クレジットカードでの決済手段として「リボルビング払い(リボ払い)」がありますが、いったいどんな支払い方法か詳しくご存知でしょうか?
リボルビング払いについて詳しく紹介していきます。
2023年現在の情報になり、お申込みの際はご自身でご判断ください。
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リボ払いとはどんな支払い方法?
リボ払いとは、月々の返済金額を一定にして分割でクレジットカードでのお買い物代金を支払っていく方法です。
例えば、5万円のお買物をリボ払いにしたとします。
月々の返済金額を5,000円に設定していた場合、5万円のお買物の元金は10ヶ月での返済になります。しかし、リボ払いは金利手数料がかかりますので、金利手数料を15%とした場合(元利定額リボルビング払いの場合)、返済総額は53,746円になりますので、11ヶ月目に3,746円を支払うことになります。
一度に5万円という大きな出費が無くなる代わりに3,746円の利息が付いてしまうということになります。
毎月の負担が少なくなりますので、上手に利用すれば非常に助かる決済方法といえますね。
リボ払いは実際は2種類の支払い方式があります。
- 元金定額リボルビング払い(ショッピングでのリボ払いで多い)
- 元利定額リボルビング払い(キャッシングのリボ払いで多い)
この2種類で月々の返済金額が変わってきますのでその違いを解説していきます。
元金定額リボルビング払い
クレジットカード会社によって異なりますが、ショッピングでリボ払いを選んだ場合にはこの「元金定額リボ払い」が適用されることが多いです。
月々の支払金額に半端な金額が設定されてしまいますが、利息も少し安くなります。
5万円のお買物を「元金定額リボルビング払い」で月々5,000円の支払いを設定した場合の目安表です。
支払月 | 残金 | 元金 | 金利手数料 | 支払金額 |
---|---|---|---|---|
1月 | 50,000円 | 5,000円 | 625円 | 5,625円 |
2月 | 45,000円 | 5,000円 | 562円 | 5,562円 |
3月 | 40,000円 | 5,000円 | 499円 | 5,499円 |
4月 | 35,000円 | 5,000円 | 437円 | 5,437円 |
5月 | 30,000円 | 5,000円 | 374円 | 5,374円 |
6月 | 25,000円 | 5,000円 | 312円 | 5,312円 |
7月 | 20,000円 | 5,000円 | 249円 | 5,249円 |
8月 | 15,000円 | 5,000円 | 187円 | 5,187円 |
9月 | 10,000円 | 5,000円 | 124円 | 5,124円 |
10月 | 5,000円 | 5,000円 | 62円 | 5,062円 |
元利定額リボルビング払い
元利定額リボルビング払いは、月々に設定した支払い金額に金利手数料も含まれる支払い方法になります。
残高スライド方式の支払いの場合も下記支払い方法に当てはまります。
月々の支払金額は設定した金額の通りになりますので、5,000円に設定した場合は、毎月きっちり5,000円です。この場合は先ほどの「元金定額リボルビング払い」より1回支払い回数が多くなります。
5万円のお買物を「元利定額リボルビング払い」で月々5,000円の支払いを設定した場合の目安表です。
支払月 | 残金 | 元金 | 金利手数料 | 支払金額 |
---|---|---|---|---|
1月 | 45,625円 | 4,375円 | 625円 | 5,000円 |
2月 | 41,195円 | 4,430円 | 570円 | 5,000円 |
3月 | 36,709円 | 4,486円 | 514円 | 5,000円 |
4月 | 32,167円 | 4,542円 | 458円 | 5,000円 |
5月 | 27,569円 | 4,598円 | 402円 | 5,000円 |
6月 | 22,913円 | 4,656円 | 344円 | 5,000円 |
7月 | 18,199円 | 4,714円 | 286円 | 5,000円 |
8月 | 13,426円 | 4,773円 | 227円 | 5,000円 |
9月 | 8,593円 | 4,833円 | 167円 | 5,000円 |
10月 | 3,700円 | 4,893円 | 107円 | 5,000円 |
11月 | 0円 | 3,700円 | 46円 | 3,746円 |
リボ払いで注意したいのは利用金額が増えていくこと
リボ払いは月々の負担を少なく設定できるため、本当に助かる支払い方法ではあるんですが、注意点がでてくる支払い方法でもあるんです。
例えば、1月に5万円のお買物をして、まだリボ払いの続いている5月に、また別のお買物で10万円をリボ払いにした場合、月々の返済金額は5,000円のままですが残金が大きく増えてしまうことになりますね。
そうすると支払い回数が伸びてしまうために、金利手数料負担が大きくなってきてしまう点ですね。
いろんなお支払をリボ払いにすると返済期間がどんどんながくなって、スゴイ金額の金利手数料を支払うことになってしまいます。
実際にリボ払いを多く使っていると、月々の返済額が一定のため自分がいくらの借金を背負っているのかが分かりにくなり、未払いの返済金があるという金銭感覚がくるってしまうということにもなりかねません。
月々の返済に無理がない分、多く返済できる月には積極的に多めに返済を行い、支払い回数を減らして早めに元金を減らしていきましょう。
リボ払いでのお買い物等を続けていると浪費癖が付いてしまい、金銭感覚がくるってしまい、またいよいよ支払い回数の多さに気づいた時には、生活のグレードをすぐには落とせないような感覚に落ちいってしまっている場合もあります。
リボ払いはあくまでも借金である事を理解して、必要に応じてきちんと考えながら利用する事が一番大事です。
リボ払いでのお買物が、借金地獄や多重債務の状態への入り口になった方も多くいるのです。
リボ払い専用カードだけど月々の支払金額を自由に決められるおすすめのクレジットカード「セディナカードJiyu!da」
セディナカードJiyu!daは、余裕がある月は、いつでも毎月の支払いに加えて「よゆう払い」というシステムで自由に支払い金額を増額する事ができる、おすすめのクレジットカードです。
セディナカードJiyu!daに入会時に、月々のお支払金額を5,000円以上5,000円単位で設定できます。
お支払の時余裕がある月は翌月の支払金額を1,000円単位で増額できるようになっています。
ショッピング金額 = 月々のお支払(毎月27日) + 余裕払い(余裕がある時) + 手数料・利息
この支払方法であれば、雪だるま式にリボ払いの支払い回数が増えるのを簡単に防げるので、普段はお支払は1回払いという方でも予備で1枚持っておくと、いざという時に助かりますね!
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まとめ
リボ払いは上手に利用すれば、本当に助かる支払い方法です。巷では怖い話ばかりが先行してしまって、イメージでリボ払いの利用をかたくなに避けている方もいらっしゃいますが、しっかり予備知識を頭にいれておけば全く怖いことはない支払い方法ですよ。
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