クレジットカードの審査に落ちることはあり得ないと考えている人も多いようですが、落ちることもあります。
信用力がある人も複数のカードを同時期に申し込むと警戒されて落とされることがあります。
自分は落とされた経験がないからと余裕を見せている人も要注意です。
💡 では、クレジットカードの審査を落とされた時の連絡はどのようにされるのでしょうか。
2023年現在の情報になり、お申込みの際はご自身でご判断ください。
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あっけなく落選通知
クレジットカードの審査に通るとカードが書留で送られます。クレジットカード会社によっては本人限定郵便を使い、確実に本人であることを確認して送付することもあります。
これは基本的に審査落ちの場合も同じで、審査に通ろうが落ちようが相手に確実に通知することが必要なのです。
とはいえ、通知方法はクレジットカード会社によってマチマチです。審査に通った人は今後自社の売上に貢献してくれる「お客様」ですが、落ちた人は「門前払い」をした人です。あまりこのような人に経費をかけたくはありません。
落ちた人に用はない
審査に落ちた人に対するクレジットカード会社の扱いは冷たいものです。
通知内容も「残念ではございますが…辞退させていただきます。」というような紋切り型の文言です。何回か審査落ちをしていると、この文言を見るたびに気分が悪くなるものですが、定型のテンプレートがあるのでしょうか。
とはいえ、門前払いを食らわせた相手に用がないというのがクレジットカード会社の本音でしょう。ただし、通知をしなければ後でトラブルになりかねません。コストとの兼ね合いでどうするか決めることになりますが、確実に相手に届く方法を利用することになります。
郵送での連絡がメイン
確実に通知する観点からすると郵送が一番確実です。ただし、コストの関係からか書留郵便を使うことはほとんどないようです。私の場合、書留郵便で落選通知をもらった記憶はありません。
普通郵便は相手に届いた実績が残りませんが、返戻されなければ届いたであろうと推測できます。審査に通った人に対してはカードを届けた事績を社内で保管する必要もあるでしょうが、審査落ちの通知でそこまでの対応をすることはないという認識なのでしょう。
普通郵便は一度に多くの通数を発送すると割引があります。審査落ちの通知が若干遅いと感じる人も多いでしょうが、その一因として「まとめて送っている」ことが挙げられます。
- 審査落ちの通知をまとめて送るため通知が遅くなる場合がある
メールでの通知もある
郵送ではなくクレジットカード会社によってはメールで落選通知を出している場合もあります。
楽天カードがその一例ですが、ネット通販が主業務の楽天グループですから、メールで十分だと判断しているのでしょう。
メールで通知される場合は「まとめる」必要性もないので通知はスピーディーです。もともと楽天カードの審査は早いのですが、審査落ちの通知スピードも速いです。あまりスピードアップしてもらいたい通知でもないのですが…
電話はありません
セゾンカードなどは、クレジットカードの申込の際に必ず本人確認をして申込の意思確認をします。ではこのようなクレジットカード会社は審査落ちの際に電話連絡をするのでしょうか?
審査結果を電話連絡することはありません。これは審査に通ったのか、落ちたのかを問わず一緒です。クレジットカード会社にとって電話連絡はできるだけ避けたい連絡方法であり、必要最低限の連絡しかしないのです。
電話連絡は確実に本人に伝わるメリットがありますが、電話の時間やタイミングによってはクレームの原因になります。家族などに内緒で申込をしている人にとって信販会社からの連絡はNGだからです。そのため、電話連絡で審査結果が通知されることはありません。
リベンジ
さて、審査に落とされてしまって「仕方ないな」とあきらめるでしょうか。それも面白くないですよね。リベンジしたくないですか?
審査落ちの理由は教えてくれません
💡 残念ながら審査落ちの理由を教えてもらうことはできません。
審査基準は社外秘と言うことになっているため教えるわけにいかないのです。紋切り型の回答が返ってくるだけですから聞くだけ無駄です。
クレジットカードの審査は消費者金融ほど厳しくないのですが、信用情報に事故情報があると無条件で落とされます。
要するにブラックリストです。債務整理をした経験者は自分でわかっているでしょうが、支払遅延が続いて保証会社に引き継がれた人もブラックリスト該当者になります。審査落ちの理由を聞く前に信用情報機関に開示請求をしたほうが近道かもしれません。
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クレジットカードのブラックリストの正体を詳しく解説
傾向と対策
信用情報を開示しなくても、最近のクレジットカードの支払が遅れ気味と言う方は審査に落ちる可能性が高くなります。基本的にクレジットカード会社は期日通りの支払を「当然」と考えていますから、遅れる人は「不良利用者」と考えているのです。
また、クレジットカードの枚数が多すぎる人も「使い過ぎ」を警戒されて落とされる可能性があります。1枚当たりの限度額が少なくても、10枚とか20枚ものカードを持っているとショッピング限度額の合計が自分の年収を超えかねません。審査に落とされるのも不思議ではないでしょう。
また、新入社員の方などのように若くて収入が多くない人がゴールドカードやプレムアムブランドのカードを申し込んでも審査には落ちる可能性が高いと言えます。
この手のカードは年齢制限などがある場合もありますから、事前確認が大切です。
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