クレジットカード

ブラックカードの審査とは?持ってる人の条件や年収・メリットについて解説

ブラックカードの審査は厳しい?年収いくらで持てるの?

「ブラックカードを持ちたいけど審査が厳しそう…」

「ブラックカードが発行できる年収はいくらなのか知りたい」

「ブラックカードの審査で見られるポイントを知りたい」

ブラックカードといえば高いステータス性があるイメージですが、申請にあたっては上のような思いを持っている方もいることでしょう。

この記事ではブラックカードの審査の難易度や、ブラックカードの審査で見られるポイントなどを解説します。

このページで分かること

  • ブラックカードの審査の難易度
  • ブラックカードの審査で見られるポイント
  • おすすめのブラックカード
  • ブラックカードの審査・発行に当たって押さえるべきQ&A
ブラックカードに興味のある方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

※当記事は2023年現在の情報になります

※本ページにはPRが含まれます。

目次

そもそもブラックカードとは?

そもそもブラックカードとはどのようなカードをいうのでしょうか。

ブラックカードとは、クレジットカードの優良利用者に対して、クレジットカード会社が利用を薦める、特別なクレジットカードのことです。

一般的には、プレミアムカードやエリートカードとも呼ばれ、通常のクレジットカードでは受けられないさまざまなサービスを提供してくれます。

ここでは一般的なブラックカードの特徴を以下の3つにまとめ、それぞれ詳しく解説します。

一般的なブラックカードの特徴

  • 高い年会費と厳格な審査条件
  • 豪華な特典とサービス
  • 高い信用度の象徴

高い年会費と厳格な審査条件

ブラックカードの特徴として、年会費は一般のクレジットカードよりも高額であるケースが多く、入会には高い収入や優れた信用スコアなどの条件を満たす必要があります。

この高額な年会費は、一般の利用者よりも高い収入層や特定の社会的地位を持つ人々を対象にしています。

また、厳格な審査条件も特徴の一つです。

ブラックカードを取得するには、信用スコアや収入などの要件を満たす必要があります。

このような厳しい審査条件により、ブラックカードは限られた数の人々にのみ提供される特権となっているのです。

ブラックカードの高い年会費と厳格な審査条件は、一般のクレジットカードとは異なる特別な存在であり、一定の社会的地位や成功を象徴するものとされています。

ただし、これらの条件を満たすだけではなく、高額な年会費に見合うような利用やメンテナンスが求められるため、積極的かつ継続的な利用が重要です。

豪華な特典とサービス

ブラックカードの特徴の一つとして、豪華な特典とサービスが挙げられます。

所有者は、一般のクレジットカード利用者とは比べものにならないような特典やサービスを享受することができます。

例えば、専用のコンシェルジュサービスが提供されたり、高級ホテルやレストランでの特別待遇を受けられたりといったサービスです。

また、特別なイベントへの招待やプライベートなVIPルームの利用、ラグジュアリーブランドのショッピング優待など、さまざまな特典が用意されています。

旅行関連の特典として、空港ラウンジへのアクセスや優先チェックイン、ホテルのアップグレードなどが提供される場合もあるなど、旅行が趣味の方にも嬉しいサービスもたくさんあります。

こうした豪華なサービスや特典は、クレジットカードの優良利用者だけに許された特権です。

高い信用度の象徴

高い信用度の象徴となる点も見逃せません。

ブラックカードの所有者は、通常のクレジットカード利用者よりも優れた信用度を持っていると見なされます。

ブラックカードの取得には厳格な審査が行われ、所得や信用履歴などの要素が総合的に評価されます。

その結果、ブラックカードの所有者は社会的にも財政的にも信用度が高く、安定性が認められていると見なされるのです。

高い信用度は、所有者にとってさまざまな利点をもたらします。

例えば、より高いクレジット枠を享受することができたり、優れた金利条件で借り入れができるケースも多いです。

また、ブラックカードの所有者は、金融機関や取引先との関係構築においても優位に立つことができます。

信頼性や財務力が高いと見なされるため、特別なサービスや優遇を受けることができる場合があります。

ブラックカードの審査は厳しい?

上で解説した通り、ブラックカードには通常のクレジットカードとは違った豪華な特典やメリットがあります。

ではブラックカードの審査は、やはりそれなりに厳しいのでしょうか。

結論からいうと、ブラックカードの審査基準はどのクレジットカード会社もトップシークレット級の機密として扱っているため、一概に「厳しい」「甘い」と判断できません

ただし、ブラックカードはクレジットカードの優良利用者のみに発行の機会が与えられる特別なカードです。

そのため、一般的なクレジットカードの審査よりも、審査基準が厳しいケースもあります。

審査を通過してブラックカードを発行できる人の年収はいくら?

ブラックカードの審査基準は明確にされてはいませんが、1つの目安となる要素が、利用者の年収です。

年収が高ければ高いほどクレジットカード会社からの信頼を得やすいので、ブラックカードを発行できる可能性も大きくなります。

ただし、どのクレジットカード会社も「〇〇円以上の年収でブラックカードを発行します」とは公表していません。

そのため、具体的な数字は出せないのが現状です。

一般的に、ブラックカード発行に必要な年収は1,000万円以上というのが1つの目安とされています。

ただし、利用実績が短かったり高額決済が少なかったりすると、高年収を稼いでいる場合でもブラックカード発行できないケースが多いです。

次の見出しでは、ブラックカードを発行できる人の特徴を解説するので、参考にしてください。

審査を通過してブラックカードを持っている人の条件

上で解説したように、ブラックカードの審査基準が明確にされていない以上「この条件さえ満たせばブラックカードが発行される」といったように、明確な線引きはできません。

ただし、以下のような方であるほどブラックカードを発行できる可能性が高くなります。

ブラックカードを発行しやすい人とは?

  • 高年収を得ている
  • 年間の利用額が大きい
  • 支払いの滞納や延滞がない
  • 長期間のカード利用実績がある

高年収を得ている

年収は、ブラックカードの発行に関わる重要な要素です。

後ほど解説するように、ブラックカードは年会費が高額であったり、年間の利用額が大きい事が審査基準として見られやすいです。

そのため、年収が高ければ高いほど返済能力も高いとみなされ、ブラックカードの審査に通りやすくなります。

クレジットカードの年間利用額が大きい

年間の利用額が大きいこともブラックカードのインビテーションを受ける上で重要なポイントです。

具体的な基準や金額は明確にされていませんが、年収が高くない方でも、クレジットカードの年間利用額が多い場合、カード会社からブラックカードのインビテーションを受ける可能性があるといわれています。

カード会社は、年間利用額が大きいカード会員に対して、特典や優遇措置を提供することで顧客の満足度を高め、より利用を促そうとするのです。

しかし、年間利用額のアップは、十分な収入や支出の計画、賢いカードの活用が必要で口でいうほど容易ではありません。

ブラックカードのインビテーションを受けるためには、高い信用度や経済的な安定性だけでなく、カードの利用状況も重視されます。

一度に多額な買い物をするよりも、コツコツと堅実な買い物を続けた方が、クレジットカード会社に信頼感を植え付けやすい場合もあるので、財政状況などをよく考慮して利用しましょう。

ただし、ブラックカードは特別なカードであり、発行にはカード会社の基準や条件があります。インビテーションを受けるかどうかは個別のケースにより異なるため、絶対的な条件は不透明な点に注意してください。

クレジットカードの支払い滞納や延滞がない

「口座に十分な資金がなく、支払いが遅延した」「キャッシングサービスの返済が遅れた」といった遅延がない点も重要なポイントとなります。

滞納や延滞などがあると、クレジットカード会社からの信用を大きく低下させてしまいます。

クレジットカードという名前が示すように、クレジットカードの利用には信用が何よりも大切なのです。

また、支払いや返済の遅延は、個人の信用情報に記録されるため、将来のブラックカード発行や他のローンの審査にも影響を与えかねません。

ブラックカードのインビテーションを受けるためには、適切な支払い管理と返済能力の証明が求められます。

ブラックカードを取得したい方は、クレジットカード会社からの信頼を損なわないよう、十分に注意してください。

クレジットカードの長期間の利用実績がある

長期間のカード利用実績がある点も重要です。

カード利用実績が少ないと、利用者が信頼できる人間かどうか、判断のしようがありません

言い換えれば高い年収を得ていたり、年間利用額が高い利用者であっても、長期間のカード利用実績がない場合はブラックカードのインビテーションを受けづらいのです。

上でも触れた通り、ブラックカードは高い信用度があることの証明でもあります。

焦って実績を得ようとするのではなく、堅実な利用を長期間積み重ねた方が、クレジットカード会社からの信頼を得やすいです。

ブラックカードを取得するメリット3選

ブラックカードの取得には、どのようなメリットがあるのでしょうか。

ブラックカードはクレジットカードの有料利用者だけに許される特権で、さまざまなメリットがあります。

ここではそんなメリットの中から特にチェックしたいものを3つピックアップしました。

ブラックカードを取得するメリット3選

  • 利用限度額が高い
  • コンシェルジュサービスの付帯
  • 持っている事自体がステータス

①利用限度額が高い

利用可能枠とは、クレジットカードを利用する際の上限金額を指します。

利用可能枠の大きいほど、高額な買い物や支払いができるため、大きな買い物や大規模な旅行などの際に心強いです。

一般カードからプラチナカードに昇格する場合、利用可能額は一般的に300万円程度とされています。

一方、ブラックカードでは最大で1億円近い高額な利用可能枠が設定されるケースもあります。

ただし、利用可能枠はカード会社の判断や審査結果によって変動するため、一律の基準はありません。

また、利用可能枠が高額であるからといって、無制限に利用できるわけではない点にも注意しましょう。

加えて、高額な利用をする際には無理のない返済計画も欠かせません。

②コンシェルジュサービスの付帯

コンシェルジュサービスは、クレジットカードの上位ランクに属するプラチナカード以上のカードに付帯する特典の一つです。

コンシェルジュサービスは24時間365日無休で、ホテルや飛行機の予約手配など、顧客のリクエストに迅速に対応してくれます。

電話1本でリクエストを伝えるだけで、プロフェッショナルなコンシェルジュが迅速に手配を行ってくれるので、日々の生活が非常に便利になります。

コンシェルジュサービスは、まるで自分専属の秘書を雇ったようなホスピタリティを提供してくれるため、手続きやチケットの手配などが苦手な方にピッタリです。

コンシェルジュサービスは、特に忙しいビジネスパーソンや頻繁に旅行をする人にとって、大変便利で価値のある特典といえます。

③持っている事自体がステータス

ブラックカードの価値は、単に特典やサービスだけではありません。

ブラックカードを所有すること自体にも高い価値があります。

ブラックカードは、一部の選ばれた人々に招待制でしか提供されません。

そのため、ブラックカードの保有は、社会的にも非常に高いステータスとされているのです。

またブラックカードは、他の一般的なクレジットカードとは異なる独自の雰囲気を持っています。

材質も、プラスチックはもちろん金属製のものまであり、他のカードにはない高級感を演出しています。

ブラックカードは高い財力や経済的な成功を象徴しており、一部の人々からは羨望の的になるケースも多いです。

こうしたことから、ブラックカードを保有していれば人脈形成などにも役立つ場合もあります。

ブラックカードはどうすれば取得できる?

ここまでブラックカードについて、さまざまな情報を解説しました。

そんなブラックカードですが、どのようにすれば取得できるのでしょうか。

以下に挙げる2つの方法を見てみましょう。

ブラックカードはどうすれば取得できる?

  • クレジットカード会社からインビテーション(招待)を受ける
  • プラチナカードをグレードアップさせる
もちろん高い信頼性を得ていることや、優良な利用実績を築いていることが大前提なので、注意してください。

クレジットカード会社からインビテーション(招待)を受ける

ブラックカードは通常、カード発行会社からの招待(インビテーション)がないと申し込めません。

実際、ブラックカードの存在そのものが公にされていない場合もあります。

招待される条件はカード発行会社によって異なるものの、主にカード利用履歴や年間利用額から富裕層と見なされた場合に招待されるケースが多いです。

さらに、海外旅行や高級ホテル・レストラン、高級ブランド店での利用、プラチナカードのコンシェルジュデスクの利用など、富裕層らしい利用スタイルを示すことも招待の要素となり得ます。

ただし、招待を受けることは容易ではなく、カード発行会社からの選考プロセスを通過する必要があります。

しかし、その分所有者は特別なカードを手に入れたことによる満足感と光栄を味わえるだけでなく、さまざまなメリットを受けられるのです。

プラチナカードをグレードアップさせる

プラチナカードは、クレジットカードのランクにおいてブラックカードの直前に位置するカードです。

プラチナカードも高いステータスを持ち、サービスも整備されていますが、ブラックカードと異なり、プラチナカードは招待制ではなく、任意で申し込みができる場合もあります。

プラチナカードの審査は一般のクレジットカードに比べて厳しい傾向がありますので、まずは下位のカードから始めて徐々にランクを上げる方法もおすすめです。

クレジットカードの実績を積み重ねることで、最終的にはブラックカードを取得するのも夢ではありません。

おすすめのブラックカード5選

ここまでの解説で、ブラックカードに興味を持った方もいることでしょう。

ここでは、おすすめのブラックカードとして以下の5枚を紹介します。

おすすめのブラックカード5選

  1. ラグジュアリーカード ブラック
  2. ダイナースクラブ プレミアムカード
  3. JCBザ・クラス
  4. 楽天ブラックカード
  5. アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード
気になるものが見つかったら、ぜひ取得にチャレンジしてください!

ブラックカードの取得はコツコツとした積み重ねが大切なので、早めの取り掛かりをおすすめします。

①ラグジュアリーカードブラック

ラグジュアリーカードブラック

年会費 110,000円(初年度半額)
発行までの期間の目安 2週間程度
申込み条件 20歳以上の方
還元率 1%~6.6%
国際ブランド Mastercard
旅行保険 国内:最高1億円(入院保険金 5,000円/日・通院保険金 3,000円/日 など)
海外:最高1億2,000万円(傷害治療費⽤保険⾦/限度200万円 など)
家族カード あり※年会費27,500円

ラグジュアリーカードは金属製のクレジットカードとして知られており、22gという重厚感は一般的なプラスチックカードとは一線を画しています。

ラグジュアリーカードやブラックカードは、世界中で77もの特許を取得した独自の素材で作られており、ステンレスとカーボン素材が組み合わさっており、プラスチックは一切使用されていません

また、カード番号や氏名は裏面にレーザー刻印されており、縦型のデザインになっています。

さらに、カードに埋め込まれているICチップも最新の小型であり、パラジウムコーティングが施されているため、セキュリティも万全です。

日本国内では、ラグジュアリーカードとTRUST CLUBワールドエリートカードのみがMastercardブランドのブラックカードとして発行されています。

Mastercardは日本を含め世界中で利用できますが、特にヨーロッパ方面での利用が強いとされています。

\ ラグジュアリーカード ブラックカード(金属製カード) /

②ダイナースクラブプレミアムカード

ダイナースクラブプレミアムカード

年会費 143,000円
発行までの期間の目安 2週間程度
申込み条件 招待制
還元率 0.4%~1.0%
国際ブランド Diners Club
旅行保険 国内:最高1億円(傷害死亡・後遺障害など)
海外:最高1億円(傷害死亡・後遺障害など)
家族カード あり※年会費無料

ダイナースクラブプレミアムカードは、世界初のクレジットカードとして知られる「ダイナースクラブカードの」招待制ブラックカードです。

「Diners」という名前が示すように食に関するサービスが豊富で、特に「プレミアム エグゼクティブ ダイニング」というサービスでは、2名以上の利用で1名分の料金が無料になります。

ダイナースクラブ自体のブランド力も高く、ステータス性も保証されています。

ただし、ダイナースクラブプレミアムカードは招待制のため、まずはダイナースクラブカードの実績を積み上げることから始めましょう。

③JCBザ・クラス

JCBザクラス

年会費 55,000円
発行までの期間の目安 2週間程度
申込み条件 招待制
還元率 0.5%
国際ブランド JCB
旅行保険 国内:最高1億円(治療保険金:限度1,000万円 など)
海外:同上
家族カード あり※8名まで年会費無料

JCBザ・クラスはJCBカードの最高ランクに位置するカードです。

年会費は55,000円と比較的安く、ブラックカードにしては入手しやすいカードといえます。

もちろんサービスのクオリティも高く、豊富なサービスを提供しています。

特に「メンバーズセレクション」という会員限定のカタログギフトは、他のカードでは得られない特典です。

さらに、スマーフォンの画面割れや水没を保証する「スマーフォン保険」なども提供しています。

まずはJCBゴールドやJCBプラチナの利用実績を積み上げてから、JCBザ・クラスの招待を待ちましょう。

④楽天ブラックカード

楽天ブラックカード

年会費 33,000円
発行までの期間の目安 非公開
申込み条件 招待制
還元率 1パーセント
国際ブランド JCB・VISA・MasterCard・Amex
旅行保険 国内:最高5,000万円(入院保険5,000円/日・通院保険3,000円/日 など)
海外:最高1億円(傷害治療費用 限度300万円・疾病治療費用 限度300万円 など)
家族カード あり※2名まで年会費無料

川平慈英さん演じる「楽天カードマン」のCMで有名な楽天カードが発行しているブラックカードが、「楽天ブラックカード」です。

具体的な審査条件は公開いないものの、利用限度額が300万円から1,000万円と高いため、楽天カードを積極的に利用している人に招待が届きやすい傾向があります。

楽天ブラックカードには、国内外の空港ラウンジが無料で利用できる、24時間365日対応のコンシェルジュサービスなど、さまざまな特典が付いているうえ、楽天での買い物と相性が良いので、楽天ユーザーに特におすすめです。

⑤アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード

アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード

 

年会費 385,000円(別途入会金として550,000円必要)
発行までの期間の目安 非公開
申込み条件 招待制
還元率 非公開
国際ブランド Amex
旅行保険 国内:最高1億円(入院保険 10,000円/日・通院保険 6,000円/日 など)
海外:最高1億円(傷害治療保険金 限度2,000万円・疫病治療費 限度2,000万円 など)
家族カード あり※年会費無料

アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カードは、アメックスの最高ランクのカードであり、招待制度を採用しているブラックカードです。

入会金55万円、年会費はなんと38万5千円と非常に高額で、他のブラックカードと比べても入手難易度が非常に高いカードといえます。

このカードはチタン製のカードであり、高級感のあるデザインが特徴で、ハイクラスな雰囲気を演出してくれます。

さらに、最高1億円の国内外旅行傷害保険が付いているので、旅行の際万が一の事態が起こっても安心です。

さらに、アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カードは、個々のカード会員に専属の担当コンシェルジュが付いており、秘書のような役割を果たしてくれます。

ブラックカードの審査に関してよくある質問

最後に、ブラックカードの審査に関してよくある質問を紹介します。

ブラックカードの審査を少しでも早く終わらせる方法はある?

基本的にはありません。
最短で審査を終わらせるためには、申請する情報に誤りがない、記載漏れがない、招待を見逃さないなど、基本的な部分を守るほかありません。どうしてもある期間までにブラックカードが欲しい場合は、招待を送った担当者に直接問い合わせましょう。

よほどクレジットカード会社からの信頼が厚ければ、できる限りの配慮をしてもらえる場合もあります。

ブラックカードの招待を早めにもらうには?

ありません。
クレジットカード会社によってブラックカードの招待を送る基準は異なります。その上、招待を送る基準はどのクレジットカード会社もトップシークレット級の機密として扱っているため、具体的にどのような点を押さえればブラックカードの正体を早めに受けられるかは、不透明なのです。

ブラックカードの招待をもらう上では、信用が何より大切です。

焦ってクレジットカード会社からの信用を失わないよう、コツコツ利用を続けるのが一番の近道といえます。

自営業者でもブラックカードの審査を受けられる?

受けられます。
ただし安定性といった部分で、正社員の方と比べると審査がシビアになる場合があります。一方で、長年同じカードを利用し続けている、支払いの遅延が一切ない、などクレジットカード会社からの信頼が大きければ、スムーズにブラックカードの取得ができるケースもあるので、自分の利用状況を振り返りましょう。

ブラックカードの審査の進捗状況は確認できる?

原則としてできません。
審査の状況を問い合わせても、回答が得られない場合がほとんどなので、じっと腰を据えて待ちましょう。ただし、審査が終わったかどうか自体は確認できる場合があります。

気になる方は、招待をくれたクレジットカード会社に問い合わせてみましょう。

まとめ~ブラックカードの審査は一概に甘さや厳しさを判断できない~

この記事では、ブラックカードの審査について、審査の難しさや審査に通りやすくするポイントなど、さまざまな情報を解説しました。

何とか記事でも触れている通り、ブラックカードの審査基準はクレジットカード会社の中でも上位の超機密事項です。

そのため、ブラックカードの審査基準については、一概に「厳しい」や「甘い」といった判断ができません。

一方で、審査を通りやすくするために抑えるべきポイントもいくつかあります。

ブラックカードの審査に通るためには、何よりも信用が欠かせません。

同じカードを長く利用する、支払いの遅延を起こさないなど、基本的なことをコツコツと積み重ねながら信用を獲得していきましょう。

また、ブラックカードは大きな信用が求められる一方で、ゴールドカードやプラチナカードでは得られないさまざまな特典を享受できます。

どれもこれまでの努力に見合うものばかりなのですが、ブラックカードの正体を受けるほどの信用を得るのは容易ではありません。

時間がかかることを覚悟して、早めに信用獲得に向けてアクションを起こしてください。

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