの資産形成の方法9選
【貯金】
- 積立定期預金
- 財形貯蓄制度
【投資】
- 株式投資
- つみたてNISA
- iDeCo
- ロボアドバイザー
【保険】
- 積立保険
- 個人年金保険
「貯蓄」「投資」「保険」を、バランス良く組み合わせるのがポイントですよ。
貯蓄する
まずはおすすめの貯蓄方法を、下記2選紹介します。
資産形成で大事なのは、貯蓄中の資金に手を出してしまわないことです。
生活費と区別して管理しやすいのは、下記2つですよ。
おすすめの貯蓄方法2選
- 積立定期預金
- 財形貯蓄制度
①積立定期預金
一つ目におすすめの貯蓄方法は、積立定期預金です。
利用のポイントは給料日に一定額を自動で積立定期に預金する、先取貯金スタイルでの運用です。
利用している家庭が多い代表的な貯蓄方法ですね。
資産が減ることはないので安心感は得られますが、資産が増えるわけではないので将来に備えるには投資と組み合わせる必要がありますね。
②財形貯蓄制度
次におすすめなのが、財形貯蓄制度です。
財形貯蓄制度とは毎月の給与またはボーナスから決まった金額を自動天引きして積み立てていく、従業員の資産形成を支援する制度を指します。
勤務先の福利厚生で採用されていれば、ぜひ活用してください。
生活費をついつい使いこんでしまう人や、貯金が苦手な人におすすめです。
「住居用」「年金用」「一般用」から一つを選べ、選択によって住宅ローン融資を受けられたり、満60歳以降に年金を非課税で受け取れたりと優遇措置を受けられるのがメリット。
ただし勤務先によって福利厚生に含まれていなければ、制度を利用できないのがデメリットですね。
投資する
次に、おすすめの投資方法4選を紹介していきます。
20代から始める初心者の人は、特に注目ですよ。
おすすめの投資方法4選
- 株式投資
- 投資信託
- つみたてNISA
- iDeCo
- ロボアドバイザー
①株式投資
投資といえば「株」、いわゆる株式投資をまず思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
上場した株式会社の株式を売買することを、株式投資と呼びます。
株価が上昇したタイミングで売却することで、大きな利益を得られる場合も…。
配当金や株主優待を狙って、決まった企業の株主になるのも一つの手ですね。
なお元本保証がないので株価が値下がると損失が発生したり、投資した企業が倒産すると株式の価値がゼロになる恐れもあります。
利益を得やすい分リスクはゼロではないことを理解したうえで、運用を始めましょう。
②投資信託
投資信託(投信)も20代の投資初心者におすすめです。
さまざまな投資家から集めた資金を元手に、プロの投資家が投資運用して得た利益を投資家たちに分配する金融商品を、投信と呼びます
運用をプロに任せられるので、投資の知識があまりない初心者でも始めやすいのが特徴です。
また多くの資産に分散投資するので、リスク分散されてもいます。
金融機関によっては数百円という少額投資から始められるので、リスクや資金が気になる人も始めやすい点も投信の魅力ですね。
とはいえ投資商品のため元本保証がないこと、手数料が掛かる点は覚えておきましょう!
③つみたてNISA
つみたてNISAは少額投資非課税制度で、投資で得た運用益が非課税になります。
通常は約20%課税される運用益が、全額受け取れるのでとてもお得ですね。
少額から始められるので、気軽に始めやすいのがメリットです。
ただし注意が必要なのが、つみたてNISAは年間40万円・最長20年までと非課税になる上限額と期間が決まっている点です。
非課税枠を超えない範囲で、コツコツと運用していきましょう。
つみたてNISAは「長期運用」「積立投資」「リスク分散」の3つを兼ね備えた、これから資産形成したい初心者にうってつけの制度ですよ。
④iDeCo
個人型確定拠出年金であるiDeCoは、節税効果が期待できるので運用をおすすめします。
60歳になるまで預けた資金を引き出せないので、途中でうっかり使ってしまう心配は不要です。
iDeCoで期待できる節税効果は、下記3つがありますよ。
- 掛け金を全額所得控除で申告可能
- 運用益が非課税になる
- 60歳以降、受取時に一定金額が非課税になる
なお途中で引き出すことが原則不可となるため、積立額は無理のない範囲にするよう注意してください。
効率よく資産を増やしたい人は、iDeCoの活用を検討してみましょう。
⑤ロボアドバイザー
続いて近年注目度が上がっているのが、ロボアドバイザーです。
ロボアドバイザーとは、人工知能を使ったAIに自分に最適の運用方法や投資商品を選んでもらうサービスを指します。
初心者で投資の知識がない人や、自分で投資運用する時間がない人にぴったりのサービスですよ。
ただしAIとはいえ投資であるので、元本保証がない点には注意してください。
証券会社によってロボアドバイザーの利用条件や提供商品は多岐に渡るので、まずそこから調べなけらばならない点も覚えておきましょう。
保険に入る
最後に、万が一に備えて保険に加入しておきましょう。
急な病気や不慮の事故によって、大金が突如必要になる可能性はゼロではありません。
そんな万が一に備えて保険に入っておくことも、資産形成のうちの一つです。
おすすめの保険を下記2選紹介していきます。
おすすめの保険2選
- 積立保険
- 個人年金
①積立保険
積立保険には学資保険・養老保険・個人年金保険など、さまざまな商品があります。
貯蓄をしながら万が一の保障も得られる、便利な保険商品です。
学資保険や個人年金保険など、ライフプランに合わせて加入・積立ができるので資金計画が立てやすいですね。
ただし貯蓄と保障を兼ね備えている分、保険料は割高になっている点は覚えておきましょう。
積立保険は、資産形成の一環だと心得ておくと良いですよ。
②個人年金保険
老後資金として公的年金だけでは不安な人で、個人年金保険に加入している20代は多いですね。
個人年金保険は設定した保険料を毎月支払い、受取期間になると一定期間または終身に渡って年金を受け取れます。
着実に老後資金を確保できるので、貯蓄が苦手な人もやりやすいおすすめの方法ですよ。
個人年金保険は所得控除として申告できるので、節税効果にも期待できるのがメリットですね。
20代からの資産形成に失敗しない秘訣5つ
20代から資産形成を始める際、失敗しないための秘訣を解説します。
20代でこれから資産形成を始めようか検討中の人は、下記5つの秘訣を参考に資産形成をスタートしてください。
20代からの資産形成に失敗しない秘訣5つ
- 資金形成の目的・目標金額を設定する
- 無理のない範囲でコツコツと継続する
- 「先取貯金」を心がける
- 生活費と明確に区別する
- 資金形成・運用方法に関して適切な知識を学ぶ
①資金形成の目的・目標金額を設定する
資産形成を始める際は、目的と目標金額を設定しましょう!
「とりあず」で始めるよりも、具体的な目的と目標額があるほうがモチベーション維持につながります。
ゴールが明確になっていることで、うっかり使ってしまうのも防ぎやすくなりますよ。
まとまった資金が必要なイベントを洗い出しておくことで、効率よく資産形成していけます。
たとえば「3年後に300万円の結婚式資金」であれば、8.3万円/月の積立が必要だと算出できます。
二人で貯めるなら一人の積立金額は4.2万円/月になりますね。
ゴールが明確であれば、運用期間や投資商品などもより適したものが選びやすくなります。
②無理のない範囲でコツコツと継続する
資産形成の基本的な考えは、長期運用で複利を得ることが前提となります。
リターンを求めて積立額を高めに設定してしまうと、生活が苦しくなり運用を中断してしまう恐れが…。
繰り返しますが20代から資産形成を始めるメリットの一つは、長期運用によって得られる複利効果です。
生活に支障がない金額で地道にコツコツと継続することが、資産形成に成功するカギですよ。
③「先取貯金」を心がける
資産形成に失敗しない秘訣の一つは「先取貯金」です。
先取貯金とは、給料から貯金額を先に差し引いて残った金額で生活することを指します。
生活費の残金を貯蓄額としないため、毎月安定した金額を貯蓄や投資に回せますね。
貯蓄する癖がつくので、「先取貯金」を活用して家計をやりくりするよう日頃から意識しましょう!
先取貯金のしすぎで生活を苦しくしてしまうと、日々の楽しみがなくなりモチベーションの維持が難しくなります。
あくまで生活が苦しくない範囲での金額で、先取貯金をしていきましょう!
④生活費と明確に区別する
資金形成用の資金と生活費を混同しないよう、口座を分けてそれぞれ別に管理しましょう。
完全に分けることで、資金を投資に回しすぎて生活費が足りなくなるのを防ぎます。
または急な出費などで生活費が足りない際でも、資産形成用の資金を使い込んでしまわないようにできますね。
基本的に生活費は3カ月分の余裕を持った状態を保ち、資産形成用の資金を捻出するようにしましょう。
⑤資産形成・運用方法に関して適切な知識を学ぶ
20代から資産形成を始める人は、失敗しないためにも正しい知識を持つことが重要です。
正しい知識が身に付いていない場合、運用期間とリターンがマッチしない投資商品に投資してしまうことも…。
長期運用・少額投資・リスク分散といった、20代から始める資産形成のメリットを活かすためにも適切な知識や情報を常に学ぶことは大切です。
ネットやSNSから情報収集することは簡単になりましたが、良い情報だけをうのみにしないように気をつけてください。
金融商品や運用方法などはメリットだけでなく、デメリットもしっかり確認しましょう!
そのうえで自分に最適の運用方法や商品に投資してくださいね。
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【まとめ】20代の資産形成は「時間を味方につけて」とにかくチャレンジすることが大切
20代から資産形成を始めると、長期運用が可能になるので安定して資産を増やしていきやすいです。
資産形成のポイントは「時間を味方につけること」です!
資産形成にハードルを感じている人も多いですが、実際は誰にでも気軽に始められるものですよ。
なるべく早くから始めることで、複利に期待できますね。
万が一失敗したとしてもカバーしやすいのが、20代から始めるメリットでもあります。
興味がわいた時点で、とにかくチャレンジだと思って始めてみましょう!
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資産形成だけでなく家計管理などお金のことを総合的に学べるので、お金との上手な付き合い方が身に付きますよ。
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