せっかく作ったクレジットカードが財布の肥やしになっていませんか?
お金がなければ買い物はできませんが、クレジットカードを使えばクレジットカード会社が立て替えをしてくれます。現金支払で買い物をするとその場でお金を支払うことになります。
でも、クレジットカードを利用したら引落日まで支払う必要はありません。
クレジットカードを利用すれば、ポイントが貯まります。最近はポイント還元率を競うようにして有利なクレジットカードが発行されています。
現金で買い物をしてもクレジットカードのようにポイントは貯まりません。
でも、クレジットカードを使うメリットはポイントだけではありません。支払を引き延ばす効果があることを忘れていませんか?
2023年現在の情報になり、お申込みの際はご自身でご判断ください。
※本ページにはPRが含まれます。
リボ払いよりお得なボーナス払い
ボーナスが出たのにもう使っちゃったとぼやいている人はいませんか?でも、まだ買いたいものは残っていますよね。こんな時にお金がないからとあきらめていませんか?
無駄遣いは良くありませんが、どうしても必要なモノならいい方法があります。
クレジットカードのボーナス払いです。
利用できるお店は限定されていますが、手数料無料で最大8か月程度支払を伸ばせます。JCBを例に取ると、12月16日から翌年6月15日までにボーナス払いを指定すると、支払日は8月10日になります。
冬のボーナスを使い切っちゃったけど、まだ買いたいものがある人におすすめしたいクレジットカードの利用方法です。
ボーナス払いができるお店は限定されていますが、百貨店やブランドショップはたいてい利用できます。また、大手通販サイトでも利用できる店舗が多いです。
女性の方に人気の全身脱毛もボーナス払いができます。冬のうちにスタートすれば、夏にはすべすべの肌でどんな水着も恥ずかしくありません。
年末にはブランドショップで人気の新作が発表されることも多いです。
ボーナスで欲しいものを買った後に「しまった」と思った経験はありませんか?ボーナス払いを利用すればそんな後悔とも無縁です。
[acom]
ボーナス払いなら手数料はゼロ
ボーナス払いの最大のメリットは、手数料がゼロだという点です。
手数料は利用する店舗とクレジットカード会社が負担してくれます。持っているクレジットカードのほとんどでボーナス払いが利用できます。自分が持っているクレジットカードの限度額を確認してみるとわかるはずです。
ボーナス払いのもう一つのメリットは、支払日が延びる点です。
ボーナス払いまで半年以上ありますから、それまでの間に支払金額を分割して貯金すればいいのです。
買い物をした以上、支払をすることは当然です。でも、クレジットカードの支払日は毎月やってきます。給料には限度がありますから、あまりに短い期間では支払ができません。
このようにメリットが多いボーナス払いですが、クレジットカード会社の宣伝が今一つなので、知らない人が多いようです。
手数料なしで支払日を延ばすことができますから、給料から貯金をすれば支払も余裕できます。安心して欲しいものを買えますから、ボーナス払いは絶対おすすめです。
-
審査が甘いクレジットカードはある?初心者がつくりやすいカードを厳選紹介
限度額を確認しよう
とはいえ、ボーナス払いもクレジットカード会社が決めた限度額があります。この限度額を超えた利用はできません。
ボーナス払いの限度額は、たいていリボ払いの限度額と同じです。
信用があれば、リボ払いの限度額より多い場合もあります。
例えばJCBであれば、MyJCBで確認することができます。
MyJCBを見ると、一括払いの限度額やリボ払いの限度額とともにボーナス払いの限度額が表示されています。また、今までに利用した残額と利用可能額も表示されています。
ボーナス払いがあるからとお店に行っても、限度額オーバーだと恥ずかしいですよね。買い物をする前に確認することをおすすめします。
MyJCBなどのようなクレジットカード会社のネットサービスは、スマホからでも操作できます。外出前に自宅のパソコンで確認しなくても、電車の中とか、カフェで一息ついている時とかにも確認できます。
リボ払いには手数料が必要
これに対し、リボ払いを利用すると手数料が必要です。
手数料とはいえ、実際にはお金を借りた際の金利と同じです。JCBを例にとると、年利15%です。他のクレジットカード会社でもほとんど同じ割合の手数料を支払うことになります。
具体的にどのような計算になるかシミュレーションしてみましょう。
JCBのサイトにはリボ払いのシミュレーションサイトがあります。
12月16日に7万円の買い物をして、毎月1万円の支払をすると仮定しましょう。すると、翌年8月10日に支払が完了しますが、手数料の合計は3,321円になります。買い物をした金額の5%程度です。
高いなぁと思われるでしょう。
同じ買い物でボーナス払いを指定すれば、支払は8月10日に一括請求されます。もちろん手数料はゼロです。だからこそボーナス払いの価値があるのです。
リボ払いの15%という手数料率は、大手消費者金融のカードローン金利である年利18%よりは低いです。でも、支払わずに済む方法があれば、そちらを使いたいと思いませんか?
-
リボ払いって何?利率は?どんな支払い方法なのかを詳しく解説!損しないために知っておこう!
支払ができる上限は知っておこう
とはいえ、一つだけ忘れないで欲しいことがあります。
ボーナス払いにはクレジットカード会社が定めた限度額があります。しかし、その限度額の他にもう一つ限度額があります。
自分が次のボーナスまでに貯金をして支払ができる金額です。この金額が自分の限度額になります。
ボーナスが定期的に出る会社に勤めている人なら、その金額が自分の限度額です。ボーナスが出るかどうかわからないなら、ボーナス払いの支払日までに貯金できる金額が自分の限度額です。
支払日に支払ができないと、クレジットカード会社から督促されます。クレジットカードの利用も停止されます。
それだけではなく、自分の信用を落とされます。
クレジットカードの支払がきちんとされているかどうかは、信用情報機関というデータベースに毎月登録されています。
支払ができないと、そのように登録されてしまいます。自分が支払できる限度額を把握しておくことが大切です。
クレジットカード支払の仕組みを知っていますか?
いつも何気なく使っているクレジットカードですが、支払のルールをご存知でしょうか。
支払のルールを知っているだけで、一括払いでも支払日を引き延ばすことができます。
先ほど挙げたボーナス払いができるお店ばかりとは限りません。でも、支払のルールを知っているだけでボーナス支給日のかなり前にボーナスをあてにした買い物をすることができます。
締日と支払日の関係を知っていますか?
クレジットカードには締日があります。毎月決められた日を締日として、前月の締日翌日から締日までの利用代金を集計しているのです。
そして、締日に対応する支払日が決まっており、その日に自分の口座から引き落としがされます。
締日はクレジットカードによりまちまちですが、15日と月末が多いです。
そして、支払日は15日締日のクレジットカードは翌月10日、月末締日から翌月末日のことが多いです。
ただ、クレジットカードによっては締日をずらすことで個性を出そうとしているケースもありますし、締日と支払日の間を1か月以上開けていることもあります。
締日と支払日の間が長いほど、支払は遅くなりますから利用者としては支払代金の調達に余裕ができます。
また、給料日直後に支払日が来るクレジットカードであれば支払不能になる可能性が非常に低くなります。
このように締日と支払日の意味を知るとともに、自分が利用しているクレジットカードが何日になっているかを知ることが上手な利用方法だと言えます。
-
クレジットカードとは?後払いの仕組みや支払い方法について解説します
クレジットカードの買い物は締日翌日がベスト
ちょっと考えていただければわかると思いますが、買い物代金の支払日を少しでも遅らせようとしたら締日翌日に買い物をすることがベストです。
先ほど、ボーナス払いを利用しなくてもボーナスをあてにした買い物ができるという話をしました。ボーナス日直後に支払日が到来するクレジットカードを選び、その支払日に対応する締日の直前の締日翌日に買い物をすればいいわけです。
例えば、ボーナスが8月末に出るとした場合、月末が支払日のクレジットカードを選びます。月末が締日のクレジットカードなら前月末日が締日のことが多いため、8月末日支払の締日は7月末ということになります。
すると、7月1日以降の買い物はすべてボーナスで支払うことができるということになります。
ボーナスの2か月前から一括払いで買い物をしてもボーナス払いと同じ効果を得られます。
また、毎日の買い物も一工夫することで支払日を永遠に遅らせることができます。
15日締日と月末締日のクレジットカードを持ち、1日から15日は月末締日のクレジットカードを利用します。そして、16日から月末までは15日のクレジットカードを利用するのです。
このようにすることで、すべての買い物代金の支払を、最大1か月程度遅らせることができます。
クレジットカードの支払がきついなぁと考えている人は一度試してみてください。
最大1か月分のクレジットカード支払代金が留保されますから、資金繰りが随分と楽になるはずです。
支払日でクレジットカードを選んでみよう
クレジットカードを選ぶ際には、ポイント還元率が多いカードを狙うことが多いかもしれません。
しかし、支払日と給料日の関係はあらかじめ確認する必要があります。
給料日直前に支払日が到来するクレジットカードを利用していると、毎月のように支払日直前に残高不足にならないかとハラハラすることになります。先ほど述べたとおり締日をずらすことで資金繰りを改善することもできます。
クレジットカードの支払日を気にする人は案外少ないようですが、資金繰りを気にする自営業者の方はこの点を徹底しています。
また、クレジットカードの紹介サイトの中には、支払日ごとにクレジットカードを並べているケースもあります。
ポイント還元率も大切ですが、支払が遅れそうなためにリボ払いにスイッチしたり、支払日に消費者金融の即日融資を申し込んだりすることは避けたいでしょう。
また、クレジットカードの支払が期日より遅れると、自分の信用情報に登録されてしまいます。信用情報が劣化するのです。
新しくクレジットカードを作ることはないから大丈夫だと言われるかもしれませんが、クレジットカードには定期的に更新があることを忘れてはいけません。
更新してくれたとしても、信用情報の内容が悪ければ利用可能額を減額される可能性も否定できません。それでは使い勝手が悪くなってしまいます。
-
新社会人におすすめのクレジットカード3枚を完全ガイド!
だからデビットカードよりクレジットカードがお得
最近、銀行のキャッシュカードと一体化したデビットカードが増えています。
ポイントも付くことがあり、クレジットカードのように利用することができます。人によっては、即金支払の方が気持ちいいと考えている人もいるようです。
しかし、自分の口座に預金があることは一つの安心感につながります。確かに1か月から2か月後には支払が必要な資金です。ただ、その間は自分の口座残高として留保されます。
常に一定の金額が預金に滞留していれば、給料日前にちょっとお金が足らないという際に消費者金融やクレジットカードのキャッシングサービスを利用する必要がなくなります。
消費者金融もキャッシングサービスも利息が必要です。
クレジットカードの締日と支払日を調整するだけで、デビットカードのように買い物と同じタイミングで残高が減ることはありませんので、その点は安心ですが、お金を使っていることには変わりませんので、注意して使いましょう。
-
VISAデビットカード人気の理由!ポイントは?保険は?審査は?