クレジットカードを選ぶ基準には「ポイント還元率」や「付帯サービス」など、さまざまな点がありますが、コスパやサービス内容など自分に合ったものを使いたいと思うはずです。
特に、女性の方にとってはクレジットカードに女性向けのサービスがあるとより嬉しいですよね。
そこで今回は人気の高い2枚のクレジットカード「JCB CARD W plus L」「イオンカード」を徹底比較していきます。
ポイント還元率や付帯保険、女性向けサービスといったサービス面やマイナポイントに関する比較も行っていくので参考にしてみてください。
2023年現在の情報になり、お申込みの際はご自身でご判断ください。
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JCB CARD W plus Lとイオンカードの基本情報
JCB CARD W plus L | 比較項目 | イオンカード(WAON一体型) |
無料 | 年会費 | 無料 |
18歳以上39歳以下 (高校生を除く) |
申込資格 | 18歳以上 (高校生を除く) |
JCB | 国際ブランド | VISA・JCB・Mastercard |
Oki Dokiポイント | ポイント | WAON POINT WAONポイント |
1.0~5.5% | ポイント還元率 | 0.5% |
海外:2,000万円(最高) 国内:- |
旅行保険 | 海外:- 国内:- |
QUICPay | 電子マネー | WAON イオンiD |
〇 | Apple Pay Google Pay |
〇 |
〇 | ETCカード | 〇 |
〇 | 家族カード | 〇 |
・LINDAリーグ ・女性疾病保険 ・お守りリンダ |
その他サービス | ・券種によって付帯サービスが異なる |
ー | マイナポイント | 〇 |
JCB CARD W plus L、イオンカード いずれも年会費無料のクレジットカードです。
JCB CARD W plus Lは、申込資格18歳以上39歳以下に定められており、若い方向けのカードであることがわかります。
利用できる国際ブランドにも違いがあり、JCB CARD W plus Lは「JCB」のみしか選べません。
ポイント還元率については、他社ポイント換算で見るとJCB CARD W plus Lの上です。
JCB CARD W plus Lには海外旅行保険も付帯しています。
電子マネー機能については両方とも充実しており、ETCや家族カードにも対応しています。
その他、付帯サービスについても両者で特徴が異なるようです。
では、それぞれの項目について詳しく比較していきましょう。
\ JCB CARD W plus L /
\ イオンカード /
ポイント還元率は?JCB CARD W plus Lの方が優秀
JCB CARD W plus L | 比較項目 | イオンカード(WAON一体型) |
Oki Dokiポイント | ポイント | WAON POINT WAONポイント |
1.0~5.5% | ポイント還元率 | 0.5% |
提携店で2倍~10倍 | 追加ポイント | イオングループの対象店で2倍 |
両カードのポイント還元率について、通常時とボーナス時を含めた比較を行っていきます。
まず、通常のJCBカードだと還元率は1,000円あたり1Oki Dokiポイント(※他社ポイント換算3~5ポイント)となっていますが、JCB CARD W plus Lだと常時還元率が2倍になるので0.6~1.0%の還元率を実現しています。
さらに、新規入会から3ヶ月間は追加でポイント還元率が4倍になりますし、セブンイレブンやスターバックス、Amazonなどの提携店でお買い物をするとボーナスポイントも付与されます。
通常時のポイント還元率も高く、利用頻度の高いお店でのボーナスポイントも充実しているため、還元率に関してはかなりのスペックを誇っているといえるでしょう。
次に、イオンカードについてですが、こちらは通常時のポイント還元率が200円あたり1WAON POINTの0.5%となっています。
付帯電子マネーのWAONを使った時も0.5%のWAONポイントが貯まるのみと還元率に関してはあまり優れていません。
ただ、イオングループでの対象店舗でお買い物をする場合には、還元率が通常の2倍の1.0%になります。
日常的なお買い物でイオングループのお店を使う方にとっては、ポイント還元率の高いカードといえるでしょう。
\ JCB CARD W plus L /
\ イオンカード /
付帯保険は?JCB CARD W plus Lの方が優秀
JCB CARD W plus L | 比較項目 | イオンカード(WAON一体型) |
海外:2,000万円(最高) 国内:- |
旅行保険 | 海外:- 国内:- |
利用付帯 | 付帯タイプ | ー |
海外:100万円(最高) 国内:- |
ショッピング保険 | 海外:-50万円(最高) 国内:-50万円(最高) |
クレジットカードに付帯している旅行保険やショッピング保険について比較をしていきます。
JCB CARD W plus Lでは、海外旅行保険最高2,000万円に加えて、最高100万円のショッピング保険が付帯しています。
国内向けの保険はありませんが、年会費無料のクレジットカードとしては充実しています。
海外旅行や出張などの機会が多い方にとっては、持っておくだけで安心できる保険内容といえるでしょう。
ただし、こちらの旅行保険は、交通費やツアー費用などをJCB CARD W plus Lで支払ったときのみ適用される「利用付帯」なので注意しましょう。
イオンカード(WAON一体型)には、ショッピング保険が付いていません。
あくまで日常利用向けのクレジットカードとして認識しておきましょう。
\ JCB CARD W plus L /
\ イオンカード /
女性向けサービスは?JCB CARD W plus Lの方が充実している
JCB CARD W plus L | 比較項目 | イオンカード(WAON一体型) |
・LINDAリーグ ・女性疾病保険 ・お守りリンダ |
女性向けサービス | ・女性向けサービスの優待割引 ※TGC CARDのみ |
女性向けの特化したサービス内容を比較していきます。
JCB CARD W plus Lは、女性向けをコンセプトに作られたクレジットカードでもあるため、さまざまな追加サービスが付帯しています。
「LINDAリーグ」では、エステやファッション、ネイルといった美容サービスの優待特典が利用できます。
さらに、女性特有の疾病による入院や手術費用を手厚くサポートしてくれる保険に加えて、選べる4つプランの保険「お守りリンダ」も付帯しています。
優待サービスも非常に魅力的ですし、保険についても手頃な掛金で充実した内容となっています。
一方、通常デザインのイオンカードでは、女性向けのサービスは付帯していません。
しかし、TGC CARDに関しては、イオンシネマ※、エステ、エンタメ、グルメなどの優待割引が利用できます。
\ JCB CARD W plus L /
\ イオンカード /
※パソコン・スマートフォンのブラウザより「暮らしのマネーサイト」ログイン後、イオンシネマ「ご優待販売専用サイト」より、シネマチケットをご購入いただいた方が対象となります。劇場窓口でのご購入は対象外となりますのでご注意ください。
※お一人あたりの購入枚数は年間 30 枚までとなります。
※イオンシネマ以外の映画館(沖縄・九州南部など)では使用できません。
※沖縄県、九州南部、奈良県、富山県、山梨県など 『 イオンシネマ 』 が無い地域がございます。事前にお近くの 『 イオンシネマ 』 の所在地をご確認ください。
マイナポイントは?イオンカードの方が優秀
JCB CARD W plus L | 比較項目 | イオンカード(WAON一体型) |
ー | マイナポイント | 〇(追加で最大2,000ポイント) |
2020年9月1日から始まった「マイナポイント事業」。
対象のキャッシュレス決済の利用またはチャージに対して、25%の還元(上限5,000円分)が付与されます。
さらに、サービスによっては追加ポイントのキャンペーンを実施しているところもあるので、注目しておくといいでしょう。
しかし、JCB CARD W plus Lを含むJCBグループのクレジットカードはマイナポイント事業には参加していません。
使うだけで25%還元が受けられる魅力的なイベントに参加できないのでは非常にもったいないですね。
ただし、JCB CARD W plus Lでは、現在新規入会特典としてApple Pay・Google Payでの利用を対象に20%還元(最大5,000円)のキャンペーンを実施しています。※2020年12月31日まで。
還元ポイント数としてはマイナポイントと同額になっているので、こちらを利用するのもいいでしょう。
イオンカードでは、マイナポイント事業に参加しているため、25%還元(上限5,000円分)がきっちりもらえます。
さらに、WAON機能付きのイオンカードでショッピング利用を行うと、上記のポイントに加えて、10%の追加還元(最大2,000ポイント)ももらえます。
マイナポイント事業での5,000ポイントに加えて、追加特典の2,000ポイントで期間中合計7,000ポイントがもらえるチャンスです。
マイナポイント事業に関する充実度では、イオンカードが圧倒的に上なので、これから加入される方にはおすすめです。
\ JCB CARD W plus L /
\ イオンカード /
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電子マネー機能は?どちらも一緒
JCB CARD W plus L | 比較項目 | イオンカード(WAON一体型) |
QUICPay | 電子マネー | WAON イオンiD |
〇 | Apple pay Google Pay |
〇 |
クレジットカードの利便性を考えると、クレジット機能だけでなく付帯する電子マネーについても見ておく必要があるでしょう。
JCB CARD W plus Lでは、ポストペイ型の電子マネー「QUICPay」に対応しています。
ただし、クレジットカード一体型ではなく、追加カードという形での発行となります。
また、Apple PayやGoogle Payに登録して、QUICPayとして利用することもできます。
イオンカードには、チャージ型の電子マネー「WAON」が付帯しており、こちらはクレジットカード一体型となっています。
さらに、Apple Payに登録すれば電子マネーiDとして、Google Payに登録すれば電子マネーWAONへのチャージなどに利用できます。
また、おサイフケータイ機能を利用した「イオンiD」が使えるなど、幅広い電子マネーへの対応が見られます。
\ JCB CARD W plus L /
\ イオンカード /
まとめ
「JCB CARD W plus L」と「イオンカード」の2枚を比較していきました。
結論をまとめると以下のようになります。
- ポイント還元率にこだわる人は…「JCB CARD W plus L」がおすすめ!
- 付帯保険にこだわる人は…「JCB CARD W plus L」がおすすめ!
- 女性向けサービスが必要な人は…「JCB CARD W plus L」がおすすめ!
- マイナポイント事業の還元がほしい人は…「イオンカード」がおすすめ
マイナポイント事業は確かに注目すべきイベントではありますが、期間限定でもあるため長い目で見れば「JCB CARD W plus L」の方がスペック的に優れているといえるでしょう。
「JCB CARD W plus L」には、20%還元の新規入会特典もあるので、そちらでカバーすることもできます。
両カードの特徴をしっかりと抑えた上で自分に合うクレジットカードを選んでみてください。