JCBカードW plus Lは女性に嬉しい特典がたくさんあるクレジットカードですが、デメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
JCBカードW/plus Lは、18歳から39歳までの対象者に特化したJCB直営のクレジットカードで、さまざまなサービスを提供しています。
このカードの最大の魅力は年会費の永久免除と、購入金額に応じた高いポイント還元率にあります。
これにより、JCBのカードラインナップの中でも、特に支持を集めているのが特徴です。
ただし、利用できる年齢に制限がある点や、一部の海外の店舗では使用が制約される場合ある点などは、考慮すべデメリットといえます。
今回の記事ではこうしたJCBカードW plus Lのデメリットについて詳しく解説します。
あわせてメリットや他のカードとの比較点なども解説するので、ぜひ最後まで目を通してください。
※当記事は2024年現在の情報になります。
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JCBカードW plus Lの基本情報
年会費 |
|
---|---|
還元率 | 1.0%~5.5% |
国際ブランド | JCB |
申し込み条件 | 18歳以上39歳以下で本人または配偶者に安定した継続収入のある方 または18歳以上39歳以下で学生の方(高校生を除く) |
旅行保険 | 海外旅行傷害保険:最高2,000万円(海外) ショッピングガード保険:最高100万円(海外) |
追加カード | ETCカード/QUICPay/家族カード |
設定可能な決済サービス | Apple Pay/Google Pay |
ポイント名 | OkiDokiポイント |
その他 | 女性特有の疾病に備える医療保険あり |
JCBカードWとよく似たクレジットカードに「JCBカードW plus L」があります。
JCBカードW/plus Lは、18歳から39歳までの若い層を対象にした、年会費永年無料のクレジットカードです。
このカードはJCBのオリジナルシリーズの一部で、インターネットからの入会が条件となっています。
特に注目すべきは、ポイント還元率です。
通常のJCBカードと比較して、還元率が1.0%と高く設定されており、特定の利用では最大5.5%まで上昇します(※条件による)。
これは、JCB PREMOまたはnanacoポイントに交換した場合の数値です。
また、このカードは家族カードやETCカードの発行も無料で、QUICPayの利用や、Apple Pay、Google Payへの登録が可能です。
これにより、スマートフォンを使った簡単でスピーディな決済がおこなえます。
保険面においては、海外旅行傷害保険が最高2,000万円、海外ショッピング保険が最高100万円の補償を提供されています。
また、「plus L 限定 女性疾病保険」など女性向けの特典も充実しており、会員限定の豪華プレゼントが当たるイベントなど、ユーザーを飽きさせない仕組みが充実しているクレジットカードです。
\ JCB CARD W plus L /
JCBカードW plus Lの主なデメリット3選
JCBカードW plus Lは若い世代に向けた魅力的な特典を多数用意していますが、一方でいくつかデメリットもあります。
メリットだけに目を向けると、利用前と利用後でギャップを感じる恐れがあるので、良い点と悪い点の両方に目を向けましょう。
この記事では特に注意したいデメリットとして、以下の3点を解説します。
JCBカードW plus Lの主なデメリット3選
- 申し込みの年齢制限の問題
- JCBスターメンバーズ非対象
- 海外旅行時の決済力
①申し込みの年齢制限の問題
JCBカードW/plus Lが特に若い層にアピールする一方で、加入資格が18歳から39歳という年齢制限により、一定の層以上には閉ざされている点が大きなデメリットです。
この年齢制限は、新しい顧客層を獲得するための戦略的な制約とはいえ、40歳以上の広い世代が申し込めない点は不便といえます。
とはいえ、40代以降の方におすすめなクレジットカードは、JCBカードW plus L以外にもたくさんあります。
詳しくは以下の記事を参照してください。
40代の方におすすめのクレジットカードを厳選して紹介しています。
また、JCBカードW plus Lは一度カードを取得すれば年齢を重ねても利用を継続でき、追加の年会費が課されることはない点も覚えておきましょう。
②JCBスターメンバーズ非対象
JCBスターメンバーズという特典プログラムから除外されている点も忘れてはならないデメリットです。
JCBスターメンバーズは、集計期間の使用額に応じてさらにポイント還元率が上昇する魅力的なシステムですが、JCBカードW plus Lは、JCBスターメンバーズに対応していないクレジットカードです。
そのため、集計期間中の合計利用額がいくら多くても、JCBスターメンバーズによるボーナスポイントは付与されません。
しかし、この点だけを見てJCBカードW plus Lへの申し込みを止めてしまうのは考えものです。
JCBスターメンバーズによるボーナスポイントの対象外である点は一見すると大きな損失に思えますが、JCBカードW plus L自体の基本還元率が高いため、実際にはスターメンバーズ制度の恩恵を受けなくても、十分なポイントを獲得できます。
優待店などを活用すれば、JCBスターメンバーズのボーナスポイントを利用しなくても、十分大量のポイントを獲得できるので賢く使いたいところです。
③海外旅行時の決済力
海外での利用に際しては、JCBカードW plus Lの利用がしづらい場合がある点もデメリットです。
VisaやMastercardなどの大手国際ブランドと比較した場合、加盟店の数や地理的な受け入れ範囲が狭いため、決済にJCBカードW plus Lを使用できない場合があります。
海外旅行中にJCBカードW plus Lが利用できない事態に備え、別ブランドのクレジットカードを併用するなどの対策が必要となり、ユーザーにとっては手間がかかるケースがあります。
とはいえ、JCBは日本が世界に誇る有名な国際ブランドです。
台湾や韓国、香港などアジア圏ではJCBに加盟している店舗はたくさんあります。
また、グアムやサイパン、ハワイなど日本人に人気の海外旅行先でも、JCBが使えるお店は多いです。
今後も世界中でJCBの加盟店が増えていくことが予想されます。
デメリットだけじゃない!JCBカードW plus Lのメリット5選
上ではJCBカードW plus Lのデメリットを解説しました。
一方で、JCBカードW plus Lにはデメリット以上のメリットもたくさんあります。
デメリットだけに目を向けていては、利用する気にはなりませんよね。
きちんとメリットにも注目して、JCBカードW plus Lのポテンシャルをチェックしてください!
今回の記事では特に大きなメリットとして、以下の5点を詳しく解説します。
デメリットだけじゃない!JCBカードW plus Lのメリット4選
①年会費無料で高還元率
②特典豊富なポイントサービス
③セキュリティと便利性の両立
➃女性向けの特典とサポート
⑤最短5分でのスピード発行
①年会費無料で高還元率
JCBカードW plus Lは、年会費永年無料でありながら、還元率が1.0%と高い点が大きなメリットです。
カード利用で通常の1,000円ごとに2ポイント(JCB通常カードは1ポイント)獲得でき、特に高い利用額を必要とせず、少額でも効率的にポイントを貯められます。
貯まったポイントは、キャッシュバックやギフト券、マイルへの交換など、用途も多岐にわたります。
②特典豊富なポイントサービス
さらに、JCBカードW plus Lでは、特定の加盟店での利用時にボーナスポイントが得られるなど、ポイントサービスが特に充実しています。
例えば、スターバックスで10倍、Amazonで3倍のポイント還元が受けられるなど、頻繁に利用する店舗でのポイント獲得量が大幅にアップします。
賢く活用すればザクザクとポイントを貯められるので、ポイントを貯めるための工夫のしがいも大きいです。
③セキュリティと便利性の両立
JCBカードW plus Lはナンバーレスデザインの採用により、カード番号が表面に記載されていません。
そのため、不正利用のリスクを低減しつつ、カードのセキュリティを高められます。
もちろん、カード番号を記載したJCBカードW plus Lも発行できます。
用途やニーズに応じて使い分けましょう。
➃女性向けの特典とサポート
JCBカードW plus Lは、女性に特化したサービスが多数用意されています。
女性特有の疾病をカバーする医療保険や、美容・ファッション関連の優待サービスなど、女性のライフスタイルに合わせた手厚いサポートが受けられる点も魅力です。
そもそもJCBカードW plus Lは、女性をターゲットにしたクレジットカードです。
基になっているJCBカードWのスペックも高いですが、それに加えて女性向けの特典が多く追加されているJCBカードW plus Lは、まさに女性にとって嬉しいクレジットカードといえます。
他のJCBカードとJCBカードW plus Lとの違い
では、JCBカードW plus Lは他のJCBカードとどのような点に違いがあるのでしょうか。
ここではJCBカードW plus Lの基になっている「JCBカードW」に加え、「JCB一般カード」との違いを解説していきます。
以下の表を見てください。
JCBカードW plus L |
JCBカードW |
JCB一般カード |
|
年会費 | 永年無料 | 永年無料 | 1,375円 ※初年度年会費無料 |
申し込める年齢 | 高校生を除く18歳~39歳 | 高校生を除く18歳~39歳 | 学生を除く18歳以上 |
還元率 | 1.00% | 1.00% | 0.5%〜5.0% |
旅行保険 |
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追加カード |
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デザインの種類 | 3種類 | 1種類 | 2種類 |
女性向け特典 | ◎ | 〇 | 〇 |
JCBカードW plus Lは、特に若い層や初めてクレジットカードを持つ人々に適したエントリーレベルのカードです。
このカードの大きな利点は、永年無料の年会費と1.0%のポイント還元率です。
日常的な購入で効率的にポイントを貯められるので、ポイントを多く獲得したい方に向いています。
一方海外旅行保険のカバー面では限定的で、国内旅行保険のカバーはありません。
対してJCB一般カードは、国内旅行・海外旅行ともに、最高3,000万円までの保険が付帯しているので、旅行や出張が頻繁にある方におすすめですが、JCBカードW plus LやJCBカードWと比べると、還元率は低めです。
また、JCBカードW plus Lには女性特有の病気を保障する医療保険に、リーズナブルな価格で加入できるというメリットもあります。
JCBカードWは、JCBカードW plus Lに付帯されている女性向けの特典がついていませんが、還元率や旅行保険などの、基本的なスペックは変わりません。
これらの違いから、JCBカードW plus LとJCBカードWは日常的な使い勝手とコストパフォーマンスを重視するユーザーに適しており、JCB一般カードは40歳を迎えている方や、旅行や出張が多い方におすすめといえます。
\ JCB CARD W plus L /
JCBカードW plus Lの審査難易度
JCBカードW plus Lを考える上では、審査についても気になりますよね。
結論からいうと、JCBカードW plus Lmp審査ハードルに関しては、明確に高いとも低いとも断言できません。
というのも、全てのクレジットカード会社が審査基準を厳重な機密事項として取り扱っており、明確な審査基準が公表されていないためです。
従って、一般の人々がJCBカードW plus Lの審査の難易度を正確に判断するのは不可能といえます。
とはいえ、審査にアプローチする際のポイントはあります。
まずはクレジットヒストリーを清潔に保ち、安定した収入がなければなりません。
他にも具体的なアドバイスとして、次の点に注意してください。
JCBカードW plus Lの審査に通るポイント
- 虚偽の情報を提供しないこと。
- 信用記録に傷をつけないようにすること。
- 他のクレジットカードでの借入れがある場合は、返済を完了してから申し込むこと。
- 複数のクレジットカードに同時に申し込まないこと。
これらのポイントを押さえることで、審査に臨む準備が整います。
特に申し込み情報の正確さは非常に重要です。
虚偽の申告が発覚した場合、カード発行が拒否される可能性が高くなるだけでなく、将来的な信用情報に影響を及ぼしかねません。
また、以前の金融履歴に問題がある場合、審査のネガティブ要因となりやすいので注意しましょう。
返済履歴、特に遅延情報などは、審査時に重要視される要素です。
さらに、「金銭的に困窮している」とみなされる可能性があるため他のクレジットカードへの申し込みを同時期におこなうのは避け、一つの申し込みに集中してください。
JCBカードW plus Lがおすすめな人3選
ここまでJCBカードW plus Lのデメリットやメリットを中心に解説しました。
これらの内容を踏まえて、JCBカードW plus Lがどのような方におすすめなクレジットカードなのか考えましょう。
JCBカードW plus Lがおすすめな方
- 年齢18〜39歳の女性
- 初めてのクレジットカードを作る方
- オンラインショッピングをよく利用する方
①年齢18〜39歳の女性
JCB CARD W plus Lは、特に18歳から39歳までの女性に最適です。
このカードは女性特有のニーズに焦点を当てており、女性特有の疾病に備える医療保険や特別な特典が用意されています。
女性向けのプロモーションや毎月の特典更新は、この年齢層の女性にとって特に魅力的な点です。
②初めてのクレジットカードを作る方
初めてクレジットカードを作る若者や学生にも、JCB CARD W plus Lはおすすめです。
年会費が無料でポイント還元率も高いため、カードの維持が低コストで済みます。
特に、海外旅行保険やショッピング保険が付帯している点は、海外経験に出かけたい方に心強いです。
③オンラインショッピング愛好者
Amazonや他のオンラインショップを頻繁に利用する人にとっても、JCBカードW plus Lはよい選択です。
JCBオリジナルシリーズパートナーでの購入時には、通常よりも高いポイントが付与され、賢く節約しながらお買い物ができます。
JCBカードW plus Lについてよくある質問
次に、JCBカードW plus Lについて聞かきかれる質問について、一問一答形式で回答していきます。
今回は以下の4つの質問をピックアップしました。
JCBカードW plus Lについてよくある質問
- 年会費は無料ですか?
- 特典としての女性疾病保険はどのようなものですか?
- ポイントサービスはどのように利用できますか?
- カードの申込み資格はありますか?
- JCBカードW plus Lには男性も申し込めますか?
Q.年会費は無料ですか?
A.無料です。
JCBカードW plus Lは、年会費が永年無料です。
39歳までに申し込みをされた場合、40歳以降も年会費が無料となります。
維持費がかからないので、カードを長期的にお得に利用したい方に特に魅力的です。
Q.特典としての女性疾病保険はどのようなものですか?
A.乳がんや子宮頸がんなど、女性特有の疾病に備える医療保険です。
JCBカードW plus Lのユーザーは、女性特有の疾病に対する保険に加入できます(要別途保険料)。
これには、特定の女性向けの病気やケガをカバーする保険が含まれており、万が一の際に安心していただける内容となっています。
Q.ポイントサービスはどのように利用できますか?
A.支払いや景品の交換など、さまざまなシーンで活用できます。
Oki Dokiポイントは、ショッピングや旅行などでの支払いに利用した際に貯まります。
貯まったポイントは、キャッシュバックやパートナー店での支払い、マイルへの交換、さらにはギフトカードなどにも利用できるなど、活用の幅が広いです。
Q.カードの申込み資格はありますか?
A.高校生を除く18歳~39歳までで、安定的な収入がある方が対象です。
信用情報にキズがついていると、たとえ申し込み資格を満たしていても審査に落ちる可能性があるので注意しましょう。
Q.JCBカードW plus Lには男性も申し込めますか?
A.申し込めます。
JCBカードW plus Lは女性に嬉しい特典がたくさん用意されているクレジットカードではありますが、女性限定のカードではありません。
そのため、男性であっても申し込み資格さえ満たしていれば、申し込み申請ができます。
まとめ~JCBカードW plus Lはデメリット以上のメリットがある~
今回はJCBカードW plus Lのデメリットについて、メリットやサービス内容なども踏まえながら解説しました。
JCBカードW plus Lは、特に若い女性に向けた魅力的なサービスを多数備えたクレジットカードで、デメリットをカバーできるだけのメリットがあります。
年会費の無料さは、維持コストを気にせずに利用できる大きな利点です。
また、1.00%という高いポイント還元率は、日常のさまざまな購入で実質的な還元を受けられ、財布にやさしい特典といえます。
さらにJCBカードW plus L独自の月替わり特典やプレゼントは、持っているだけでうれしいサプライズが期待できます。
このようにJCBカードW plus Lは、デメリットを十分カバーできるだけの多くのメリットがあるクレジットカードです。
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