法人・個人ビジネスカード

最強の法人カード・ビジネスカードのおすすめランキング!法人カードの選び方や審査基準を徹底解説

中小企業や個人事業主にとって、法人カードの選択はビジネスの効率性を高め、経費の削減に密接に関連します。

【法人カード・ビジネスカードを持つメリット】

  • 小口現金の扱いや立替精算の必要がなくなる
  • 経理作業の効率が向上
  • 経費の申請漏れの防止につながる

法人カードには、Visaやアメックスといったブランドや、楽天やセゾンなどの発行元という多様なオプションが存在します。

また、フリーランスの方々の中には、「定職に就いていないため、収入が不安定と見なされ、クレジットカードの審査に落ちるのではないか」と心配する方もいます。

しかし、「フリーランスでもOK」とするカード会社も存在します。

そのため、審査に通りやすいとされるカードを選ぶことがフリーランスにとって有効な戦略となります。

この記事では、これらのカードを総合的に比較し、ビジネスにふさわしいカードを見つけるためのサポートを提供しています。

このページで分かること

  • 中小企業向けおすすめの法人カード・ビジネスカード
  • 個人事業主・フリーランス向けおすすめの法人カード・ビジネスカード
  • 法人カード・ビジネスカードと個人カードとの違い
  • 法人カード・ビジネスカードの審査基準
  • 法人カード・ビジネスカードの選び方

2024年現在の情報になり、お申込みの際はご自身でご判断ください。

※本ページにはPRが含まれます。

目次

【中小企業向け】最強の法人カード・ビジネスカードランキング

企業やビジネスオーナーが法人カードやビジネスカードを取得する際、さまざまな利点を求めています。

以下は、カードを選ぶ際の主な理由になります。

【法人カード・ビジネスカードを選ぶ理由】

  • 限度額が高く、資金管理をスムーズに行いたい
  • 年会費が無料でコストパフォーマンスに優れたカードを選びたい
  • 従業員にも配布できる基本無料のカードを求めている
  • ポイントを使って経費を節約したい
  • 経理作業をより効率的に行いたい

これらの目的に基づき、ここからは、中小企業向けにおすすめの法人カード・ビジネスカードを10種類ご紹介します。

また以下は今回取り上げる10種類の基本スペックをまとめた一覧表です。

カード名 JCB一般法人カード 三井住友カード ビジネスオーナーズ セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード マネーフォワードビジネスカード 三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・グリーン・カード アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カード ライフカードビジネスライトプラス 楽天ビジネスカード UPSIDER
券面 JCB一般法人カード 三井住友カード ビジネスオーナーズ セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード マネーフォワードビジネスカード 三井住友カード ビジネスオーナーズゴールド アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・グリーン・カード アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カード ライフカードビジネスライトプラス 楽天ビジネスカード UPSIDER-20230928
年会費 初年度:無料
2年目以降:1,375円(税込)
永年無料 22,000円(税込) 永年無料 初年度:5,500円(税込)
条件達成で無料
13,200円(税込) 36,300円(税込) 永年無料 2200円(税込) 永年無料
還元率 0.5%~1.0% 0.5%~1.5% 0.5~1.0% 1.00% 0.5%~1.5% 0.3~1.0% 0.3~1.0% 0.50% 1.00% 1.0%~1.5%
国際ブランド JCB VISA
Mastercard
AmericanExpress VISA VISA
Mastercard
AmericanExpress AmericanExpress JCB
VISA
Mastercard
VISA VISA
発行スピード 通常2~3週間 1週間程度 最短3営業日 最短即日発行 1週間程度 2~3週間程度 2~3週間程度 最短3営業日 2週間 最短即日
限度額 公式サイト参照 500万円 初期限度額:~500万円 ・前原い式:~原則5,000万
※審査により最大20億まで可能
・後払い式:~最大20億円
500万円 審査基準による 審査基準による 10~500万円 最高300万円 10億円
申し込みの条件 法人または個人事業主。カード利用者は18歳以上のみ。 満18歳以上の法人代表者・個人事業主(フリーランス・副業を含む) 高校生を除く18歳以上の方 満20歳以上の法人代表者、個人事業主 満18歳以上の法人代表者・個人事業主(フリーランス・副業を含む) 20歳以上の会社経営者 または 個人事業主 20歳以上・会社経営者 または 個人事業主 法人代表者または個人事業主 法人代表者・個人事業主 法人の代表者

JCB一般法人カード

JCB一般法人カード

年会費 初年度:無料
2年目以降:1,375円(税込)
還元率 0.5%~1.0%
国際ブランド JCB
限度額 公式サイト参照
ETCカードの年会費 無料
発行スピード 通常2~3週間
連携可能なソフト 弥生会計、会計freee、ソリマチ会計王
付帯保険 ・国内旅行傷害保険 最高3,000万円(利用付帯)
・海外旅行傷害保険 最高3,000万円(利用付帯)
・サイバーリスク保険付帯
締め日・支払日 公式サイト参照
申し込みの条件 法人または個人事業主
※カード利用者は18歳以上のみ

【JCB一般法人カードのおすすめポイント】

  • オンライン入会で初年度年会費無料
  • ETCカードを年会費無料で複数枚発行可能
  • 最長15ヵ月分の明細をいつでも閲覧できる

JCB一般法人カードは、初年度の年会費無料という手軽さからスタートでき、2年目以降も1,375円(税込)というリーズナブルな年会費で利用できる法人向けクレジットカードです。

ポイント還元率は0.5%~1.0%と、カード利用に応じてお得にポイントが貯まります。

追加カードに関してもETCカードが無料で発行でき、年会費もかからないため、企業の経費削減に寄与します。

また、追加カードの発行枚数に制限がないため、大規模なビジネスにも柔軟に対応できます。

さらにサイバーリスク保険の付帯や、経費管理の効率化を図るためにも、JCB一般法人カードは多くの企業におすすめの選択肢と言えるでしょう。

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三井住友カード ビジネスオーナーズ

三井住友カード ビジネスオーナーズ

年会費 永年無料
還元率 0.5%~1.5%
国際ブランド VISA
Mastercard
限度額 〜500万円
※審査あり
ETCカードの年会費 550円
発行スピード 最短3営業日で発行
※約1週間でカード到着
連携可能なソフト freee、楽楽精算、経費キャッシュレス、MAJOR FLOW Z KEIHI、経費 BANK
付帯保険 ・国内旅行傷害保険:なし
・海外旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯)
・「選べる無料保険」:旅行傷害保険以外に個人賠償責任保険、入院保険、携行品損害保険など
締め日・支払日 15日締め翌月10日払い/月末締め翌月26日払い
申し込みの条件 満20歳以上の法人代表者、個人事業主(副業、フリーランスを含む)の方

【三井住友カード ビジネスオーナーズのおすすめポイント】

  • 年会費無料で最大19枚の追加カードの発行ができる
  • 個人カードも三井住友カードにして併用利用すれば、還元率が最大1.5%
  • 手数料を払うことで「請求書支払い代行サービス」が利用可能

三井住友カード ビジネスオーナーズは、特に中小企業の経営者や個人事業主にとって魅力的な選択肢を提供する法人カードです。

このカードの最大の特徴は、永年無料の年会費であることです。

さらに、利用可能枠が最大500万円(所定の審査あり)と高く設定されており、大きな購入や投資も柔軟に対応可能です。

また、カード番号が印字されていないナンバーレスデザインは、セキュリティ面での安心感を提供します。

一方で、このカードのデメリットとしては、国内旅行傷害保険やショッピング保険が付帯していないことが挙げられます。

とはいえ、これらの保険が日常業務で必要とされない事業主にとっては、デメリットよりもコストパフォーマンスの高さが魅力となるでしょう。

セゾンプラチナ・ビジネス・ アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス

年会費 22,000円(税込)
還元率 0.75%
国際ブランド AmericanExpress
限度額 一律上限なし
ETCカードの年会費 無料
発行スピード 3営業日
連携可能なソフト freee
付帯保険 ・国内旅行傷害保険 最高5,000万円(自動付帯)
・海外旅行傷害保険 最高1億円(利用付帯)
締め日・支払日 法人口座または個人口座
申し込みの条件 学生、未成年を除く個人事業主または経営者

【セゾンプラチナ・ビジネス・ アメリカン・エキスプレス・カードのおすすめポイント】

  • 低価格の年会費でコンシェルジュサービスが利用できる
  • 「オントレ entrée」のホテル優待サービスが利用できる
  • 世界中の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」最高ランクの会員資格が付帯

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、中小企業経営者や個人事業主向けに特化したプレミアム法人カードです。

22,000円(税込)の年会費がかかりますが、初年度は無料で提供されるため、その豊富な特典を手軽に体験することが可能です。

プラチナカードに期待される高級レストランやホテルの優待、コンシェルジュサービスが充実しており、ビジネスだけでなくプライベートでの使用にも適しています。

【「オントレ entrée」のホテルで受けられる優待サービス】

  • ホテル滞在中の朝食サービス
  • レイトチェックアウト
  • アーリーチェックインなど

また、世界中の空港ラウンジが利用可能なプライオリティ・パスのプレステージ会員資格が付帯するため、海外出張が多いビジネスパーソンにとっては大変魅力的なオプションとなります。

\ セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス  /

法人カードランキング1位獲得

 

マネーフォワードビジネスカード

マネーフォワードビジネスカード

年会費 永年無料
還元率 1.0%
国際ブランド VISA
限度額 ・前原い式:~原則5,000万
※審査により最大20億まで可能
・後払い式:~最大20億円
ETCカードの年会費 なし
発行スピード ・バーチャルカード:2営業日
・リアルカード:1週間程度
連携可能なソフト マネーフォワード
付帯保険 なし
締め日・支払日 月末締め翌月20日払い
申し込みの条件 法人または個人事業主

【マネーフォワードビジネスカードのおすすめポイント】

  • プリペイド式だから審査なしで発行できる
  • 利用金額に応じてボーナスポイントが得られる
  • マネーフォワードとの連携により、経理・会計処理の効率が上昇

マネーフォワードビジネスカードは、スタートアップ企業や個人事業主にとって画期的な金融ツールです。

プリペイド式と後払い式の両方の支払い方法が利用でき、特にプリペイド式は与信審査が不要で、開業直後のビジネスでも容易に取得できる利点があります。

永年無料の年会費でありながら、基本ポイント還元率は1.0%から始まり、特定条件下では最大3.0%まで上がります。

これは、利用金額に応じて最大50,000円分のボーナスポイントが付与されるため、経費削減に大きく貢献します。

■マネーフォワード ビジネスカードのボーナスポイント一覧
月の利用金額 ボーナスポイント
10万円 500ポイント
50万円 2,500ポイント
100万円 5,000ポイント
500万円 25,000ポイント
1000万円 50,000ポイント

マネーフォワードビジネスカードの特色は、マネーフォワードクラウドとの連携による経理業務の大幅な効率化にあります。

利用明細はリアルタイムでクラウドに反映され、証憑管理や月次決算作業が格段に楽になります。

加えて、経費管理や会計処理の自動化により、従来の手間を大きく削減できるのが魅力です。

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド

三井住友カード ビジネスオーナーズゴールド

年会費 5,500円
※年間100万円以上の利用で翌年以降無料
還元率 0.5%~1.5%
国際ブランド VISA
Mastercard
限度額 ~500万円
ETCカードの年会費 無料
発行スピード 1週間程度
連携可能なソフト freee会計、マネーフォワード、弥生会計
付帯保険 ・国内旅行傷害保険:最高2,000万円
・海外旅行傷害保険:最高2,000万円
・ショッピング補償:年間300万円まで
締め日・支払日 15日締め・翌月10日支払/月末締め・翌月26日支払
※選択可能
申し込みの条件 フリーランス・副業を含む満18歳以上の法人代表者・個人事業主

【三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドのおすすめポイント】

  • 年間利用額が100万円以上なら翌年の年会費が無料
  • 個人カードとの掛け持ちでポイント還元率1.5%

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドは、法人向けに特化したゴールドクラスのクレジットカードであり、その特徴は年会費の実質無料化と高いポイント還元率にあります。

年間100万円以上の利用で翌年以降の年会費5,500円(税込)が無料となり、加えて毎年10,000ポイントが進呈されるため、事実上の経費削減に大きく貢献します。

【年間100万円以上の利用特典※】

  • 翌年以降の年会費永年無料
  • 毎年10,000ポイント還元

これらのポイントは、ビジネスシーンでの様々な支出に再投資することが可能で、財務的なメリットが非常に高いです。

加えて、国内主要空港及びハワイのホノルル空港におけるラウンジ無料利用特典は、ビジネスでの移動が多い方にとって大変魅力的です。

※追加カード・ETCカード利用分も含む

■三井住友カード ビジネスオーナーズとゴールドとのスペック比較
クレジットカード 三井住友カード ビジネスオーナーズ 三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド
券面 三井住友カード ビジネスオーナーズ 三井住友カード ビジネスオーナーズゴールド
年会費 永年無料 初年度:5,500円(税込)
条件達成で無料
還元率 0.50% 0.5%~1.5%
利用限度額 ~500万円 ~500万円
国内旅行傷害保険 最高2,000万円
海外旅行傷害保険 最高2000万円(利用付帯) 最高2,000万円
ショッピング補償 年間300万円まで
連携できる会計ソフト freee会計
マネーフォワード
弥生会計
freee会計、マネーフォワード、弥生会計
申し込みの条件 法人代表者・個人事業主 満18歳以上の法人代表者・個人事業主(フリーランス・副業を含む)

また、旅行傷害保険やショッピング保険などの保険サービスも充実しており、出張やビジネスでのショッピングに安心を提供します。

アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・グリーン・カード

すぐわかる!アメックス・ビジネスカード(グリーン)の特徴

年会費 13,200円(税込)
還元率 0.3~1.0%
国際ブランド American Express
限度額 一律上限なし
ETCカードの年会費 550円
発行スピード カード到着まで2週間程度
連携可能なソフト freee
付帯保険 ・国内旅行傷害保険 最高5,000万円(利用付帯)
・海外旅行傷害保険 最高5,000万円(利用付帯)
締め日・支払日 18日締め翌月10日払い
申し込みの条件 20歳以上の法人代表者・個人事業主

【アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・グリーン・カードのおすすめポイント】

  • 多義にわたる出張サービスが受領できる
  • 利用限度額の増額対応が柔軟
  • 決算書や登記簿謄本の提出が不要で人確認書類のみの提出で審査及び発行ができる

アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・グリーン・カードは、中小企業経営者や個人事業主を対象としたクレジットカードで、年会費13,200円(税込)の設定にも関わらず、その価値を大きく超えるサービスと特典を提供します。

このカードの大きな魅力は、旅行関連サービスと補償が非常に手厚く、ビジネス利用における出張のサポートが充実している点にあります。

例えば、国内外の空港ラウンジ利用が無料であること、手荷物無料宅配サービスやJR東海エクスプレス予約サービスなど、出張時の利便性を高めるサービスが豊富に用意されています。

【提供している出張サービス】

  • オンライン旅行予約サイト(アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン)
  • 空港ラウンジサービス(国内外29ヶ所の空港ラウンジを、同伴者1名様と共に無料)
  • 無料ポーターサービス(空港内で専任スタッフが荷物を運搬)など

また、特定の加盟店でのポイント還元率を最大10倍にする「メンバーシップ・リワード・プラス」への登録で、ポイント還元率が大幅にアップし、ポイントの有効期限が無期限になるという点も、ビジネスオーナーにとって魅力的です。

新規入会&利用で最大80,000ポイントがもらえるキャンペーンなど、カード利用を通じて得られるメリットも大きいです。

アメリカン・エキスプレス・ ビジネス・ゴールド・カード

アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カード

年会費 36,300円(税込)
還元率 0.3~1.0%
国際ブランド American Express
限度額 一律上限なし
ETCカードの年会費 無料
発行スピード カード到着まで2週間程度
連携可能なソフト freee
付帯保険 ・国内旅行傷害保険 最高5,000万円(利用付帯)
・海外旅行傷害保険 最高1億円(利用付帯)
締め日・支払日 18日締め翌月10日払い
申し込みの条件 20歳以上の法人代表者・個人事業主

【アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カードのおすすめポイント】

  • 国内外29空港の空港ラウンジが無料利用できる(同伴者1名無料)
  • カードの利用枠に一律上限がない
  • 最高1億円の海外旅行傷害保険が付帯している

アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カードは、ビジネスの世界でステータスと機能性を兼ね備えたクレジットカードを求める方に最適な選択肢です。

36,300円(税込)という年会費は決して低くはありませんが、その価値はビジネスにおける豊富なサポートサービスと充実した特典によって十分に補われます。

このカードのメリットは、ステータスの高さと共に、ビジネスシーンでの出張をサポートするトラベルサービスの豊富さにあります。

レストラン優待やワインクラブなど、プライベートでの利用においてもハイクラスな特典を享受できる点は特筆すべきです。

【利用できるビジネス関連のサービス】

  • 各企業の情報を掲載した新聞や雑誌の記事の閲覧
  • ビジネス情報サーチサービス「ジー・サーチ」が月会費無料
  • 電話などで経営相談できる「ビジネス・コンサルサービス」が利用できる

しかし、年会費の高さと、空港ラウンジサービスが海外ではハワイのみという限定的な範囲である点は、一部のユーザーにとってデメリットとなる可能性があります。

それでも、利用限度額に一律の上限が設定されていない点や、代表者の本人確認書類のみでの発行が可能であることなど、ビジネスの柔軟性を考慮したカード設計がされています。

\アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード/

ライフカードビジネスライトプラス

ライフカードビジネスライトプラス

年会費 永年無料
還元率 0.5%
国際ブランド JCB
VISA
Mastercard
限度額 10〜500万円
ETCカードの年会費 無料
発行スピード 最短3営業日
連携可能なソフト freee
付帯保険 なし
締め日・支払日 5日締め当月26日~29日払い/翌月3日払い
申し込みの条件 法人または個人事業主

【ライフカードビジネスライトプラスのおすすめポイント】

  • 福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」が付帯している
  • 分割・リボ払いにも対応している

ライフカードビジネスライトプラスは、中小企業や個人事業主向けに設計されたクレジットカードです。

特に、スタートアップや資金調達が必要な時期にある企業にとって、このカードは大きな支援を提供します。

年会費永年無料という点がまず魅力的で、本人確認書類のみでの申し込みが可能、最短3営業日でカードの発行が完了する手軽さも特筆すべきポイントです。

限度額最大500万円という高額な設定は、急な出費や大きな投資が必要なビジネスシーンで役立ちます。

キャッシング枠も含め、企業の資金繰りをサポートするこのカードは、キャッシュフロー管理の強力な助けとなるでしょう。

【トラベルサービス】

  • 海外アシスタンスサービス「LIFE DESK」
  • 旅行予約サービス「Travel Gate」
  • カーシェアリングサービス「タイムズカー」

一方で、旅行傷害保険やショッピング保険が付帯していない点は、出張の多い方からすれば大きなデメリットとなります。

しかし、年会費無料のカードとしては、出張や旅行に関するサポートサービスが充実している点を評価すべきです。

特に、出張時に便利な福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」の付帯は、従業員の満足度向上にも寄与します。

楽天ビジネスカード

楽天ビジネスカード

年会費 2,200円
還元率 1.0%
国際ブランド VISA
限度額 〜300万円
ETCカードの年会費 550円
発行スピード 2週間程度
連携可能なソフト なし
付帯保険 ・国内旅行傷害保険 最高5,000万円(利用付帯)
・海外旅行傷害保険 最高5,000万円(利用付帯)
締め日・支払日 月末締め翌月27日払い
申し込みの条件 20歳以上の法人代表者・個人事業主

【楽天ビジネスカードのおすすめポイント】

  • 世界148カ国、1,300カ所以上の空港ラウンジが無料で利用できるプライオリティ・パスの付帯
  • 楽天市場の利用でポイント還元率5.0%

楽天ビジネスカードは、個人事業主やフリーランス、さらには中小企業の経営者にとって非常に魅力的な選択肢です。

このカードの大きな特徴は、その利便性とポイント還元率の高さにあります。

年会費は2,200円(税込)と手頃でありながら、利用額の1.0%が還元されるため、ビジネス経費の支払いに使用すれば相当なポイントが貯まります。

さらに、楽天市場での購入時には最大5倍のポイント還元(還元率5%)を享受できるため、楽天エコシステムを頻繁に利用するユーザーにとっては大きなメリットとなります。

ただし、楽天ビジネスカードをフル活用するには、個人用の楽天プレミアムカードとの2枚持ちが条件となります。

これにより、年会費は合計で13,200円となりますが、提供されるサービスの質を考慮すれば、十分に納得のいく金額であると言えます。

UPSIDER

UPSIDER-20230928

年会費 永年無料
還元率 1.0%〜1.5%
国際ブランド VISA
限度額 なし
ETCカードの年会費 なし
発行スピード 月末締め、翌月20日払い
連携可能なソフト freee・マネーフォワードクラウド会計・マネーフォワードクラウド会計プラス
付帯保険 なし
締め日・支払日 最短1営業日
申し込みの条件 法人のみ

【UPSIDERのおすすめポイント】

  • 最大10億円の利用限度額が設けられている
  • 年会費無料でリアルカード・バーチャルカードともに何枚でも発行できる
  • インボイス制度に対応している

UPSIDERは革新的なビジネスカードで、特にスタートアップや成長期の企業に最適なソリューションを提供します。

その最大の特徴は、最大10億円という圧倒的な利用限度額を設定可能である点です。

この限度額は、独自の与信モデルによって実現され、企業の成長段階や資金需要に応じた柔軟な資金調達を可能にします。

また、リアルカード・バーチャルカードの無制限発行が可能で、年会費無料の特典は企業の運営コスト削減に貢献します。

各カードに支払い先や限度額を個別に設定できるため、経費管理の精度を高め、財務の透明性を向上させることができます。

電子帳簿保存法やインボイス制度にも対応しており、法規制の変化にも柔軟に適応できるのも魅力の一つです。

【画僧】

UPSIDERの利点は、その利便性と経済性にありますが、ETCカードの発行不可や旅行保険の未付帯といったデメリットもあります。

しかし、無制限に発行可能なバーチャルカードによって、オンライン決済の安全性と便利さを大幅に向上させることができます。

【個人事業主・フリーランス向け】法人カード・ビジネスカードランキング

事業用のクレジットカードとして利用できる法人カード・ビジネスカードの取得は、大企業や中小規模の企業のみならず、個人で活躍されるフリーランスや個人事業主の方でも取得ができます。

ここでは、個人事業主・フリーランスの方向けにおすすめのビジネスカードを5つ紹介します。

また以下は、今回取り上げるビジネスカードの基本スペックをまとめた一覧表になります。

カード名 三井住友カード ビジネスオーナーズ JCB CARD Biz 一般 セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード ラグジュアリーカード チタンカード Airカード
券面 三井住友カード ビジネスオーナーズ jcb_biz_ecard_r セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード ラグジュアリーカード(チタン) Airカード
年会費 永年無料 初年度無料
通常1375円(税込)
22,000円(税込) 55,000円 初年度無料
5500円(税込)
還元率 0.5%~1.5% 0.50% 0.5~1.0% 1.00% 1.50%
国際ブランド VISA
Mastercard
JCB AmericanExpress Mastercard JCB
発行スピード 1週間程度 最短5分程度 最短3営業日 1週間程度 約1週間
限度額 500万円 公式サイトを参照 初期限度額:~500万円 最大9990万円
※事前入金
10〜100万円
申し込みの条件 満18歳以上の法人代表者・個人事業主(フリーランス・副業を含む) 法人代表者・個人事業主 高校生を除く18歳以上の方 学生を除く満20歳以上 法人・個人事業主

三井住友カード ビジネスオーナーズ

三井住友カード ビジネスオーナーズ

年会費 永年無料
還元率 0.5%~1.5%
国際ブランド VISA
Mastercard
限度額 〜500万円
※審査あり
ETCカードの年会費 550円
発行スピード 最短3営業日で発行
※約1週間でカード到着
連携可能なソフト freee、楽楽精算、経費キャッシュレス、MAJOR FLOW Z KEIHI、経費 BANK
付帯保険 ・国内旅行傷害保険:なし
・海外旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯)
・「選べる無料保険」:旅行傷害保険以外に個人賠償責任保険、入院保険、携行品損害保険など
締め日・支払日 15日締め翌月10日払い/月末締め翌月26日払い
申し込みの条件 満20歳以上の法人代表者、個人事業主(副業、フリーランスを含む)の方

【三井住友カード ビジネスオーナーズのおすすめポイント】

  • 申込時の登記簿謄本や決算書が不要
  • 個人カードも三井住友カードにして併用利用すれば、還元率が最大1.5%
  • 手数料を払うことで「請求書支払い代行サービス」が利用可能

三井住友カード ビジネスオーナーズは、個人事業主やフリーランス、さらには副業を持つビジネスパーソンにとって理想的なクレジットカードです。

このカードの魅力は、何と言っても年会費永年無料という条件下で提供される多彩なビジネスサポート機能にあります。

ポイント還元率は基本0.5%から、特定条件下では最大1.5%まで上昇します。

特に、対象の三井住友カードと2枚持ちすることでポイント還元率が上がるシステムは、効率的にポイントを貯めたいユーザーにとって大きなメリットとなります。

加えて、発行スピードも1週間程度と迅速で、申し込みに際しては法人代表者の本人確認資料のみが必要という手軽さも魅力的です。

ETCカードも初年度無料で発行可能であり、2年目以降も前年度に一度でもETC利用があれば年会費が無料となるため、業務で自動車を利用する事業主には特におすすめです。

JCB CARD Biz

jcb_biz_ecard_r

年会費 初年度:無料
2年目以降:1,375円(税込)
還元率 0.5%
国際ブランド JCB
限度額 公式サイト参照
ETCカードの年会費 無料
発行スピード 最短5分程度
※モバ即利用
連携可能なソフト freee会計・弥生会計・ソリマチ会計
付帯保険 ・海外旅行傷害保険:最高3,000万円(利用付帯)
・国内旅行傷害保険:最高3,000万円(利用付帯)
締め日・支払日 公式サイト参照
申し込みの条件 18歳以上の法人代表者または個人事業主(フリーランス・副業を含む)

【JCB CARD Bizのおすすめポイント】

  • オンライン申し込み後、最短5分でカード番号が発行される
  • 法人確認書類の提出が不要
  • QUICPayの利用ができる

JCB CARD Bizは、特に開業して間もない経営者や個人事業主、フリーランスに最適なビジネスカードです。

このカードの最大の魅力は、初年度年会費が無料で、2年目以降も1,375円(税込)という手頃な年会費で利用できる点です。

0.5%の基本ポイント還元率に加え、特定の条件下では1.5%までポイント還元率が上昇するなど、利用に応じてさまざまなメリットを享受できます。

JCB CARD Bizのもう一つの注目点は、法人の本人確認書類が不要で申し込みが可能という手軽さです。

これにより、手間と時間をかけずにビジネスカードを入手でき、即座に業務での利用を開始することができます。

一方で、JCB CARD Bizは法人名義での申込ができない、従業員用の追加カードが発行できないという制約もあります。

これは、カードを個人事業主や小規模なビジネスの経営者に限定して提供しているためであり、従業員がいない事業主や、個人での利用をメインとするユーザーにとっては問題ないでしょう。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

年会費 22,000円(税込)
還元率 0.75%
国際ブランド AmericanExpress
限度額 一律上限なし
ETCカードの年会費 無料
発行スピード 3営業日
連携可能なソフト freee
付帯保険 ・国内旅行傷害保険 最高5,000万円(自動付帯)
・海外旅行傷害保険 最高1億円(利用付帯)
締め日・支払日 法人口座または個人口座
申し込みの条件 学生、未成年を除く個人事業主または経営者

【セゾンプラチナ・ビジネス・ アメリカン・エキスプレス・カードのおすすめポイント】

  • 低価格の年会費でコンシェルジュサービスが利用できる
  • 「オントレ entrée」のホテル優待サービスが利用できる
  • 世界中の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」最高ランクの会員資格が付帯

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、ビジネスシーンで活躍する経営者や個人事業主に向けて設計された高級クレジットカードです。

発行スピードは最短3営業日と迅速で、ビジネスの急ぎのニーズにも柔軟に対応可能です。

また、ETCカードの発行手数料と年会費は無料で、発行期間も短いため、業務で自動車を利用する事業主にとっても便利です。

国内外の旅行保険が自動付帯しており、ビジネス出張の安心をサポートします。

【プラチナ会員限定の特別サービス】

  • 一流ホテルの宿泊特典
  • クラウド型経費精算サービス「Staple」の料金が6ヵ月無料になる
  • 世界148カ国の空港ラウンジ無料利用など

ただし、年会費の高さは、コストを最小限に抑えたい事業主にとっては慎重に検討すべき点です。

また、年間200万円以上の利用で次年度の年会費が半額になるという特典もありますが、この条件をクリアするには相応のカード利用が必要になります。

ラグジュアリーカード チタンカード

ラグジュアリーカード(チタン)

年会費 55,000円
還元率 1.0%
国際ブランド Mastercard
限度額 9,990万円
※事前入金
ETCカードの年会費 無料
発行スピード 1週間程度
連携可能なソフト 弥生会計、Money Forwardなど
付帯保険 ・国内旅行傷害保険:最高1億円
・海外旅行旅行傷害保険:最高1.2億円
締め日・支払日 締め日:毎月5日・支払日:毎月27日
申し込みの条件 学生を除く満20歳以上

【ラグジュアリーカード チタンカードのおすすめポイント】

  • 事前入金で最大9,999万円までカード決済できる
  • 通常利用時のポイント還元率1.0%
  • 1,300カ所以上の空港ラウンジが無料利用できる

ラグジュアリーカードのチタンカードは、高級感あふれるメタル製のデザインが特徴で、その利便性と豊富な特典で注目されています。

初年度から一貫して55,000円(税込)の年会費がかかりますが、その価値は充実したサービス内容にあります。

発行スピードは1週間程度と迅速で、ETCカードや家族カードもオプションで利用できます。

特に注目すべきは、1,300カ所以上の空港ラウンジ無料利用や、3,000以上の世界中のホテルでの優待利用など、海外旅行やビジネス出張が多い方にとって大きなメリットとなる特典が充実しています。

Airカード

Airカード

年会費 5,500円
還元率 0.5%~1.5%
国際ブランド JCB
限度額 10~100万円
ETCカードの年会費 無料
発行スピード 約1週間
連携可能なソフト freee、弥生会計など
付帯保険
締め日・支払日 締め日:毎月15日・支払日:翌月10日
(土・日・祝日の場合は翌営業日)
申し込みの条件 法人または個人事業主
(カード使用者は18歳以上の方が対象となります。)

【Airカードのおすすめポイント】

  • ポイント還元率が常時1.5%
  • 経費の利用状況が一目でわかる
  • ポイントで経費節約ができる

Airカードは、リクルートとJCBの強力なタッグにより生まれた、2021年1月にサービスを開始した新しいビジネスカードです。

このカードの最大の魅力は、業界トップクラスのポイント還元率1.5%を誇る点にあります。

年会費は5,500円(税込)となっており、その価格に見合った価値を提供してくれる設計となっています。

発行スピードは約1週間と迅速であり、ETCカードの発行手数料と年会費は無料です。

Airカードは、ポイント還元率の高さ、会計ソフトとの連携による経理作業の効率化、柔軟なポイント使用方法を求める個人事業主にとって、特に推奨されるビジネスカードです。

法人カード・ビジネスカードと個人カードとの違い

法人カード、一般にビジネスカードとも呼ばれるカードは、ビジネス利用に特化したクレジットカードで、主に企業や個人事業主向けに設計されています。

個人カードと比較して、審査対象、引き落とし口座、利用限度額の三つの主要な違いがあります。

これらの違いはカードの使用方法や目的、利便性に大きな影響を与えます。

審査の対象

法人カードの審査では、審査対象が法人自体や法人代表者となります。

これは、ビジネスの信用度や経営状態が審査の重要な部分を占めることを意味します。

対照的に、個人カードの審査では申込者個人の信用情報が主な審査基準となります。

カードの種類 審査対象
法人カード 法人(会社)、法人代表者(個人)
一般的なクレジットカード(個人カード) 申込者個人

したがって、法人カードの場合は企業の財務状況や代表者の信用度が、個人カードよりも審査に大きく影響を及ぼします。

引き落とし口座

法人カードの支払いは、法人名義の銀行口座から引き落とされることが一般的です。

一方、個人事業主やフリーランスの場合、個人口座や屋号付き口座からの引き落としも可能です。

カードの種類 引き落とし口座
法人カード 法人口座、個人口座、屋号付き口座
一般的なクレジットカード(個人カード) 個人口座

これにより、ビジネス関連の支出を個人の支出と分離しやすくなります。

一方、個人カードは支払いのためには個人名義の銀行口座のみを使用します。

利用限度額

法人カードは通常、利用限度額が高く設定されており、一部のカードでは数百万円にも上ることがあります。

カードの種類 利用限度額
法人カード 100~500万円程度
※カードのランクによっては億単位または上限枠なし
一般的なクレジットカード(個人カード) 10~300万円程度

これは、企業が大きな取引や資金繰りを容易に行えるようにするためです。

個人カードの利用限度額は比較的低く設定されていることが多く、大きな支出には向いていません。

法人カードの高い利用限度額は、ビジネスの拡大や緊急時の資金調達に役立ちます。

法人カード・ビジネスカードの審査基準

法人カードやビジネスカードの申請時には、特定の審査基準が適用されます。

これらの基準は会社の設立年数、経営状況、および経営者の信用情報を含みます。

これらの要素はカード発行会社によって異なる重み付けで評価され、申請企業の信用度を決定するのに使用されます。

ここからは、各基準について詳細に説明します。

会社の設立年数

一般的に、設立から3年以上経過した企業は社会的信用を築き上げており、法人カードの審査に有利とされています。

【法人与信の審査での必要書類】

  • 登記事項証明書または登記簿謄本のコピー(発行日から6ヵ月以内のもの)
  • 代表者の本人確認書類(運転免許証・パスポートなどのコピー)

しかし、設立年数が短いスタートアップ企業でも、法人口座の開設や固定電話の設置など、企業としての基盤を整えていれば審査を通過する可能性はあります。

また、「個人与信」に基づくカード発行を選択することも一つの手段です。

経営状況

企業の経営状況は、黒字決算が続いているかどうかで評価されることが多いですが、赤字の年があっても、キャッシュフローが健全で支払い実績が確立されていれば、審査において好印象を与えることができます。

資本金の額が多いと、それが資金力の証明とみなされ、審査で有利に働くことがあります。

経営者の信用情報

中小企業の経営者にとって、個人の信用情報も重要な審査ポイントとなります。

返済の遅延などのネガティブな情報が信用情報機関に記録されている場合、それが審査の際に不利に働くことがあります。

【法人代表者の信用情報】

  • 各種ローンの借り入れ・返済状況
  • 個人クレジットカードの利用状況

したがって、クレジットヒストリーを健全に保つことは、法人カード申請において非常に重要です。

法人カード・ビジネスカードの選び方

適切な法人カードを選択することは、企業運営において重要な戦略的決定の一つです。

【法人カード・ビジネスカードの選び方】

  • 年会費
  • 国際ブランドの選択
  • 利用できる限度額
  • 利用用途
  • カードのステータス

これらの要素を理解し、ビジネスのニーズに最適なカードを選ぶことが、経営効率と企業イメージの向上に繋がります。

年会費で選ぶ

年会費は法人カードを選ぶ際の最初の検討事項です。

カードによっては年会費無料のものから、年数十万円の高額なものまで様々です。

年会費の高いカードには、それに見合った高品質なサービスや特典が付随することが多いですが、ビジネスの規模や必要とするサービスを考えて、コストパフォーマンスに優れたカードを選択することが重要です。

国際ブランドで選ぶ

法人カードに搭載される国際ブランドには、以下の5種類があります

【選べる国際ブランド】

  • Visa
  • Mastercard
  • JCB
  • アメリカン・エキスプレス
  • ダイナースクラブ

国際ブランドを選ぶ際は、海外での使用頻度、加盟店のネットワーク、提供されるサービスの内容を考慮して選ぶことが大切です。

例えば、世界的に広い加盟店ネットワークを持つVisaやMastercardは、国際的なビジネスに適しています。

利用できる限度額の枠で選ぶ

法人カードの限度額は、大きなビジネス取引や急な出費に対応するために重要な要素です。

最も高い限度額を設定できるカードを選ぶことで、ビジネスの柔軟性が高まります。

しかし、限度額が高いカードは審査が厳しくなることもあるため、実際のビジネスの規模とニーズに合わせた選択が求められます。

利用用途に合わせて選ぶ

法人カードの選択において、ビジネスの主な利用用途を考慮することは極めて重要です。

海外出張が多い場合は、広い国際ネットワークを持つカードが望ましいですし、国内での利用が中心であれば、国内サービスが充実しているJCBのようなカードが適しています。

また、特定のサービスや特典を重視する場合は、それらを提供するカードを選ぶと良いでしょう。

カードのステータスで選ぶ

ビジネスカードのステータスも選択基準の一つです。

特にアメリカン・エキスプレスやダイナースクラブのように、ステータス性の高いカードはビジネスパートナーや顧客に対して良い印象を与えることができます。

これらのカードは一般に高品質なサービスや独自の特典が付帯しており、企業のプレステージを高めるのに役立ちます。

法人カード・ビジネスカードに関する質問

法人カードと個人カードは、ビジネスの運営と個人の生活をサポートするための重要なツールです。

これらのカードは多くの点で異なり、それぞれ独自の利点を持っています。

ここでは、法人カードに関する一般的な疑問に答えていきます。

法人カードと個人カードの違いは?

法人カードと個人カードの最大の違いは、以下の点にあります。

【法人カードと個人カードの最大の違い】

  • 年会費
  • 利用目的
  • 限度額
  • 付帯サービス
  • 支払い方法

法人カードは企業の経費管理や支払い効率化を目的として設計されており、通常、個人カードよりも高い限度額が設定されています。

さらに、法人カードにはビジネス利用に特化した独自の付帯サービスが多く含まれており、支払いは法人口座から行われることが一般的です。

また、年会費も個人カードに比べて高額な傾向にあります。

法人カードの申し込みに必要な書類は?

法人カードの申し込みには、以下の書類の提出を求められます。

【申し込みに必要な書類】

  • 代表者の顔写真付き身分証明書
  • 源泉徴収票
  • 確定申告書
  • 登記簿謄本
  • 登記事項証明書
  • 印鑑証明書
  • 決算書
  • 試算表
  • 事業計画書など

これらの書類は、カード会社によって異なる場合があるため、具体的な要件は申し込み前に確認することが重要です。

法人カードは設立間もない会社でも申し込める?

設立間もない会社でも法人カードの申し込みは可能ですが、カード会社によって受け入れ条件が異なります。

通常、会社の信用状況や経営状態を考慮した上で審査が行われますので、設立間もない場合は特に詳細なビジネスプランや将来の収益見込みを準備しておくと良いでしょう。

法人カードの名義は個人?それとも会社名?

法人カードの名義は通常、会社代表者や個人事業主の個人名義で発行されます。

これは、カードの利用が名義人に限定されるためで、ネットショッピングなどでは名義人の氏名を使用します。

名義の変更が必要な場合は、カード会社に連絡して手続きを行います。

法人カードの追加カードの審査はどのように進むの?

法人カードの追加カード発行時の審査は、基本的には本カードの審査に基づいています

そのため、本カードの利用状況が良好であれば、追加カードの発行に対する審査は簡易なものになるか、場合によっては必要ないこともあります。

ただし、追加カードの名義は個々の社員になるため、使用は名義人に限られます。

カード会社によっては、追加カード発行の際に特定の書類を求めることもありますので、事前に確認が必要です。

法人カード・ビジネスカードは目的に叶ったものを選ぶのがベスト

法人カードやビジネスカードを選定する際は、その機能やサービスが自身や企業のニーズと合致しているかを慎重に考える必要があります。

カード選択の過程で重要なのは、単に申し込みが可能かどうかではなく、事業運営をどのようにサポートしてくれるか、経費削減や事務手続きの簡素化にどの程度貢献してくれるかという点です。

事業運営の効率化やステータスの向上を目指す場合は、具体的な目的に合ったカードを選ぶことが重要です。

たとえば、海外出張が多い企業であれば、国際的な利用に強いカードを、日常的な経費の管理を重視する場合は、高いポイント還元率や経理処理を簡単にする機能を備えたカードを選択すると良いでしょう。

最適な法人カードやビジネスカードを選択することで、ビジネスのさまざまな面でメリットを享受し、企業運営をよりスムーズに、かつ効率的に進められます。

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